JPS6144516Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144516Y2 JPS6144516Y2 JP11984981U JP11984981U JPS6144516Y2 JP S6144516 Y2 JPS6144516 Y2 JP S6144516Y2 JP 11984981 U JP11984981 U JP 11984981U JP 11984981 U JP11984981 U JP 11984981U JP S6144516 Y2 JPS6144516 Y2 JP S6144516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- cushion body
- door trim
- groove
- skin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
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- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は局所的に優れクツシヨン性を有する自
動車用アームレスト付きドアトリムに係るもので
あり、更に詳しくは芯体のクツシヨン性を必要と
する部分に溝部を設け、この溝部にクツシヨン体
を固定して発泡シートと表皮材からなる複合シー
トあるいは表皮材を積層したアームレスト付きド
アトリムに関するものである。
動車用アームレスト付きドアトリムに係るもので
あり、更に詳しくは芯体のクツシヨン性を必要と
する部分に溝部を設け、この溝部にクツシヨン体
を固定して発泡シートと表皮材からなる複合シー
トあるいは表皮材を積層したアームレスト付きド
アトリムに関するものである。
従来のアームレスト付きドアトリムは第1図に
示すようにアームレスト1に該当する部分を突出
させた芯体2を使用し、その表面に予め塩ビ等の
表皮材3とPVC発泡体、ポリエチレン発泡体あ
るいはポリプロピレン発泡体からなる比較的肉厚
の発泡シート4を積層した均一の厚みを有する複
合シート5を貼合せた構造を有していた。しか
し、この場合、アームレストとして比較的クツシ
ヨン性を必要とする箇所においては、このような
均一の厚みをもつ複合シート5では十分なクツシ
ヨン性が得られないのが実状であり、また彎曲し
た芯体の箇所では複合シートが深絞りによつて延
伸されて薄肉化する傾向がある。
示すようにアームレスト1に該当する部分を突出
させた芯体2を使用し、その表面に予め塩ビ等の
表皮材3とPVC発泡体、ポリエチレン発泡体あ
るいはポリプロピレン発泡体からなる比較的肉厚
の発泡シート4を積層した均一の厚みを有する複
合シート5を貼合せた構造を有していた。しか
し、この場合、アームレストとして比較的クツシ
ヨン性を必要とする箇所においては、このような
均一の厚みをもつ複合シート5では十分なクツシ
ヨン性が得られないのが実状であり、また彎曲し
た芯体の箇所では複合シートが深絞りによつて延
伸されて薄肉化する傾向がある。
そのため、複合シートの発泡層を厚くする構造
が採用されているが、クツシヨン性をあまり要求
されない箇所において必要以上のクツシヨン性を
付与するのも不経済である。
が採用されているが、クツシヨン性をあまり要求
されない箇所において必要以上のクツシヨン性を
付与するのも不経済である。
本考案はこのような欠点を改善するもので、そ
の目的とするところは芯体−複合シートもしくは
芯体−表皮材からなるアームレスト付きドアトリ
ムにおいて局部的に優れたクツシヨン性を付与す
ることにあり、その特徴とするところは芯体に発
泡シートと表皮材からなる複合シートもしくは表
皮材を積層したアームレスト付きドアトリムにお
いて、前記芯体の突出したアームレスト部分の該
突出部分上面に溝部を形成し該溝部にクツシヨン
体を埋設して特定部分のみに優れたクツシヨン性
を付与せしめた点にある。
の目的とするところは芯体−複合シートもしくは
芯体−表皮材からなるアームレスト付きドアトリ
ムにおいて局部的に優れたクツシヨン性を付与す
ることにあり、その特徴とするところは芯体に発
泡シートと表皮材からなる複合シートもしくは表
皮材を積層したアームレスト付きドアトリムにお
いて、前記芯体の突出したアームレスト部分の該
突出部分上面に溝部を形成し該溝部にクツシヨン
体を埋設して特定部分のみに優れたクツシヨン性
を付与せしめた点にある。
以下、本考案の実施例を添付図面に従つて説明
する。
する。
第2図は実施例に係るアームレスト付きドアト
リムの斜視図であり、ドアトリム6の表面にアー
ムレスト7が一体に取り付けられている。第3図
は該第2図のA−A断面を示し、図において8は
ABS樹脂等の合成樹脂製の芯体で、該芯体8は
その一部から前記アームレスト7の部分が外側に
断面コ字状に突出し、この突出部分9の上面10
には凹状の溝部11が形成されており、ウレタン
スラブフオーム等のクツシヨン性良好なクツシヨ
ン体12が該溝部11内に埋設されている。この
クツシヨン体12は前記溝部11の深さとほゞ同
等の厚みのものを使用し、好ましくは該溝部11
