JP5041433B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、工場、住宅などの敷地の出入口や、駐車場の出入口にゲートとして用いたり、敷地の駐車スペースにゲートとして用いたり、カーポートの扉、建物出入口の扉等として用いる建具に関する。
従来、建具としては、建具枠に上レール、下レールを取付け、この上レール、下レールに沿って障子、扉などの開閉体を移動自在に装着した引き戸タイプの建具が提案されている。
例えば、特許文献1,2に開示されたように、建具枠の上枠に上レールを取付けると共に、下枠に下レールを設け、障子に取付けた吊戸車を上レールに走行自在に支承して障子を上下レールに沿って移動自在とした上吊式の建具が提案されている。
特開2000−265766号公報 特開2007−92363号公報
前述した従来の建具は、上枠の下面に上レールが取付けてあるので、建具枠を組み立てた後に上レールを取付けるには、その上レールを下から支えながら取付けることになり、その上レールの取付け作業がやりづらく、時間がかかる。
特に、特許文献2に開示したように複数の障子を移動自在とした建具の場合には、建具枠の上枠の下面に複数の上レールを取付けるので、その上レールの取付け作業がやりづらく、時間がかかる。
本発明の目的は、建具枠に上レールを簡単に、短時間で取付けできるようにした建具とすることである。
本発明は、建具枠と、その建具枠に取付けた上レール部材、下レール部材と、その上レール部材と下レール部材に沿って移動自在に装着した開閉体を有した建具であって、
前記建具枠は、開閉体移動方向の両側にそれぞれ設けた支持縦部と、この各支持縦部における開閉体移動方向と直角方向の両側に亘って設けた第1横材と第2横材を備え、
前記上レール部材は、建具枠の開閉体移動方向略全長に亘る長さで、その移動方向と直角方向に離隔した一側部と他側部と、この一側部と他側部とに跨って固着された複数の中間部を有した取付用部材と、この取付用部材と別体で、前記複数の中間部に亘って開閉体移動方向と直角方向に間隔を置いて取り付けられた複数の上レールを備え、
前記上レール部材の取付用部材は、その一側部が、前記第1横材の上面に接して仮支持され、かつ第1横材の縦面にねじで固着して取り付けられると共に、他側部が、前記第2横材の上面に接して仮支持され、かつ第2横材の縦面にねじで固着して取り付けられ、
前記下レール部材は、複数の下レールを開閉体移動方向と直角方向に間隔を置いて有し、
前記各上レールと各下レールに沿って開閉体をそれぞれ移動自在に装着し、
前記複数の開閉体は、建具枠の開閉体移動方向一側部において開閉体移動方向と直角方向に重なり合った開き位置と、建具枠の開閉体移動方向他側方の閉じ位置とに亘って移動し、かつその移動距離がそれぞれ異なる引き戸タイプの建具とし、
前記上レール部材の各上レールを、各開閉体の移動距離に見合う長さとし、
前記取付用部材に上レールを取付けた状態で、その取付用部材の一側部、他側部を第1横材の上面、第2横材の上面に接して仮支持できると共に、第1横材の縦面、第2横材の縦面にねじで固着できるようにしたことを特徴とする建具である。
本発明においては、上レールの取付用部材は、一対の取付縁材間に複数の中間横材を連結したものとし、
前記各取付縁材は、縦片と上外向片を有し、その上外向片を第1・第2横材の上面にシール材を介在して接して仮支持し、縦片を第1・第2横材の縦面にねじで固着して取付け、
前記ねじを螺合することで取付縁材に下向き力が作用してシール材を圧接するようにできる。
このようにすれば、取付縁材の縦片をねじで固着することによって、その取付縁材の上外向片と第1・第2横材の上面との間を確実に水密することができる。
したがって、ゲートなどの屋外に用いる建具として好ましい。
本発明においては、第1横材と第2横材とに亘って、上レール部材を覆う天板を取付けることができる。
このようにすれば、雨水等が上レール部材に直接吹きつけられることがなく、ゲートなどの屋外に用いる建物として好ましい。
本発明においては、天板は、建具枠の短手方向に複数に分割され、その各天板を短手方向の寸法を調整可能に連結したものにできる。
このようにすれば、短手方向の寸法が異なる建具枠に天板を取付けできる。
本発明によれば、上レールを備えた取付用部材を第1・第2横材の上面に跨って仮支持した状態で、その取付用部材を第1・第2横材の縦面にねじで固着して上レールを建具枠に取付けできるから、建具枠に上レールを簡単に、短時間で取付けできる。
