JPS5849549A

JPS5849549A - 自動二輪車等の車両用油圧マスターシリンダー装置

Info

Publication number: JPS5849549A
Application number: JP56148031A
Authority: JP
Inventors: Takao Yoshida; 隆夫吉田
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1981-09-19
Filing date: 1981-09-19
Publication date: 1983-03-23
Also published as: JPH0233542B2; US4501340A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】した車両において、ブレーキマスターシリンダーまたは
クラッチマスターシリンダー等の油圧マスターシリンダ
ーを前記棒状ハンドルに隣接して設けたものに関する。

ハンドルグリップに隣接して配置されたレバーにより、
油圧マスターシリンダーのピストンを操作させる場合に
、従来では、第１図に図示するように、ハンドルａの上
方にブラケットｂを介してマスターシリンダーＣを配置
するか、あるいは第２図に図示するように、ハンドルａ
に同心状に嵌装サれたハンドルスイッチユニットｄより
もハンドル基部寄りで同ハンドルａの側方にマスターシ
リンダー〇を配置していた。

しかしいずれのものにおいても、マスターシリンダーＣ
内のオイルリザーブ量を成る程度の大きな値にするため
に、マスターシリンダーＣの寸法が大きくなり、その結
果、第１図のものでは、ノ・ンドルａの中心からマスタ
ーシリンダーＣの頂面迄の距離ｔ、が大きくなり、また
第２図のものでは、ハンドルスイッチユニットｄの側面
よりマスターシリンダー〇の側面迄の距離ｔ２も大きく
なり、コンパクト化が困難であった。

本発明はこのような不都合を解消したもので、その目的
とする処は、コンパクトでコストの安い自動二輪車等の
油圧マスターシリンダーを供する点にある。

以下第３図ないし第６図に図示された本発明の一実施例
について説明する。

１は左右一対のフロントフォークの内の右側のフロント
フォークで、同フロントフォーク１は図示されないトッ
プブリ、ジに一体に嵌着されると〜もに前記フロントフ
ォーク１０頂部２は同トップブリッジより上方に突出さ
れている。

また前記フロントフォーク１の頂部２への取付部たるハ
ンドルブラケット３の基部４にはフロントフォーク頂部
嵌合孔５が設けられ、同嵌合孔５寄りで半径方向にスリ
ット６が形成され、同スリット６と直交してボルト挿通
孔７が形成され、同ボルト挿通孔７にボルト８が螺着さ
れるようになっている。

さらに前記ハンドルブラケット３には、ブレーキマスタ
ーシリンダー９のボディ】０が鋳造または鍛造にて同ブ
ラケット３と一体成形されている。

しかして前記ブレーキマスターシリンダー９のボディ１
０の上部にはオイルリザーバー１１が形成され、その前
方下部にはシリンダー室１２が一体に配設され、同オイ
ルリザーバー１１とシリンダー室１２とは連通孔１３．
１４で相互に連通されている。

また前記オイルリザーバー１１の上面にはダイヤフラム
１５と蓋１６とが螺子１７で一体に装着されており、マ
スターシリンダー９のりサーバー１０内のオイル油量の
変動に対応しダイヤフラム１５が」−下ニ移動して、リ
ザーバー１０内の圧力が常時一定に保持されろようにな
っている。

さらに前記シリンダー室１２内にはマスターピストン１
８が摺動自在に嵌装され、同ピストン１８の先端には油
密を保持するためのシールキャップ１９を介してリター
ンスプリング２０が配設され、ストッパー２１で係合さ
れる段部２２の内側にシールキャ。

プ２３が嵌装され、マスターピストン１８の外端部はブ
ーツ２４で被覆されている。

さらにまたブレーキマスターシリンダーボディ１０を挾
んでハンドルブラケット３と反対側にハンドル２６が位
置するように、シリンダーボディ１０内の貫通筒部５に
中実なハンドル２６の先端部２７が嵌合されており、同
先端部２７の雄螺糸都路へのナツト２９の螺合緊締によ
り、ハンドル２６の先端部２７がシリンダーボディ］０
に一体に取付けられるようになっている。

また前記ブレーキマスターシリンダーボディ１Ｏ−３＝の前方にレバー支持部３０が一体に形成され、同レバー
支持部３０にブレーキレバー３１の基部３２がボルト３
４およびナツト３５で揺動自在に枢着されており、同ブ
レーキレバー３１の押圧片３３は前記マスターピストン
１８に衝接されるようになっている。

さらにブレーキマスターシリンダー９に隣接してハンド
ル２６ニウインカースイツチおよびスタータスイッチを
内臓したハンドルスイッチユニット３６とハンドルグリ
ップ３７が順次嵌装されている。

