JPH04314507A - 表皮一体発泡成形方法 - Google Patents

表皮一体発泡成形方法

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JPH04314507A
JPH04314507A JP3108150A JP10815091A JPH04314507A JP H04314507 A JPH04314507 A JP H04314507A JP 3108150 A JP3108150 A JP 3108150A JP 10815091 A JP10815091 A JP 10815091A JP H04314507 A JPH04314507 A JP H04314507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
skin
urethane
molded
slab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3108150A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Eguchi
江口 保義
Tamotsu Tanaka
保 田中
Masayuki Yamamoto
山本 誠之
Izumi Yuda
湯田 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANTO SHEET SEISAKUSHO KK
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
KANTO SHEET SEISAKUSHO KK
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KANTO SHEET SEISAKUSHO KK, Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical KANTO SHEET SEISAKUSHO KK
Priority to JP3108150A priority Critical patent/JPH04314507A/ja
Publication of JPH04314507A publication Critical patent/JPH04314507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表皮材と発泡ウレタン
のパッドとが一体に成形された製品の発泡成形方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】表皮材と発泡ウレタンパッドとが一体の
製品では例えば、自動車座席のヘッドレストにおいては
各種の構造のものがあるが、その中で表皮一体発泡ヘッ
ドレストは図5及び図6で示すように、ステー6を有す
るインサート部品4を内部に芯材として設置し、このイ
ンサート部品4の周囲と、スラブフォーム3を裏面にラ
ミネートした表皮材14との間にウレタンパッド5を設
けたヘッドレストが公知である。
【0003】この表皮一体発泡ヘッドレストの成形方法
において、部分的にパッドの硬さを変える(ソフト部分
を設ける)方法としては、ソフト部用のウレタン液とハ
ード部用のウレタン液との硬さの異なるウレタン2液を
注入する方法と、ファブリック表皮の裏面にラミネート
するスラブフォームの厚みを厚くする、又は硬さを変え
る方法がある。
【0004】前記2液を注入する成形方法は図5に示す
ように、予め縫製された表皮2とインサート部品4を発
泡型9内に装填し、開口部9bに位置したミキシングヘ
ッド11からソフト部用ウレタン液10を注入し、直ち
に材料を切り換え、同ミキシングヘッド11からハード
部用ウレタン液10aを注入して、型蓋9aを閉じて発
泡成形している。
【0005】また、前記スラブフォームを厚くする方法
は、ファブリック表皮に、10〜20mm程度の厚くて
柔らかいスラブフォームをラミネートした表皮材を、縫
製後発泡型9内に装填し、開口部9bに位置したミキシ
ングヘッド11からウレタン液10又は10aを注入し
て、型蓋9aを閉じて発泡成形している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記2液を注入する方
法においては、異なるウレタン液を短時間(数秒内)に
2回注入するので、作業が難しく、また、異なるウレタ
ン液が混合し、硬さの異なる所望のウレタンパッドが得
にくい。ウレタン液の混合を防止するために図7に示す
ように、底部に長い縫い代2bを設ける方法も考えられ
るが、縫製部を設けなければならず、コスト高となり、
また、この縫い線はデザイン的制約を受けることになる
【0007】前記スラブフォームを厚くする方法におい
ては、厚いスラブフォームを用いると縫製が難しくなる
。特に厚みが15mm以上になると、ほとんど縫製が不
可能となる。また、図8で示すように、縫製部Rがダレ
て、外観意匠が低下する等の問題がある。
【0008】また、2液を注入する方法及びスラブフォ
ームを厚くする方法ともにミキシングヘッド11により
ウレタン液10がスラブフォーム3に直接又は強く当た
る部位は図6で示すように、他の部位の含浸層8よりも
厚くて硬くなり、これがヘッドレストの場合、頭部が当
たる部分では感触で異物感を生じ、品質が著しく損なわ
れることになる。
【0009】本発明の目的は、このような問題を解消し
た表皮一体発泡成形方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、表皮の裏面にスラブフォームをラ
ミネートした縫製部分を有する袋状の表皮材の前記スラ
ブフォーム面の所定部に、発泡成形されるウレタンパッ
ドとは硬さの異なる独立気泡の樹脂発泡シート又は予め
