JPH079650A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JPH079650A
JPH079650A JP11355691A JP11355691A JPH079650A JP H079650 A JPH079650 A JP H079650A JP 11355691 A JP11355691 A JP 11355691A JP 11355691 A JP11355691 A JP 11355691A JP H079650 A JPH079650 A JP H079650A
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transparent synthetic
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Yoshiaki Aota
良明 青田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも表面が着色された基材の表面に、
透明合成樹脂層が形成されており、透明合成樹脂層の表
面には下層を透視可能な模様が施されており、最表面に
はエンボス加工が施されている化粧材。 【効果】 深み (奥行感) の表現ができ、立体感を与え
る。又、天然物の持つ内部構造を擬似的に与えることが
でき、すぐれた実体感を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の化粧材基材に適用
して新規でかつ自然感に富む化粧材を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の内外の仕上げ、家具の仕
上げ、装飾品の仕上げ等の目的で種々の化粧材が使用さ
れている。これらの化粧材のうち、実際の木や動物の
皮、大理石等の石、布などを除くと、多くの化粧材は用
途に合わせて適宜に選択された基材に印刷、塗装、エン
ボス加工等を行なって、木、皮、石、布などの外観を模
倣するか、或いは全くそれらとは異なる抽象的な模様な
創造し、いずれにせよ人工的に化粧材を製造してそれぞ
れの用途に適用している。
【0003】化粧材を人工的に製造する際に、単に外観
の模様のみを模倣するような場合には現在の進んだ写真
製版技術や印刷技術を利用すれば足りるが、化粧材を使
用する業者や最終的な消費者の要望が高まる中で、更に
模様以外の要素をも加味した試みが今まで幾つかなされ
ている。 (イ) 例えば基材に印刷を施した後、艶を調整するため
の艶調整層を設ける試みが既になされており、これによ
れば単に印刷しただけでは得られない所定の艶をほぼ達
成しうるものであるが、深み (奥行感) や表面のテクス
チャー (微細凹凸等の材質感) が表現しきれず立体感が
乏しいし、或いは天然物のもつ内部構造のようなものは
表現しきれず、非実体的な感じは否定できない。
【0004】(ロ) 或いは印刷を単に平面的に行なうの
ではなく、模様の一部を固型分の転移量が多くなるよう
に印刷して、上記 (イ) では得られない立体的な感じを
付与する試みもなされており、この手法ではかなり立体
感が生じるが、やはり深みや内部構造まで再現すること
は不可能である。 (ハ) 又、 (ロ) の手法に加えて、艶のあるインキと艶
の消えたインキを併用し、立体的な感じをより一層強調
する試みもなされているが、やはり深みは依然として再
現できない上、表面が摩耗すると立体感が減少するもの
である。
【0005】(ニ) 更に糸を一方向に並べて貼着した基
材を用いて印刷するか、或いは延伸により同等の外観を
与える基材に印刷すると、上記 (イ) 〜 (ハ) では表現
できなかったテクスチャー、内部構造の表現が可能にな
ってくるが、一般的に凹凸のある基材には印刷が行ない
にくく、かえって、模様を損なうものである。 (ホ) 或いは又、基材に印刷した後に、透明合成樹脂層
を形成し、エンボスする手法もあるが、依然として深み
に欠け、エンボスにより艶が決められてしまい、自由な
調整はむずかしい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明において
は深み、テクスチャー、内部構造の一部もしくはすべて
を上記した従来技術より改善して、かつ、印刷自体は通
