JPS585073B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JPS585073B2
JPS585073B2 JP53014522A JP1452278A JPS585073B2 JP S585073 B2 JPS585073 B2 JP S585073B2 JP 53014522 A JP53014522 A JP 53014522A JP 1452278 A JP1452278 A JP 1452278A JP S585073 B2 JPS585073 B2 JP S585073B2
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JP
Japan
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trimmer
blade
gate
door
handle
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JP53014522A
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井口洋治
山田紀夫
那須佐太郎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP53014522A priority Critical patent/JPS585073B2/ja
Publication of JPS54106357A publication Critical patent/JPS54106357A/ja
Publication of JPS585073B2 publication Critical patent/JPS585073B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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【発明の詳細な説明】 本発明は扉によって開閉されるゲートからトリマー刃を
出入れする電気かみそりに関するものである。
この種のものとしては、実開昭48−24693号公報
や実公昭48−42311号公報に見られるように、ゲ
ートをばね付勢で閉じる扉を設け、トリマー刃を突出さ
せる時にはトリマー刃の先端で扉を押し倒すことでゲー
トを開くものがあったが、これら従来例にあってはゲー
トを開く際にばね付勢されている扉をそのばね付勢に抗
してトリマー刃で押し倒すものであり、トリマー刃の収
納時にあってはトリマー刃の後退で扉がそのばね付勢で
トリマー刃にあたり、トリマー刃に外力が加わってしま
うものであって、トリマー刃、殊に固定刃を損傷させた
り、固定刃と可動刃との位置関係がずれたりするおそれ
を有している。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは常時トリマー刃を露出させておくも
のではないので外観が良好である上に、ゲートを開閉す
る扉がトリマー刃にあたらず、ゲートの開閉及びトリマ
ー刃の出入れの際にトリマー刃に外力を与えてしまうこ
とがない電気かみそりを提供するにある。
以下本発明について説明すると、本発明は扉によるゲー
トの開閉とトリマー刃の出入れとの操作用のバンドルの
操作に対して、ゲートの開放の後にトリマー刃を突出さ
せ、トリマー刃の収納の後にゲートを閉塞する運動機構
部を備えている点に特徴を有して、この構成によって、
トリマー刃のゲートからの出入れの際にトリマー刃に扉
があたらぬようにしたものであって、以下図示実施例に
基いて詳述すると、第1図は実施例の斜視図、第2図は
縦断面図であって、13は外刃フレームであり、髭導入
用の小孔が多数列設された円弧球面体状の外刃15を支
持している。
この外刃フレーム13の外周面は横断面が多角形となる
ようにカット面20が施されて外刃フレーム13着脱時
におけるすべり止めとなっている。
外刃15は外刃フレーム13の下方より配設された後、
外刃フレーム13内部に圧入される係止リング18によ
って外刃15の外周縁が外刃フレーム13との間で挟持
されている。
係止リング18の下部は外刃フレーム13下部内面に螺
設された雌ねじ部21上端より下方に垂下され且つ内部
に突出したリブ19となっており、外刃フレーム13の
内部空間に配置される内刃ブロック16外周縁に突設さ
れた突片22先端がリブ19先端とわずかに係合するよ
うにしである。
