JPS584719Y2 - ホワイトボ−ド - Google Patents

ホワイトボ−ド

Info

Publication number
JPS584719Y2
JPS584719Y2 JP11674378U JP11674378U JPS584719Y2 JP S584719 Y2 JPS584719 Y2 JP S584719Y2 JP 11674378 U JP11674378 U JP 11674378U JP 11674378 U JP11674378 U JP 11674378U JP S584719 Y2 JPS584719 Y2 JP S584719Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
paper
layer
whiteboard
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11674378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5533731U (ja
Inventor
高橋昭次
瀬田幸雄
Original Assignee
本州製紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本州製紙株式会社 filed Critical 本州製紙株式会社
Priority to JP11674378U priority Critical patent/JPS584719Y2/ja
Publication of JPS5533731U publication Critical patent/JPS5533731U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS584719Y2 publication Critical patent/JPS584719Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホワイトボードに関するもので、特にシート状
基材の一面に、アミノアルキド樹脂で表面力任した巻取
印刷可能なホワイトボードに関する。
従来ホワイトボードとしては、プリント合板、プラスチ
ック又は紙のオーバーレイ合板などの化粧合板、プリン
トパーティクルボード(パーティクルボード化粧板)等
、基材に合板類を用いて、メラミン、尿素、不飽和ポリ
エステル等の熱硬化性樹脂を表面加工したもの及び基材
に板紙等を用いて、ポリプロピレン、ポリエチレン等の
フィルムを貼り合せたもの等が知られている。
−・しながら、合板にメラミン樹脂等で表面加工したも
のは、表面の耐摩耗性、耐溶剤性が優れている反面、合
板を基材としているため、価格が比較的高く、不安定で
、且つ注文寸法に対する対応が不十分など流通上の不便
さがある。
オた板紙等にポリプロピレンフィルム等のフィルムをラ
ミネートしたものは、前記の合板にメラニン樹脂を加工
したものに較べて、基材が紙であることから、巻取印刷
が可能という利点がある一方、ラミネーとしたフィルム
面が耐摩耗性、耐スクラッチ性が劣るという欠点がある
本考案は、これら従来品の利害得失について検討の結果
、基材の紙、プラスチックフィルム、金属箔等のシート
状基材を用い、しかも表面加工樹脂面が耐摩耗性、耐溶
剤性、耐スクラッチ性にすぐれ、且つ巻取印刷可能な樹
脂組成を見出し、これを表面加工することにより得られ
るホワイトボードである。
本考案でいうシート状基材とは、シート状をした紙、プ
ラスチックフィルム、金属箔又はこれらを組合せた複合
シート等である。
紙には一般紙、特殊紙、板紙等を含み、プラスチックフ
ィルムとしては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等のフィ
ルムがあげられる。
金属箔としてはアルミニウム、錫の箔が用いられる。
紙、プラスチックフィルム、金属箔の組合せによる複合
シートとしては、通常知られる紙とプラスチックフィル
ム、紙とプラスチックと金属箔、紙と金属箔等のほか、
紙を中心とした各種の組合せが用いられる。
これらのシート状基材は、各素材とも巻取で供給でき、
複合シートとした後も、巻取状で使用できる点に特徴が
ある。
すなわち、本考案のホワイトボードは、基材としては紙
等のシート状基材の巻取印刷可能な利点を利用し、表面
加工用樹脂としては、耐摩網性、耐マーカー性のすぐれ
たメラミン系、ポリエステル系樹脂&東反応速度力;遅
いことと硬すぎるため、巻取印刷ができないことから避
け、アミノアルキド樹脂の組成を巻取印刷可能なように
改変適応させて表面加工樹脂として用いたものである。
ホワイトボードに用いられるマーカーは、最初に開発さ
れたホワイトボードがほうろう仕上げであるため、使わ
れるマーカーもほうろう仕上げ表面に合せたインキ、チ
ップ(筆先)が用いられており、本考案のホワイトボー
ドは従来のホワイトボード用のマーカーで問題なく使用
できる表面性質をもたせる点で腐心したものである。
すなわち、マーカーのインキとしては、顔料又は染料を
塩化ビニル系等のバインダーと共に、エステル類、ケト
ン類等の溶剤で溶解したものが用いられるので、耐溶剤
性が必要であり、チップとしては反応型樹脂で固めたフ
ェルトが用いられているので、ボード表面が傷つかない
ような耐摩耗性、耐スクラッチ性が必要である。
これら性質を満足し、しかも巻取印刷可能な反応速度の
速さと硬さをもった樹脂として、従来から知られている
アミノアルキド樹脂の組成を変えて、この考案のホワイ
トボブ下の表面加工用樹脂に用いたのである。
アミノアルキド樹脂塗料として、通常アミノ樹脂20〜
40重量%(固形分比)の加熱硬化型のものが、乗用車
、電気器具りどの金属部分の上塗りに用いられ、また酸
硬化型のものが木工品、建築物の木部などの、主として
、クリ、ヤー隼装に用いられている。
本考案では、これら塗料のほか、紙の表面コーティング
剤としてのアミノアルキド樹脂塗料(例えば特公昭43
−1213号)とも異なるアミノ樹脂混合率とすること