常に行なえる、外観のすぐれた化粧材を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧材は、少く
とも表面が着色された基材の表面に、透明合成樹脂層が
形成されており、透明合成樹脂層の表面には下層を透視
可能な模様が施されており、最表面にはエンボス加工が
施されていることを特徴とするものである。次に本発明
の具体例を紙に木目模様を付した木目化粧紙について説
明する。なお、後で述べるように本発明の基材は紙に限
らないし、又、模様を木目模様としたのは、化粧材の分
野では木目模様の再現が最もむずかしく、又、需要も多
いためであり、木目模様の表現手法はほとんど他の模様
に適用できるからである。
【0008】図1は木目化粧紙の基本的な構造を示す模
式的な断面図であって、木目化粧紙1は紙2の表面にベ
タ (全面均一) 着色層3、透明合成樹脂層4、木目模様
層5、艶調整層6が順次積層され、かつ、表面にエンボ
ス7を有する構造となっている。紙2としては、薄葉
紙、晒もしくは未晒のクラフト紙、上質紙などの通常の
ものや、いわゆる紙間強化紙 (ラテックス含浸紙) 、合
成樹脂を混抄した混抄紙、チタン紙、リンター紙、板
紙、石こうボード紙等が使用できる。
【0009】着色層3は紙2を隠蔽し、化粧紙全体に隠
蔽性を与えると共に木目模様層5の印刷下地色を与え、
通常は木目の最も明るい色 (ハイライト) でベタ印刷さ
れている。勿論、着色層3は紙2自体が充分に着色され
ているときは省くことも可能である。着色層3は、通
常、隠蔽性を増すために二酸化チタンのような隠蔽性の
高い顔料を多量に含んだインキを用いて塗布もしくは印
刷されて形成されている。
【0010】透明合成樹脂層4は、着色層3と木目模様
層5の間に間隔を生じさせ、模様に奥行感を与えると共
に、場合によっては模様5による陰影を着色層3の表面
に与えるためのものであり、層4は原則的には透明な合
成樹脂を使用し、適宜な塗布方法によって形成すること
ができる。合成樹脂としては例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン/酢酸ビニル共重合体、もしく
はアイオノマーなどのポリオレフィン系樹脂、飽和ポリ
エステルやポリ塩化ビニルのようなポリオレフィン以外
の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂やポリウレタ
ン樹脂などの熱硬化性樹脂等が好適な例である。
【0011】木目模様層5は下層が透視可能なものであ
る。模様を下層が透視可能にするには、インキ自体が透
明性のあるものを用いることにより、或いは不透明なイ
ンキを用いても、透かし模様 (切り抜き模様) 状の模様
とすることにより実現できるが、通常の印刷法により形
成された模様は網点によって構成されているので網点の
間が必ず透光性となり、インキ自体の透明・不透明とは
無関係に下層が透視可能である。
【0012】艶調整層6は化粧紙1の表面を保護し、木
目模様の消失を防止すると共に化粧紙1の表面に好まし
い艶を与える透明合成樹脂上塗層である。艶調整層6は
適宜なベヒクルを用いた塗料を塗布することにより形成
されている。ベヒクルとしては次のようなものが例示さ
れる;ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、アミノ樹脂、
ニトロセルロース樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、メラミン樹脂、酢酸
セルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル
樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂。
【0013】上記のベヒクルとして挙げた樹脂は単独で
もしくは複合して使用することができる。艶調整層6を
形成するための塗料には通常、次のような艶消剤を分散
して所望の艶とするが、艶消剤を含ませないグロス (艶
あり) タイプの塗料を用いることもある。使用できる艶
消剤の例としては次のようなものがある;マイカ、シリ
カ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ケイ砂、
シラスバルーンのような無機質中空体。
【0014】エンボス7は化粧紙1の表面に材質感を付