すなわち内刃ブロック16の外刃フレーム13よりの脱
落を防止しているものである。
もちろん人為的に外せるようになっている。
係止リング18のリブ19はまた内刃ブロック16に装
着された内刃17と外刃15との摺接により切断した髭
屑が内刃ブロック16の回転によって生じる遠心力によ
り四周に飛散して雌ねじ部21に致るのを防いでいる。
リブ19によって内刃ブロック16が回転する際に生じ
る空気流を軸方向に向けて髭屑を中央に集めるのである
係止リング18としての形状は第4図に示すようなもの
でも良い。
外刃フレーム13は本体ハウジング1上端にある刃取付
台23の雄ねじ部24に螺着される。
本体ハウジング1は電池81及びモータ80を収納する
下部ハウジング12とトリマーブロックA等の機構部を
収納する上部ハウジング11とより構成され、上部ハウ
ジング11上端には前述の刃取付台23が固着されてい
て下部ハウジング12下端の開口には電池カバーブロッ
ク1′4が着脱自在に嵌着されている。
電池カバーブロック14は第17図に示すようにその両
側に係止突片82,82が垂設され、また前背部には圧
入ガイドリブ84.84が夫々垂設されている。
係止突片82.82上端には外方に向けて電池カバーフ
ック83が夫々突設されていて、下部ハウジング12内
側面の下部に凹設された電池カバー係止用凹所90に係
止される。
係止突片82゜82外面に設けられた円形状の指尚部8
6を押して係止突片82をたわ1せることで電池カバー
係止用凹所90と電池カバーフック83との係止を外せ
るようになっている。
相対向して垂設されている圧入ガイドリブ84,84は
その間に二本の電池8L81が配置されるようになって
おり、一方の圧入ガイドリブ84上端には更に逆装填防
止突起85が上方に延設されている。
電池カバーブロック14を下部ハウジング12に取付け
た時圧入ガイドリブ84は下部ハウジング12内に入る
のであるが、この時下部ハウジング12内に配設された
モータ基台91より垂下した逆装填防止リブ92と逆装
填防止突起85が当たると電池カバーブロック14の取
付けが妨げられるようにしである。
電池カバーブロック14の内底面には通電金具87が配
設される。
この通電金具87は補強リブを有する中央部より前後に
圧入突起89が延設されており、両側には螺旋状の接触
ばね部88.88が夫々設けられて中央部を介して一体
に形成されている。
圧入ガイドリブ84の内面中央に施こされた縦溝93内
に圧入突起89を圧接させつつ押し込むことで簡単に電
池カバーブロック14の内底面に配置できるようにしで
あるものである。
また接触ばね部88,88及び中央部は一体に形成され
ているのであるが、電池カバーブロック14に押し込む
時にはその中央部のみを押圧して圧入すれば良く、接触
はね部88,88が変形するおそれもないものである。
下部ハウジング12内に配設されるモータ基台91は両
側に弾性突片94,94が夫々垂設されていて弾性突片
94上端には外方に向はモータ基台係止爪95゜95が
突設されている。
このモータ基台係止爪95が下部ハウジング12内側面
上部に設けられたモータ基台係止用凹所96に係着して
固定されるものである。
モータ基台91上面中央にはモータ80の下部が嵌入す
るモータ配置用円筒97が設けられており、モータ基台
91の底面−側部よりには第25図に示すように陽極端
子用透孔98があけられている。
モータ80底面の端子に圧入係止により固着された陽極
金具79はこの陽極用透孔98より下方に露出し、電池
81の陽極と接触する。
78は陰極金具であってその横片78aがモータ基台9
1下面に係着され、縦片78bは弾性突片94とモータ
配置用円筒97外面との間を通って上方に突設されるも
のである。
縦片78b上端はく字状に折曲されて後述する接点金具
77下端に接続される。
モータ基台91下面より垂下された前述せる逆装填防止
リブ92は第25図に示すように片方によせて形成して
あり、電池カバーブロック14の逆装填を防止している
上部ハウジング11の下部の小径部11aは下部ハウジ
ング12内に挿入されるものであり、中央円形部11b
はリング状のバンドル5の取付部となっていて、上部は
上端径が大きくなったカップ状部11cとなっている。
ここで下部ハウジング12の横断面形状は略楕円形とな
っているのであるが、上部ハウジング110力ツプ状部
11cの前背面下部を夫々カットして下部ハウジング1
2上端の形状と等しい略楕円形としである。
これに対し、下部ハウジング12と上部ハウジング11
のカップ状部11cとの間に配設されてスイッチの切換
