JP2806756B2 - ガスケット挿着方法及び該方法に用いられるガスケット - Google Patents

ガスケット挿着方法及び該方法に用いられるガスケット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、隣接する外壁パネル
間に生じる目地部にガスケットを装着して上記目地部を
閉塞するためのガスケット装着方法及びこの方法に用い
られるガスケットに関し、特に、ユニット建物における
ユニット間に生じる目地部に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】外壁パネルを複数枚並べて建物の外壁部
分に取り付けると、外壁パネルと隣の外壁パネルとの間
には目地と称する隙間が生じる。この目地は、ユニット
建物におけるユニット間にも生じる。この種の目地をそ
のままに放置していると、外観が醜悪であるばかりでな
く、目地から雨水が浸入し、室内が濡れたり、また、寒
季においては、浸入した雨水が外壁パネル等の微細なひ
び割れの中で凍結膨張して、ひび割れを広げ、外壁パネ
ル等の美観を損ねたり、極端な場合には、外壁パネル等
を破砕する等のいわゆる凍害が発生する。
【0003】そこで、従来、例えば、特開昭63−27
637号公報に記載されているように、目地を美麗に塞
いで、しかも、確実に止水できるガスケット(目地材)
が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガスケットを目地に挿着するに際しては、例えばユニッ
ト建物にあっては、図8に示すように、作業者1は、ユ
ニット間接合部近傍の位置にて外壁パネル2に梯子3を
掛け、外壁パネル2の上端部にまで昇って、縦に走る目
地4の頂部に長尺のガスケット5の対応する部分を屋外
側前方から当てがい、当てがった部分をハンマ等でたた
いて目地4に挿入し、次いで、梯子3を少し降りて同様
の手順で作業を行い、目地4の下端部までこれを繰り返
すことが行われていたため、手間がかかる上、特に、高
所では危険の伴う作業であった。
【0005】また、上記のようなガスケットの挿着方法
では、隣家に近接して建物を建てる場合には、隣家との
間には狭小な隙間しかないので、足場を設けることも梯
子を掛けることもできず、至難な施工となっていた。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、足場を設けることも梯子等を掛けることもでき
ない狭小な敷地内での建築工事の場合でも、安全にかつ
容易に施工することができるガスケット挿着方法及びこ
の方法に用いられるガスケットを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のガスケット挿着方法は、隣接する外
壁パネル間に生じる目地部に長尺のガスケットを装着し
て前記目地部を閉塞するためのガスケット装着方法であ
って、一対のガイド用ガスケットを、前記目地部を介し
て隔てられる互いに隣接する外壁パネルの側端縁に予め
対向して設けた後、ガスケットをまずその下端部から前
記目地部の上端部に挿入し、挿入状態のまま目地部下方
に押し下げて行き、ガスケット全体を挿着することを特
徴としている。
【0008】
【0009】また、請求項記載のガスケットは、請求
記載のガスケット挿着方法に用いられるガスケット
であって、上記目地部の外面を被覆する外面部と、該外
面部の裏面中央から直角に突出し、上記目地部に挿入さ
れる軸部とからなるT字状本体部と、上記軸部の中間部
から両側に延びて目地部中を塞ぐひれ状シール部と、上
記軸部の先端部からこの軸部の両側にそれぞれ複数のシ
ール片が放射状に拡開して設けられてなる前記目地部奥
を塞ぐ放射状シール部とからなることを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項記載のガスケットは、前記
T字状本体部は耐候性に優れる硬質の素材から成形し、
前記ひれ状シール部及び前記放射状シール部はシール性
に優れる軟質の素材から成形することにしたことを特徴
としている。
【0011】また、請求項記載のガスケットは、上記
軸部の先端部であって上記放射状シール部の中心部に、
芯材を埋設するようにしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】この発明のガスケット挿着方法は、ガスケット
を縦方向(垂直方向)から目地部に装着するようにした
ことで、ガスケットを横方向(水平方向)から目地部に
装着する従来の方法と異なっている。この発明の方法で
は、作業者は(既に概略完成して安全な)建物の上部に
昇ってガスケットを目地部の上端部から挿入するので、
挿着作業のための足場や梯子は不要となる。それ故、足
場を設けたり梯子を掛けることの出来ない狭小な敷地内
での施工が容易となる。また、梯子から落下する危険性