しかも、複数の上レールを取付用部材に取付けた状態で、その取付用部材を建具枠に取付けることによって、取付用部材を建具枠を取付けることで、複数の上レールを建具枠に取付けできる。
したがって、複数の上レールを建具枠に簡単に、短時間で取付けできる。
また、複数の上レールが各開閉体の移動距離に見合う長さであるから、コストを安くできる。
また、一側部と他側部と複数の中間部で取付用部材としてあるから、その取付用部材の重量を低減でき、上レール部材を建具枠により一層簡単に取付けできる
また、上レール部材を、第1横材と第2横材の間に上から落とし込むようにして取付けて取付用部材を第1・第2横材の上面に接して仮支持し、その状態でねじで固着できる。
図1〜図3に示すように、建具枠1に上レール部材2と下レール部材3が取付けてある。
前記上レール部材2と下レール部材3とに沿って開閉体、例えば扉4が開き位置と閉じ位置とに亘って移動自在に装着してある。
これによって、建具、例えば引き戸タイプの建具としてある。
前記建具枠1は、その上部に、第1支持部1aと第2支持部1b及び第1取付部1c、第2取付部1dを有し、この第1支持部1aと第1取付部1cは建具枠1の上部における一側に設けられ、第2支持部1bと第2取付部1dは建具枠1の上部における前記一側と離隔した他側に設けられ、第1支持部1aと第2支持部1b及び第2支持部1cと第2取付部1dはそれぞれ離隔している。
前記上レール部材2は、取付用部材2aと上レール2bを有し、その取付用部材2aに上レール2bが取付けてある。この取付用部材2aが前記第1支持部1aと第2支持部1bに跨って仮支持されて落下しないように仮保持されていると共に、その取付用部材2aが前記第1・第2取付部1c,1dに固着具で固着されて上レール部材2が建具枠1に取付けてある。
このようであるから、建具枠1を組み立てた状態で、上レール部材2の取付用部材2aを建具枠1の第1・第2支持部1a,1bに仮支持して上レール部材2を建具枠1に落下しないように仮保持する。
この状態で、取付用部材2aを固着具で第1・第2取付部1c、1dに固着して上レール部材2を建具枠1に取付けることができる。
したがって、建具枠1に上レール2bを簡単に、短時間で取付けできる。
この実施の形態では、複数の扉を備え、上レール部材2は、その取付用部材2aに複数の上レール2bを取付けてあるので、前記取付用部材2aを前述のように建具枠1に取付けることで、複数の上レール2bを取付けでき、建具枠1に複数の上レール2bを簡単に、短時間で取付けできる。
また、下レール部材3は本体3aに複数の下レール3bを設けたものとし、その本体3aを建具枠1に固着して複数の下レール3bを取付けしてある。
次に、各部を具体的に説明する。
前記建具枠1の第1支持部1aと第2支持部1b及び第1取付部1cと第2取付部1dは扉4の移動方向略全長に亘る長さで、かつ扉4の移動方向と直角方向に間隔を置いて相対向している。以下の説明において扉4の移動方向を長手方向、扉4の移動方向と直角方向を短手方向とする。
前記上レール部材2の取付用部材2aは、前記第1支持部1aと第2支持部1bにそれぞれ仮支持されていると共に、第1・第2取付部1c,1dにそれぞれ固着具で固着される前記長手方向全長に亘る一側部2c、他側部2dと、この一側部2cと他側部2dとに跨って固着された前記短手方向に向かう複数の中間部2eを有し、その中間部2eは前記長手方向に間隔を置いて設けてある。
この中間部2eに亘って上レール2bが取付けてある。
このようにすれば、一側部2c、他側部2dと複数の中間部2eで取付用部材2aとするから、使用する材料の量が少なく、上レール部材2の重量を軽減できる。
これに限ることはなく、取付用部材2aを一体形状、例えば板材を折り曲げ加工して第1・第2支持部1a,1b、第1・第2取付部1c,1dに仮支持、固着される部分と、上レール2bを取付ける部分を一体的に有した形状とする。
また、第1支持部1a、第1取付部1cを建具枠1の上部における扉移動方向一側に設け、他側に第2支持部1b、第2取付部1dを設けるようにしても良い。
前記建具枠1は、短手方向に間隔を置いて長手方向に亘る第1横材10と第2横材11と、この第1・第2横材10,11の長手方向両端部を支持する一対の支持縦部12を備え、その第1・第2横材10,11の上面が前述の第1・第2支持部1a,1bで、相対向した縦面が前述の第1・第2取付部1c,1dである。