及びトリマーブロックAの操作を行なうバンドル5は円
形リング状であって、本体ハウジング1の長径と略同じ
外径に形成しである。
このため本体ハウジング1の短径部よりバンドル5が第
21図aに示すように突出して操作を行ないやすいよう
にしである。
バンドル5の切換位置の表示はこのバンドル5が突出し
ている本体ハウジング1の短径部に設けられている。
本体ハウジング1とバンドル5との形状はその他第21
図す、cに示すようにしても良い。
いずれにおいてもバンドル5の一部を本体ハウジング1
より突出させてこのバンドル5を回転させるという操作
性を向上させである。
上部ハウジング11の下部ハウジング12への取付けは
次のようにして成される。
前述のように上部ハウジング11上面には刃取付台23
が配設されるのであるが、この刃取付台23より挿通し
た取付ねじ26を上部ハウジング11を通して下部ハウ
ジング12内に固着されているモータ基台91に螺着し
て取付ける。
すなわちモータ80を引上げるようにして上部ハウジン
グ11内に納められる機構部とのがたつきを防いでいる
のである。
上部ハウジング11のカップ状部11c内には床27が
設けられており、床27の両側にある挿通孔27aを通
された取付ねじ26は円形部11b下面より小径部11
a両側外面に夫々二条縦に設けられている一対の嵌合リ
ブ28゜28間を通ってセータ基台91のモータ配置用
円筒97外面と弾性突片94との間に設置されたねじ孔
に螺合するのである。
この時、下部ハウジング12内面との間に第23図に示
すように間隙を有して係着されていた弾性突片94が広
がって第22図に示すように下部ハウジング12内面に
圧接し、モータ基台91の抜は止めがなされる。
モータ基台91のモータ配置用円筒97上面に小径部1
1a下端が当接して上下の位置決めがなされるとともに
弾性突片94,94内面に設けられた二条の縦リブ99
,99が嵌合リブ28,28と嵌合して固着される。
モータ80の上部は上部ハウジング11の小径部11a
内に収納され、上端の出力軸76に取付けられた駆動軸
75は床27中央のボス29より上方に突出する。
床27下面の凹所27bはモータ80の出力軸76の中
心をだすためのものである。
ボス29の下端周囲には円筒台30が設けられ、この円
筒台30を軸として一定角度回転自在な操作板32が配
設される。
操作板32は第13図に示すように両側端より夫々係止
爪33.33が垂下芒れており、この係止爪33,33
は床27の外周部に円弧状に削設された溝より円形部1
1b外面に露出するようにしである。
係止爪33はバンドル5の内周面に突設された一対の係
合突起34,34間に嵌合し、バンドル5の回動により
操作板32が共に回動するようにしである。
第20図においてバンドル5の内周部に設けられている
数個の円弧状切欠35は小径部11a外面に露出してい
る取付ねじ26の軸部とクリック係合するものであって
、バンドル5によるスイッチのオンオフを明確にしてい
る。
円弧状切欠35はバンドル5の半周につき、すなわち一
方の取付ねじ26につき計三個設けられている。
このようにバンドル5と連結される操作板32はその一
側部下面には可動接点ばね36が配置され、他側部上面
には軸側に歯を向けてギア37が設けられている。
可動接点ばね36はモータ80への通電を開閉するもの
であって、床27に係着されその脚片が小径部11aの
外面に致るように垂下されて陰極金具78と接触してい
る接点金具77と、同じく床27に係着されて二個の接
点部を有する接点板73のいずれか一方の接点部とを導
通させる。
接点板73は床27の下方より床27に取付けられるも
のであり、モータ80の側面及び上面を覆っている金属
ケースの上面と接触しているものである。
金属ケースとモータ80下面の陰極側の端子とは金具7
2によって接続されているため、接点板73と接点金具
77及び可動接点ばね36よりなるモータ80のスイッ
チが構成されている。
このスイッチはバンドル5によって操作板32両端が下
方に引かれているため接点交換が良好に行なわれる。
操作板32のギア37は床27より立設された軸31に
遊嵌された操作車38の下段ギア38aと噛合う。
39は操作車38の抜は止め用リングである。
操作車38には更に上段ギア38cと中段ギア38bが
設けられており、夫々扉操作板41とトリマー操作板4
0を駆動している。
下段ギア38aはその全周に歯が切られているが、上段
ギア38cは略半周に、中段ギア38bは更に少数の歯
しか切られていない。
