JPS5941882Y2 - コンソ−ルボツクスの蓋体 - Google Patents

コンソ−ルボツクスの蓋体

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Publication number
JPS5941882Y2
JPS5941882Y2 JP5554479U JP5554479U JPS5941882Y2 JP S5941882 Y2 JPS5941882 Y2 JP S5941882Y2 JP 5554479 U JP5554479 U JP 5554479U JP 5554479 U JP5554479 U JP 5554479U JP S5941882 Y2 JPS5941882 Y2 JP S5941882Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
lid
console box
opening
core body
Prior art date
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Expired
Application number
JP5554479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55155656U (ja
Inventor
英雄 萩原
Original Assignee
井上エムテ−ピ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井上エムテ−ピ−株式会社 filed Critical 井上エムテ−ピ−株式会社
Priority to JP5554479U priority Critical patent/JPS5941882Y2/ja
Publication of JPS55155656U publication Critical patent/JPS55155656U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車車内の小物入れとして使用されるコン
ソールボックスの蓋体の改良に関する。
近来自動車、ことに乗用車等の運転席側部に小物入れと
してのコンソールボックスが設置されることが多くなっ
てきており、このコンソールボックスの蓋体においても
自動車車内の他の部分と同様に安全性の観点から一定の
緩衝比を有することが要求されている。
従来のこの種蓋体にあっては、軟質合成樹脂からなる表
皮内面にリブを多数設けて緩衝比を付与したり、あるい
は真空成形等によって成形した表皮内側に軟質ウレタン
樹脂等の発泡体からなる適宜厚さのシートを内装して緩
衝比を得る構成としていたのであるが、蓋体の表面部は
ともかく、その側面または裏面側における緩衝比に欠く
嫌いがあった。
すなわち、表皮が例えば真空成形等によって成形される
場合、前記の緩衝体あるいは芯体を挿入するための表皮
裏面の開口を表皮本体部より小さく成形することが技術
上困難であるために、該開口部に裏蓋を被着した際に裏
蓋が該開口部全面に露出することになり、通常この裏蓋
はポリプロピレン樹脂またはABS樹脂等の硬い材質か
らなることも相俟って、不意の衝撃を受けた場合に人体
を傷害する危険性があった。
この考案はこのような状況に鑑みて提楽されたものであ
って、緩衝比に優れた乗員のために安全なコンソールボ
ックスの蓋体を提供することをその目的とするものであ
る。
以下添付の図面に従ってこの考案の詳細を説明すると、
第1図はこの考案の一実施例を示すコンソールボックス
Aの蓋体10の断面を示す斜視図である。
すなわち、この考案に係る蓋体10は、図示したように
、その外被ともいうべき袋状表皮11と緩衝体16と芯
体20と内蓋25から構成されており、内蓋25は薄肉
の蝶番部28を介してコンソー ルボックスAに取付け
られるものである。
図中29は取付部である。袋状表皮11は、蓋体の外表
面形状を規定するようにあらかじめ成形されたもので、
第2図および第3図においてその全体斜視図ならびにX
−X線の断面図を示したように、本体表面側よりも小さ
い開口12を有し、該開口縁813)こは適宜の切込1
4.14が設けられている。
図示した実施例では、開口縁部13が段部15を介して
設けられており、切込14は矩形の開口12の各コーナ
一部分に形成されている。
この表皮11は、軟質塩化ビニル樹脂または熱可塑性エ
ラストマーと呼ばれる軟質合成樹脂によって構成される
ことが伸良性もあって好ましく、′また均一な肉厚が得
られることから射出成形によって成形されることが望ま
しい。
緩衝体16は、軟質ポリウレタン樹脂発泡体等の合成樹
脂発泡体またはゴム発泡体等からなり、前記袋状表皮1
1の内側に挿入される。
芯体20は、図示したように蓋体10の芯材となるべき
もので、前記袋状表皮11と略近似した形状を有し、そ
の裏面側には内蓋25を固定するための取付孔23等の
取付部ならびに前記袋状表皮11の開口縁部13内側に
当接する脚21が形成されている。
なお、第4図の拡大断面図に示したように、芯体20の
開口縁部13と当接する脚21部分には、前記した開口
縁部13における段部15に適合するように切欠22を
設けておくことが、表皮11の固定上好ましい。
内蓋25は、表皮11における開口縁部13の外周と略
同−の形状を有し、その外周の端縁に設けられた鍔部2
6によって表皮の開目縁部13を前記芯体20との間に
挟着しうるように構成されている。
そして内蓋25に設けられた取付孔27にビス30等が
螺着され、前記芯体20に固定される。
すなわち第4図の要部拡大断面図に示したように、内蓋
25を芯体20に固着するに際して袋状表皮11の開口
縁部13に切込14を設けであるものであるから、該縁
部13は内蓋25の押込(こ引張られるようにして芯体
20(ここでは芯体20の脚21)に挟着される。
従って、内蓋25の表面を所望に応じて蓋体10内方へ
押し込むことが用能である。
以上のように、この考案によれば、開口を有する表皮を
袋状とし、かつその開口縁部に切込を形成したものであ
るから、該表皮内に緩衝体および芯体を挿入して、内蓋
を装着しても、内蓋は蓋体内方に押し込まれ、蓋体の側
面、裏面に露出することがなく、安全であり、自動車の
車内におけるコンソールボックスの蓋体として最適であ
る。
またこの考案にあっては、緩衝体の厚みを適宜選択する
ことにより所望の緩衝効果を得ることができ、従来の表
皮にリブを設けたものに比し、数段の優れた蓋体を提供
できる等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコンソールボックスの蓋体の一
実施例を示す断面を表わした斜視図、第2図は袋状表皮
の斜視図、第3図は第2図におけるX−X断面図、第4
図は取付状態を表わす蓋体の要部拡大断面図である。 10・・・・・蓋体、11・・・・・・表皮、12・・
・・・・開口、13・・・・・・開口縁部、14・・・
・・・切込、16・・・・・・緩衝体、20・・・・・
・芯体、25・・・・・・内蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体の外表面形状を規定するようにあらかじめ成形され
    た袋状表皮11の裏面側開口12の縁部・13に適宜の
    切込14,14・・・を形成し、該袋状表皮11内に緩
    衝体16および芯体20を挿入し、前記表皮の開口縁部
    13において内蓋25を装着して該表皮の縁部13を芯
    体20との間に挟着するようにしたことを特徴とするコ
    ンソールボックスの蓋体。
JP5554479U 1979-04-23 1979-04-23 コンソ−ルボツクスの蓋体 Expired JPS5941882Y2 (ja)

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JP5554479U JPS5941882Y2 (ja) 1979-04-23 1979-04-23 コンソ−ルボツクスの蓋体

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JP5554479U JPS5941882Y2 (ja) 1979-04-23 1979-04-23 コンソ−ルボツクスの蓋体

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Publication Number Publication Date
JPS55155656U JPS55155656U (ja) 1980-11-08
JPS5941882Y2 true JPS5941882Y2 (ja) 1984-12-04

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ID=29289755

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JP5554479U Expired JPS5941882Y2 (ja) 1979-04-23 1979-04-23 コンソ−ルボツクスの蓋体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885548U (ja) * 1981-12-04 1983-06-10 井上エムテ−ピ−株式会社 自動車用グロ−ブボツクスの蓋体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55155656U (ja) 1980-11-08

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