JPS6225396Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6225396Y2 JPS6225396Y2 JP7663881U JP7663881U JPS6225396Y2 JP S6225396 Y2 JPS6225396 Y2 JP S6225396Y2 JP 7663881 U JP7663881 U JP 7663881U JP 7663881 U JP7663881 U JP 7663881U JP S6225396 Y2 JPS6225396 Y2 JP S6225396Y2
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- JP
- Japan
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- cushioning material
- skin
- frame
- hard
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 47
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 20
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポケツト付きシート、特にシートバツ
クフレーム（以下フレームという。）の外周を被
う緩衝材に関するものである。
クフレーム（以下フレームという。）の外周を被
う緩衝材に関するものである。
従来、車輛用シートのシートバツク部は、第１
図、第２図に示すようにフレーム１と、このフレ
ーム１に接続された弾性線２の表面側に載置され
た緩衝材３と、この緩衝材３の表面側全体を被う
表皮材４とから構成され、上記緩衝材３はたとえ
ば発泡ウレタン等から成るもので、緩衝材３の両
サイド側は後部方向に延長され、フレーム１の背
部側を被うように成形されている。上記表皮材４
における背部表皮４ａ側には、ほぼ矩形状となつ
たポケツト表皮５の左右両端６が縫い付けられて
いる。従つて、背部表皮４ａとポケツト表皮５と
でポケツト部が区画される。又ポケツト表皮５
は、その下部７側が背部表皮４ａに縫い付けら
れ、このポケツト表皮５の上部側開口部８を介し
て内部に小物等を収納できる構造となつている。
図、第２図に示すようにフレーム１と、このフレ
ーム１に接続された弾性線２の表面側に載置され
た緩衝材３と、この緩衝材３の表面側全体を被う
表皮材４とから構成され、上記緩衝材３はたとえ
ば発泡ウレタン等から成るもので、緩衝材３の両
サイド側は後部方向に延長され、フレーム１の背
部側を被うように成形されている。上記表皮材４
における背部表皮４ａ側には、ほぼ矩形状となつ
たポケツト表皮５の左右両端６が縫い付けられて
いる。従つて、背部表皮４ａとポケツト表皮５と
でポケツト部が区画される。又ポケツト表皮５
は、その下部７側が背部表皮４ａに縫い付けら
れ、このポケツト表皮５の上部側開口部８を介し
て内部に小物等を収納できる構造となつている。
しかしながら、従来の上記ポケツト付シートに
よれば開口部８を広げて小物を収納する際に、表
皮５に対し背部方向の引つ張り力が生じるため
に、これにより第３図に示すように特にフレーム
１の囲りの緩衝材３が圧縮力ｆを受けるために、
それを長期間繰り返すことにより、次第にフレー
ム１の近傍の緩衝材３が第２図ｂに示すように薄
肉状となつてしまいこれにより表皮４、背部表皮
４ａに対し緊張を与えることが出来なくなり、こ
の背部表皮４ａに取り付けられるポケツト表皮５
にいわゆるダレが生じ、又シートの両サイド側に
しわｍが発生してしまうという欠点を有してい
た。
よれば開口部８を広げて小物を収納する際に、表
皮５に対し背部方向の引つ張り力が生じるため
に、これにより第３図に示すように特にフレーム
１の囲りの緩衝材３が圧縮力ｆを受けるために、
それを長期間繰り返すことにより、次第にフレー
ム１の近傍の緩衝材３が第２図ｂに示すように薄
肉状となつてしまいこれにより表皮４、背部表皮
４ａに対し緊張を与えることが出来なくなり、こ
の背部表皮４ａに取り付けられるポケツト表皮５
にいわゆるダレが生じ、又シートの両サイド側に
しわｍが発生してしまうという欠点を有してい
た。
本考案の目的はフレームに対応する緩衝材の少
くとも一部を比較的硬質となつた緩衝材から形成
するようにし、ポケツト表皮の引つ張り力を受け
てもこの緩衝材の一部が容易に薄肉とならないよ
うにして上記欠点を除去するものであり、以下実
施例を用いて詳細に説明する。
くとも一部を比較的硬質となつた緩衝材から形成
するようにし、ポケツト表皮の引つ張り力を受け
てもこの緩衝材の一部が容易に薄肉とならないよ
うにして上記欠点を除去するものであり、以下実
施例を用いて詳細に説明する。
第４図、第５図は本考案によるポケツト付シー
トの一実施例を示す簡略構成図であり、同図にお
いて１０は矩形状となるように折曲成形されたフ
レームであり、このフレーム１０に弾性線１１等
が接続され、この弾性線１１及びフレーム１０の
前部側及び外周側は発泡ウレタン等から成る緩衝
材１２によつて被われており、更にこの緩衝材１
２の外周側はフレーム１０のほぼ背部側を被う如
く後部方向まで延長されている。上記緩衝材１２
の全体は図示しない表皮材によつて被われ、この
表皮材の背部側にはポケツト表皮が取り付けられ
る。本考案においては、フレーム１０の両サイド
の一部が対応する緩衝材１３を全体を被う緩衝材
１２よりも比較的硬質となつた緩衝材から形成す
る。すなわち緩衝材１２における背部側両端の一
部には凹部１４が形成されており、この凹部１４
が比較的硬質な緩衝材１３を接着剤等を用いて接
着して嵌合する。この場合凹部１４が形成される
位置は少なくともポケツト表皮の両サイドが対応
する部分である。
トの一実施例を示す簡略構成図であり、同図にお
いて１０は矩形状となるように折曲成形されたフ
レームであり、このフレーム１０に弾性線１１等
が接続され、この弾性線１１及びフレーム１０の
前部側及び外周側は発泡ウレタン等から成る緩衝
材１２によつて被われており、更にこの緩衝材１
２の外周側はフレーム１０のほぼ背部側を被う如
く後部方向まで延長されている。上記緩衝材１２