トリマー操作板40はその円筒部42がボス29に回転
自在に遊嵌されるものであって円筒部42外面には第1
6図aに示すように中段ギア38bと略同数の歯を持ち
且つ両側にスリップ用切欠44,44が設けられた従動
ギア43が設けられていて中段ギア38bと噛合うもの
であるが、操作車38の回動の大部分はスリップ用切欠
44内にて行なわれ、中段ギア38bの歯が従動ギア4
3の歯と係合した時にのみトリマー操作板40が回動す
る間欠動作としである。
トリマー操作板40の円筒部42はまた扉操作板41の
回転軸ともなっており、トリマー操作板40と同軸にて
扉操作板41は回動する。
46は扉操作板41の従動ギアであり、上段ギア38c
と略同数の歯を有し、両側にはスリップ用切欠44が設
けられていて、操作車38の略半周の回動についてはス
リップし、残る略半周についてのみ従動して扉操作板4
1は回動する。
トリマー操作板40の上面にはカム溝45が削設されて
いる。
カム溝45の一端は軸側に位置し円周方向側に曲つて係
止溝部45aとなっており、他端は外周方向に円弧状に
延びている。
47は扉操作板41より延出された扉係合杆である。
これら機構部が配置されたカップ状部11cの下部に対
し、上部にはトリマーブロックAが収納されている。
第6図に示す48は円板状のトリマー押え板であって両
側には取付ねじ挿通孔49,49が夫々穿孔され、中央
には駆動軸挿通孔50が穿孔され、更に駆動軸挿通孔5
0から後方に向けてトリマーピンガイド溝51が形成さ
れている。
52は押えばね部である。
このトリマー押え板48は機構部の上面に配置されてト
リマーブロックAを他の機構より区画するとともに押え
ばね部52によってトリマーブロックAを上方に押し上
げている。
3はトリマーブロックAの刃部が出入するゲートであり
、上部ハウジング11のカットが施こされた部分の上部
に形成されていてゲート3上端は開放されている。
カップ状部11c内周部にはゲート3を閉塞する扉4下
縁の摺動溝53が形成され、またカップ状部11c上端
に取付けられる刃取付台23の下面外周部には扉4の上
縁が摺動するリング状溝54が設けられている。
このリング状溝54はまた上部ハウジング11上縁の嵌
合リブ114とも嵌合する。
扉4の下縁の一部は切起こしによって連結突起55が立
設されており、この連結突起55は扉操作板41の扉係
合杆47と係合し、扉操作板41の回動により扉4はカ
ップ状部11c内面を摺動してゲート3を開閉するわけ
である。
115は刃取付台23の位置決め用突起である。
次にトリマーブロックAについて説明する。
トリマーブロックAはトリマー基台56に各部品が装着
されて構成されているもので、前部下面には固定刃57
、可動刃58、駆動子69及び押え板60が取付けられ
、後部には駆動杆61が取付けられる。
トリマー基台56の前部上面にはガイドピン62が立設
されており、後端下部にはトリマーピン63が垂下され
ている。
トリマーブロックAは前述のように刃取付台23の下方
に配置され、またトリマー押え板48によって上方に押
上げられているのであるが、刃取付台23の前部下面に
は二条のガイド突リブ71,71が前後方向に突設され
、両ガイド突リブ71,71間中央にはガイドピン摺動
凹溝64が前後方向に削設されている。
また刃取付台23の後部両側を下方に凹設して上面が二
ケ所の 屑留りとなる凹部65,65を形成しであるが
、下面においてはこの両凹部65.65の裏面間にトリ
マー基台56の後部が位置して前後方向の移動がガイド
されるようにしである。
ガイドピン62はガイドピン摺動用凹溝64によってガ
イドされ、トリマーピン63はトリマーピンガイド溝5
1によってガイドされ、また両ガイド突リブ71,71
によってトリマー基台56の前部側面がガイドされてト
リマーブロックAの前後移動を直線状にしかもがたつく
ことがないようにしである。
66はトリマー押え板48の取付ねじ挿入孔49と嵌合
してトリマー押え板48の位置決めをする突部であり、
中央が取付ねじの挿通孔となっている。
トリマーピン63はトリマーピンガイド溝51に嵌まる
だけでなく、トリマー押え板48の下方に位置している
トリマー操作板40のカム溝45に嵌まるものであり、
トリマー操作板40の回動によってカム溝45はトリマ
ーピンガイド溝51と重合する部分が軸側から外周側へ
あるいは外周側から軸側へと変化するが、この動きによ
ってトリマーピン63を介してトリマーブロックAを前
後方向に移動させるわけである。
トリマー基台56の前部下面には一対の係止突起67.