前記各支持縦部12,12は、短手方向に間隔を置いて配設した2つの縦材13と、その短手方向に対向した縦材13の上部間に固着した一対の連結横材14を有し、その一対の縦材13の上部間に亘って前記第1・第2横材10,11がそれぞれ固着してある。
この支持縦部12は横材と縦材でT字形状としても良いし、パネル体としても良い。
前記扉4は上部に吊戸車4aを有し、下部に下ガイド4bを有している。
そして、前記吊戸車4aが上レール2bに移動可能に吊り下げ支持され、下ガイド4bが下レール3bに沿って摺動自在にガイドされる。
これによって、上吊式の建具としてある。
これに限ることはなく、扉4の下部に戸車を設け、その戸車を下レール3bに沿って走行自在とすると共に、扉4の上部を上レール2bに沿って移動自在としても良い。
この実施の形態では、各縦材13は、その下端部を地面aに埋設して取付けられ、屋外に設置する建具としてある。
例えば、敷地の出入口に設けるゲートとしてある。
このようであるから、建具枠1の上部に天板5を取付けて上レール部材2及びその取付部分に雨水等が直接に吹きつけられることがないようにしてある。
また、複数の扉4は建具枠1の短手方向に位置をずらして装着され、各扉4を開き位置とすると建具枠1の長手方向一側寄りにおいて短手方向に重なり合うようにしてある。
そこで、建具枠1の短手方向の一側(道路側)における長手方向一側寄りにパネル体6を取付け、前述のように開き位置とした扉4が短手方向一側から見えないようにしてある。
例えば、第1横材10の長手方向一側寄りに補助縦材7を連結し、この補助縦材7と縦材13と第1横材10の長手方向一側寄り部分に亘ってパネル体6が取付けてある。
次に、各部材の具体形状の一例を説明する。
前記建具枠1の第1横材10、第2横材11は、図4に示すように、中空部を有する長尺材で、その上面10a,11aが前述の第1・第2支持部1a,1bで、内側の縦面10b,11bが前述の第1・第2取付部1c,1dである。
前記上レール部材2の取付用部材2aは図4〜図6に示すように、一対の取付縁材20,20と、この一対の取付縁材20,20間に横架連結した複数の中間横材(中骨)21を有している。この一方の取付縁材20が前記一側部2c、他方の取付縁材20が前記他側部2dで、中間横材21が前記中間部2eである。
前記取付縁材20は縦片20aと、この縦片20aの上部に外向きに設けた上外向片20bと、前記縦片20aの下部に内向きに設けた下内向片20cを有している。
前記中間横材21は本体21aの下部に取付用横板21bを有し、その中間横材21の下面が一対の取付縁材20の下内向片20cに載置し、かつ長手方向両端面が一対の取付縁材20の縦片20aに当接してビス22で固着してある。
前記上レール部材2bは、縦向部23と、その縦向部23の下部に一体に設けたレール部24で略L字形状で、その縦向部23が中間横材21の取付用横板21bに固着してある。
例えば、縦向部23の上部に形成したあり溝23aにナット部材25を挿入して設け、前記取付用横板21bからねじ26をナット部材25に螺合して固着してある。
前記一対の取付縁材20の縦片20aを、建具枠1の上方から第1横材10と第2横材11との間に挿入し、各上外向片20bをシール材27を介在して第1・第2横材10,11の上面10a,11aに接して仮支持する。
この状態で、各縦片20aからねじ28を第1・第2横材10,11の内側縦板10c,11cに螺合して縦片20aを第1・第2横材10,11の縦面10b、11bに固着して取り付ける。
前記ねじ28は、第1・第2横材10,11の縦板10c,11cに、横板(上横板)10d,11dの下面に接しながら螺合し、そのねじ28を螺合することで取付縁材20に下向きの力が作用するようにしてある。
これによって、上外向片20bがシール材27を押し潰して確実にシールするので、その取付部分(上面10a,11aと上外向片20bとの間)から雨水等が、第1・第2横材10,11の縦面10b,11bと取付縁材20の縦片20aとの間、つまり上レール2b側に侵入することがない。
なお、第1・第2横材10,11は、その上横板10d,11dよりも下方に横板を有する形状とし、その横板の下面にねじ28が螺合するようにしても良い。