により、本考案のホワイトボードの表面加工用樹脂とし
て用いることができた。
本考案でいうアミノ樹脂欅合率とは、アミノアルキド樹
脂中に混合されたアミン樹脂の固形分比をいい、重量多
で表わす。
すなわち、従来のアミノアルキド樹脂塗料のアミノ樹脂
混合率は20〜40重量多であり、特公昭43−121
3号でも混合率に換算して161〜33.4重量多であ
るのに対し、本考案ではこれを50〜90重量多、好ま
しくは55〜85重量多とすることにより、樹脂層の厚
みを増大させ、適度な硬さ例えば鉛筆硬度で3〜4Hを
持たせることができた。
本考案においてアミノ樹脂混合率を50〜90重量多と
したのは、アミノ樹脂が100%に近くなると樹脂面の
硬さが増大し、耐摩耗性、耐スクラッチ性等の耐マーカ
ー性は良くなるものの、折も曲げ性等の柔軟さがなくな
り、しかも硬化速度も極端に遅くなり、巻取印刷ができ
なくなること、反対にア□ノ樹脂が50%未満になると
可撓性は増すものの、硬さの点でホワイトボードには使
用できないことによる。
本考案のホワイトボードに用いられるアミノアルキド樹
脂としては、アルキド樹脂として油変性ポリエステル樹
脂に、アミノ樹脂としてブタノール変性尿素樹脂、メラ
ミン樹脂等から、それぞれ選択して、組合せ、混合し、
硬化触媒を加えて反応させて得られるアミノアルキド樹
脂が用いられる。
本考案のホワイトボードの実施例を図面により具体的に
説明する。
第1図は板紙を基材とした例を示す部分拡大断面図で、
表面基材紙1には、段ボール用ライナーC坪量200J
’/m”を用い、その表面にグラビア印刷機で、アミノ
樹脂混合率70重量俸のアミノアルキド樹脂インキから
なるア□ノアルキド樹脂層2を設けてキュアを行なった
後、前記表面基材紙10反対面には、別々に坪量600
//m”の板紙2枚をグルーラミネ7−ソーによシ、
酢酸ビニルエマルジョンを接着剤層3に用いて、貼合せ
た板紙層4を、酢酸ビニル土マルジョンの接着剤層3′
を介して貼合せたものである。
第2図は第1図と同様にして、板紙を基材とした例で、
アミノアルキド樹脂層2の上に、ワックス、シリコン等
の離型剤層5を設けたム外は、第1図と全く同様の構成
のホワイトボードである。
第3図は、板紙に厚さ20μmのポリプロピレンフィル
ムを貼合したものを基材とした例を示す部分拡大断面図
で、オす、厚さ20μmのポリプロピレンフィルムであ
るフィルム60片面に、グラビア印刷機により、第1図
の実施例と同様にして、アミノ樹脂混合率85重重装の
ア□ノアルキド樹脂層2を設け、ついで坪量6ooy/
m”の板紙を用いた板紙層4を前記フィルム60反対面
にエポキシ樹脂の接着剤層3を介して貼合させたもので
ある。
第4図は、フィルム、金属箔、紙を貼合したものを基材
とした例で、オず厚さ20μmのポリプロピレンフィル
ムを用いたフィルム層6の片面ニ、厚さ8μmのアルミ
箔を用いた金属箔層Tを、工ポキン樹脂の接着剤層3を
介して貼合し、ついでフィルム層6の非貼合面に、第1
図の実施例と同様にして、アよノ樹脂の混合率60重量
φのアミノアルキド樹脂層2を設けた後、前記金属箔層
7の非貼合面に、酢酸ビニルエマルジョンを用いた接着
剤層3′により、板紙層4を貼合したものである。
本考案で用いられる基材の構成は、前記第1図から第4
図に示したもののほか、紙、板紙、金属箔、プラスチッ
クフィルム等を各種組合せて用いることができる。
寸たアミノアルキド樹脂層には、アミノアルキド樹脂の
ほか、着色剤とし二酸化チタン、硫化亜鉛などの白色顔
料、その他の有色顔料が用いられる。
本考案によるホワイトボード(L基材として紙、板紙、
プラスチックフィルム、金属箔等又はこれ等を組合せた
シート状物を用いたため、従来の合板等を用いたものに
比較して価格が安く、且つ安定しており、加工時の作業
性、寸法揃え、輸送、使用条件等、流通面の利点がある
加えて表面加工樹脂として、適度な硬さと硬化速度を有
す特定のアミノアルキド樹脂を用いたため、従来知られ
る表面加工樹脂を用いたホワイトボードではなし得なか
った樹脂インキによる巻取印刷かり能になるという工業
的効果が得られる。
本考案のホワイトボードは、前記のメリットのほか、ホ
ワイトボード本来の特性であるボード面の耐摩耗性、耐
スクラッチ性、耐溶剤性などの耐マーカー性がすぐれて
おり、油性インキのつき、落ちが良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホワイトボードの実施例を示す部分拡
大断面図であり、第2図〜第4図は、他の実施例を示す
部分拡大断面図である。 1・・・・・・表面基材紙、2・・・・・・アミノアル
キド樹脂層、3.3′・・・・・・接着剤層、4・・・
・・・板紙層、5・・・・・・離型剤層、6・・・・・
・フィルム層、7・・・・・・金属箔層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状基材の一面に、アミノアルキド樹脂中のアミノ
    樹脂の混合率が50〜90重量多であるアミノアルキド
    樹脂層を設けてなるホワイトボード。
JP11674378U 1978-08-28 1978-08-28 ホワイトボ−ド Expired JPS584719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674378U JPS584719Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 ホワイトボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674378U JPS584719Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 ホワイトボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5533731U JPS5533731U (ja) 1980-03-04
JPS584719Y2 true JPS584719Y2 (ja) 1983-01-26

