JPS59232864A - 化粧材の製造法 - Google Patents

化粧材の製造法

Info

Publication number
JPS59232864A
JPS59232864A JP10726683A JP10726683A JPS59232864A JP S59232864 A JPS59232864 A JP S59232864A JP 10726683 A JP10726683 A JP 10726683A JP 10726683 A JP10726683 A JP 10726683A JP S59232864 A JPS59232864 A JP S59232864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
resin
pattern
convex pattern
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10726683A
Other languages
English (en)
Inventor
宏 田中
青田 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10726683A priority Critical patent/JPS59232864A/ja
Publication of JPS59232864A publication Critical patent/JPS59232864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は耐摩耗性がすぐれ、自然な手触り感がある化粧
材の製造法に関する。
(従来技術) 従来、化粧材に凸状模様を形成することにより、織物状
の凹凸感などの、凹凸によるテクスチャー(材質感)を
付与づ−る試みは行なわれている。
代表的な従来技術及びその欠点を挙げると、(イ)ポリ
塩化ビニル樹脂のプラスチゾル若しくはオルガノゾルを
用い、版深の深い版を用いて印刷する方式では、乾燥性
が悪く、手触り感や艶消し感の点で不充分であり、(ロ
)水性発泡インキを用いる方式では、得られる凸状模様
の耐圧性、耐スクラッチ性が不充分である。或いは(ハ
)前記(イ)の組成物に発泡剤を添加すると(イ)の欠
点は若干解消するものの耐スクラッチ性は悪くなるし、
に)機械的なエンボス手法では熱可塑性基椙等には適用
できても、紙等には適用する際の制約があり、又、凹凸
と印刷とを一致させることが困難である。
(発明の目的) 従って本発明においては上記した従来技術の欠点を解消
し、通常の印刷を大巾に変更せずに利用でき、通常の模
様と一致させることかでさ、しかも、得られる化粧材の
凸状模様がつぶれに(<、かつ、耐スクラッチ性がすぐ
れた化M、利を製造することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の化粧材の製造法は、基材の表面に通常の模様を
印刷して形成し、次にシラスバルーンを含むインキを用
いて凸状模様を印刷して形成することを特徴と1−ろも
のである。
第1図〜第a図は本発明の工程を示し、まず、第1図に
示1−ように基材/に通能の模様コを印刷して形成し、
次に第2図に示すように通常の模様λに重ねて、若しく
は通常の模様ユの間にシラスバルーンを含むインキを用
いて凸状模様3を印刷して形成する。
上記において基材/としては通常、化粧材の暴利として
使用するものであればいずれでもよ(、典型的7よもの
としては薄葉紙等の紙である。
その他に使える基材の例は次の通りである;晒クラフト
紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石こうボード紙等の
紙、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム
、ポリビニルアルコールフィルム、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロ
ンフィルム、ポリスチレンフィルム、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体フィルム、エチレンヒニルアルコール共重合
体フィルム、アイオノマー等のプラスチックフィルム、
木、合板、バーチクルボード等の木質基材、石こうボー
ド、石こうスラグボード等の石こう系基材、パルプセメ
ント板、石綿セメント板、木片セメント板等の繊維セメ
ント板、GRC及びコンクリート、鉄、アルミニウム、
銅等の金属箔若しくはシート、並びに以上の各基材の複
合体等。なお、複合体とする前に第1の基材を用いて化
粧材を一旦製造し、更に第コの基材に貼着する等しても
よい。
基材/には通常のインキ組成物を用い、基材の材質に合
わせた適宜な印刷法により通常の模様を印刷する。通常
のインキ組成物としてはベヒクルに顔料若しくは染料の
着色剤、可塑剤、安定剤、その他の添加剤、溶剤若しく
は希釈剤を混練してなるものを用い、ベヒクルとしては
剣先ば、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセ
ルロース、セルロースアセテートグロビオネート、酢酸
セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリ
αメチルスチレンなどのスチレン樹脂及びスチレン共重
合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルな
どの、アクリル又はメタクリル樹脂の単独又は共重合樹
脂、ロジン、ロジン変性マンイン酸樹脂、ロジン変性フ
ェノール樹脂、重合ロジンなどのロジンエヌテル樹脂、
ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ブチラール樹脂等のうち一種ないしは二種以上を
選択して使用し、以上のよ5 T1通常のインキ組成物
を用いて通常模様を印刷形成するにはグラビア印刷法、
オフセットグラビア印刷法、シルクスクリーン印刷法、
オフセット印刷法、静電印A611 法、ジェットプリ
ント法などの公知の印刷方法を基材の材質、性状、形態
等を考慮して選択して用いて行なえばよ(、例えば、基
材として薄葉紙(坪量23帰〜30り)を使用するとざ
は通常非常に長い用紙の巻き取られた状態で供給される
から輪転印刷機を用い、印刷方式としてはグラビア印刷
方式を用いろと多少の用紙表面の粗さがあっても克服し
て美麗な印刷が可能であって好ましい。
なお、[通常の印刷模様jとしては基材上に直接、基材
を透視可能に設けてもよいが、通常は隠蔽のために着色
されたベタ層(−面に均一な層)及びベタ層の上に重ね
られた模様として設げてもよい。模様の種類としては抽
象柄、しばしば織物の模様が用いられろ。或いは絵画、
エツチング版画などの模様でもよい。
次に、通常の印刷模様コに重ねて、若しくは模様コの間
に凸状模様を設げる。
凸状模様を設けるために用いるインキとしてはシラスバ