前記天板5は、建具枠1の短手方向に分割されて第1天板5aと第2天板5bを有し、その第1天板5aの短手方向一側部分が、第1横材10に固着した取付縁材20の上外向片20bのビスホール20dに螺合したビス5cで固着されている。
前記第2天板5bは、短手方向一側部分に取付脚片5dとビスホール5eを有し、その取付脚片5dがビス5cで中間横材21、例えば本体21aの上面に固着して取付けると共に、第2天板5bの短手方向他側部分が第2横材11に固着した取付縁材20の上外向片20bのビスホール20dに螺合したビス5cで固着して取付ける。
そして、ビスホール5eにビス5cを螺合することで第1天板5aの短手方向他側部分と第2天板5bの短手方向一側部分が連結される。
前記第1天板5aと第2天板5bは短手方向の寸法を調整可能に連結してある。
例えば、第1天板5aの短手方向他側部分に短手方向の長穴を形成し、その長穴からビス5cを第2天板5bのビスホール5eに螺合して連結してある。
また、第1天板5aと第2天板5bの短手方向の寸法に合わせて重ね合わせ、第2天板5bのビスホール5eに位置合わせして第1天板5aに孔を形成し、その孔からビス5cをビスホール5eに螺合して連結する。
このようにすれば、短手方向の寸法が異なる建具枠1に天板5を取付けできる。
また、前述のように天板5を2分割すれば、建具枠1の短手方向の寸法が大きく、天板5が一体であるとアルミ押出によって製作するのが困難である場合に有利である。なお、天板5は一体でも良い。
前記下レール部材3の本体3aは図7に示すように、第1本体30と第2本体31を備えている。
前記第1本体30は横向部30aと縦向部30bでL字形状で、その縦向部30bが建具枠1の短手方向一側の一対の縦材13の内側の縦面13aにビス32で固着して取付けてある。
前記第2本体31は横向部31aと縦向部31bでL字形状で、その縦向部31bが建具枠1の短手方向他側の一対の縦材13の内側の縦面13aにビス32で固着して取付けられ、この第2本体31の横向部31aと第1本体30の横向部30aは突き合わせ連結されている。
例えば、各横向部30a,31aの下面間に連続して連結部材33を接し、その連結部材33からビス34を各横向部30a,31aに螺合して各横向部30a,31aを連結している。
前記本体3aにレール形成部材40を取付けて下レール3bとしてある。このレール形成部材40は扉移動方向全長(建具枠1の長手方向全長)に亘る長尺材である。
この実施の形態では、複数のレール形成部材40を建具枠1の短手方向に取付けて複数の下レール3bを形成している。
例えば、短手方向一側寄りに一側レール形成部材4−1、短手方向他側寄りに他側レール形成部材4−2、短手方向中間に第1・第2・第3中間レール形成部材4−3,4−4,45をそれぞれ取付け、各レール形成部材間に溝状の下レール3bをそれぞれ形成している。
前記一側・他側レール形成部材41,42は、断面矩形状の本体41a,42aの短手方向一側に取付片41b,42b、他側に取付ヒレ41c,42cを有している。
前記第1・第2.第3中間レール形成部材43,44,45は、断面矩形状の本体43a,44a,45aの短手方向両側に取付片43b,44b,45bをそれぞれ有している。
そして一側・他側レール形成部材41,42の取付ヒレ41c,42cを、前記第1・第2本体30,31の縦向部30b,31bに設けた受片30c,31cの下面に接して浮き上がらないようにし、各取付片41b,42b,43b,44b,45bを重ね合わせてねじ46で第1・第2本体30,31の横向部30a,31aに固着して取付けてある。
この実施の形態では、図3に示すように第1・第2・第3・第4扉4−1,4−2,4−3,4−4を備え、第1扉4−1が短手方向一側(道路側)に位置し、第4扉4−4が短手方向他側(建物側)に位置し、第2扉4−2が短手方向一側寄り、第3扉4−3が短手方向他側寄りにそれぞれ位置している。
そして、第1〜第4扉4−1〜4−4は図3に実線で示す閉じ位置と仮想線で示す開き位置とに亘って長手方向に移動する。
したがって、第1扉4−1の移動距離が最も短く、第2・第3・第4扉4−2,4−3,4−4の移動距離が順次長くなり、第4扉4−4の移動距離が最も長い。