Family

ID=29069555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11674378U Expired JPS584719Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 ホワイトボ−ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584719Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437008U (ja) * 1977-08-18 1979-03-10
JPS58188944A (ja) * 1982-04-27 1983-11-04 Nec Corp 光通信方式
JPS6359031A (ja) * 1986-08-27 1988-03-14 Stanley Electric Co Ltd 光受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5533731U (ja) 1980-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS584719Y2 (ja) ホワイトボ−ド
JPH0542347B2 (ja)
JPH0320152Y2 (ja)
JP2000117926A (ja) 化粧シート
JP2019025653A (ja) 化粧シート及び化粧板
JPS6321634B2 (ja)
JP2001096704A (ja) 化粧材
JP2001199028A (ja) 化粧材
JPH04348176A (ja) 筆記性粘着シート
JP7268778B2 (ja) 化粧シート及び化粧板
JPS6211949Y2 (ja)
JPS59232864A (ja) 化粧材の製造法
JPS5831752A (ja) 艶消し模様と艶有り模様部分を混在した化粧材およびその製造方法
JPH0580746U (ja) 化粧シート
JP4269452B2 (ja) 化粧シート
JP4289516B2 (ja) 化粧シート
JPS6189279A (ja) タイトル表示ラベル用粘着シ−ト
JPH051148B2 (ja)
JP4319717B2 (ja) Vカット加工適性を有する化粧板
JPH059199Y2 (ja)
JP2000326456A (ja) 化粧シート
JPS607177Y2 (ja) 家具、建材並びにホワイトボ−ド用ボ−ド
JPS627484Y2 (ja)
JPH06270370A (ja) 化粧シ−ト
JPH08258236A (ja) 立体感を有する化粧板