与するものであり、通常、エンボスと言うと比較的大き
な凹凸を意味するが、極く微細を凹凸により化粧紙1の
表面の艶を形成することも可能である。エンボス7は木
目模様5に適合するには木目の導管溝を表現したもの、
塗装板の艶状態を再現したもの、及びそれらを共存させ
たものが通常であるが、更に木の繊維感を表現する意味
では木目の繊維方向に沿ったヘアーライン状のものを用
いると木の材質感の表現がより向上する。勿論、ヘアー
ライン状のエンボスとその他の導管溝などのエンボスが
共存してもよい。
【0015】図1に示した木目化粧紙は模様の下に透明
合成樹脂層4が設けられているので奥行感があり、しか
も表面のエンボスにより材質感が付与され、艶調整層に
より好ましい艶に調整されているものである。図2は木
目化粧紙の更に好ましい構造を示すものであり、図1の
ものに加えて、艶調整層6の上に別の艶調整層8を有し
ている。例えば層6は艶消層であり、層8は艶出層であ
り、艶出層8は木目模様の特定部分、特に木目の秋材部
に相当する箇所に設けると、木目模様の実体感が向上す
る。この図2に示したものは例えば杉の板を「うづくり
加工」したものの再現に適しており、天井等に用いると
よい。
【0016】なお、ここで艶消層上に艶出層をパターン
状に設ける以外にも、艶出層を設けた上に艶消層を設け
るやり方や、艶消層を艶出層を区分けして同一面上に設
けるやり方もあるし、或いは艶消層もしくは艶出層のい
ずれか一方を模様状に設けてもよく、要するに艶調整層
が模様状に設けられていると、下層の模様と適合して視
覚的な立体感が増すものである。
【0017】図2に示した木目化粧紙は図1のものにく
らべて部分的に艶の変化が付されているので図1の木目
化粧紙の効果に加えて、より一層の立体感が得られるも
のである。本発明においては図1及び図2に示したもの
に加えて、更に次のような要素を追加すると一層よい。
【0018】(a) 図1及び図2に示した印刷模様5は
透明合成樹脂4上に設けたが、印刷模様5は図1及び図
2に示した位置に加えて、着色層3と透明合成樹脂層4
の間にも設けると一層の立体感が得られる。同様に、印
刷模様を艶調整層6の上にも設けるとよいが、このとき
は図2の艶調整層8と兼ねて設けるのがよく、適宜な着
色を施した艶調整された組成物により設けるとよい。な
お印刷模様を図1及び図2に示した位置に加えて、前記
した2カ所にも設け、合計3カ所に印刷模様を設けても
よい。
【0019】(b) 着色層3は図1及び図2の説明にお
いては単なる着色隠蔽のための層として説明したが、こ
の着色層は更に光輝性顔料を含有させることにより光沢
を生じさせると木の照り、皮の光沢、石の輝き、布の光
沢等の再現性が向上する。光輝性顔料としては例えば、
(i) パール顔料と称するもの、具体的には貝がらの内
側の壁の部分や真珠の砕粉、雲母、雲母の微粒子 (1〜
100μm 程度の径) にTiO2 もしくは、酸化鉄を焼き付
けたもの、 (ii) 金属粉、具体的には銅、アルミニウ
ム、真ちゅう、青銅、金、銀等の、好ましくは1〜120
μm の微粒子、 (iii)蒸着されたプラスチックフィルム
の砕片、例えばポリエチレンテレフタレートフィルムに
(ii) で示したような金属、通常はアルミニウムを蒸着
し、粉砕したもの (銀色粉) 、蒸着後、透明な黄色塗装
を行ない、その後に粉砕したもの (金色粉) を使用する
ことができる。これら光輝性顔料は再現しようとするも
のの光沢、照り、輝きに応じて選択し、1種又は2種以
上用いることができる。なお、光輝性顔料を着色層3を
形成するための組成物全体に添加すると、着色層3は通
常はそれ自身が隠蔽性であるので表面近く以外の光輝性
顔料は無駄になり、高価格な光輝性顔料を通うことは化
粧材のコストアップとなりやすい。そこで、光輝性顔料
を使用するときは、色相自体は同様の単なる着色層をま
ず形成し、この上に光輝性顔料のみを含有する光輝性着
色層を形成すると、全体としては光輝性顔料の使用量を
減らし、かつ、光輝性顔料のうち有効に作用するものの
割合を高めることができる。
【0020】なお光輝性顔料は着色層3の上層であれば
いかなる場所にも併用することができるので、必要に応
じ、他の層にも用いるとよい。本発明の化粧材の製造方
法は概略、次の通りである。まず、表面が着色された基
材を準備する。基材1としては紙以外にも化粧材の基材