裏面に樹脂フィルムを接着した連続気泡の樹脂発泡シー
トを予め接着し、この表皮材を発泡型内に装填してウレ
タン液を注入し、発泡成形することを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】上記の構成により、スラブフォームには従来技
術のようにウレタン液が直接又は強く当たる部位ほどの
厚い含浸層ができず、樹脂発泡シートにより部分的に柔
軟性を具現した表皮一体発泡成形品が得られる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、9は発泡型であり、ヒンジにより開
閉可能な合わせ型である。この図示の発泡型9はヘッド
レストを例にしたものであり、A部は頭部当り面、B部
はミキシングヘッド11によるウレタン液注入落下点、
Cは一般面に相当する。9aは型蓋、9bは前記型蓋で
開閉される開口部である。4は前記発泡型9内に装填さ
れたインサート部品、6はステーを示す。
【0013】表皮2は、図2〜図4で示すように、その
裏面にスラブフォーム3がラミネートされ、ヘッドレス
トのカバーでは、その所要の形態に縫製した縫製部分2
aを有している。
【0014】本発明は、前記表皮2のスラブフォーム面
の所定部、すなわち、図例のヘッドレストにおいては、
前記A部は頭部当り面、B部はミキシングヘッド11に
よるウレタン液注入落下点の部位に渡って、発泡成形さ
れるウレタンパッド5と同じ硬度、もしくは低硬度の独
立気泡又は連続気泡の樹脂発泡シート12を予め接着し
、この表皮2を発泡型内に装填してウレタン液を注入し
、発泡成形するものである。
【0015】前記前記表皮2のスラブフォーム13面に
予め接着される樹脂発泡シート12は、図2で示すよう
に、縫製部分2aから数mm乃至数10mmの間隔Lを
あけることが望ましい。
【0016】また、図2の樹脂発泡シート12は独立気
泡であるために必要はないが、図3で示す連続気泡の樹
脂発泡シート12の場合は、その表面に樹脂シート13
をラミネートして、含浸を遮断する。
【0017】上記本発明方法により発泡成形された表皮
一体ウレタン発泡成形品は、縫製部分2aに近いウレタ
ン液注入落下点のB部は直接ウレタン液が当たらないの
で、含浸層ができない。また、同時に樹脂発泡シート1
2が接着されている部分は樹脂発泡シート12の柔軟性
によりウレタンパッドよりもソフトな面が形成され、ヘ
ッドレストの場合ではA部は頭部当り面の感触の優れた
製品が得られる。
【0018】尚、ミキシングヘッド11によるウレタン
液注入落下点以外の部位は、ウレタン液が直接強く当た
らないために、図6で示すような厚い含浸層のない製品
となる。
【0019】尚、上記の実施例では表皮一体の発泡ウレ
タン構造のヘッドレストで説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他の製品にも適用することが
できることを付言する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、発泡型内に装填
されるスラブフォームをラミネートした縫製部分を有す
る表皮材の前記スラブフォーム面の所定部に、発泡成形
されるウレタンパッドと同硬度もしくは低硬度の独立気
泡の樹脂発泡シート又は予め裏面に樹脂フィルムを接着
した連続気泡の樹脂発泡シートを予め接着し、ウレタン
液を注入して発泡させるようにしたものであるから、ス
ラブフォームに厚い含浸層が生じることがなくなり、し
かもソフト感の優れた品質の良い表皮一体発泡製品を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を示す断面図
【図2】独立気泡の樹脂発泡シートを接着した製品の断
面図
【図3】連続気泡の樹脂発泡シートを接着した製品の断
面図
【図4】樹脂発泡シートを接着していない部分の本発明
製品の断面図
【図5】従来の製法の断面図
【図6】従来製法による不具合部分の断面図
【図7】ヘ
ッドレストの斜視図
【図8】図7のA−A線断面図
【符号の説明】
2  表皮 2a  縫着部分 3  スラブフォーム 9  発泡型 10  ウレタン液 11  ミキシングヘッド 12  樹脂発泡シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表皮の裏面にスラブフォームをラミネ
    ートした縫製部分を有する袋状の表皮材の前記スラブフ
    ォーム面の所定部に、発泡成形されるウレタンパッドと
    は硬さの異なる独立気泡の樹脂発泡シート又は予め裏面
    に樹脂フィルムを接着した連続気泡の樹脂発泡シートを
    予め接着し、この表皮材を発泡型内に装填してウレタン
    液を注入し、発泡成形することを特徴とする表皮一体発
    泡成形方法。
JP3108150A 1991-04-15 1991-04-15 表皮一体発泡成形方法 Pending JPH04314507A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009081927A1 (ja) * 2007-12-26 2009-07-02 Achilles Corporation 表皮一体発泡成形用の表皮材
JP2020110948A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 株式会社イノアック技術研究所 表皮一体発泡成形品と、その製造方法
US11633937B2 (en) * 2016-02-17 2023-04-25 Inoac Corporation Skin foam-in-place foamed article and production method thereof

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