JPS584986Y2 - 建築足場用シ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新築、増築等、一般建築物の建築中において架
設足場外面に張付けて使用するシートに関するものであ
る。

パ従来、新築、増築等一般建築
物は建築中における風雨ｃ畳対する配慮がなされておら
ず自然まかせが圧倒的で、ある。

すなわち建築中の柱等の造作物を雨から守ること、また
風による塗装期のゴミの耐着に対ｆる策さらには作業能
率または作業行程の増進、管理等は全く考慮されでいな
い。

：’＋’：：−、、：、：：’ 、：、、；）本考案
は斯る点に鑑みてな・＝、れたもので、裏面の隅角部お
よび側周縁を含む全面所要個所にループを附設すると共
に側周縁に帯状体を連設してその所要個所に切目を附し
て成る多数の防水性のシート部材と伸縮体の両端に前記
ループに引掛けるフックを設けた連結部材とから成り、
前記シート部材を建築物の周囲６；組立てた足場に連結
部材により足場部材を介して前記連結、部材のフックを
シニト部材のループに引掛けて保持させ、隣接するシー
ト部材をそれぞれシート側縁の対向するループにそれぞ
れ係着して張設し、建築物全体を覆うた屋根および壁を
形成するようにしたものである。

以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。

１は塩化ビニル樹脂等の防水性、透光性を有する部材よ
り成るシートであり、縦の長さが３間、横の長さが２間
である矩形のシート本体２の裏面の四角３、周側縁４お
よび内面５に撥水性および耐張力を有する合成構維等の
部材より成るループ６を形成すると共に側周縁４に帯状
体７を連設してその各月３、より３尺毎の位置に切れ、
目８を附して成るもめである□。

〜 ： □□周側縁４のループ６の取付は位置
は各月３より１．５尺の間隔であり、内面５のそれはシ
ート本体２を縦および横方向に３尺の長さ毎に区分けし
た交点の位置で、ある。

。９はシート１を架設足場に係着するための連結部材
であり、弾性体１０の両端にフック１１を設けて成るも
のである。

また、第４図および第５図に示すシート１２，１３はそ
れぞれ平屋用および二階連用の妻部の足場に張設するた
めのシートであり、前記シート１と同じ部材で形成され
、同じくループおよび帯状体を設けて成るものである。

なお１４は前記シート１と要用シートを接着するだめの
べ、ルベラ４１式プアスナーである。

本考案であソ、シートの建築足場への弾設はシートを建
築足場の外側に足場と平行にあてがい、内側から連結部
材９のフック１１を建築足場部材を介してシート部材の
ループに引掛けて保持させ隣接するシート部材をそれぞ
れ側縁の対向するループに連結部材を係着して行うもの
である。

この際シートに対して垂直方向に突き出している足場材
はシートの側周縁に連設した帯状に形成された切れ目を
通過させる。

また壁および屋根の部分にはシート１を妻部にはシー）
１２．１３を用い、妻部と壁又は屋根部とのシートの
接着にはベルベット式ファスナーを用いるものである。

本考案は上記のように構成されているため建築足場への
張設が容易で、且確実であり、またシートを組み合わせ
ることにより種々の形および大きさの建築足場に張設で
きる大きさであり並びにルーテの位置も同様であるとと
もに屋根部までもシートを張設することができ、さらに
シートが組み合せ方式であるため作業上又は風抜き等に
対して所望の部位を簡単に取り外すことができるもので
ある。

したがって本考案であるシートを使用することにより建
築中の柱等の造作物を雨から守り、また風による塗装期
のゴミの耐着に対する策、さらには作業能率または作業
行程の増進、管理等を容易にすることができる効果を有
するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示すものであり、第１図は壁又は
屋根用のシートの裏面図、第２図はその表面図、第３図
は係止具の拡大正粛図、第４図、第５図はそれぞれ平屋
用′オよび二階用□の妻部のシートの裏面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 建築足場に張設するシートにおいて、裏面の隅角部及び
   側周縁を含む全面所要個所にループを附設すると共、に
   側周縁に帯状体音連設して、そρ所要個所に切Ｂを附し
   て成る多数の防水性のシート部材と伸縮体の両端に前記
   ループに引掛けるフックを設けた連結部材とから成るこ
   とを特徴とする建築足場用シート。