として使用するものであればいずれでもよい。紙以外に
使用できる基材の例は次の通りである;ポリエチレンフ
ィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコ
ールフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、
ポリカーボネートフィルム、ナイロンフィルム、ポリス
チレンフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フィル
ム、エチレンビニルアルコール共重合体フィルム、アイ
オノマー等のプラスチックフィルム、木、合板、パーチ
クルボード等の木質基材、石こうボード、石こうスラグ
ボード等の石こう系基材、パルプセメント板、石綿セメ
ント板、木片セメント板等の繊維セメント板、GRC及
びコンクリート、鉄、アルミニウム、銅等の金属箔若し
くはシート、並びに以上の各基材の複合体等。なお、複
合体とする前に第1の基材を用いて化粧材を一旦製造
し、更に第2の基材に貼着する等してもよい。
【0021】上記基材としては予めその製造時に着色で
きるものは着色しておく。例えばプラスチックフィルム
はそのフィルム製造時に樹脂と共に顔料を混練しておく
ことにより着色された基材とすることができる。予め着
色されてないもの、及び、所望の色相を有してないもの
には着色用のインキ若しくは塗料組成物を用いて着色す
る。インキ若しくは塗料組成物としてはベヒクルに顔料
若しくは染料の着色剤、可塑剤、安定剤、その他の添加
剤、溶剤若しくは希釈剤を混練してなるものを用い、ベ
ヒクルとしては例えば、エチルセルロース、エチルヒド
ロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロピ
オネート、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリ
スチレン、ポリαメチルスチレンなどのスチレン樹脂及
びスチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
メタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアク
リル酸ブチルなどの、アクリル又はメタクリル樹脂の単
独又は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹
脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンなどのロジ
ンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、
ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂等のうち一種な
いしは二種以上を選択して使用し、作成したものを用い
るとよい。
【0022】これら組成物は適宜な塗布方法、例えば、
グラビアコート、ロールコート、エアーナイフコート、
スプレーコート、フローコート等により、或いは通常の
印刷方法によるベタ印刷により基材に塗布し着色層を形
成する。次に、着色層上に、或いは基材自体が着色され
ているときは基材上に、透明合成樹脂層4を形成する。
【0023】透明合成樹脂層4を形成するための合成樹
脂としては図1の説明において述べたもの以外にも、着
色層を形成する際に用いたベヒクル中からも選択し使用
することができる。これらは樹脂の性状に合わせてエク
ストルージョン、Tダイ、ロールコートもしくはグラビ
アコート等の適宜な塗布手段を選択して塗布する。透明
合成樹脂層4はその目的を達するため5μm 以上必要で
あり、より好ましくは20μm 以上である。層4は厚みが
厚いほどその効果は大きいが、5mmを越えると効果の向
上は期待できず、材料の必要量が過大になるので好まし
くない。
【0024】なお透明合成樹脂層4を形成する際、特に
接着性の良好ではないポリオレフィン系の樹脂をエクス
トルージョンコートするようなときには、これに先立っ
て、アルキルチタネートやポリエチレンイミンなどのア
ンカー剤をコートしておくとよい。同様に接着性の観点
から透明合成樹脂層上にも接着性向上のための処理を施
こすとよく、例えばポリオレフィン系の樹脂で透明合成
樹脂層を形成したときは透明合成樹脂層上にコロナ放電
