JPS5844177Y2 - オ−プンジヨイントにおける目地交差部の構造 - Google Patents
オ−プンジヨイントにおける目地交差部の構造Info
- Publication number
- JPS5844177Y2 JPS5844177Y2 JP5055678U JP5055678U JPS5844177Y2 JP S5844177 Y2 JPS5844177 Y2 JP S5844177Y2 JP 5055678 U JP5055678 U JP 5055678U JP 5055678 U JP5055678 U JP 5055678U JP S5844177 Y2 JPS5844177 Y2 JP S5844177Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- joints
- intersection
- open
- filling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、建築物外壁の目地が交差する個所の構造に
関し、特に、オープンジヨイント（開放目地形式）工法
において、横目地と縦目地とが交差する個所に２方向を
塞ぐ詰め物を介入して、壁面と平行な気流に弱いとされ
ているオープンジヨイントの欠点を排除し、防水を完全
にする。
関し、特に、オープンジヨイント（開放目地形式）工法
において、横目地と縦目地とが交差する個所に２方向を
塞ぐ詰め物を介入して、壁面と平行な気流に弱いとされ
ているオープンジヨイントの欠点を排除し、防水を完全
にする。
建築物外壁を接合する場合のオープンジヨイント工法は
、室外側は外方へ開放し、室内側はシール材等で密封す
る形式である。
、室外側は外方へ開放し、室内側はシール材等で密封す
る形式である。
シール材が完全であれば問題はないが、もし、シール材
に欠陥が生じても、雨水は立上りによって室外に排出さ
れ、シール材の欠陥部分に雨氷が達することはまれであ
り、漏水にはならないというのがオープンジヨイントの
原理である。
に欠陥が生じても、雨水は立上りによって室外に排出さ
れ、シール材の欠陥部分に雨氷が達することはまれであ
り、漏水にはならないというのがオープンジヨイントの
原理である。
しかしながら、大きな壁面について考えると壁面の受け
る風圧力は均一ではなく、必ず年輪状の分布が生じ、そ
の圧力差によって壁面近くでは壁面に平行な風が吹くこ
とになる。
る風圧力は均一ではなく、必ず年輪状の分布が生じ、そ
の圧力差によって壁面近くでは壁面に平行な風が吹くこ
とになる。
その為に、目地内部では、目地に沿った方向の気流が生
じており、その気流に雨滴が運ばれると、シール材の欠
陥部分に雨滴が達することが頻繁になり、漏水事故が生
じる。
じており、その気流に雨滴が運ばれると、シール材の欠
陥部分に雨滴が達することが頻繁になり、漏水事故が生
じる。
而して、横目地のみならず縦目地についても、同様な状
態が生じる危険がある。
態が生じる危険がある。
この考案は、特にオープンジヨイントのかかる問題点を
解決するものである。
解決するものである。
而してこの考案の目的は、目地の交差部に特殊な詰め物
を介入して２方向を閉塞し侵入雨水を排出する詰め物を
提供するにあり、またこの考案の目的は、目地に沿って
目地内部を流れる気流を遮断する詰め物を提供するにあ
り、更にこの考案の目的は、目地交差部に挿入する安価
で確実な詰め物を提供するにある。
を介入して２方向を閉塞し侵入雨水を排出する詰め物を
提供するにあり、またこの考案の目的は、目地に沿って
目地内部を流れる気流を遮断する詰め物を提供するにあ
り、更にこの考案の目的は、目地交差部に挿入する安価
で確実な詰め物を提供するにある。
即ち、この考案は、図示する実施例の如く、壁体１、ｌ
ａ、２，２ａの接合部となる目地において、横目地３と
縦目地４とが交差する個所に詰め物５を介入し、該詰め
Ｏ１２は、縦目地４、横目地３ともに、その目地の奥行
方向を含めた断面を閉塞する部分５ａ、５ｂから或って
おり、更に縦目地４にあっては侵入雨水を室外Ａ方向に
排出する受板５ａをも兼ねていることを特徴とするオー
プンジヨイントにおける目地交差部の構造に係る。
ａ、２，２ａの接合部となる目地において、横目地３と
縦目地４とが交差する個所に詰め物５を介入し、該詰め
Ｏ１２は、縦目地４、横目地３ともに、その目地の奥行
方向を含めた断面を閉塞する部分５ａ、５ｂから或って
おり、更に縦目地４にあっては侵入雨水を室外Ａ方向に
排出する受板５ａをも兼ねていることを特徴とするオー
プンジヨイントにおける目地交差部の構造に係る。
この考案の実施例を、図面を参照して説明する。
第１図は目地交差部の縦断面図、第２図はその正面図を
示し、上部壁体１，１ａと下部壁体２，２ａとの間に横
目地３を形威し、壁体１，２と１ａ、２ａとの間に縦目
地４を形成する。
示し、上部壁体１，１ａと下部壁体２，２ａとの間に横
目地３を形威し、壁体１，２と１ａ、２ａとの間に縦目
地４を形成する。
Ａは室外、Ｂは室内を表わす。
目地はオープンジヨイントであるから、交差部を除いて
、室外Ａ側は全く開放され、室内Ｂ側は充填密封されて
いる。
、室外Ａ側は全く開放され、室内Ｂ側は充填密封されて
いる。
而して横目地３は通常第１図に示す如く、開口部から内
部に向ってその奥行、立上り高さ、上下面の勾配等の組
合せによって、風雨の条件を予想して概ね図示のような
迷路を形成させ、雨よけを構成している。
部に向ってその奥行、立上り高さ、上下面の勾配等の組
合せによって、風雨の条件を予想して概ね図示のような
迷路を形成させ、雨よけを構成している。
この考案になる目地交差部用詰め物５は、第３図に示す