このように、第1〜第4扉4−1〜4−4は建具枠1の短手方向に位置がずれて装着されると共に、各扉の移動距離が異なるので、上レール部材2の上レール2bを図4、図5に示すように、第1〜第4扉4−1〜4−4ごとに別々とし、第1・第2・第3・第4上レール2b−1,2b−2,2b−3,2b−4とすると共に、その第1〜第4上レール2b−1〜2b−4を第1〜第4扉4−1〜,4−4の移動距離に対応した長さとしてある。
このようにすることで、上レール2bが必要な長さとなるので、コスト安である。
この実施の形態においては図5に示すように、第3上レール2b−3は第4上レール2b−4と同一長さで、閉じ位置の第4扉4−4が第3上レール2b−3の長手方向一側部分と建具枠1の短手方向に隣接するようにしてある。
これによって、第4扉4−4の吊戸車4aが第4上レール2b−4から外れて短手方向に倒れようとした時に、その第4扉4−4の上部が第3上レール2b−3と干渉して第4扉4−4が短手方向に倒れることを防止できる。
前述の実施の形態においては、屋外用の建具に好ましいものとして説明したが、屋内用の建具や建物外壁体の開口部に取付ける建具としても良い。
本発明の実施の形態を示す建具の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 建具上部の拡大詳細断面図である。 建具上部の天板を外した状態の平面図である。 上レール部材の取付用部材の一部斜視図である。 建具下部の拡大詳細断面図である。
符号の説明
1…建具枠、1a…第1支持部、1b…第2支持部、1c…第1取付部、1d…第2取付部、2…上レール部材、2a…取付用部材、2b…上レール、3…下レール部材、3a…本体、3b…下レール、4…扉(開閉体)、5…天板、10…第1横材、10a…上面、10b…縦面、11…第2横材、11a…上面、11b…縦面、12…支持縦部、27…シール材、28…ねじ。

Claims (4)

  1. 建具枠と、その建具枠に取付けた上レール部材、下レール部材と、その上レール部材と下レール部材に沿って移動自在に装着した開閉体を有した建具であって、
    前記建具枠は、開閉体移動方向の両側にそれぞれ設けた支持縦部と、この各支持縦部における開閉体移動方向と直角方向の両側に亘って設けた第1横材と第2横材を備え、
    前記上レール部材は、建具枠の開閉体移動方向略全長に亘る長さで、その移動方向と直角方向に離隔した一側部と他側部と、この一側部と他側部とに跨って固着された複数の中間部を有した取付用部材と、この取付用部材と別体で、前記複数の中間部に亘って開閉体移動方向と直角方向に間隔を置いて取り付けられた複数の上レールを備え、
    前記上レール部材の取付用部材は、その一側部が、前記第1横材の上面に接して仮支持され、かつ第1横材の縦面にねじで固着して取り付けられると共に、他側部が、前記第2横材の上面に接して仮支持され、かつ第2横材の縦面にねじで固着して取り付けられ、
    前記下レール部材は、複数の下レールを開閉体移動方向と直角方向に間隔を置いて有し、
    前記各上レールと各下レールに沿って開閉体をそれぞれ移動自在に装着し、
    前記複数の開閉体は、建具枠の開閉体移動方向一側部において開閉体移動方向と直角方向に重なり合った開き位置と、建具枠の開閉体移動方向他側方の閉じ位置とに亘って移動し、かつその移動距離がそれぞれ異なる引き戸タイプの建具とし、
    前記上レール部材の各上レールを、各開閉体の移動距離に見合う長さとし、
    前記取付用部材に上レールを取付けた状態で、その取付用部材の一側部、他側部を第1横材の上面、第2横材の上面に接して仮支持できると共に、第1横材の縦面、第2横材の縦面にねじで固着できるようにしたことを特徴とする建具。
  2. 上レールの取付用部材は、一対の取付縁材間に複数の中間横材を連結したものとし、
    前記各取付縁材は、縦片と上外向片を有し、その上外向片を第1・第2横材の上面にシール材を介在して接して仮支持し、縦片を第1・第2横材の縦面にねじで固着して取付け、
    前記ねじを螺合することで取付縁材に下向き力が作用してシール材を圧接するようにした請求項記載の建具。
  3. 第1横材と第2横材とに亘って、上レール部材を覆う天板を取付けた請求項1又は2記載の建具。
  4. 天板は、建具枠の短手方向に複数に分割され、その各天板を短手方向の寸法を調整可能に連結してある請求項3記載の建具。
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