JPS5849692Y2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JPS5849692Y2
JPS5849692Y2 JP1978034400U JP3440078U JPS5849692Y2 JP S5849692 Y2 JPS5849692 Y2 JP S5849692Y2 JP 1978034400 U JP1978034400 U JP 1978034400U JP 3440078 U JP3440078 U JP 3440078U JP S5849692 Y2 JPS5849692 Y2 JP S5849692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber wall
wall unit
lid
rice
rice cooker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978034400U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54138950U (ja
Inventor
照男 竹田
健治 大神
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP1978034400U priority Critical patent/JPS5849692Y2/ja
Publication of JPS54138950U publication Critical patent/JPS54138950U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5849692Y2 publication Critical patent/JPS5849692Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯器に関し、さらに詳しくは炊飯器における
蒸気後装置の構造に関するものである。
第7図には従来の炊飯器(ジャー兼用)における蒸気後
装置5を示しているがこの従来例では外蓋2に形成した
円筒穴40に飯器蓋4側に固着した蒸気抜用筒体ユニッ
ト11を嵌入させるようになっている。
しかしながら、このような構造では筒体ユニット11を
円筒穴40に嵌入する際にいく分か困難さを伴うことが
あり、又、筒体ユニット11が円筒穴40内でこねられ
て損傷することがあった。
本考案は蒸気後装置5の構成要素を上下2つのユニット
に分離し、その一方を外蓋2側に、又、他の一方を飯器
蓋4側に取付けて外蓋2と飯器蓋4を重合するときに両
ユニットが合して蒸気後装置を構成するとともに該両ユ
ニット間に外蓋閉蓋時において両ユニット間の連通口縁
を密閉するシール材を配設することにより、取扱いが簡
便で且つ該蒸気後装置に損傷が生じないようにししかも
炊飯時に外蓋と飯器蓋の間に蒸気が漏れないようにした
炊飯器を提供することを目的とするものである。
以下、第1図ないし第3図に示す第1実施例及び第4図
、第5図に示す第2実施例により本考案の炊飯器を説明
する。
第1実施例において符号2は外板21と内板22の間に
断熱材23を充填しその外周辺近くに円筒穴40を有す
るスペーサ24を取付けてなる外蓋であり、同じく符号
3は飯器、4は外蓋2の下方に位置する飯器蓋を示して
いる。
又、符号5は飯器3内で発生する蒸気Sを外部へ逃がす
ための蒸気後装置であり、第1図ではこの蒸気後装置5
は相互に分離された上部室壁ユニット11と下部室壁ユ
ニット12を有している。
上部室壁ユニット11と下部室壁ユニット12とはその
両者が合体することにより蒸気Sが通過する蒸気通過室
6を区画形成するための室壁を形成する作用をする。
上部室壁ユニット11はスペーサ24の円筒穴40内で
上下方向浮動可能に嵌装されている。
即ち、上部室壁ユニット11は蒸気出口穴15を有する
頭部35と胴部36を螺合により結合し、その螺合部を
やや小径の頚部11 aとするとともに、該頚部11
aを円筒穴40内に形成されている内向フランジ43に
対応させて該上部室壁ユニット11の上下動を一定範囲
内に規制する如くしている。
胴部36の下端にはバネ37を受けるための外向フラン
ジ41が形成されており上部室壁ユニット11はこのバ
ネ37によって常に下方に付勢されている。
下部室壁ユニット12は、飯器蓋4の下面にリベット3
9で取付けられた伏皿状の台部材38と該台部材38の
下方から係着されるキャップ19とから形成されている
台部材38の中心は飯器蓋4に形成した穴4aを通して
上方に突出する環状壁38bとされている。
その上周縁にはシリコンゴム等の弾性材料からなるシー
ル材9が取付けられている。
このシール材9は、外蓋2の閉蓋時には上部室壁ユニッ
ト11の下端11 bにその全周に亙って当接して両ユ
ニット11.12間の連通口縁を密閉する作用をし、以
って両ユニツ) 11.12間に飯器蓋4の下方と外蓋
2の上方とを気密的に連通ずる蒸気通過室6が形成され
るようになっている。
台部材38の側面38 aには第2図に示す如くピン状
の突子57.57が取付けられており、これに対してキ
ャップ19の側面には突子57と係合するL形溝56,
5i6及び蒸気入口穴14が形成されている。
又、キャップ19の内部はオネバ液溜7として作用し、
炊飯終了時にキャップ19を取外せばオネバ液りを回収
することかで゛きる。
次に第3図を併用して外蓋2に対する飯器蓋4の取付構
造を説明すると、外蓋2の中央下面には有底筒状の受台
48がボルト46によって固着されており、飯器蓋4の
中央部には受台48と係合する保合部材54が取付けら
れている。
この係合部材54はネジ52をもつツマミ53と螺合す
ることによって飯器蓋4に固定されている。
受台48の底板65には中央孔49 aの両側に横溝4
9b、49bを形成してなる受入49が形成されており
、これに対して保合部材54は中心部54 aの両側に
突子54 b 、54 bを形成した頭部54を有して
おり、この頭部54と受台49とはほぼ同形とされてい
る。
受台48の底板65にはさらに小突起55.55が形成
されている。
受台48内にはバネ50によって下方へ付勢された受板
51が収容されている。
係合部材54を受入49を通して受板51を押し上げな
がら受台48内に押し込みさらに第3図において鎖線5
4′で示す如く90°回動させると係合部材54の突子
54 b 、54 bが受台底板65上の小突起55.