ルーンを含むものを用いるのがよい。
シラスバルーンは火山灰を加熱焼成して微細中空球状体
にしたものであってその組成は例示すれば5102;乙
lI〜70%、Al2O3;/l〜/乙%、CaO; 
lり〜25%、T −Fe ; / 〜’1%、その他
;10〜76%からなるものであり、粒径は7〜100
μm、外観は淡黄色微粉末、見掛比重は0. A〜Og
1軟化点は900〜1000°C1融点は1000〜1
200℃、2’1時間の自然放置による吸湿量はoog
%であり、伊地知化成、釧路石炭、日本不燃、南日本合
板、三機工業等より入手出来ろものであって、好ましく
は以上のシラスバルーンであって粒径10〜50μmの
ものを用いろ。70μ以上とすると耐スクラッチ性が向
上する。又、!θμを越えるものは全(使用不能ではな
いが、通常の印刷条件では版の目詰まりをおこすなどの
点で扱いにくく、実用的とは言えない。
上記シラスバルーンに(・ま更に適宜なベヒクル、顔料
又は染色の着色剤、安定剤、可塑剤、分散剤、その他の
添加剤、溶剤若しくは希釈剤を混練してインキとして用
いろ。なお、シラスバルーン以外にも5IO2、Al2
O3、CaO、MgO等の酸化物若しくはそれらの複合
酸化物、ガラス、炭素を材料とする中空粒子(以上を総
称し、シラスバルーンも含めて無機質中空粒子と称する
)を用いてもよい。上記のうちでもシラスバルーンが好
ましいのは、シラスバルーンが比較的どのベヒクルにも
適用できて好結果を与えろためであり、例えばポリ塩化
ビニル樹脂のプラスチゾルやオルガノゾルに添加しても
インキとしての適性がダウンしない。
凸状模様を設けるための印刷方法としては、通常の模様
を設けるだめの前記した印刷方法が適用可能であるが、
使用するインキ中の無機質中空粒子の径が太きいため、
70μ以上の比較的版深の深いグラビア版や開孔部の径
の大ぎいシルクスクリーン版を用いて行なう印刷方法を
とるのがよい。このような印刷方法を特に選択すること
により、立体感や、ざらざらした手触す感、或いは織物
模様に適用するとぎは織物の材質感が得られる。
なお、印刷速度、特に載録速度を向上さセろ意味では油
性の樹脂をベヒクルとして用いるのがよいが、水性のも
のも使用できるし、ポリ塩化ビニル樹脂のプラスチゾル
やオルガノゾルな用いたり、或いは特に硬化型の樹脂を
ベヒクルとして用いてもよい。
本発明の基本構成については以上に説明した通りである
が、更に本発明において、必要により、表面に重ねて透
明合成樹脂層グを重ねて形成してもよい。透明合成樹脂
層グを形成するには、下層との接着性及び用途を考慮し
て適宜に選択した透明合成樹脂塗料を用い、公知の塗布
方法、伝えば、グラビア印刷1− 、ロールコ−1・、
−I−7−ナイフコート、キスコート、スプレーコート
、かけ流しコート、デイソブコ−1・、スピンナーコー
ト、ホイーラーコート、刷毛塗り、シルクスクリーンに
よろベタコート、フローコートなどによって塗布し、乾
燥させればよい。
透明合成樹脂塗料のベヒクルは、通常、アミノアルキッ
ド、ポリランタン、ポリエステルなどの合成樹脂である
が、これには限定されない。
なお、透明合成樹脂層ケの厚みは凸状模様3の厚みを太
rlJには越えない程度とする。透明合成樹脂塗料を塗
布すると凸状模様3の部分では塗料が吸い込まれるので
凸状模様3が元来有する手触り感や艶消し感は失なわれ
ることがない。
(発明の効果) 本発明によfLば、凸状模様中のシラスバルーンが摩耗
((強く、しかもプラスバルーンで充填された凸状模様
はつぶれに強く、その上、通常の印刷工程を利用しうろ
利点がある。
又、シラスバルーンが充填された凸状模様はざらざらし
た手触り感が得られる。
従って以上のよ511化粧材は天井材、壁面材、家具、
雑貨、壁紙、床材、音響機器キャビネット表面材などの
用途に広(使用でき、特に天井材、プリント合板及びそ
の応用製品に向(ものである。
なお、シラスバルーンとして70μ以上の径のものを使
用すると得られる凹凸が太きいため、保護層を有してい
ながら微細TI凹凸が埋められろことがない。更に10
μ以上の粒子を用いるので「シーン効果」が生じに<<
、引つ掻ぎ傷ヤ打痕が目立ちに(いため、輸送や加工の
際に格別な注意を払う必要がない等の利点もある。
実施例 坪量23%の薄葉紙に−1まず、ニトロセルロース樹脂
及びアルキッド樹脂をベヒクルとするグラビアインキを
用い、抽象柄下地色を版深gOμmnのベタ版を用い、
グラビア印刷した後、同様のインキを用い、グラビア印
刷により抽象模様を印刷した。
更に抽象模様を印刷した紙に下記組成のインキを用い版
深9θμmのダイレクト腐食グラビア版で盛り上げ印刷
を行なった。
酸化チタン          J7//酢エチ   
        /q511トルエン        
  15//得られた化粧材をポリ酢酸ビニル・間服系
のエマルジョン型接着剤を介して厚み一27籠の金板に
貼着しプリント合板とした。このプリント合板は白色の
凸状模様を有しており、凸状模様を爪テυ・つかいても
剥落することはなかった。
実施例コ 実施例/で得られた化粧材を台板に貼着する前にポリエ
ステルポリオール及び当−吐のインシアネートを含む塗
料(固型分3!%)及び版深gOμフルのグラビア版を
用いて表面コートを行ない、その他は実施例/と同様に
してプリント合されると共に、より汚れに(いものであ
った。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の工程を示すためのいずれも断
面図である。 l・・・・・・・・・・・基材(例えば紙)コ・・・・
・・・・・・・通常模様 3 ・・・・・・・・・・・凸状模様(シラスバルーン
入り)り・・・・・・・・・・・透明行成樹脂層特許出
願人 大日本印刷株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材の表面に通常の模様を印刷して形成し、次に
    シラスバルーンを含むインキを用いて凸状模様を印刷し
    て形成することを特徴とする化粧材の製造法。
JP10726683A 1983-06-15 1983-06-15 化粧材の製造法 Pending JPS59232864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10726683A JPS59232864A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 化粧材の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10726683A JPS59232864A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 化粧材の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59232864A true JPS59232864A (ja) 1984-12-27