67が突設されている。
トリマー刃2を構成する固定刃57と可動刃58のうち
固定刃57には係止突起67に嵌合する一対の係止孔6
8,68が穿孔されており、可動刃58には係止突起6
7が摺動自在な一対の横長孔69゜69が穿孔されてい
る。
可動刃58中央の角孔70は駆動子59上面中央に突設
した駆動ピン25と係合し、駆動子59はその下面に垂
下された連続ピン100がトリマー基台56の後部下面
に配設される駆動杆61の前端の連結突部105に係合
されている。
駆動子59の下方には押え板60が取付けられる。
この中央部にばね部103を有して駆動子59を上方に
押上げている押え板60はその両側に嵌合孔104,1
04を有し、トリマー基台56前部両側の弾性壁101
,101内面に夫々突設された嵌合突起102と係合固
着されているもので、中央のばね部103の横振れをも
防いでいるものである。
駆動子59及び押え板60の上方から見た斜視図を第1
0図、第11図に示す。
駆動杆61は径小部107と径大部1106が連続した
環状に形成されたものであって、一方の側部がトリマー
基台56にピン108によって回動自在に取付けられ、
他方の側部の偏平部109がトリマー基台56に設けら
れた上下に対向するストッパー110,111間に挾ま
れて上下の振れが防止されている。
この駆動杆61はモータ80の回転を偏心カム10を介
して往復振動に変えるのであるが偏心カム10は内刃ブ
ロック16に回転を伝える非円形状の連結軸9と一体に
形成されており、モータ80の出力軸76に接続した駆
動軸75の一部を切欠いて断面を非円形とした非円形部
74に嵌着させである。
このようにすることにより組立分解時の作業を単に嵌め
込んだり抜いたりするだけで良いし、また圧入する時の
ような軸倒れを招くおそれをなくしている。
偏心カム10は環状の駆動杆61内に位置して回転する
のであるが、径大部106においては駆動杆61と接触
することがなく、トリマーブロックAの前進によって駆
動杆61の後部側である径小部107内に位置すると径
小部107と係合し、回転を伝える。
第12図a、bにこの状態を示す。トリマー刃2が突出
した時にのみ駆動力が働くようにしであるわけである。
次に動作を説明する。
トリマー刃2を使用せず、モータ80への通電が切られ
ているオフ時にはバンドル5の中央にある円弧状切欠3
5が取付ねじ26の軸部とクリック係合しており、ゲー
ト3は扉4によって閉じられ、トリマーブロックAは第
26図に示すように刃取付板23の下方に収納されてい
る。
この時における扉操作板41と操作車38及び操作板3
2の状態を第29図に示す。
この状態からバンドル5を上方から見て時計方向に少し
回転させるとバンドル5は隣接する円弧状切欠35が取
付ねじ26とクリック係合し、接点板73の一方の接点
部と接点金具77とを操作板32下面の可動接点ばね3
6が導通せしめ、モータ80に通電する。
モータ80の回転は連結軸9を介して内刃ブロック16
に伝えられて内刃17を回転させる。
このバンドル5の時計方向の回転によって操作板32を
介して操作車38が同じく時計まわりに回転するが、扉
操作板41の従動ギア46に上段ギア3838cの回転
は伝わらずスリップ用切欠44内にてスリップするのみ
で扉操作板41を回転させることはなく、また中段ギア
38bもトリマー操作板40のスリップ用切欠44内で
回転するのみである。
オフの状態から逆に反時計まわりにバンドル5を回転さ
せると操作車38はその反時計まわりの回動を扉操作板
41の従動ギア46に伝えて扉操作板41を時計まわり
に回転させ、扉4を移動させて第32図に示すようにゲ
ート3を開く。
これより更にバンドル5を回転させても上段ギア38c
は他方のスリップ用切欠44内に入って扉操作板41を
更に回転させることはない。