処理することにより透明合成樹脂層の表面の「ぬれ指
数」を38dyne/cm2 以上とすることが望ましく、38dyne
/cm2 以上とすることにより印刷インキの接着性が向上
する。
【0025】なお、本発明の化粧材は基材上に各層を順
次積層して行く方法で製造するのが一般的であると考え
られるが、少くとも表面が着色された基材と、適当な剥
離性基材上に艶調整層及び印刷模様を形成したものと
を、透明合成樹脂層の形成と共に積層してもよく、或い
はいずれか一方に透明合成樹脂層を積層しておき、その
後、両者を圧着する等の方法を採用することも可能であ
り、エンボス加工も積層と同時に、積層の後に、或いは
剥離性基材の表面にエンボスを施こしておくことにより
積層に先立って行なうこともできる。
【0026】一般的には、透明合成樹脂層を形成後、そ
の表面に印刷を施こす。印刷方式としては基材2が可撓
性シートであるときは通常はグラビア印刷法であるが、
これ以外の一般的な印刷法も適用できる。又、基材2が
板状のものであるときはシルクスクリーン印刷法やグラ
ビアオフセット印刷法を適用するのが通例であるが、こ
れら以外の印刷方式でもよい。本発明において透明合成
樹脂層上に形成する印刷模様は下層がある程度以上の割
合で見えた方がよいので、インキとして隠蔽性のものを
用いたときは勿論、非隠蔽性のものを用いたときでも印
刷模様の全面積に対する割合は80%以下、好ましくは70
%以下程度とすることが望ましい。
【0027】印刷模様層形成後、次に艶調整層を形成す
る。艶調整層を図1中符号6で示すように印刷模様上に
一様に形成するときは着色層を形成するときと同様の塗
布もしくはベタ印刷の方式によればよいが、前述したご
とく艶調整層を図2中符号6及び8、或いはその他のや
り方で形成するときは印刷模様を形成するときと同様の
印刷方式による。
【0028】艶調整層の形成後、表面にエンボスを形成
する。エンボスの方式としては平板プレスもしくはロー
ルプレスによって行なうのがよいが、これ以外の物理的
及び化学的手段によって行なう公知のエンボス手法を用
いても差支えない。化粧材を巻取状になるよう連続加工
して製造するにはロールプレス方式によって行なうのが
よく、エンボスロールとしては金属等の硬度があり、耐
熱性、耐摩耗性のあるロール素材の表面に彫刻、自動グ
ラビア印刷版彫刻機 (西独ヘル社製、ヘリオクリショグ
ラフなど) による彫刻、腐蝕等により所望の凹凸形状を
形成したものを用いて行ない、通常はエンボス対象及び
/もしくはエンボスロールを90〜160℃程度に加熱しつ
つ、対向するゴムロールとの間で加圧しながら賦型し、
その後、40〜60℃程度で冷却して巻き取る。型の凹凸の
パターンとしては種々のものが使えるが、例えば木の
板の表面の凹凸を模したもの、特にうづくりの感じを
表現したもの、ヘアライン状のもの、艶を出すため
の鏡面に近いもの、艶を消すための梨地のものなどが
木目模様を印刷したときに適合するし、皮の場合には皮
の表面の凹凸である皮絞 (しぼ) を模したものや前記
の梨地、ときにより前記のものが適合し、石の場合に
は石の表面の状態、例えば凹凸や割れ目を模したもの
や、磨いた石を表現するときは前記のものが適合し、
或いは布の場合には平織、斜文織、もしくは朱子織、又
はこれらの組合わせからなる布目の凹凸が適合する。こ
れら以外の模様においては模様に合わせて適宜に製作す
るか、上記において使用したものを用いるとよい。
【0029】
【作用】本発明の化粧材は下地基材の着色面と印刷模様
との間に透明合成樹脂層を有しているので、表面から眺
めたときに印刷模様が浮いて見えると共に印刷模様の影
が見える。又、本発明の化粧材は表面にエンボスを有し
ているので表面の状態に変化をつけて所望の表面状態が
得られると共に、表面のエンボスの凹凸のレンズ作用に
より印刷模様及び下層の透明合成樹脂層が微妙に変化し
て見える。
【0030】
【実施例】
実施例1 基材として薄葉紙 (坪量40g/m2 ) を使用し、まず、下
記インキ(A) を用い、続いて下記インキ(B) を用いて、
いずれもグラビアベタ版を用いてベタ印刷した後、更に
印刷面にポリエチレン樹脂コーティング用のアンカー剤
としてポリエチレンイミンを水80%、メタノール20%の
混合溶剤で濃度1%に希釈したものをグラビアロールコ