の全体は図示しない表皮材によつて被われ、この
表皮材の背部側にはポケツト表皮が取り付けられ
る。本考案においては、フレーム１０の両サイド
の一部が対応する緩衝材１３を全体を被う緩衝材
１２よりも比較的硬質となつた緩衝材から形成す
る。すなわち緩衝材１２における背部側両端の一
部には凹部１４が形成されており、この凹部１４
が比較的硬質な緩衝材１３を接着剤等を用いて接
着して嵌合する。この場合凹部１４が形成される
位置は少なくともポケツト表皮の両サイドが対応
する部分である。
以上の構成によれば、ポケツト表皮により表皮
に引つ張り力が生じても硬質となつた緩衝材１３
がこの圧力を受けるために、従来のように容易に
緩衝材の一部が薄肉となるという問題を解消で
き、緩衝材１３が長期間同一の成形状態を保つの
で常に表皮に対して緊張を与えることができポケ
ツト表皮がダレてしまつたり、あるいはシートの
両サイド側にしわが発生するという問題を解消出
来る。
に引つ張り力が生じても硬質となつた緩衝材１３
がこの圧力を受けるために、従来のように容易に
緩衝材の一部が薄肉となるという問題を解消で
き、緩衝材１３が長期間同一の成形状態を保つの
で常に表皮に対して緊張を与えることができポケ
ツト表皮がダレてしまつたり、あるいはシートの
両サイド側にしわが発生するという問題を解消出
来る。
なお、本考案においては、緩衝材１２の背部側
の両端の一部を硬質の緩衝材によつて形成するも
のとして説明したが、本考案はこれに限定されず
背部側の両端のほぼ全体を硬質の緩衝材によつて
形成してもよい。特にフレーム１０の外周に沿つ
てこの硬質緩衝材を設けるようにしてもよい。
の両端の一部を硬質の緩衝材によつて形成するも
のとして説明したが、本考案はこれに限定されず
背部側の両端のほぼ全体を硬質の緩衝材によつて
形成してもよい。特にフレーム１０の外周に沿つ
てこの硬質緩衝材を設けるようにしてもよい。
又、硬質緩衝材を形成する方法としては凹部１
４を設けたのち、ここに硬質の緩衝材をはめ込む
ことに限定されずあらかじめ軟質の緩衝材１２を
形成したのち、硬質の緩衝材を形成すべき部分に
硬質の樹脂を注入するようにして硬質化してもよ
い。
４を設けたのち、ここに硬質の緩衝材をはめ込む
ことに限定されずあらかじめ軟質の緩衝材１２を
形成したのち、硬質の緩衝材を形成すべき部分に
硬質の樹脂を注入するようにして硬質化してもよ
い。
以上、説明したように本考案によるポケツト付
シートによれば、フレームと、このフレームの前
部側及び全周に沿つて被う緩衝材と、この緩衝材
を被う表皮材と、この表皮材の背部側に設けられ
たポケツト表皮とから成るポケツト付シートにお
いて、上記ポケツト表皮の両サイド側が対応する
緩衝材の少なくとも一部を硬質の緩衝材から形成
したので、ポケツト表皮の引つ張り力を受けて容
易にポケツト両サイドに対応する緩衝材が薄肉化
されず、常にポケツト表皮に対し緊張を与えるこ
とができ、ポケツト表皮の成形性を保つことが出
来る。
シートによれば、フレームと、このフレームの前
部側及び全周に沿つて被う緩衝材と、この緩衝材
を被う表皮材と、この表皮材の背部側に設けられ
たポケツト表皮とから成るポケツト付シートにお
いて、上記ポケツト表皮の両サイド側が対応する
緩衝材の少なくとも一部を硬質の緩衝材から形成
したので、ポケツト表皮の引つ張り力を受けて容
易にポケツト両サイドに対応する緩衝材が薄肉化
されず、常にポケツト表皮に対し緊張を与えるこ
とができ、ポケツト表皮の成形性を保つことが出
来る。
第１図ないし第３図は、従来のポケツト付シー
トの一例を示す斜視図及び断面図、第４図、第５
図は本考案によるポケツト付シートの一実施例を
示す斜視図及び断面図である。 １０……シートバツクフレーム、１１……弾性
線、１２，１３……緩衝材、１４……凹部。
トの一例を示す斜視図及び断面図、第４図、第５
図は本考案によるポケツト付シートの一実施例を
示す斜視図及び断面図である。 １０……シートバツクフレーム、１１……弾性
線、１２，１３……緩衝材、１４……凹部。
Claims (1)
- シートバツクフレームと、このシートバツクフ
レームの全周及び前部側を被う緩衝材と、この緩
衝材の前面と、側面と、背面を被う表皮と、左右
両端及び下端がこの表皮の背部表皮側に取り付け
られたポケツト表皮とから成るポケツト付シート
において、上記ポケツト表皮の両サイドが対応す
る各サイドにおける上記緩衝材の少なくとも一部
を硬質の緩衝材から形成したことを特徴とするポ
ケツト付シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7663881U JPS6225396Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7663881U JPS6225396Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57188546U JPS57188546U (ja) | 1982-11-30 |
| JPS6225396Y2 true JPS6225396Y2 (ja) | 1987-06-29 |
Family
ID=29872316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7663881U Expired JPS6225396Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6225396Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628360Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1994-08-03 | 株式会社タチエス | シートバックのポケット |
-
1981
- 1981-05-27 JP JP7663881U patent/JPS6225396Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57188546U (ja) | 1982-11-30 |
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