JPS6226512Y2 - - Google Patents

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JPS6226512Y2
JPS6226512Y2 JP2306981U JP2306981U JPS6226512Y2 JP S6226512 Y2 JPS6226512 Y2 JP S6226512Y2 JP 2306981 U JP2306981 U JP 2306981U JP 2306981 U JP2306981 U JP 2306981U JP S6226512 Y2 JPS6226512 Y2 JP S6226512Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
main body
cover main
foam
pool cover
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JP2306981U
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JPS57135653U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屋内又は屋外の水泳用プールの不使
用時に、水面に浮かべて水温の降下を防止すると
共に、外部からの塵埃、虫、落葉等の不純物がプ
ール内に侵入するのを防止するための保温用プー
ルカバーの改良に関するものである。
従来から、本体を合成樹脂発泡体で形成したプ
ールカバーが考案されているが、従来のプールカ
バーは保形性が不充分であると共に破損し易く、
又、収納時に纒まりにくく、収納のための特殊な
装置や場所を必要とする等の難点があり、殆んど
実用に供せられていないのが現状である。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、繊維布、合成樹脂フイルム、ターポリン等
によつて完全に補強された発泡体板を基体とし、
これを折り畳み自在に横方向に多数連結した保温
力、浮力、耐久力に優れたプールカバー主体より
なり、不使用時には折り畳んでプールサイドに置
き、休憩用椅子として使用できる等の効果をも奏
する保温用プールカバーを提供するものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、a
は縦長長方形状の合成樹脂発泡体1の片面全面に
合成樹脂割繊維で織成した繊維布2と合成樹脂フ
イルム3とを順次重合して溶着により一体化して
なる発泡体板で、その両側長辺縁部に合成樹脂タ
ーポリンシートを細巾に裁断してなる帯状縁片
4,4を断面コ字状に折曲げて被着し、発泡体板
aの縁部に一体的に縫着してある。
この発泡体板aを複数枚、長辺縁を対向させな
がら横方向に並列させて隣接する帯状縁片4,4
間を同じく合成樹脂ターポリンシートよりなる帯
状シート連結片5により折り畳み自在に連結して
横長長方形状のプールカバー主体Aに形成してあ
る。
この際、帯状シート連結片5により連結された
発泡体板a,a間に一定の間隔を設け、一方の発
泡体板a上に他方の発泡体板aが円滑に折り畳み
ができるようにしてある。
6,6はプールカバー主体Aの長手方向の縁部
全長に上下面間に亘つて縫着した補強用の帯状縁
片で、前記発泡体板aの縁部に取付けた帯状縁片
4と同じく、合成樹脂ターポリンシートを細巾に
裁断して得られたものである。
この帯状縁片6,6の取付け部分において、発
泡体板aの四隅部に取付孔7を穿設して該取付孔
7に鳩目8を装着すると共にプールカバー主体A
の短手方向の帯状縁片4,4にも適宜間隔毎に鳩
目8を装着した取付孔7を設けてある。
9はプールカバー主体Aの全周縁において鳩目
8,8……8に挿通して取付けた一連のロープ
で、プールカバー主体Aの短手方向の帯状縁片
4,4においてはその鳩目8に順次繋着しながら
隣接する鳩目8,8間のロープ部をやや弛ませて
係止ロープ片9aを形成し、長手方向の帯状縁片
6,6においては折曲げ部における隣接する鳩目
8,8間から上方に露出するロープ部分で係止ロ
ープ片9bを形成してある。
なお、一連のロープ9を使用することなく、隣
接する鳩目8,8間に短いロープ片を輪状に挿
通、結着して係止ロープ片9a,9bに形成して
もよい。
10,10はプールカバー主体Aの両端部側に
配設した発泡体板a′,a′の他方の片面、即ち、繊
維布2と合成樹脂フイルム3を設けていない面に
被着した合成樹脂ターポリンシートよりなる防水
性シートで、プールカバー主体Aを構成する発泡
体板aを順次折り畳み重合させた時に、その防水
性シート10,10が最上面と最下面になるもの
である。
11は一端部側の発泡体板a′に装着した3組の
締付具で、バンド11a,11bの先端に互いに
係脱する雌雄留具12,13を取付けてなるもの
であり、折り畳んだプールカバー主体Aを結束す
るものである。
このようなプールカバー主体Aにおいて、発泡
体板aは軽量で保温力のあるポリエチレンその他
の合成樹脂の独立気泡体が適当であり、又、その
片面に被着した繊維布2としては合成樹脂割繊維
以外に合成繊維の粗目織物を使用してもよい。
なお、合成樹脂ターポリンシート10として
は、織物を基布として該織物の両面に軟質合成樹
脂被膜を形成してなる防水シートが使用され、柔
軟性を有し、強靭で且つ防性性、耐久性に優れた
ポリエステル又はナイロン製の織物の両面に軟質
塩化ビニール組成物の皮膜を形成したものが好適
である。
又、係止ロープ片9a,9bを構成するロープ
9としては、伸びが少なくて耐水性、耐久性に優
れたものが良い。
なお、発泡体板aを構成する合成樹脂発泡体1
としては、2枚を積層一体化して対向両間に空気
層を設けた複合板を使用すれば、保温力がさらに
増加する。
このように構成したプールカバーの使用態様を
説明すると、プール不使用時においては、予め折
り畳んだ状態にあるプールカバー主体Aの結束
を、雌雄留具12,13を外すことにより解き、
該プールカバー主体Aをプールの一端よりプール
の長さ方向又は巾方向に展開してプールの他端ま
で延長して水面に浮かべ、係止ロープ片9a,9