ートにより10g/m2 (塗布時) 塗布し、乾燥させた。 インキ(A)(下地隠蔽用) ニトロセルロース樹脂 20重量部 二酸化チタン 60 〃 酢酸エチル 8 〃 トルエン 8 〃 イソプロピンアルコール 4 〃 インキ(B)(パール光沢形成用) ニトロセルロース樹脂 30重量部 パール顔料 20 〃 ジオクチルフタレート 5 〃 沈降防止剤 (微粉無水ケイ酸) 1 〃 酢酸エチル 18 〃 トルエン 18 〃 イソプロピルアルコール 8 〃 次に高密度ポリエチレン樹脂 (三井ポリケミカル製、ミ
ラソン14) を用い、上記の薄葉紙のアンカー剤塗布面に
エクストルージョンコーティングを行ない、厚み50μm
のポリエチレン樹脂層を形成した後、ポリエチレン樹脂
層表面にコロナ放電処理を行ない、ぬれ指数を38dyne/
cm2 以上になるようにした。
【0031】上記のコロナ放電処理面に下記インキ(C)
を用いて、杉の板目模様をグラビア印刷方式により印刷
し、印刷後、下記艶消オーバープリントニス(D) を用い
てグラビアベタ印刷により全面に艶消層を形成し、更
に、下記艶出ニス(E) を用い、やはり、グラビア印刷方
式にて、杉の板目模様のうち秋材部に相当する部分に同
調させて印刷を行なった。 インキ(C)(柄印刷用) ニトロセルロース樹脂 15重量部 顔 料 5 〃 酢酸エチル 8 〃 トルエン 8 〃 イソプロピルアルコール 4 〃 艶消オーバープリントニス(D)(諸星インキ製、UM No.5
0) ポリウレタン樹脂 (アクリルポリオール系) 35重量部 シリカ 10 〃 スリップ剤 1 〃 酢酸エチル 44 〃 トルエン 10 〃 艶出ニス(E) アクリルウレタン樹脂 50重量部 スリップ剤 2 〃 酢酸エチル 40 〃 トルエン 8 〃 以上で得られた印刷紙の印刷面を 120℃に加熱してポリ
エチレン樹脂層を軟化させ、表面温度20℃のヘアライン
状エンボスロールを設置したエンボス機にて、杉の板目
模様の繊維方向 (木の生長する方向) にヘアラインの方
向を一致させてエンボスを行ない化粧紙を得た。
【0032】得られた化粧紙は深み (奥行感) があると
共に、表面のヘアライン状のエンボスのために木の繊維
質が擬似的に表現され、表面の艶消層に木目の秋材部と
一致させた艶出部を有しているために杉のうづくり加工
によってもたらされる部分的な艶が表現されており、更
にインキ(B) によって形成された層の光沢が印刷模様層
を通して表面から見えるために天然木の有する照りが再
現されているため、天然の杉板をうづくり加工したもの
にきわめて似通った外観を有するものであった。
【0033】上記の化粧紙は常法により 440mm×1,820m
m の合板に接着し、天井用の板とすることができた。 実施例2 基材として薄葉紙 (坪量40g/m2 ) を使用し、まず、下
記インキ(F) を用い、続いて下記インキ(G) を用いて、
いずれもグラビアベタ版を用いてベタ印刷した後、更に
印刷面に下記塩化ビニル樹脂ペースト(H) をロールコー
トし、加熱してゲル化させ、厚み70μm のポリ塩化ビニ
ル樹脂の透明層を形成した。 インキ(F)(下地隠蔽用) 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂 10重量部 二酸化チタン 50 〃 ジオクチルフタレート 2 〃 メチルエチルケトン 8 〃 酢酸n−ブチル 4 〃 酢酸エチル 18 〃 トルエン 8 〃 インキ(G)(パール光沢形成用) 塩化ビニル/酢酸ビニル/アクリル共重合体 10重量部 パール顔料 15 〃 ジオクチルフタレート 1 〃 沈降防止剤 (微粉無水ケイ酸) 2 〃 メチルイソブチルケトン 15 〃 酢酸エチル 27 〃 トルエン 30 〃 塩化ビニル樹脂ペースト(H)(透明層形成用) ポリ塩化ビニル樹脂 (M.W.=1000) 100重量部 ジオクチルフタレート 60 〃 Ca−Zn系安定剤 (アデカアーガス製、AC-118) 2 〃 エポキシ化大豆油 2 〃 上記で形成された薄葉紙上の透明層の表面に下記インキ
(I) を用いて実施例1と同様に印刷し、印刷後、実施例
1で用いた艶消オーバープリントニス(D) 及び艶出ニス
