JPS5851069Y2 - 自動車用ア−ムレスト - Google Patents

自動車用ア−ムレスト

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Publication number
JPS5851069Y2
JPS5851069Y2 JP12087080U JP12087080U JPS5851069Y2 JP S5851069 Y2 JPS5851069 Y2 JP S5851069Y2 JP 12087080 U JP12087080 U JP 12087080U JP 12087080 U JP12087080 U JP 12087080U JP S5851069 Y2 JPS5851069 Y2 JP S5851069Y2
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JP
Japan
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engaging
armrest
core body
covering body
covering
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Expired
Application number
JP12087080U
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English (en)
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JPS5746032U (ja
Inventor
允孝 近藤
Original Assignee
鬼怒川ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用アームレストの改良に関する。
自動車用アームレストの機能としては、(1)ドアの開
閉時に把手部として使用できること、(2)乗員が肘を
乗せられること、(3)車両衝突時にアームレストに人
体がぶつかっても危険な突起物とならぬよう衝撃エネル
ギを吸収できる構造体であること、(4)表面の感触が
良いこと等が要求される。
これに対し、従来のアームレストとしては、例えば塩化
ビニルゾルを用いた回転成形法により成形された表皮の
内部に骨部となる鋼板製のフレームをインサートしたの
ち、注型法によりウレタン発泡液を注入して作られたも
の、あるいは、ポリプロピレン、ポリエチレン等の比較
的硬い熱可塑性合成樹脂材料を用いて、プロー成形で作
られたもの等がある。
しかしながら、前者のアームレストにあっては製造工程
数が多くそのためコストも高くなってしまう欠点があり
、また後者のアームレストにあっては、一回の工程で製
造できるため安価ではあるが、材質が硬いため感触が極
めて悪いという欠点がある。
この考案は上記の問題点に着目してなされたもので、ポ
リプロピレン等比較的硬い熱可塑性合成樹脂材料を用い
てブロー成形法で中空状の芯体を形成するとともに、軟
かい材料を用いて射出成形法等により芯体とは別個に被
覆体を形成し、この被覆体と上記芯体には互に係合可能
な係合溝と係合突起よりなる係合部及び芯体の取付面側
には断面のと刃状の係合部を設け、これらの係合部を係
合させて被覆体を芯体の上部すなわち肘当部に組み付け
ることによって、製造簡単かつ安価テ、肘当部の感触も
すぐれたアームレストを提供することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第1図において、1はポリプロピレン、ポリエチレン等
の比較的硬い熱可塑性合成樹脂材料を用いて、ブロー成
形法によって中空状に形成された芯体で、この芯体1は
両端に取付部1a、1aを有し、かつ中間に把手部1b
を有している。
前記取付部1aにはそれぞれ第3図に示すように、ドア
インナパネルにアームレストを固定するためのボルト挿
通孔2が形成され、また前記芯体1の上部には、取付部
1aの室内側、把手部1bの室内側および把手部1bの
ドアインナパネル側に沿って係合溝3が形成され、かつ
取付部1aの取付面側上部には第3図に示すように断面
のと刃状の係合部4が形成されている。
5は前記芯体1の上部に被覆装着される被覆体で、この
被覆体5は発泡塩化ビール等の軟い発泡材料を用いて射
出成彩法あるいは注型成形法によって形成されており、
この被覆体5は前記芯体1の上部形状に対応した形状を
なし、その外周に沿って垂下縁部5aが形成され、更に
この垂下縁部5aの内側には、前記芯体1外周の係合溝
3に係合可能な係合突起6と、前記芯体1の取付部1a
の保合部4に対応する位置に、同じく断面のこ刃状の保
合部7が形成されている。
そして、前記被覆体5の係合突起6および係合部7を前
記芯体1の係合溝3および係合部4に係合させることに
より、第2図のように被覆体5を芯体1の上部に結合さ
せて、アームレストの肘当部を構成するものである。
このように構成されたアームレストを車体の装着部に装
着することにより、芯体1ののこ刃状の係合部4と被覆
体5ののこ刃状の係合部Tとが係合した状態で芯体1の
取付部1aと車体の装着部との間に被覆体5の端部5b
、5bが挾持され、被覆体5はのこ刃状の係合部によ
り係合しているため芯体1より離脱不能となる。
上記のように構成されたアームレストによれば、芯体1
が適度な硬さを有するためドア開閉操作等によっては変
形せず、かつ車両衝突時には人体がぶつかると変形して
その衝撃エネルギを吸収して危険な突起部にはならず、
また、芯体1上部の被覆体5が適当な軟さを有している
ため、乗員が肘を乗せた際の感触が極めて良くなる。
以上説明したごとくこの考案は、熱可塑性硬質合成樹脂
材料により形成された中空状の芯体の上面肘当部に、軟
質材料により形成された被覆体を被覆させ、前記芯体と
被覆体にはそれぞれ互に保合可能な係合溝と係合突起よ
りなる係合部及び芯体の取付面側には断面のと刃状の係
合部を形成し、これらの保合部を係合させて前記被覆体
を前記芯体に結合させるようにしたので、各々1工程で
別個に成形された芯体と被覆体とをワンタッチで結合さ
せてアームレストを車体に装着後は、芯体より被覆体が
離脱できない構成とすることができるため、少ない工程
で前述したアームレストの機能1〜4を保有するすぐれ
たアームレストを安価に提供することができるとともに
、全体を合成樹脂で形成することができるため軽量化を
図ることができる。
また、芯体は各車種共通の色に統一して安価に形成し、
かつ被覆体は室内色に合わせて種種の色を付したものを
用意しておくことによって、より一層商品価値の高いア
ームレストを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアームレストの分解斜視図、第2
図は組立後のアームレストの斜視図、第3図は第2図に
おけるA−A断面図、第4図は同じ<B−B断面図、第
5図はC−C断面図である。 1・・・・・・芯体、1a・・・・・・取付部、1b・
・・・・・把手部、3・・・・・・係合溝(保合部)、
4.7・・・・・・係合部、5・・・・・・被覆体、6
・・・・・・係合突起(保合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に取付部、中間に把手部を有し、ドアインナパネル
    に固定される自動車用アームレストにおいて、熱可塑性
    硬質合成樹脂材料に、より形成された中空状の芯体の上
    面肘当部に、軟質材料により形成された被覆体を被覆さ
    せ、前記芯体の両端取付部の取付面側以外においては、
    前記芯体と被覆体には、それぞれ互に保合可能な係合溝
    と係合突起よりなる係合部を形成し、かつ、前記芯体の
    両端取付部の取付面側においては、前記芯体と被覆体に
    は、それぞれ断面のこ刃状の係合部を形成し、これらの
    係合部を係合させて前記被覆体を前記芯体に結合させた
    ことを特徴とする自動車用アームレスト。
JP12087080U 1980-08-26 1980-08-26 自動車用ア−ムレスト Expired JPS5851069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12087080U JPS5851069Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 自動車用ア−ムレスト

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JP12087080U JPS5851069Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 自動車用ア−ムレスト

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Publication Number Publication Date
JPS5746032U JPS5746032U (ja) 1982-03-13
JPS5851069Y2 true JPS5851069Y2 (ja) 1983-11-21

Family

ID=29481543

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JP12087080U Expired JPS5851069Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 自動車用ア−ムレスト

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JPS5746032U (ja) 1982-03-13

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