55間に位置して飯器蓋4を外蓋2の下方で定位置に仮
止めする。
このとき下部室壁ユニット12が上部室壁ユニット11
の直下に位置して両者が上下方向に合体するようになっ
ている。
飯器蓋4を外蓋2から取外す場合には、飯器蓋4を90
°回動させれば係合部材54と受台48の係合が外れて
飯器蓋4を取外すことができる。
第4図及び第5図に示す第2実施例の炊飯器では飯器蓋
4を回動させることなく外蓋2の下面に取付けるように
している。
即ち、外蓋2の中央には下方に向けて支持棒17が突設
せしめられており、これに対して飯器蓋4の中心には支
持棒17と弾性係合する弾性リング32が取付けられて
いる。
支持棒17の下端部17 Hの下面には矢印等のマーク
58が形成されており、これに対して飯器蓋4の下面に
も弾性リング32の近傍位置において矢印等のマーク5
9が付勢されている。
そしてこのマーク58と59が合致したときに上部室壁
ユニット11と下部室壁ユニット12が正常に合体する
ようになっている。
第2実施例では下部室壁ユニット12の台部材38の中
心部に穴38 Cを形成し、この穴38Cを通して飯器
蓋4の一部を凹設せしめることにより上部室壁ユニット
11の下端フランジ41を受けるための四部44を形成
している。
凹部44の中心に形成した穴45にはシリコンゴム等の
弾性部材からなるシール材9を取付けている。
そして外蓋2の閉蓋時には上部室壁ユニット11の下端
フランジ41が該シール材9上に載置され、上、千両室
壁ユニツ) 11.12間が気密的に合体せしめられて
蒸気通過室6を構成するようになっている。
なお、上部室壁ユニット11はバネ37によって下方に
付勢されており、その下端フランジ41の下面をシール
材9上面に圧接させるようにしている。
第4図において符号25は飯器蓋4を下方の飯器3側へ
押しつけるための弾性部材(たとえばジノコンゴム)で
ある。
又、第2実施例においてはオネバ液溜7となるキャップ
19は台部材38の下方から螺着されるようにしている
尚、第1図及び第4図において符号10は米飯、16は
スペーサ固定用のナツト、18はワッシャ、30は保温
ヒータ、31はその押え板を示している。
第6図は本考案の効果を示すための比較例として示した
もので、この比較例ではオネバ液溜7が飯器蓋4の上方
に設けられている。
このようにすると外蓋と飯器蓋4の間に過大な隙間が形
成され、炊飯器の高さが大きくなる不利がある。
尚、この比較例では上部室壁ユニツI・11の下端にド
ーナツ状の容器60を取付ける一方、飯器蓋4側には立
上り管63とこれに螺合される筒状体64をもって下部
室壁ユニット12を構威し、筒状体64の頭部64 a
を容器60の中央穴61(弾性シール材62を取付けて
いる)内に圧入することによって上、千両室壁ユニツ)
11.12を合体させるようにしている。
この比較例では容器60がオネバ液溜7として作用する
ため、該容器60は上部室壁ユニット11の胴部36の
下端に螺着され、自由に取外せるようにされている。
上記第1、第2の各実施例の炊飯器では炊飯時には蒸気
入口穴14から蒸気通過室6内に飯器3内の蒸気Sが流
入し、そこで蒸気中に含まれているオネバ液りの大部分
を分離した後、蒸気出口穴15から外部へ流出する。
蒸気Sから分離したオネバ液りは栄養価が高いので炊飯
終了後これを取出して米飯10中に混入すれば栄養価が
高く且つ適度の水分を含んだ美味な米飯を得ることがで
きる。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の炊飯器は蒸
気抜装置を上下二分し、その一方を構成する上部室壁ユ
ニツI・11を外蓋2に、又、他の一方を構成する下部
室壁ユニット12を飯器蓋4にそれぞれ取付け、両差体
2,4を重合することによって両ユニツh 11.12
が合体し、それによって蒸気抜装置が構成されるように
したものであるから、従来方式のものに比べて外蓋2へ
の飯器蓋4の着脱が容易であす、シかも蒸気抜装置を変
形、損傷させたりすることもなくすることかで゛きる効
果があるとともに、下部室壁ユニツト12側に形成され
るオネバ液溜7を飯器蓋4の下側に位置せしめているの
でこの種のオネバ液溜7を飯器蓋4の上方に形成するも
の(第6図)に比して外蓋2と飯器蓋4の間の隙間を小
さくすることができ、それだけ炊飯器の高さを低く抑え
る(又は飯器3の容積を大きくする)ことができるとい
う効果がある。
又、本考案の炊飯器は、上部室壁ユニット11と下部室
壁ユニット12の間に、外蓋閉蓋状態において該両ユニ
ツ) 11.12間の連通口縁を密閉するシール材9を
配設しているので、蒸気抜装置を上下に二分割した構造
のものであっても、該両ユニツ) 11.12間の連通
口縁からは蒸気が漏れることがなく、外蓋2下面と飯器
蓋4上面との間の隙間に蒸気が流入してその蒸気が結露
したり蒸気中のオネバ液によって外蓋や飯器蓋が汚され
ることがない さらに本考案の炊飯器では、前記シール材9を配設して
いるので、上、下各室壁ユニツ) 11.12の形成時
又はその取付時に若干の寸法誤差が生じても該シール材
9によってその寸法誤差を吸収することができ、外蓋閉
蓋時においては両ユニット11.12間の連通口縁を確
実に密閉することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例にかかる炊飯器の要部縦断
面図、第2図は第1図の炊飯器におけるキャップ取付部
斜視図、第3図は第1図の炊飯器における飯器蓋取付部
の斜視図、第4図は本考案の第2実施例にかかる炊飯器
の要部縦断面図、第5図は第4図の炊飯器における飯器
蓋取付部の斜視図、第6図は本考案に対する比較例とし
て示した炊飯器における蒸気抜装置の要部縦断面図、第