(E) を用いて実施例1と同様に印刷した。 インキ(I)(柄印刷用) 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂 20重量部 顔 料 15 〃 ジオクチルフタレート 2 〃 メチルエチルケトン 15 〃 酢酸n−ブチル 7重量部 酢酸エチル 28 〃 トルエン 13 〃 その後、実施例1と同様にエンボスを施こし、実施例1
で得たのと同様な化粧紙を得た。
【0034】実施例2で得られた化粧紙は実施例1で得
られた化粧紙にくらべて透明合成樹脂層の透明度が高い
ので全体に透明感がすぐれ、又、透明合成樹脂層がポリ
塩化ビニル樹脂からできているために耐熱性及び防火性
がすぐれているほかは実施例1で得られた化粧紙と同様
の効果を有していた。 実施例3 印刷する板目模様を欅の板目模様とした点、および艶出
ニス (E)による印刷を行わない点を除いて、実施例1と
同様にして、印刷紙を得た。
【0035】得られた印刷紙の印刷面を 120℃に加熱し
てポリエチレン樹脂層を軟化させ、表面温度20℃の該欅
板目の導管溝部分のみを抽出した欅エンボスロールを設
置したエンボス機にて、欅の板目模様の本来導管溝のあ
るべき位置に概略一致させて導管溝状エンボスを行ない
化粧紙を得た。得られた化粧紙は深み (奥行感) がある
と共に、インキ(B) によって形成された層の光沢が印刷
模様層を通して表面から見え、更にインキ(B) によって
発せられる光沢が、艶消オーバープリントニス(D) の層
によって散乱されているために天然木の有する照りが再
現されており、天然の欅板にきわめて似通った外観を有
するものであった。
【0036】上記の化粧紙は常法により 440mm×1,820m
m の合板に接着し、天井用の板とすることができた。 実施例4 印刷する板目模様を欅の板目模様とした点、および艶出
ニス (E)による印刷を行わない点を除いて、実施例1と
同様にして、印刷紙を得た。
【0037】実施例4で得られた化粧紙は実施例3で得
られた化粧紙にくらべて透明合成樹脂層の透明度が高い
ので全体に透明感がすぐれ、又、透明合成樹脂層がポリ
塩化ビニル樹脂からできているために耐熱性及び防火性
がすぐれているほかは実施例3で得られた化粧紙と同様
の効果を有していた。
【0038】
【発明の効果】本発明の化粧材は印刷模様が浮いて見
え、影が見えるところから深み (奥行感) の表現がで
き、立体感を与える。又、本発明の化粧材は表面のエン
ボス、印刷模様及び透明合成樹脂層の組み合わせによ
り、天然物の持つ内部構造を擬似的に与えることがで
き、すぐれた実体感を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および2(エンボスがヘアー
ライン)に対応する模式的な断面図である。
【図2】本発明の実施例1および2(エンボスがヘアー
ライン)に対応する模式的な断面図である。
【図3】本発明の実施例3および4(エンボスが導管
溝)に対応する模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 化粧紙 2 紙 (基材) 3 着色層 4 透明合成樹脂層 5 模様層 6 艶調整層 7 エンボス 8 艶調整層 10 化粧紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/00 9129−2E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面が着色された基材の表面
    に、透明合成樹脂層が形成されており、透明合成樹脂層
    の表面には下層を透視可能な模様が施されており、最表
    面にはエンボス加工が施されていることを特徴とする化
    粧材。
  2. 【請求項2】 模様上には更に透明合成樹脂上塗層が施
    されていることを特徴とする請求項1記載の化粧材。
  3. 【請求項3】 透明合成樹脂上塗層は表面艶調整層であ
    ることを特徴とする請求項2記載の化粧材。
  4. 【請求項4】 透明合成樹脂上塗層は模様上に設けられ
    ていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の化
    粧材。
  5. 【請求項5】 基材の表面が光輝性顔料を含有して光沢
    を有していることを特徴とする請求項1〜請求項4のい
    ずれかの項記載の化粧材。
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