JPS5839652Y2 - ポツトの密栓 - Google Patents
ポツトの密栓Info
- Publication number
- JPS5839652Y2 JPS5839652Y2 JP15746579U JP15746579U JPS5839652Y2 JP S5839652 Y2 JPS5839652 Y2 JP S5839652Y2 JP 15746579 U JP15746579 U JP 15746579U JP 15746579 U JP15746579 U JP 15746579U JP S5839652 Y2 JPS5839652 Y2 JP S5839652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- stopper
- seal
- plug
- pot body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポットの密栓に関するものである。
従来、密栓を使用したポットにおいては、ポット内に熱
湯を入れた状態で長時間放置すると、湯か゛冷めて蒸気
圧が低下するため、ポット内が負圧になり、密栓を取外
すのが困難であるという欠点があった。
湯を入れた状態で長時間放置すると、湯か゛冷めて蒸気
圧が低下するため、ポット内が負圧になり、密栓を取外
すのが困難であるという欠点があった。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、シールパツ
キンの形状を工夫することにより、ポット内が負圧のと
きに汁気を自動的にポット内に導入して、常にポット内
が強い負圧にならないようにすることにより容易に取外
しができるポットの密栓を提供することを目的とする。
キンの形状を工夫することにより、ポット内が負圧のと
きに汁気を自動的にポット内に導入して、常にポット内
が強い負圧にならないようにすることにより容易に取外
しができるポットの密栓を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する
。
。
第１図はポットの一例であるステンレス製まほうびんを
示し、１は内部に真空室２を形成したステンレス製のポ
ット本体、３は蓋兼コツプ、４は本考案にかかる密栓で
ある。
示し、１は内部に真空室２を形成したステンレス製のポ
ット本体、３は蓋兼コツプ、４は本考案にかかる密栓で
ある。
密栓４は合成樹脂製の栓本体５と栓本体５の上端部に固
定された栓天板８とシリコンゴム等からなる環状のシー
ルパツキンつと栓本体５の内部に装填された断熱材１１
とで構成されている。
定された栓天板８とシリコンゴム等からなる環状のシー
ルパツキンつと栓本体５の内部に装填された断熱材１１
とで構成されている。
上記栓本体５の上端部には内周面にねじ部６ａを有する
つまみ６が一体成形されており、このつまみ６のわし部
６ａはポット本体１の上端部に形成したねじ部１ａと螺
合するようになっている。
つまみ６が一体成形されており、このつまみ６のわし部
６ａはポット本体１の上端部に形成したねじ部１ａと螺
合するようになっている。
シールパツキン９は栓本体５の下端部外周部全周に形成
された凹溝７に嵌着しており、外周部から下方に垂れ下
がるように一体成形した舌片１０が自身の弾性力でポッ
ト本体１の内側面に圧接可能となっている。
された凹溝７に嵌着しており、外周部から下方に垂れ下
がるように一体成形した舌片１０が自身の弾性力でポッ
ト本体１の内側面に圧接可能となっている。
上記密栓４をポット本体１に取付ける場合には、密栓４
をポット本体１上方より挿入すると、シールパツキン９
はポット本体１の内側面に接触することなく挿入され、
栓本体５のねじ部６ａがポット本体１のねじ部１ａに当
接するとともに、シールパツキン９の舌片１０がポット
本体１の内側面に接触する。
をポット本体１上方より挿入すると、シールパツキン９
はポット本体１の内側面に接触することなく挿入され、
栓本体５のねじ部６ａがポット本体１のねじ部１ａに当
接するとともに、シールパツキン９の舌片１０がポット
本体１の内側面に接触する。
この状態で栓本体５をポット本体１にねじ込むと、栓本
体５と一体にシールパツキン９も回動し、シールパツキ
ン９の舌片１０か゛ポット本体１と摺接しながら下方に
押し込められる。
体５と一体にシールパツキン９も回動し、シールパツキ
ン９の舌片１０か゛ポット本体１と摺接しながら下方に
押し込められる。
そして、栓本体５の段部５ａがポット本体１の上端部近
傍に当接することにより、密栓４の取付けが終了する。
傍に当接することにより、密栓４の取付けが終了する。
密栓４を取付けた状態において、ポット本体１の内部の
蒸気圧が上昇すると、シールパツキン９の舌片１０は蒸
気圧の上昇にともないポット本体１の内側面に圧着し、
たとえポット本体１が転倒しても熱湯や蒸気が漏れる心
配がない。
蒸気圧が上昇すると、シールパツキン９の舌片１０は蒸
気圧の上昇にともないポット本体１の内側面に圧着し、
たとえポット本体１が転倒しても熱湯や蒸気が漏れる心
配がない。
いま、ポット本体１の湯が冷えてポット本体１内部か゛
負圧になると、シールパツキン９の舌片１０が若干内方
に撓み、外気をポット本体１内部に取り入れて内外圧を
ほぼ等しくする。
負圧になると、シールパツキン９の舌片１０が若干内方
に撓み、外気をポット本体１内部に取り入れて内外圧を