形状をなし、横目地３の形に沿った長方形の受板５ａと
、コ字形をなす閉塞部５ｂとを重ねたものより戊り、こ
れを、第１図、第２図に示す如く目地交差部に挿入する
。
形状をなし、横目地３の形に沿った長方形の受板５ａと
、コ字形をなす閉塞部５ｂとを重ねたものより戊り、こ
れを、第１図、第２図に示す如く目地交差部に挿入する
。
受板５ａと閉塞部５ｂとは、別体に製作してから接合し
てもよく、又は、一体に成形したものでもよい。
てもよく、又は、一体に成形したものでもよい。
詰め物５の材質は、その用途、取付けを考慮して合成ゴ
ム等ゴム質のものが好ましい。
ム等ゴム質のものが好ましい。
詰め物５の形状は、第３図に示すものが基本形ではある
が、風圧力の条件等によっては、第４図乃至第６図に例
示するような形状の詰め物等にしてもよい。
が、風圧力の条件等によっては、第４図乃至第６図に例
示するような形状の詰め物等にしてもよい。
これによって詰め物５は、受板５ａの部分と閉塞部５ｂ
とから成立っているので、横目地３と縦目地４との２方
向を閉塞し、併せて侵入した雨水を室外へ排出する作用
をなす。
とから成立っているので、横目地３と縦目地４との２方
向を閉塞し、併せて侵入した雨水を室外へ排出する作用
をなす。
以上に説明した如く、この考案によれば、目地交差部に
詰め物を介入することによって、横目地と縦目地とも目
地を連続させずに間をおいて仕切るので、オープンジヨ
イント工法の弱点とされている目地に沿った２方向の気
流の吹き抜けを遮断し、いわゆる横なぐりの風雨に対し
ても完全な防水構造が得られる。
詰め物を介入することによって、横目地と縦目地とも目
地を連続させずに間をおいて仕切るので、オープンジヨ
イント工法の弱点とされている目地に沿った２方向の気
流の吹き抜けを遮断し、いわゆる横なぐりの風雨に対し
ても完全な防水構造が得られる。
しかも、安価で確実にできる等の効果がある。
なお、上述の説明は、壁体がプレキャストコンクノート
壁の場合について述べているが、この考案は、これに限
ることなく、金属、又は、プラスチック等で成形された
外壁の場合であっても適用し得るものである。
壁の場合について述べているが、この考案は、これに限
ることなく、金属、又は、プラスチック等で成形された
外壁の場合であっても適用し得るものである。
第１図は目地交差部の縦断面図、第２図はその正面図、
第３図は詰め物の斜視図、第４図乃至第６図は第３図の
変形図である。 図中、１，１ａは上部壁体、２，２ａは下部壁体、３は
横目地、４は縦目地、５は詰め物、５ａは受板、５ｂは
閉塞部で、ある。
第３図は詰め物の斜視図、第４図乃至第６図は第３図の
変形図である。 図中、１，１ａは上部壁体、２，２ａは下部壁体、３は
横目地、４は縦目地、５は詰め物、５ａは受板、５ｂは
閉塞部で、ある。
Claims (1)
- 壁体の接合部となる目地において、横目地と縦目地とが
交差する個所に詰め物を介入し、該詰め物は、縦目地、
横目地ともに、その目地の奥行方向を含めた断面を閉塞
する部分から戊っており、更に縦目地にあっては侵入雨
水を室外方向に排出する受板をも兼ねていることを特徴
とするオープンジヨイントにおける目地交差部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055678U JPS5844177Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | オ−プンジヨイントにおける目地交差部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055678U JPS5844177Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | オ−プンジヨイントにおける目地交差部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54154509U JPS54154509U (ja) | 1979-10-27 |
| JPS5844177Y2 true JPS5844177Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=28938246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5055678U Expired JPS5844177Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | オ−プンジヨイントにおける目地交差部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844177Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5943715B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-07-05 | タキロン株式会社 | 開口構造 |
| JP6259260B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2018-01-10 | 大和ハウス工業株式会社 | 目地排水部材および外壁の排水構造 |
-
1978
- 1978-04-17 JP JP5055678U patent/JPS5844177Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54154509U (ja) | 1979-10-27 |
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