第３図ないし第６図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、ハンドルグリップ３７を操作すると
、フロントフォーク２は図示されないヘッドパイプを中
心として旋回されるようになっている。

またブレーキレバー３１を操作すると、マスターピスト
ン１８は、シリンダー室１２内に圧入され、シールキャ
ップ１９が連通孔１４を通過しリターンスプリング２０
のスプリング力に抗してピストン１８が進入されると、
シリンダー室１２に付設された図示されないボートより
ブレーキホース（図示されず）４− を介して図示されないブレーキキャリパ−に圧油が供給
され、ブレーキが作動される。

マタフレーキマスターシリンダー９はハンドルブラケッ
ト３と鋳造または鍛造により一体形成されているので、
部品点数が少なく、加工性、組立性が高く、コストが安
い。

さらにブレーキマスターシリンダー９はハンドル２６の
中心線と合致した状態で形成されているため、コンパク
トとなる。

さらにまたブレーキマスターシリンダー９の貫通筒部５
にハンドル２６の先端部列が着脱自在に装着されるよう
になっているため、ハンドル分解時には、さらにコンパ
クトになる。

第３図ないし第６図に図示の実施例では、ブレーキマス
ターシリンダー９のボディ１０トハンドル２６とは別個
に形成されているが、これを鋳造、鍛造で一体に形成し
てもよく、加工、組立がさらに簡単となる。

本発明は、前記したように自動二輪車等の棒状ハンドル
と一体ニ、ブレーキマスターシリンダーまたはクラッチ
マスターシリンダー等の油圧マスターシリンダーを形成
した〜め、同油圧マスターシリンダーは前記棒状ハンド
ルより外方へ突出すルコトがなく、コンパクトとなり、
また部品点数が減って組立性が向上する。

以」二本発明を図面に図示された実施例および図面に図
示されない実施例について詳細に説明したが、本発明は
このような実施例に限定されることなく、本発明の精神
を逸脱しない範囲内で必要に応じて適宜自由に設計の改
変を施しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ従来のマスター圧マスタ
ーシリンダーの一実施例を図示した平面図、第４図およ
び第５図は第３図のＩＶ−ＩＶ線およびｖ−■線に沿っ
て截断した縦断面図、第６図は第３図のＶｌ−ｖｒ線に
沿って截断した側面図である。１・・・フロントフォーク、２・・・フロントフォーク
７− 頂部、３・・ハンドルブラケット、４・・・ハンドルブ
ラケット基部、５・・・フォーク頂部嵌合孔、６・・・
スリット、７・・・ボルト挿通孔、８・・・ボルト、９
・・・ブレーキマスターシリンダー、１０・・・ボディ
、１１・・・オイルリザーバー、１２・・・シリンダー
室、１３・・・連通孔、１４・・・連通孔、１５・・・
ダイヤフラム、１６・・・蓋、１７・・・螺子、１８−
°マスターピストン、１９・・・シールキャップ、肋・
・・リターンスプリング、２１・・ストッパー、２２・
・・段部、２３・・・シールキャップ、２４・・・ブー
ツ、５・・・貫通筒部、２６・・・ハンドル、２７・・
・ハンドル先端部、昂・・・雄螺糸部、２９・・・ナツ
ト、３０・・・レバー支持部、３１・・・ブレーキレバ
ー、３２・・・レバー基部、３３・・・押圧片、３４・
・・ボルト、３５・・・ナツト、３６・・・ハンドルス
イッチユニット、３７・・・ハンドルクリップ代理人　
弁理士　江　原　　　望外１名８− 手続補正書昭和５７年３月ハ日特許庁長官　島田春樹　殿１　事件の表示昭和５６年特　許願第１４８０３１　号３、　補正をす
る者事件との関係　特許出願人住　所　東京都渋谷区神宮前６丁目２７番８号氏　名（
名称）（５３２）本田技研工業株式会社４、代理人住　所　東京都港区虎ノ門１丁目１番１７号６、　補正
により増加する発明の数　な　　　し７、補正の対象明細書中の「発明の名称」、「特許請求の範囲」「発明
の詳細な説明」および１図面の簡単な説明」の欄明細書
中 ■）第１頁第３行、第２頁第１５行、および第７頁第１
６行の「マスターシリンダー」を「マスターシリンダー
装置」と補正します。特許請求の範囲

Claims

【特許請求の範囲】

自動二輪車等の棒状ハンドルに一体に形成されたことを
特徴とするブレーキマスターシリンダーまたはクラッチ
マスターシリンダー等の油圧マスターシリンダー。