を回避できる。そして、一対のガイド用ガスケットを、
前記目地部を介して隔てられる互いに隣接する外壁パネ
ルの側端縁に予め対向して設けておくので、縦方向から
挿入されるガスケットが円滑に挿入されるとともに、ガ
スケットが目地部から脱落するのが防止され、さらに、
ガスケットの止水性を向上を図ることができる。
【0013】また、ガスケットを縦方向から目地部に装
着するようにしたことにより、様々の方向を向いた複数
のシール片からなる、止水効果の大きな放射状シール部
をガスケットに設けることが可能となる(従来の横方向
から挿入する方法では、放射状シール部を構成するシー
ル片のうち、挿入方向に拡開したシール片が挿入を妨げ
るので、挿入作業が大変困難となる)。この放射状シー
ル部の中心に芯材を埋設すれば、縦方向の挿入作業が著
しく容易となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例であるガス
ケットの構成を示す斜視図、図2は同実施例が適用され
る建物ユニットの構成を示す一部分解斜視図、図3は同
建物ユニットの要部を拡大して示す要部拡大斜視図であ
る。
【0015】この例が適用される建物ユニット2aは、
図2に示すように、複数の構造体を全体として箱形とな
るように接続して形成されている。すなわち、建物ユニ
ット2aは、四隅に柱6,6,…が立設され、床側には
一対の桁床梁7,7及び妻床梁8,8がそれぞれの端部
を対応する柱6,6,…の下端部に接続され、また、天
井部には一対の桁天井梁9,9及び妻天井梁10,10
がそれぞれの端部を柱6,6,…の上端部に接続され、
さらに、一対の桁床梁7,7の間には複数の床小梁1
1,11,…が、一対の桁天井梁9,9の間には複数の
天井小梁12,12,…が差し渡されて、箱形の躯体が
構成され、この躯体の外壁部を構成する部分に、外壁パ
ネル13,13,…が取着されてなっている。なお、建
物ユニット2aのどの外側面に外壁パネルが取着される
かは、建物ユニット2aがユニット建築物のどの部分を
構成するかによって決定され、外壁パネルが3つの外側
面に取着されてなるコの字壁状の建物ユニット2a、外
壁パネルが相対向する2つの外側面に取着されてなる二
の字壁状の建物ユニット2a、外壁パネルが相交差する
外側面に取着されてなるL字壁状の建物ユニット2a等
が存在する。
【0016】同図には、一の桁側外側面に3枚の外壁パ
ネル13,13,…を矢印方向から取着する様子を示し
ている。3枚の外壁パネル13,13,…は、隣接状態
で配設され、各外壁パネル13は、図3に示すように、
硬質木片セメント板等で形成される面材14の裏面に金
属製のフレーム材15を取着して構成されている。面材
14には、凹部16及び凸部17が横方向に連続する化
粧表面18が備えられている。化粧表面18には一定の
色彩模様が施されている。こうして形成される各外壁パ
ネル13は、建物ユニット2aの構造体に結合される溝
形鋼製の間柱(スタッド)19,19,…にフレーム材
15が当接され、ワンサイドリベット等を用いて固定さ
れている。間柱19,19,…は、建物ユニット2aの
外側面に4本立設され、このうちの2本は、柱6,6の
直横に配設され、各間柱19は上端部を桁天井梁9に、
下端部を床梁7にボルト接合することで、建物ユニット
2aに固定されている。このようにして、3枚の外壁パ
ネル13,13,…が建物ユニット2aの外側面にそれ
ぞれ隣接状態で固定されると、図2に示すように、隣接
する外壁パネル13,13の間に目地部20,20が形
成される。目地部20,20は、矢印方向(横方向)か
ら挿入される従来構成のガスケット21,21によって
閉塞される。
【0017】次に、図1を参照して、建物ユニット間目
地部に適用されるこの例のガスケットについて説明す
る。この例においては、建物ユニット間目地部の充填閉
塞には、縦方向から挿入される主ガスケットと、主ガス
ケットの挿入を円滑にするための一対のガイド用ガスケ
ットの2種類のガスケットが用いられる。まず、主ガス
ケット22は、図1に示すように、断面形状が連続する
長尺物とされ、T字状本体部23にひれ状シール部24
及び放射状シール部25を一体形成してなっている。T
字状本体部23は、外面部26と、この外面部26の裏
面中央から直角に突出する軸部27とから全体としてT
字状をなしてなり、硬質EPDM(エチレン−プロピレ
ン−ジエン−ターポリマ)、硬質CPE(塩素化ポリエ
チレン)、硬質CSM(クロロスルホン化ポリエチレ
ン)等の硬質ゴムや硬質塩化ビニル樹脂等の耐候性を有
する材料によって形成されている。
【0018】上記外面部26は、目地部の外面を被覆し
て雨水の侵入を防止する機能と、壁模様の連続性を確保
するための意匠的機能とを担うもので、これらの機能を
具現するために、目地幅よりも広幅とされ、外壁パネル