に埋設した場合突出部分の上面10がほゞ面一に
なるようにする。
リムの斜視図であり、ドアトリム6の表面にアー
ムレスト7が一体に取り付けられている。第3図
は該第2図のA−A断面を示し、図において8は
ABS樹脂等の合成樹脂製の芯体で、該芯体8は
その一部から前記アームレスト7の部分が外側に
断面コ字状に突出し、この突出部分9の上面10
には凹状の溝部11が形成されており、ウレタン
スラブフオーム等のクツシヨン性良好なクツシヨ
ン体12が該溝部11内に埋設されている。この
クツシヨン体12は前記溝部11の深さとほゞ同
等の厚みのものを使用し、好ましくは該溝部11
に埋設した場合突出部分の上面10がほゞ面一に
なるようにする。
ここで上記アームレスト突出部分上面に溝部を
設けることはクツシヨン体12が該突出部分9の
上面10から剥離し、または移動するのを防止す
るためである。
設けることはクツシヨン体12が該突出部分9の
上面10から剥離し、または移動するのを防止す
るためである。
本考案ドアトリムにおいては局部的に大きなク
ツシヨン性を付与すればよく、そのためにクツシ
ヨン体12が使用されるが、このクツシヨン体1
2の剥離は後述の如く種々の弊害を生ずるので確
実に位置固定がされることが必要である。この場
合、クツシヨン体を確実に固定する手段としては
化学的手段、機械的手段の両方が考えられるがこ
こでは機械的手段を主として凹部を形成すること
によつてクツシヨン体を挿入している。
ツシヨン性を付与すればよく、そのためにクツシ
ヨン体12が使用されるが、このクツシヨン体1
2の剥離は後述の如く種々の弊害を生ずるので確
実に位置固定がされることが必要である。この場
合、クツシヨン体を確実に固定する手段としては
化学的手段、機械的手段の両方が考えられるがこ
こでは機械的手段を主として凹部を形成すること
によつてクツシヨン体を挿入している。
これによりクツシヨン体は一方向のみ外力を受
けるために本体より分離することが阻止される。
けるために本体より分離することが阻止される。
これを更に詳述すれば、従来の如く溝部を設け
ない場合においては前記クツシヨン体を接着剤等
を用いて直接、突出部分上面に固定しなければな
らなくなり、乗員のひじ等による外力に耐えられ
ず、クツシヨン体が剥離するたとが起こる。
ない場合においては前記クツシヨン体を接着剤等
を用いて直接、突出部分上面に固定しなければな
らなくなり、乗員のひじ等による外力に耐えられ
ず、クツシヨン体が剥離するたとが起こる。
特にかかるクツシヨン体12の剥離は突出部分
9の先端部分において多発し、この剥離発生部分
は、たとえ、僅かな部分であつても乗員がひじ等
を置いたときに浮いたような不快な感触を与える
ことを免れない。
9の先端部分において多発し、この剥離発生部分
は、たとえ、僅かな部分であつても乗員がひじ等
を置いたときに浮いたような不快な感触を与える
ことを免れない。
また、突出部分9の先端部分のクツシヨン体1
2の剥離が進行した場合、外力によつて先端部分
が引き離され、クツシヨン体12と突出部分9の
上面10の合わせ面部分の表皮材14が引きのば
されて皺になり、非常に見苦しいものとなる。
2の剥離が進行した場合、外力によつて先端部分
が引き離され、クツシヨン体12と突出部分9の
上面10の合わせ面部分の表皮材14が引きのば
されて皺になり、非常に見苦しいものとなる。
従つて、本考案においては突出部分の上面に溝
を形成し、クツシヨン体を埋設することによつて
クツシヨン体の位置固定を確実にすると共に要求
される局部的に大きなクツシヨン性を付与してい
るのである。
を形成し、クツシヨン体を埋設することによつて
クツシヨン体の位置固定を確実にすると共に要求
される局部的に大きなクツシヨン性を付与してい
るのである。
なお、図中、13は該芯体8の表面に貼り付け
られた複合シートであり、該シートは従前同様、
PVCあるいはABS樹脂とPVCのブレンド物等か
らなるシート状の表皮材14とPVC発泡体、ポ
リエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体の比較
的薄肉の発泡シート15を接着した構造からなつ
ており、芯体8と複合シート13との間には接着
層が存在している。
られた複合シートであり、該シートは従前同様、
PVCあるいはABS樹脂とPVCのブレンド物等か
らなるシート状の表皮材14とPVC発泡体、ポ
リエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体の比較
的薄肉の発泡シート15を接着した構造からなつ
ており、芯体8と複合シート13との間には接着
層が存在している。
このような複合シートを使用すれば前記突出部
以外の領域でもある程度、クツシヨン性が得られ
るが、本考案では発泡シートを使用することなく
表皮材14のみを積層しても充分、アームレスト
としてのクツシヨン性を与えることができる。
以外の領域でもある程度、クツシヨン性が得られ
るが、本考案では発泡シートを使用することなく
表皮材14のみを積層しても充分、アームレスト
としてのクツシヨン性を与えることができる。
以上の如く、本考案のアームレスト付きドアト