ほぼ等しくする。
これによって、密栓４はポット本体１がら容易に取外す
ことができる。
ことができる。
第２図は密栓４の他の実施例を示す。
この場合には、栓本体５の上部外周部に凹溝７を形成し
、この凹溝７に外方にかつ下方に垂れ下がった舌片１０
を有するシールパツキン９を嵌着したものである。
、この凹溝７に外方にかつ下方に垂れ下がった舌片１０
を有するシールパツキン９を嵌着したものである。
この実施例では、シールパツキン９が栓本体５の上部に
設けられているため、密栓取付時においてシールパツキ
ン９の舌片１０のめくれ上りを防止することができると
ともに、実験によれば第１実施例（第１図）に比べて保
温性能もほぼ同等であった。
設けられているため、密栓取付時においてシールパツキ
ン９の舌片１０のめくれ上りを防止することができると
ともに、実験によれば第１実施例（第１図）に比べて保
温性能もほぼ同等であった。
なお、第２図において、第１図と同一部品には同一番号
を付して説明を省略する。
を付して説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、栓本体
の外周部に凹溝を全周にわたって設け、この凹溝を外方
にかつ下方に突出した舌片を有するシールパツキンを嵌
着し、上記舌片がポット本体の内側面に圧接するように
構成したので＼ポット本体の内部が負圧になったとき舌
片か上動的に内方に撓んで外気を取り入れ、内外圧をほ
ぼ等しくして密栓を容易に取外すことができる。
の外周部に凹溝を全周にわたって設け、この凹溝を外方
にかつ下方に突出した舌片を有するシールパツキンを嵌
着し、上記舌片がポット本体の内側面に圧接するように
構成したので＼ポット本体の内部が負圧になったとき舌
片か上動的に内方に撓んで外気を取り入れ、内外圧をほ
ぼ等しくして密栓を容易に取外すことができる。
しかも、上記舌片はポット本体の内部が正圧の場合には
ボッ１へ本体の内側面に密着するため、湯こぼれや蒸気
もれがなく、従来のＯＩＪング等に比べて接触面積が大
きく、保温性能も良好となる。
ボッ１へ本体の内側面に密着するため、湯こぼれや蒸気
もれがなく、従来のＯＩＪング等に比べて接触面積が大
きく、保温性能も良好となる。
第１図は本考案にかかるポットの半断面正面図、第２図
は本考案の他の実施例のポットの半断面正面図である。 １・・・・・・ポット本体、４・・・・・・密栓、５・
・・・・・栓本体、７・・・・・・凹溝、９・・・・・
・シールパツキン、１０・・・・・・舌片。
は本考案の他の実施例のポットの半断面正面図である。 １・・・・・・ポット本体、４・・・・・・密栓、５・
・・・・・栓本体、７・・・・・・凹溝、９・・・・・
・シールパツキン、１０・・・・・・舌片。
Claims (2)
- （１）栓全体の外周部に凹溝を全周にわたって設け、こ
の凹溝に、外方にかつ下方に突出した舌片を全周に有す
る環状のシールパツキンを嵌着し、上記舌片が内容液を
貯留するポット本体の内側面に圧接可能としたことを特
徴とするポットの密栓。 - （２）上記凹溝を栓本体の上部外周部に設けたことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載のポットの
密栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15746579U JPS5839652Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | ポツトの密栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15746579U JPS5839652Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | ポツトの密栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674623U JPS5674623U (ja) | 1981-06-18 |
| JPS5839652Y2 true JPS5839652Y2 (ja) | 1983-09-06 |
Family
ID=29668751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15746579U Expired JPS5839652Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 | ポツトの密栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839652Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60123143U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-20 | 日本酸素株式会社 | 栓付容器 |
-
1979
- 1979-11-12 JP JP15746579U patent/JPS5839652Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5674623U (ja) | 1981-06-18 |
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