13の化粧表面18と同一の色彩模様が施されている。
上記軸部27は、ひれ状シール部24及び放射状シール
部25の支持材となるもので、軸部27の先端部には鋼
線等の芯材28が埋設されている。
【0019】上記ひれ状シール部24は、軸部27を中
心として軸部27の両側に拡開し、全体を低硬度EPD
M、低硬度CPE、低硬度CSM等の低硬度ゴムや軟質
合成樹脂等のシール性の良好な材料で形成されている。
また、上記放射状シール部25は、軸部27の先端部に
埋設された上記芯材28を中心として、放射状に拡開す
る複数のシール片からなり、ひれ状シール部24と同様
に、低硬度ゴム、軟質合成樹脂等のシール性の良好な材
料から形成されている。なお、ひれ状シール部24及び
放射状シール部25は、T字状本体部23と同時に一体
成形され、もしくは成形後のT字状本体部23に一体成
形される。
【0020】次に、、ガイド用ガスケット29,29
は、同図に示すように、L字形の断面形状が連続する長
尺物とされ、主ガスケット22を縦方向から挿入する際
に円滑にガイドするガイド機能と、主ガスケット22が
目地部から脱落するのを防止する係止機能と、主ガスケ
ット22の止水性の向上を図るための止水機能とを備え
ている。各ガイド用ガスケット29は、主として上記ガ
イド機能を担うガイド部30と、主として係止機能を担
う係止部31とから全体として断面L字形に一体成形さ
れ、T字状本体部23と同様に、硬質EPDM(エチレ
ン−プロピレン−ジエン−ターポリマ)、硬質CPE
(塩素化ポリエチレン)、硬質CSM(クロロスルホン
化ポリエチレン)等の硬質ゴムや硬質塩化ビニル樹脂等
の耐候性を有すると共に、滑性のある材料によって形成
されている。
【0021】次に、上記構成の主ガスケット22及びガ
イド用ガスケット29,29の挿着施工について説明す
る。図2に示す建物ユニット2aは、建物の工業生産化
率を高めるために、予め工場において、運搬可能な大き
さの箱形のものとして生産される。このとき、ガイド用
ガスケット29を、予め、図3に示すように、柱6に当
接される外壁パネル13裏面のフレーム材15の目地側
側面に取着しておく。このガイド用ガスケット29は、
その係止部31を外壁パネル13の面材14の側縁端面
より僅かに外方に突出させた状態で、そのガイド部30
を上記フレーム材15の目地側側面に当接状態にして、
図示せぬブチルゴムを介してフレーム材15の外側側面
に貼着することにより固定される。
【0022】生産された建物ユニット2a,2a,…
は、建築現場に輸送されて、まず、基礎の上に下階の建
物ユニット2a,2a,…が相互に隣接状態で据付・組
立され、この後、建物ユニット間に生じた目地部4aに
対して、主ガスケット22の装着作業が行われる。挿着
作業は、まず、図4に示すように、建物ユニット2a,
2a,…の上部に複数の支柱32,32,…を立て、各
支柱32,32,…を相互にロープ33で継なぎ、この
ロープ33と作業者1とを命綱34で結んで、作業安全
性を確保した状態で行われる。
【0023】図5は、図4の作業領域Aを拡大して示す
斜視図であり、この図に示すように、建物ユニット間に
生じた目地部4a奥には、一対のガイド用ガスケット2
9,29が対向配置されている。ここで、各外壁パネル
13のフレーム材15が面材14の側縁端面よりも若干
内側に取着されているため、ガイド用ガスケット29,
29で挟まれる(目地部奥側の)隙間は、面材14,1
4の側縁端面で形成される(目地部手前側の)隙間より
も広幅になっている。さらに、目地部奥側の隙間と目地
部手前側の隙間との境界は、一対のガイド用ガスケット
29,29の係止部31,31によって狭幅とされてい
る。
【0024】作業者1は、主ガスケット22の挿着に先
立ち、まず、シリコンオイル等の潤滑材を主ガスケット
22の外周面、特にガイド用ガスケット29と摺動する
箇所(放射状シール部25の先端部)に塗り込む。この
後、主ガスケット22の下端を、放射状シール部25を
目地部奥側の隙間にその上端面から当てがい、かつ、ひ
れ状シール部24を目地部手前側の隙間にその上端面か
ら当てがった状態で、目地部4a内にその上端面から差
し込む。このとき、主ガスケット22の外面部26は、
隣接する外壁パネル13,13における面材14,14
の凹部16,16の外表面に当接状態となる。主ガスケ
ット22の下端部が差し込まれると、引き続き主ガスケ
ット22を下方に押し込む。このとき、放射状シール部
25の中心には鋼線からなる芯材28が埋設されている
ので、直線性が崩れにくく、挿入を深めて行っても挿入
が困難とならない。さらに潤滑材の働きもあって、滞り
なく挿入を進めることができる。加えて、一対のガイド
用ガスケット29,29が放射状シール部25を囲んで
ガイドの役目をすると共に、係止部31,31によっ
て、放射状シール部25の脱落が防止されるので、主ガ