リムは芯体の突出部分の上面に溝部を設け、この
溝部にクツシヨン体を埋設することによつてアー
ムレストして必要なクツシヨン性を付与すること
ができるのみならず、クツシヨン体の位置固定を
確実にしてクツシヨン体の剥離、移動をなくする
と共に突出部分以外の領域においては複合シート
あるいは表皮材の厚みを大きくする必要がないた
め該ドアトリムの軽量化が可能になり、アームレ
スト付きドアトリムに要求される性能を一層良好
となし、実用的価値を一段と高めることができる
優れた効果を発揮する。
リムは芯体の突出部分の上面に溝部を設け、この
溝部にクツシヨン体を埋設することによつてアー
ムレストして必要なクツシヨン性を付与すること
ができるのみならず、クツシヨン体の位置固定を
確実にしてクツシヨン体の剥離、移動をなくする
と共に突出部分以外の領域においては複合シート
あるいは表皮材の厚みを大きくする必要がないた
め該ドアトリムの軽量化が可能になり、アームレ
スト付きドアトリムに要求される性能を一層良好
となし、実用的価値を一段と高めることができる
優れた効果を発揮する。
第1図は従来のアームレスト付きドアトリムの
断面図、第2図は本考案に係るアームレスト付き
ドアトリムの斜視図、第3図は同第2図のA−A
断面図である。 6……ドアトリム、7……アームレスト、8…
…芯体、9……突出部分、10……突出部分上
面、11……溝部、12……クツシヨン体、13
……複合シート、14……表皮材、15……発泡
シート。
断面図、第2図は本考案に係るアームレスト付き
ドアトリムの斜視図、第3図は同第2図のA−A
断面図である。 6……ドアトリム、7……アームレスト、8…
…芯体、9……突出部分、10……突出部分上
面、11……溝部、12……クツシヨン体、13
……複合シート、14……表皮材、15……発泡
シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 一部に突出したアームレスト突出部分を備え
た芯体に発泡シートと表皮材からなる複合シー
トもしくは表皮材を積層したアームレスト付き
ドアトリムにおいて、前記アームレスト突出部
分上面に溝部を形成し、該溝部にクツシヨン体
を埋設して特定部分のみ優れたクツシヨン性を
付与させたことを特徴とするアームレスト付き
ドアトリム。 2 クツシヨン体がウレタンスラブフオームから
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のアー
ムレスト付きドアトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11984981U JPS5825219U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | ア−ムレスト付きドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11984981U JPS5825219U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | ア−ムレスト付きドアトリム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825219U JPS5825219U (ja) | 1983-02-17 |
JPS6144516Y2 true JPS6144516Y2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=29913894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11984981U Granted JPS5825219U (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | ア−ムレスト付きドアトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825219U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014111347A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-06-19 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用の内装パネル及び車両用の内装パネルの製造方法 |
JP6178778B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2017-08-09 | 豊田鉄工株式会社 | 車両用ドアのプルハンドル |
-
1981
- 1981-08-11 JP JP11984981U patent/JPS5825219U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5825219U (ja) | 1983-02-17 |
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