このように扉4を移動させてゲート3を開くのであるが
、トリマー刃2の出入れは次のように行なわれる。
第30図は扉操作板41を回転させている途中における
中段ギア38bとトリマー操作板40の円筒部42との
位置関係を示すものであるが、このように扉操作板41
の回転中にあっても中段ギア38bはスリップ用切欠4
4においてスリップしており、トリマー操作板40は回
転しない。
バンドル50回転につれて中段ギア38bの歯は従動ギ
ア43と接近し、第32図の扉操作板41の回動が終る
時点から噛合ってトリマー操作板40を回動させるので
ある。
トリマー操作板40の回転はトリマー押え板48のトリ
マーピンガイド溝51と重合するカム溝45を急速に外
周側から軸側に変化させる。
このためトリマーピンガイド溝51とカム棒45とにト
リマーピン63を挿入しているトリマーブロックAは各
部にガイドされつつ、またトリマー押え板48の押えば
ね部52に下面が弾接し、トリマー基台56上面の弾性
突部112が刃取付台23下面に弾接しながらそのトリ
マー刃がゲート3より外部に出てくるのである。
トリマーピン63は最終的に係止溝部45aに位置して
トリマー刃2の後退が防止される。
第31図はこうしてトリマーブロックAを前進させた後
も更にバンドル5を反時計まわりに回動させた時点にお
けるものであって、中段ギア38bはすでに他方のスリ
ップ用切欠44内にてスリップしている。
この時点ではバンドル5の残る円弧状切欠35が取付ね
じ26の軸部とクリック係合し、操作板32下面の可動
接点ばね36によって接点板73のさきほどとは異なる
接点部と接点金具77とを導通させてモータ80に通電
しているのである。
モータ80の回転は偏心カム10、駆動杆661、駆動
子59を介して可動刃58を往復振動させる。
バンドル5の回動によってまず扉4が動いてゲート3を
開き、しかる後トリマー刃2がゲート3より出てその後
スイッチが入りトリマー刃2に駆動力が作用するのであ
る。
バンドル5を逆回転させればまずスイッチが切れ、トリ
マー刃2が後退して上部ハウジング11内に収納される
とともに駆動杆61と偏心カム10との係合が外れ、そ
して扉4が動いてゲート2を閉じるのである。
本発明は上述のように本体ハウジングに設けられたトリ
マー刃出入れ用のゲートを扉にて開閉自在としたのでト
リマー刃を使用しない時はこのゲートを扉にて閉塞しト
リマー刃を収納しておくことでデザイン的にもすつきり
とし、またトリマー刃の破損を防止することができるも
のであり、更にゲートの開閉とトリマー刃の出入れとを
バンドルの操作に連動させたので、バンドルの操作のみ
でゲートを開いてトリマー刃を出し、またトリマー刃を
収納してゲートを閉じることができるものであり、使用
性が良好なものでちり、しかも上記連動を行なわせる連
動機構部は、バンドルの操作に対してゲートを開放した
後にトリマー刃を突出させ、トリマー刃を収納した後に
ゲートを閉塞させるものであるから、トリマー刃がゲー
トの開閉用の扉にあたることが全くなく、従ってトリマ
ー刃に外力が加わらず、トリマー刃の損傷が防止される
とともにトリマー刃における固定刃と可動刃との位置関
係がずれたりせず良好な切れ味を保ち得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明一実施例の斜視図であってaはゲ
ートを閉じた状態、bはゲートを開いてトリマー刃を出
した状態におけるものであり、第2図は同上の縦断面図
、第3図は外刃フレームと内刃ブロックとトリマーブロ
ックを下方に収納した刃取付台の分解斜視図、第4図は
同上の外刃フレームの他の実施例を示す断面図、第5図
は同上の平面図、第6図は刃取付台、トリマーブロック
、トリマー押え板の下方から見た分解斜視図、第7図は
トリマーブロックの斜視図、第8図はトリマーブロック
