JPS5850274A - ウインドガラス昇降案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車両用ウィンドガラスの昇降装置における昇
降案内装置に関する。

従来、自動車等のウィン）トガラスの昇降装置としては
、リンク式、ゴルテ゛ワイヤ式、テープ式、ラック式等
種々の機構が提案されているが、この発明はこれらのう
ち、車体側に固定され九ガイドレールとこのガイドレー
ルに嵌合したガラス側のガイドローラ、スライダ等のガ
イドフォロワとからなる昇降案内装置を有するゴルデワ
イヤ式、７７１式、ラック式等の昇降装置に適したもの
である。

従来、サツシュ付ドアに設けられるウィンドガラス昇降
装置では、一般に、ウィンドガラスの側縁をドアサツシ
ュで案内するように構成されている。ｔた、第１図に示
すように、ドアｌのサツシェ２に゛よ〉案内されるウィ
ンドガラスの軌跡Ａと平行に、昇降案内装置を構成すゐ
ガイドレール３を配設してドアインナパネルＩａに固着
゛していた。

ところが、車両用ドアではドア閉時や高速走行時のすい
出しによりドアサツシ３−２がドアウェスト部１ｂにて
変形し、外側に傾いてしまうため、ガラスの移動軌跡が
変わってガイドレール３と軌跡Ａとが平行でなくなり、
ガイドレール３とこれに嵌合し九ガラス側のガイドロー
ラとの摺動抵抗が増加し、レギュレータノ・ンドルの操
作性が悪くなってしまうという問題点があった。

この発明は上記のようが問題点に着目してなされ九もの
で、ガイドレールとガラス軌跡とが完全に平行でなくて
も、ガイドレールとガイド７オロワとの摺動抵抗が増大
しないようにしてノ・ンドル操作力をドアのどのよう々
状態でも良好にするととを目的とし、ガイドレールにガ
イドフォロワを軸方向に移動可能に嵌合させるとともに
、ガイドフォロワをガラスホルダに傾動可能に取り付け
たことを特徴とする。

以下図面に基づいてこの発明を説明する。

なお、実施例では、本出願人がドア幅の狭化を目的とし
て開発したラックとピニオンとの噛合いを基本構成とす
るラック式の昇降装置について説明する。

第２図は昇−装置全体の構成を示す屯ので、ｌは自動車
のリヤドア、２Ｆｉそのドアサツシュ、４はウィンドガ
ラスで、このウィンドガラス４はセンタサツシェ２ａに
沿って案内されて上下動するように構成されている。５
ｔｉドアインナパネルとウィンドガラス４との間に配設
され、ブラケット６゜８．１８によりドアインナパネル
に固定されたラックケースで、このラックケース５内に
は７レキシプルな１ｍ脂製の２ツク９か摺動可能に挿入
されている。そして、上記プラケット８には、第２図に
示すように、一端に上記ラック９と噛み合つ九ビニオン
１０を有し、他端ＫＩＩｉレギュレータノ・ンドル１１
を有するハンドル軸１２が回転自在に取り付けられ、ま
た、上記ラック９にはウィンドガラス４の下端部に固着
され九ガラスホルダ１３が係合、連結されておシ、ハン
ドルｌｉｔ’回転させると、ピニオンｌＯが回転されて
これに噛み合ったラック９がラックケースδ内を情動し
、ガラスホルダ１３がガイドレール３に沿って、またウ
ィンドガラス４がドアサツシュ２ａに沿って昇降される
ように構成されている。なお、前記ノーンドル軸１２に
は既知の構造の逆転防止機構が設けられている。

第４図は上記ウィンド瓜ラス４とガラスホルダ１３との
結合の仕方を示すもので、ウィンドガラス４に固着され
九スクリλ−グロメツ）１４にガラスホルダ１３側から
ボルト１５を挿入螺着してガラス４とホルダ１３とを一
体に結合させである。そして、このガラスホルダ１３に
は、５第４図に示すようにホルダ１３に固着された軸１
６の先端に傾動可能に係合されたガイドフォロワとして
のガイドローラ１７が上下２箇所に設けられており、こ
のガイドローラ１７が前記ガイドレール３に摺動可能に
嵌合されている。

また、このガイドローラ１７は大径部１７ａと小径部１
７’ｔ）とからなり、小径部１７’ｂがガイドレール３
の開口端部３ａに摺接し、かつ、上又は下側の−方にお
いてガイドレール３の間隔ｄよりも薄く形成された大径
部１７ａがガイドレール３内に嵌合することにより、ガ
イドローラ１７は軸方向（矢印Ｘ−Ｘ方向）に移動でき
るように構成されている。

このように、上又は下のガイドローラ１７が、ガイドレ
ール３に対しＸ方向に移動可能に嵌合され、かつ上下２
つと４がガラスホルダ１３に対しては軸１６との自在結
合により傾動可能に取り付けられているため、ガイドレ
ール３とウィンドガラス４の軌跡とが多少平行でな、い
場合にウィンドガラス４自体がＸ方向に揺動しても、上
又は下のガイドローラ１７がＸ方向に移動し、かつ軸１
６に対して傾動することによってこれを吸収し、ウィン
ドガラス４をドアサツシュ２ａに沿ってスムーズに昇降
させ、しかもガラス４の回転は防止することができ以上
説明したごとくこの発明は、ウィンドガラス側のガイド
フォロワを車体側のガイドレールに軸方向移動可能に嵌
合させるとともに、°ガイド７オロワをガラスホルダに
傾動可能に取り付けるようＫしたので、ウィンドガラス
の軌跡とガイドレールとが平行でなくなっても、ガイド
７オロワはガイドレールと常に平行に摺動するため、ガ
イドフォロワどガイドレールとの摺動抵抗は増加するこ
とはなく、これによってレギュレータハンドルの操作性
が良好となるという効果を奏する。

なお、実施例ではラック式のウィンドガラス昇降装置に
ついて説明したが、この発明はゴルデ式やテープ式等の
昇降装置に４適用できることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図はウィンドガラス昇降装置を有する車両用ドアの
概略正面図、第２図はウィンドガラス昇降装置の一例を
示す側面図、第３図はそのラックとビニオンとの噛合い
を示す斜視図、第４図は第２図におけるＢ−Ｂ線断面図
である。 ｌ・・・ドア、ｌａ・・゛・−ドアパネル、２・・・サ
ツシュ、３■・ガイドレール、４・・・ウィンドガラス
、１３・・・ガラスホルダ、１７・・・ガイドフォロワ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ガラス格納パネル内に固定されたガイドレール
   と、ウィンドガラスを保持し昇降機構によって上下動さ
   孔るガラスホルダに取抄付けられ、上記ガイドレールに
   嵌合されたガイドフォロワとからなる昇降案内装置にお
   いて、上記ガイドフォロワを上記ガイドレールに軸方向
   移動可能に嵌合させるとと４に１該ガイドフオロワを上
   記ガラスホルダに対して傾動可能に取り付けたことを特
   徴とするウィンドガラス昇降案内装置。