JPS5847448Y2 - 揺動レバ−の支承構造 - Google Patents

揺動レバ−の支承構造

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JPS5847448Y2
JPS5847448Y2 JP4986878U JP4986878U JPS5847448Y2 JP S5847448 Y2 JPS5847448 Y2 JP S5847448Y2 JP 4986878 U JP4986878 U JP 4986878U JP 4986878 U JP4986878 U JP 4986878U JP S5847448 Y2 JPS5847448 Y2 JP S5847448Y2
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JP
Japan
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case
support
support shaft
signal
swing lever
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Application number
JP4986878U
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JPS54152898U (ja
Inventor
恵昭 奥山
法身 中村
繁一 長谷川
良行 片山
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 トラクターのコントロールボックス等、制御用機器を内
装するケースの一側壁部分に装備される揺動レバーの支
承構造に関する。
この種の制御用機器を内装するケースでは、その内部に
各種機器が配置されていることから、一般に、ケース内
部側に揺動レバーを配設することができず、揺動レバー
をケースの一側壁部の外側に位置させて、これをケース
壁側から突出させた支持軸によって支承していたもので
ある。
しかしながら、揺動レバーが一本だけであれば特に問題
はないが、これが複数本必要である場合には、従来では
、前記ケース壁から外方へ向けて突出する一本の支持軸
に対して同芯状に複数の揺動レバーを並設したり、前記
ケース壁から外方へ向けて複数本の支持軸を突設し、そ
の夫々の支持軸に対して個々に揺動レバーを装着する等
の手段が採られていたものであり、前者の場合、一つの
支持軸に複数のレバーを枢支する必要上、ケース壁から
の支持軸の突出長さが大きくなり、支持軸自体の強度や
支持軸とケースとの連結強度を高めねばならず、しかも
、大きく突出する支持軸のために、ケース壁の外側箇所
におけるレバー支承のためのスペースが大きくなり易い
問題があった。
又、後者の場合、複数のレバーの夫々を各支持軸に対し
て各別に支承されるものであるから、記者の問題は回避
し得るものの、ケースに対して複数の支持軸を取付ける
加工上の手数を要し、かつ、互いに近接した位置の支持
軸に対して夫々揺動レバーを装着する組付作像の煩られ
しさを避は得ない不都合があった。
本考案が解決しようとする技術的課電は、前述の如く内
部に制御用機器を内装するケースに対して、ケースへの
取付け、および、揺動レバーの装着が簡単であるように
、一本の支持軸を用いて、これに複数本の揺動レバーを
装着するように構成するものでありながら、ケース壁か
らの支持軸突出長さを短かくして、支持軸自体の強度、
および、支持軸とケースとの連結強度を、一つの支持軸
に一つの揺動レバーを枢支するに足る程度以上に高める
必要なく揺動レバーの支承構造を得ると共に、揺動レバ
ー取付けのための所要スペースも比較的少なくて済むよ
うにすることである。
上記課題を解決するために講じた本考案の技術手段は、
制御用機器を内装する支持ケースの一側壁に対して、そ
の一側壁を貫ぬく状態で支持軸を止着し、前記支持軸に
対して、その支持ケースよりもケース外方に突出する支
軸部分と、前記支持ケースの内部に位置する支軸部分と
の夫々に揺動レバーを枢着し、この内外両側の揺動レバ
ーのうち、前記支持ケースの内部に位置する支軸部分に
枢着された揺動レバーの握り部を、前記−剛壁を貫いて
支持ケースの外方へ導出させたことである。
上記技術手段を講じたことによる作用効果は次の通りで
ある。
すなわち、ケース壁の両側に支持軸を突出させ、そのケ
ース壁の両側で揺動レバーの基端部を枢着すると共に、
基端部をケース内に位置させた揺動レバーの握り部は、
前記ケース壁の外方へ導出させたものであるから、内部
に制御用機器を内装する支持ケースであるに拘らず、ケ
ース壁の内方にも揺動レバーを枢着せることができ、こ
れによって、複数本の揺動レバーを一本の支持軸に対し
て枢着するものでありながら、その揺動レバーの支持部
分をケース壁の内外に振り分けて設けることができたも
のであり、従って、支持軸のケース外への突出長さを比