Family

ID=14454693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10726683A Pending JPS59232864A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 化粧材の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59232864A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01135637A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Dainippon Printing Co Ltd 立体感を有する熱硬化性樹脂化粧板の製造法
JP2016196153A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 凸版印刷株式会社 化粧シート、及び化粧板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114949A (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 大日本印刷株式会社 化粧材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114949A (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 大日本印刷株式会社 化粧材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01135637A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Dainippon Printing Co Ltd 立体感を有する熱硬化性樹脂化粧板の製造法
JP2016196153A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 凸版印刷株式会社 化粧シート、及び化粧板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000328498A (ja) 化粧材
JPH079650A (ja) 化粧材
JP3997802B2 (ja) 化粧シート及び化粧材
JP5119637B2 (ja) 化粧シート
JPS60242245A (ja) 化粧材
JPH0688393B2 (ja) 化粧材
JP5028932B2 (ja) 化粧シート
JPS59232864A (ja) 化粧材の製造法
JP4467696B2 (ja) 化粧材
JP2008087158A (ja) 化粧シート
JP2000351178A (ja) 化粧材
JPH04197700A (ja) 立体感を有する化粧材
JPS61130080A (ja) 化粧材の製造法
JP2001096704A (ja) 化粧材
JP2001328228A (ja) 化粧材
JPH0580746U (ja) 化粧シート
JPS584719Y2 (ja) ホワイトボ−ド
JPH0120065B2 (ja)
JPH0125703B2 (ja)
JPS5816846A (ja) 木目模様化粧板の製造法
JPH0211314B2 (ja)
JP2592907B2 (ja) 化粧材
JPH08244174A (ja) 立体感を有する化粧材
JPS6250307B2 (ja)
JPS63249799A (ja) 耐水性化粧シ−トの製造法