の下方から見た分解斜視図、第9図はトリマー基台の斜
視図、第10図は駆動子の斜視図、第11図は押え板の
斜視図、第12図a、bは駆動杆と偏心カムとの係合状
態を示す概略図、第13図は上部ハウジングに装着され
る各部品の分解斜視図、第14図は扉の斜視図、第15
図は操作車の断面図、第16図aはトリマー操作板の底
面図、第16図すは扉操作板の底面図、第17図は下部
ハウジング、モータ基台、電池カバーブロックの分解斜
視図、第18図は下部ハウジングの断面図、第19図は
通電金具の平面図、第20図は第2図中X−X線におけ
る横断面図、第21図a、b、cは夫々ハンドルと本体
ハウジングとの横断面形状を示す概略図、第22図はゲ
ートが開いた状態における部分断面図、第23図はモー
タ基台と下部ハウジングとの断面図、第24図は下部ハ
ウジングと電池カバーブロックとの接続状態を示す部分
断面図、第25図は下部ハウジングとモータ基台の底面
図、第26図a、bは刃取付台とトリマー押え板との間
に収納されたトリマーブロックを示すものであって同図
aは上方から、同図すは下方から見た斜視図、第27図
a、bは同上のトリマーブロックが前進した状態におけ
る上方と下方から見た斜視図、第28図は同上及び上部
ハウジングの上端の縦断面図、第29図、第30図、第
31図及び第32図は同上の動作説明図である。 1は本体ハウジング、2はトリマー刃、3はゲート、4
は扉、5はハンドルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トリマー刃出入れ用のゲートを備えた本体ハウジン
    グと、上記ゲートを開閉する扉と、上記ゲートから出入
    シされるトリマー刃と、扉によるゲートの開閉とトリマ
    ー刃の出入れとの操作用のハンドルとを有するとともに
    、ハンドルの操作に対してゲートの開放の後にトリマー
    刃を突出させ、トリマー刃の収納の後にゲートを閉塞さ
    せる連動機構部を備えていることを特徴とする電気かみ
    そシ。 2 トリマー刃を駆動するモータへの通電をハンドルに
    て制御して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電気かみそり。 3 連動機構部に間欠ギア乃至カムを用いて成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気かみそり。 4 ハンドルの操作によってトリマー刃及び扉を夫々移
    動させる操作板をモータの出力軸と同軸に配置して成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気かみ
    そり。 5 ハンドルをリング状とするとともにハンドルの一部
    を本体ハウジングより外方に突出させて成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電気かみそり。 6 本体ハウジング上部に形成せるゲートを上方に開口
    させるとともに本体ハウジング上面に配設した刃取付台
    下面外周に扉上縁が摺接するリング状溝を設け、刃取付
    台に外刃を保持せる外刃フレームを取付けて成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気かみそり。
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842311U (ja) * 1971-09-20 1973-05-30
JPS4824693B1 (ja) * 1967-11-29 1973-07-23

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