JPH0439739Y2 - - Google Patents

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JPH0439739Y2
JPH0439739Y2 JP1986172427U JP17242786U JPH0439739Y2 JP H0439739 Y2 JPH0439739 Y2 JP H0439739Y2 JP 1986172427 U JP1986172427 U JP 1986172427U JP 17242786 U JP17242786 U JP 17242786U JP H0439739 Y2 JPH0439739 Y2 JP H0439739Y2
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JP
Japan
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heat
flexible pipe
bedding
cold
supply source
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JP1986172427U
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JPS6377555U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は温・冷熱を利用した治療寝具に関す
る。特に本考案は熱媒体物としてエアーを利用し
た新しいタイプの治療寝具に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、熱源として電熱線を組み込んだものはカ
ーペツトや毛布等において知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで熱源として電熱線を利用したものは、
温熱のみであつて、冷却を行なうことができな
い。例えば猛暑の季節において快い冷ややかさを
求めたり、或いは身体の局部、例えば頭部を冷や
し、他の部分を温めたりするようなことは電熱線
を利用した従来の方法では実施不可能である。ま
た電熱線は100V電源を使用しているから安全性
の面で完全な処置を施さないと非常に危険である
等の欠点がある。
そこで本考案は熱媒体物として温熱・冷熱エア
ーを利用することによつて冷・温の何れにも適用
することができ、かつ安全性の高い新規なタイプ
の熱治療寝具を提供することを主たる目的とする
ものである。
更に、本考案の主要な目的として、寝具内に組
み込まれる熱ユニツト体が水分や油を吸収できる
ようにして常に快適な状態で使用できるととも
に、前記熱ユニツト体を寝具から着脱できるよう
にして日光消毒や乾燥を容易にし、これにより衛
生的に使用することのできる寝具を提供するにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために本考案は、マツト
レスや布団等の家具1の内部に細径で放熱性を有
するフレキシブルパイプ2を配設し、該フレキシ
ブルパイプ2に熱供給源3に連なる導管4を接続
して該熱供給源3からの冷・熱風を前記フレキシ
ブルパイプ2に循環させるように構成した熱治療
寝具において、前記フレキシブルパイプ2は寝具
1に対して着脱可能な熱ユニツト体Aに組み込ま
れており、該熱ユニツト体Aは上段に配設された
前記フレキシブルパイプ2と、該フレキシブルパ
イプ2の下方に敷設された多数の小穴5aを有す
る熱反射板5と、該熱反射板5の下方に配置され
た水分吸収シート6及びオイル吸収シート7とに
よつて構成したものである。
〈作用〉 上記の如く構成された熱治療寝具において、熱
供給源3から冷風または温風を導管4を介して寝
具1内のフレキシブルパイプ2に供給循環させる
ことにより寝具を適度な温度に温めまたは冷やす
ことができる。この際、熱ユニツト体Aのフレキ
シブルパイプ2から放散される熱、即ち遠赤外線
のうち、下方に向かつて放射されたものは熱反射
板5によつてその殆どが上方に反射されるので熱
損失が少なく熱効率が良い。また使用中に身体か
ら発生する汗等の水分や油分は熱反射板5の小穴
5aから下方に浸透して水分吸収シート6やオイ
ル吸収シート7に適宜吸収され、これにより寝具
を常に快適な状態に保持することができる。ま
た、必要に応じて熱ユニツト体Aを寝具1から取
り外して日光消毒及び乾燥することができる。
〈実施例〉 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
図において、1はマツトレスや布団等の寝具で
あつて、これの内部に細径のフレキシブルパイプ
2が分布配設されている。該フレキシブルパイプ
2は放熱性を有する柔軟な材料、例えばポリプロ
ピレン樹脂によつて形成されている。
そして、必要に応じて熱ユニツト体Aの部分的
に、熱部分状態を相違させるように、フレキシブ
ルパイプ2の分布状態を粗或いは密に変化してあ
る。例えば足腰の部分を密に分布配設してある。
更に前記フレキシブルパイプ2は熱風または冷
風を作り出す熱供給源3に導管4並びにジヨイン
ト8を介して着脱自在に接続されており、該熱供
給源3からの冷・熱風をポンプPを介して前記フ
レキシブルパイプ2に循環させるよう構成されて
いる。
尚、前記熱供給源3として、例えば従来公知の
ヒーターを利用した温風発生装置や、冷媒を利用
した冷却装置が用いられる。
更に前記フレキシブルパイプ2は寝具1に対し
て着脱可能な熱ユニツト体Aに組み込まれてお
り、該熱ユニツト体Aは上段に配設された前記フ
レキシブルパイプ2と、該フレキシブルパイプ2
の下方に敷設された多数の小穴5aを有する熱反
射板5と、該熱反射板5の下方に配置された水分
吸収シート6及びオイル吸収シート7とによつて
構成されており、その全体が網材9で被覆されて
いる。そして、該熱ユニツト体Aは寝具1の上面
に形成された凹部1aにガタツキなくはめ込まれ