較的短かくでき、必要以上に支持軸自体や、その支持軸
とケースとの連結強度を高めることなく充分な強度構造
を得ることができ、また、ケース外部での取付部の所要
スペースも比較的少なくて済む利点がある。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、トラクタ1の後部に、左右一対のロアーリン
ク2a 、2b及び上方トップリンク3からなる3点リ
ンク装置を介してプラウ4が連結装備された対地作業機
を示しており、トラクタ1の後部に設けた油圧シリンダ
5にて駆動揺動される左右一対のリフトアーム6a 、
6bと前記ロアーリンク2a 、2bとがロッド7a
、7bを介して連結されており、油圧シリンダ5の伸縮
作動によリプラウ4が昇降調節されるべく構成されてい
る。
次に、前記油圧シリンダ5の作動を制御してプラウ4を
昇降を制御する構造について、第2図のブロック線図に
基づいて説明する。
すなわち、前記リフトアーム6a 、6bの内の一方の
もの6aのトラクタ1に対する揺動負度に基づいて前記
プラウ4のトラクタ1に対する高さを電気的に設定する
高さ設定器9、トラクタ1に対するリフトアーム6a
、6bの実際の揺動角度を電気的に検出する角度検出器
10、プラウ4の牽引負荷を両ロアーリンク2a 、2
bの内の一方に作用する引張力として、電気的に検出す
る負荷検出装置11、前記牽引負荷の所望値を任意に電
気的に設定する負荷設定器12、前記プラウ4を上昇又
は下降させる電気信号を操作されている間だけ発する信
号発生器13、上記諸機器9・・・からの信号が伝達さ
れるコントロールボックス14、及び高さ設定器9、角
度検出器10、負荷検出装置11、負荷設定器12から
の信号のみをコントロールボックス14に伝達させる第
1状態、高さ設定器9、角度検出器10からの信号のみ
をコントロールボックス14に伝達させる第2状態、及
び前記信号発生器13からの信号のみをコントロールボ
ックス14に伝達させる第3状態に切換える作業形態設
定器15が設けられている。
尚、図中16は、前記負荷検出装置11からの信号の増
巾度を変更して制御感度を調節するための感度設定器で
ある。
そして、作業形態設定器15を第1状態に切換えること
により、高さ設定器9で設定される高さと負荷検出装置
11における検出値との総合的な判別により、つまり、
高さ設定器9からの信号と角度検出器10からの信号と
の差と、負荷検出装置11からの信号と負荷設定器12
がらの信号との差が予め設定したバランス関係を保つよ
うに、コントロールボックス14からの信号により油圧
シリンダ5の上昇バルブ17a又は下降バルブ17bを
作動させてプラウ4を自動昇降させる、いわゆるドラフ
ト制御が行なわれるべく構成され、又、作業形態設定器
15を第2状態に切換えることにより、高さ設定器9か
らの信号と角度検出器10からの信号が合致するように
、コントロールボックス14からの信号に基づいてプラ
ウ4を自動昇降させる、いわゆるポジション制御が行な
われるべく構成され、更に、作業形態設定器15を第3
状態に切換えることにより信号発生器13からの信号に
より、コントロールボックス14から発せられる信号に
基づいてプラウ4を昇降させる、いわゆる人為的昇降制
御が行なわれるべく構成されている。
次に、前記諸機器9,10・・・について説明する。
すなわち、前記負荷検出装置11は、前記ロアーリンク
2aとトラクタ1との連結部分に介在されるものであっ
て、前記ロアーリンク2aがトラクタ1に対して弾性保
持力に抗して引張り移行される変位置をボリューム等を
用いて電気的に検出すべく構成されている。
前記角度検出器10は、前記リフトアーム6aとトラク
タ1との枢支部に介在されるものであって、トラクタ1
に対するアーム6aの変位位置をボリューム等を用いて
電気的に検出すべく構成されている。
又、第3図乃至第5図に示す如く、前記トラクタ1の左
右一対の後輪18a、18bを覆う左右一対のフェンダ
19a、19bの内の一方のフェンダ19b(尚、この
フェンダ18b)はトラクタ1の運転座席8の横側に位
置している。
)の内側面に、板状の基板20がボルト連結され、この
基板20に、残る諸機器a112・・・を支持するため
の板材を屈曲成形した一側開放の支持ケース2が、その
開放端側を前記基板20に当てつけた状態でボルト連結
されている。
前記コントロールボックス14は、前記支持ケース21
の内面に連結支持させるものであって、前記諸電気信号
を演算判別するための電気機器が組込1れている。
前記作業形態設定器15、前記信号発生器13及び前記
感度設定器16夫々は前記支持ケース21の上部に固着
されたボリューム15a、13a、16aとこれらボリ
ューム15a・・・を操作する回転操作する操作具15
b 、 13b 、 16bとから構成されるものであ
って、前記作業形態設定器15は、操作具15bが正逆
回転操作されて3位置に切換えられることにより、前記