スケット22は、目地部4aの中で一層円滑に下方にス
ライドされる。こうして、主ガスケット22の下端が、
目地部4aの下端まで達したとき、ガスケットの挿着が
完了する。下階の建物ユニット間目地部に対する挿着作
業が全て完了した後、下階の建物ユニット2a,2a,
…の上部に、対応する上階の建物ユニットが据え付けら
れ、上階の建物ユニット間の目地部に対しても同様のガ
スケット挿着作業が行われる。
【0025】上記実施例によれば、建物ユニット間(外
壁パネル間)に形成される目地部に縦方向から主ガスケ
ット22を挿入して、図6に示すように、目地部4aを
閉塞することができる。すなわち、主ガスケット22の
ひれ状シール部24は、目地部手前側の隙間に挿入され
た状態で弾性変形し、隣接する各外壁パネル13の面材
14の側縁端面部に密着状態で当接する。また、放射状
シール部25は、目地部奥側の隙間に挿入された状態で
弾性変形し、各ガイド用ガスケット29の各側面部に密
着状態で当接する。さらに、主ガスケット22の外面部
26は隣接する外壁パネル13,13の面材14,14
の外表面に当接する。
【0026】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実
施例においては、ユニット間の目地部にこの発明を適用
する場合について述べたが、1ユニット内におけるパネ
ル間に適用することもできる。また、ひれ状シール部は
一対に限らず、複数対でも良い。放射状シール部の各シ
ール片の個数は、6枚に限定されない。
【0027】また、放射状シール部の変形例として、図
7に示すように、防水性繊維からなるブラシ状の放射シ
ール部35を設けて、主ガスケット36を構成するよう
にしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、ガス
ケットを縦方向(垂直方向)から目地部に装着するもの
なので、挿着作業のための足場や梯子は不要となる。そ
れ故、足場を設けたり梯子を掛けることの出来ない狭小
な敷地内での施工が容易となる。また、梯子から落下す
る危険性を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるガスケットの構成を
示す斜視図である。
【図2】同実施例が適用される建物ユニットの構成を示
す一部分解斜視図である。
【図3】同建物ユニットの要部を拡大して示す要部拡大
斜視図である。
【図4】同実施例である主ガスケットの挿着施工例を示
す図である。
【図5】同実施例の挿着施工例を拡大して示す拡大斜視
図である。
【図6】同実施例が適用された目地部の構造を示す断面
図である。
【図7】同実施例の変形例を示す断面図である。
【図8】従来におけるガスケットの挿着施工例を示す図
である。
【符号の説明】 4a 目地部 13 外壁パネル 22 主ガスケット(ガスケット) 23 T字状本体部 24 ひれ状シール部 25 放射状シール部 26 外面部 27 軸部 28 芯材 29 ガイド用ガスケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する外壁パネル間に生じる目地部に
    長尺のガスケットを装着して前記目地部を閉塞するため
    のガスケット装着方法であって、一対のガイド用ガスケットを、前記目地部を介して隔て
    られる互いに隣接する外壁パネルの側端縁に予め対向し
    て設けた後、 ガスケットをまずその下端部から前記目地
    部の上端部に挿入し、挿入状態のまま目地部下方に押し
    下げて行き、ガスケット全体を挿着することを特徴とす
    るガスケット挿着方法。
  2. 【請求項2】 請求項記載のガスケット挿着方法に用
    いられるガスケットであって、 前記目地部の外面を被覆する外面部と、該外面部の裏面
    中央から直角に突出し、前記目地部に挿入される軸部と
    からなるT字状本体部と、 前記軸部の中間部から両側に延びて目地部中を塞ぐひれ
    状シール部と、 前記軸部の先端部からこの軸部の両側にそれぞれ複数の
    シール片が放射状に拡開して設けられてなる前記目地部
    奥を塞ぐ放射状シール部とからなることを特徴とする
    ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記T字状本体部は耐候性に優れる硬質
    の素材から成形され、前記ひれ状シール部及び前記放射
    状シール部はシール性に優れる軟質の素材から成形され
    ていることを特徴とする請求項記載のガスケット。
  4. 【請求項4】 前記軸部の先端部であって前記放射状シ
    ール部の中心部には、芯材が埋設されていることを特徴
    とする請求項2又は3記載のガスケット。
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