ている。
前記熱反射板5は、熱ユニツト体Aのフレキシ
ブルパイプ2から放散される遠赤外線のうち下方
に向かつて放散されるものを上方に反射するため
のものであつて、アルミプレートまたは合成樹脂
シートにアルミ材を蒸着したプレートが適切であ
る。
またオイル吸収シート7は一般に市販されてい
る公知のもの、例えばポリプロピレンを主原料と
した繊維を素材とするシート材が適切である。
而して、図中10は寝具の表面感触温度を検地
するセンサーであつて、このセンサー10によつ
てコントローラー11が作動して熱供給源3の電
源をON・OFFにしたり、またはポンプPの風量
を調整することによつて寝具1の温度を適温に保
つように形成されている。尚、前記センサー10
の検出温度は体温近似値の36.5±0.5度が望まし
いが、このセンサーを調整可能にしておけば寝具
1の温度を好みに応じて変更することができよ
う。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、前
記フレキシブルパイプ2が二つの循環系統2a,
2bに分割され、そして前記熱供給源3が冷熱発
生源3aと温熱発生源3bとからなり、前記一方
のフレキシブルパイプ2aが前記冷熱発生源3a
に、そして他方のフレキシブルパイプ2bは温熱
発生源3bに夫々接続されている。尚、この第6
図に示した実施例では冷風を送り込むフレキシブ
ルパイプ2aが熱ユニツト体Aの略半分に亘つて
分布したが、第7図に示すように、寝具1の枕部
分1Aに相当する箇所のみに配設するようにして
もよいし、また、第8図に示すように枕部分1B
内に冷風用フレキシブルパイプ2aを配設しても
よい。これらにより身体の局部のみを冷やし、他
の部分を適度に温めることができるのである。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成用件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下に言う効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
〈考案の効果〉 本考案は上記のように構成したから、熱供給源
に温風発生装置または冷風発生装置を選択するこ
とにより季節に応じて寝具を適度な温度に温め、
または冷やすことができるとともに、前記実施例
で示したようにフレキシブルパイプを二つの循環
系統に分割することにより、身体の局部を冷や
し、他の部分を温めることができるとともに、
冷・温何れの場合でも寝具温度は体温近似値でよ
いから、熱カロリーは少なくかつ小出力のポンプ
で十分循環できるので経済的であり、しかも従来
のように100V電熱線を直接敷布に敷設するもの
でないから極めて安全性が高く老人や病人等にも
安心して利用できる。
更に加えて本考案では前記ユニツト体Aの独特
な構成によりフレキシブルパイプから放散される
熱、即ち遠赤外線のうち、下方に向かつて放射さ
れたものは熱反射板によつてその殆どが上方に反
射されるので熱損失が少なくて極めて熱効率がよ
く、また使用中に身体から発生する汗等の水分や
油分は熱反射板の小穴から下方に浸透して適宜吸
収されるので、寝具を常に乾燥した快適な状態に
保持することができるとともに、必要に応じて熱
ユニツト体を寝具から取り外して日光消毒及び乾
燥することができるので衛生的である等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略的な説明
図、第2図は寝具の長さ方向断面図、第3図は第
2図の拡大断面図、第4図は寝具の巾方向断面
図、第5図は熱ユニツト体を取り外した外観図、
第6図は他の実施例を示す第1図同様の説明図、
第7図は更に他の実施例を示す説明図、第8図は
更に別の実施例を示す説明図である。 図中Aは熱ユニツト体、1は寝具、2はフレキ
シブルパイプ、3は熱供給源、4は導管、5は熱
反射板、5aは小穴、6は水分吸収シート、7は
オイル吸収シート、8はジヨイントである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マツトレスや布団等の家具1の内部に細径で放
    熱性を有するポリプロピレン系合成樹脂製のフレ
    キシブルパイプ2を、部分的に粗密に分布して配
    設し、該フレキシブルパイプ2に二循環系統から
    成る熱供給源3に連なる導管4を接続して、温度
    センサ8によつて温度とポンプPの風量を調整さ
    れる、冷熱供給源3からの冷・熱風を、前記フレ
    キシブルパイプ2に循環させるように構成した熱
    治療寝具において、前記フレキシブルパイプ2は
    寝具1に対して、ジヨイント8を介して着脱可能
    な熱ユニツト体Aに組み込まれており、該熱ユニ
    ツト体Aは上段に配設された前記フレキシブルパ
    イプ2と、該フレキシブルパイプ2の下方に敷設
    された多数の小穴5aを有するアルミ板又はアル
    ミ蒸着した板材で形成した熱反射板5と、該熱反
    射板5の下方に配置されたポリプロピレン繊維を
    素材とした水分吸収シート6及びオイル吸収シー
    ト7とから構成されて成る熱治療寝具。
JP1986172427U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH0439739Y2 (ja)

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JPS6377555U JPS6377555U (ja) 1988-05-23
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JP5747018B2 (ja) * 2012-12-06 2015-07-08 フランスベッド株式会社 起上式ベッド装置

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