7図は従来の炊飯器における要部切截正面図である。 2・・・・・・外蓋、3・・・・・・飯器、4・・・・
・・飯器蓋、5・・・・・・蒸気抜装置、6・・・・・
・蒸気通過室、7・・・・・・オネバ液溜、11・・・
・・・上部室壁ユニット、12・・・・・・下部室壁ユ
ニツ1−114・・・・・・蒸気入口穴、15・・・・
・・蒸気出口穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飯器3内に向けて開口する蒸気人口穴14から外気に向
    けて開口する蒸気出口穴15にいたる蒸気通過室6を区
    画形成する室壁を相互に分離可能な上部室壁ユニット1
    1と下部室壁ユニット12とにより構成する如くする一
    方、前記上部室壁ユニット11はこれを外蓋2に装着し
    、又前記下部室壁ユニット12はこれをオネバ液溜7つ
    きとするとともに前記外蓋2の下方に配設される飯器蓋
    4にしかも該飯器蓋4の下側に前記オネバ液溜7が位置
    する如くして装着し、さらに前記上部室壁ユニット11
    と前記下部室壁ユニット12の間に、前記外蓋2の閉蓋
    状態で該上部室壁ユニット11と下部室壁ユニツト12
    間の連通口縁を密閉するシール材9を配設したことを特
    徴とする炊飯器。
JP1978034400U 1978-03-16 1978-03-16 炊飯器 Expired JPS5849692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978034400U JPS5849692Y2 (ja) 1978-03-16 1978-03-16 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978034400U JPS5849692Y2 (ja) 1978-03-16 1978-03-16 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54138950U JPS54138950U (ja) 1979-09-27
JPS5849692Y2 true JPS5849692Y2 (ja) 1983-11-12

Family

ID=28891709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978034400U Expired JPS5849692Y2 (ja) 1978-03-16 1978-03-16 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5849692Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194731U (ja) * 1982-06-22 1983-12-24 株式会社日立ホームテック 炊飯器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539683A (en) * 1976-07-13 1978-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Steam discharging device for cooking equipment

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137832Y2 (ja) * 1972-05-12 1976-09-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539683A (en) * 1976-07-13 1978-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Steam discharging device for cooking equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54138950U (ja) 1979-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0123375Y2 (ja)
JPS5849692Y2 (ja) 炊飯器
JP2002037351A (ja) 携帯用保温容器
US2649986A (en) Radiator pressure cap
US3286873A (en) Fuel tank cap
JPS5837815U (ja) 圧力調理器
JPS5839652Y2 (ja) ポツトの密栓
JP2505929Y2 (ja) ベロ―ズポンプのロッドパッキンシ―ル構造
JPS627215Y2 (ja)
JPS591605Y2 (ja) 炊飯器等の内蓋構造
JPS5830505Y2 (ja) 炊飯ジヤ−の蓋構造
JPH0314108Y2 (ja)
JPS5911691Y2 (ja) 炊飯ジヤ−の調圧装置
JPS5820174Y2 (ja) 調理器
CN210539604U (zh) 一种使用效果好的随行器具
JPS591604Y2 (ja) 炊飯器等の内蓋構造
JPS5941705Y2 (ja) 液体容器
JPH0126969Y2 (ja)
JPS6040171Y2 (ja) 炊飯器
JPS5920838Y2 (ja) ポンプ注液式液体容器
JPS5942989Y2 (ja) 湯沸し型エア−ポット
JPH0759213B2 (ja) 炊飯器
JPS5827733Y2 (ja) 魔法瓶の栓装置
JPS5941788Y2 (ja) 金属製まほうびんの栓構造
JPS5843571Y2 (ja) 燃料タンク