bをプール壁面の適所に設けておいた取付部(図
示せず)に吊り下げて固定し、このようにして複
数枚のプールカバー主体Aをプールに並設して完
全に水面を覆う。
次に、プールを使用するときは、係止ロープ片
9a,9bをプールの壁面に設けた前記取付部よ
り外してプールサイドの床面上に引き上げると共
にプールカバー主体Aの発泡体板a,a……aを
順次折り畳んで最終的に積み重ねて床面上に載置
し、締付具11の雌雄留具12,13を留めて結
束状態とし、休憩用の椅子等として使用するもの
である。
以上のように本考案は、縦長長方形板状の合成
樹脂発泡体1の一方の片面全面に合成樹脂割繊維
等の繊維布2と合成樹脂フイルム3とを順次重合
一体化して長方形状の発泡体板aを形成し、この
発泡体板aの両側長辺縁に全長に亘つて合成樹脂
ターポリンシートよりなる帯状縁片4を縫着する
と共に複数枚の発泡体板aを互いにその長辺縁を
対向させながら並列させて隣接する帯状縁片4間
を合成樹脂ターポリンシートよりなる帯状シート
連結片5により折り畳み自在に連結して横長長方
形状のプールカバー主体Aを形成し、このプール
カバー主体Aの長手方向の縁部に全長に亘つて合
成樹脂ターポリンシートよりなる帯状縁片6を縫
着すると共に該帯状縁片6及びプールカバー主体
Aの短手方向の帯状縁片4,4に適宜間隔毎に取
付孔7,7を穿設し、これらの取付孔7,7に順
次係止ロープ片9a,9bを取付け、さらに、プ
ールカバー主体Aの両端に配設している発泡体板
a,aの他方の片面全面に合成樹脂ターポリンシ
ート等の防水性シート10を被覆してなる保温用
プールカバーに係るものであるから、プールの不
使用時にはプールカバー主体Aを展開してプール
の水面上に浮かべ、該水面を覆うことによつて水
温の降下を防止すると共に外部から塵埃や虫、落
葉等が水に侵入するのを防止して水の汚損をなく
することができ、その上、プールカバー主体Aを
構成する複数枚の発泡体板aは、合成樹脂発泡体
1に合成樹脂割繊維等の繊維布2と合成樹脂フイ
ルム3とを順次重合一体化してなり、且つその縁
部に合成樹脂ターポリンシートよりなる帯状縁片
4,6を縫着しているので、軽量にして浮力及び
保温力に優れると共に強靭で耐久力に富み、又、
冬期の室内温水プールの水面に張つた場合、熱の
発散を防止して燃料の使用両を大幅に節減できる
と共に室内壁への結露の発生を防止できるもので
ある。
さらに、プールを使用する際には、プールカバ
ー主体Aをプールサイドの床面上に引き上げて隣
接する発泡体板aを帯状シート連結片5を介して
順次折り畳むことにより休憩用の椅子として使用
できると共に、折り畳んだ際にプールカバー主体
Aの上下面となる発泡体板a′,a′にはターポリン
シート等の防水性シート10を被着しているの
で、該シート10によつて人体やコンクリート床
等との摩擦等による損傷から発泡体板a′,a′を保
護することができるものである。
又、プールカバー主体Aの周縁部に適宜間隔毎
に設けた係止ロープ片9a,9bをプール壁面等
に設けた取付部に係止させることにより、プール
カバー主体Aをプールの水面上に妄動させること
なく所定位置に張設しておくことができるもので
あり、その上、複数枚の発泡体板a,a……aが
帯状シート連結片5を介して一連に連結されて保
形性に優れ、プールカバー主体Aの歪みを防止す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体の斜視図、第2図は第1図のA−A線におけ
る拡大断面図、第3図は同図B−B線における拡
大断面図、第4図は同図C−C線における拡大断
面図、第5図は折り畳んで結束した状態を示す斜
視図である。 1……合成樹脂発泡体、2……繊維布、3……
合成樹脂フイルム、4,6……帯状縁片、5……
帯状シート連結片、7……取付孔、9a,9b…
…係止ロープ片、10,10……防水性シート、
a……発泡体板、A……プールカバー主体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長長方形板状の合成樹脂発泡体1の一方の片
    面全面に合成樹脂割繊維等の繊維布2と合成樹脂
    フイルム3とを順次重合一体化して長方形状の発
    泡体板aを形成し、この発泡体板aの両側長辺縁
    に全長に亘つて合成樹脂ターポリンシートよりな
    る帯状縁片4を縫着すると共に複数枚の発泡体板
    aを互いにその長辺縁を対向させながら並列させ
    て隣接する帯状縁片4,4間を合成樹脂ターポリ
    ンシートよりなる帯状シート連結片5により折り
    畳み自在に連結して横長長方形状のプールカバー
    主体Aを形成し、このプールカバー主体Aの長手
    方向の縁部に全長に亘つて合成樹脂ターポリンシ
    ートよりなる帯状縁片6を縫着すると共に該帯状
    縁片6及びプールカバー主体Aの短手方向の帯状
    縁片4,4に適宜間隔毎に取付孔7,7を穿設
    し、これらの取付孔7,7に係止ロープ片9a,
    9bを取付け、さらに、プールカバー主体Aの両
    端に配設している発泡体板a,aの他方の片面全
    面に合成樹脂ターポリンシート等の防水性シート
    10を被覆してなる保温用プールカバー。
JP2306981U 1981-02-19 1981-02-19 Expired JPS6226512Y2 (ja)

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JP2306981U JPS6226512Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JP2306981U JPS6226512Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19

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JPS57135653U JPS57135653U (ja) 1982-08-24
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