ボリューム15aからの電気信号をドラト制御用、ポジ
ション制御用、人為側の用の3状態に切換えるべく構成
され、前記信号発生器13は、操作具13bが正逆回転
操作されて3位置に切換えられることにより、前記ボリ
ューム13aからの電気信号を上昇用、昇降停止用、下
降用の3状態に切換えるべく構成され、前記感度設定器
16は、操作具16bが連続的に正逆に回転操作される
ことにより、前記ボリューム16aからの感度調節用電
気信号を連続的に変更すべく構成されている。
前記高さ設定器9及び負荷設定器12夫々は、前記支持
枠21の機体外方側の一側面に取付けたボリューム9a
及び支持ケース21の内方側の他側面に取付けたボリュ
ーム12aが、後述の如く連続的に操作されることによ
り、前記ボリューム9aからの高さ設定用の電気信号及
び前記ボリューム12aから負荷設定用の電気信号が連
続的に変更されるべく構成されている。
次に、前記ボリューム9a、12aの操作構造について
説明すれば、前記支持ケース21の一側壁21aに対し
て、その一側壁21aを貫ぬく状態で一本の支持軸24
を固設し、前記−側壁21aよりもケース外方側とケー
ス内方側との夫々に、軸芯X1+X2を合致させた支軸
部分24 a、24bが突出する状態に設けられたこの
支持軸24に対し、二本の揺動レバー22.23の基端
部に成形された各枢支ボス22b 、23bを、ケース
外方側の支軸部分24aとケース内方側の支軸部分24
bとの夫々に振り分けて枢着し、かつ、ケース内方側の
支軸部分24bにその基端部の枢支ボス23bを枢支さ
せた揺動レバー23は、前記支持ケース21の一側壁2
1aに形成された長孔25を通して、その握り部23a
をケース21の外方へ導出させ、他方の支軸部分24a
に枢支された揺動レバー22の握り部22aとほぼ同じ
ケース外側位置にその握り部23aがあるように構成さ
れている。
前記両枢支ボス22b 、23bに、部分ギヤ26a
、26bが固着されるとともに、このギヤ26a 、2
6bが、前記ボリューム9a 、 12aに連結したギ
ヤ27a 、27bと咬合されている。
尚、図中28は、支持ケース21にボルト連結される補
助カバーであって、前記両レバー22 、23の案内溝
29a 、29bが形成されている。
そして、前記揺動レバー22又は23を前記軸芯X1又
はX2を揺動軸芯として揺動させることにより、ギヤ連
動構造を介してボリューム9a又は12aを回動操作す
べく構成されている。
尚、実施例では、レバー22.23の揺動軸芯X1.x
2が合致するものについて例示したが、軸芯X1.X2
を少し偏心させた状態でレバー22゜23を支承するの
にも、本案を適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る揺動レバーの支承構造の実施例を示
し、第1図は対地作業機の側面図、第2図はブロック線
図、第3図は揺動レバー支承部を示す縦断側面図、第4
図は同展開縦断背面図、第5図は第3図におけるV−v
線断面図である。 14・・・・・・制御用機器、21・・・・・・支持ケ
ース、21a・・・・・・一側壁、22.23・・・・
・・揺動レバー23a・・・・・・握り部、24・・・
・・・支持軸、24a。 24b・・・・・・支軸部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御用機器14を内装する支持ケース21の一側壁21
    aK対して、その一側壁21aを貫ぬく状態で支持軸2
    4を止着し、前記支持軸24に対して、その支持ケース
    21よりもケース外方に突出する支軸部分24aと、前
    記支持ケース21の内部に位置する支軸部分24bとの
    夫々に揺動レバー22.23を枢着し、この内外両側の
    揺動レバー22,23のうち、前記支持ケース21の内
    部に位置する支軸部分24bに枢着された揺動レバー2
    3の握り部23aを、前記−側壁21aを貫いて支持ケ
    ース21の外方へ導出させである揺動レバーの支承構造
JP4986878U 1978-04-14 1978-04-14 揺動レバ−の支承構造 Expired JPS5847448Y2 (ja)

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JPS54152898U JPS54152898U (ja) 1979-10-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164821U (ja) * 1982-04-28 1983-11-02 セイレイ工業株式会社 農用トラクタ−の変速レバ−装置

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JPS54152898U (ja) 1979-10-24

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