JPS5843969B2 - 絶縁電線の雷溶断防止装置 - Google Patents
絶縁電線の雷溶断防止装置Info
- Publication number
- JPS5843969B2 JPS5843969B2 JP53104148A JP10414878A JPS5843969B2 JP S5843969 B2 JPS5843969 B2 JP S5843969B2 JP 53104148 A JP53104148 A JP 53104148A JP 10414878 A JP10414878 A JP 10414878A JP S5843969 B2 JPS5843969 B2 JP S5843969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- lightning
- reinforcing
- insulated wires
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
従来技術と目的について
6600V以上の架空配電線では、「第1図」のように
絶縁電線10を高圧がい子12で支持している。
絶縁電線10を高圧がい子12で支持している。
線路に雷サージ14が侵入すると、■がい子のピン12
0と金属バインド線16間でせん絡し、■バインド線の
先端から左右両方向に沿面ストリーマ18が進展し、■
どこかの弱点部20で電線10の絶縁破壊が起こり、■
そこから続流アークが発生し、電線が溶断落下する。
0と金属バインド線16間でせん絡し、■バインド線の
先端から左右両方向に沿面ストリーマ18が進展し、■
どこかの弱点部20で電線10の絶縁破壊が起こり、■
そこから続流アークが発生し、電線が溶断落下する。
本発明は、このような電線の溶断を防止するためのもの
である。
である。
本発明の概要
がい子12で支持する付近の絶縁電線10上に補強絶縁
体を設ける。
体を設ける。
同時にその上に、ひだ状のバリヤを設けて沿面ストリー
マの進展を防ぎ、それが補強絶縁体を設けた光重で延び
ることができなしようにする。
マの進展を防ぎ、それが補強絶縁体を設けた光重で延び
ることができなしようにする。
実施例の説明
「第2図」のように、がい子12で支持する付近の絶縁
電線10上に、補強絶縁体22を一様な厚さに設ける(
第3図参照)。
電線10上に、補強絶縁体22を一様な厚さに設ける(
第3図参照)。
設ける範囲は、たとえば6600Vではがい子を中心に
して左右に約1m(らい、厚さは3〜6肺ぐらいである
。
して左右に約1m(らい、厚さは3〜6肺ぐらいである
。
この補強絶縁体22は、■絶縁テープを巻く、■「第4
図」のようにあらかじめ巻きぐせをつけたゴム捷たはプ
ラスチックシート22aを巻きつける、■「第5図」の
ように厚い絶縁シートをかぶせ、合わせ目22bを嵌合
ラップさせる等の方法で形成することができる。
図」のようにあらかじめ巻きぐせをつけたゴム捷たはプ
ラスチックシート22aを巻きつける、■「第5図」の
ように厚い絶縁シートをかぶせ、合わせ目22bを嵌合
ラップさせる等の方法で形成することができる。
な1何れも界面は接着剤で処理を行う。
補強絶縁体22上に、ひだ状のつばを持つバリヤ24を
設け、電線長さ方向の沿面距離を増大させ、沿面ストリ
ーマの進展を防ぐようにする。
設け、電線長さ方向の沿面距離を増大させ、沿面ストリ
ーマの進展を防ぐようにする。
これはゴム寸たはプラスチック成形で作る。
つばの形は円すい形(第2図)、円板形(第6図)、円
筒形(第7図)等で、直径はたとえば1.50rrrm
<らいである。
筒形(第7図)等で、直径はたとえば1.50rrrm
<らいである。
これはバインド線16と乗らない所から、1個あるいは
それ以上、がい子12に対して対称の位置に設ける。
それ以上、がい子12に対して対称の位置に設ける。
またバリヤ24の中心部と補強絶縁体22間をストリー
マが貫通しないように、接着剤を使って両者をよく密着
させ、絶縁テープ26等で固定する。
マが貫通しないように、接着剤を使って両者をよく密着
させ、絶縁テープ26等で固定する。
実験によれば、直径150mmの円すい形バリヤ1個で
190KIで、2個で330KV以上のストリーマを抑
止できた。
190KIで、2個で330KV以上のストリーマを抑
止できた。
またバリヤ24と補強絶縁体22をあらかじめ一体に成
形しておくこともできる。
形しておくこともできる。
効果
上記のように、
1)がい子12付近の絶縁電線10上に一様な厚さを持
つ補強絶縁体22を設けたこと、 2)金属バインド線16の左右両端から外側において、
補強絶縁体22上にバリヤ24を設けて、金属バインド
線16の先端から外側に向って進展する設面ストリーマ
18が補強絶縁体22の外に出ないようにしたこと、 との相乗作用によって、沿面ストリーマ18の進展する
範囲内において絶縁電線10に弱点があったとしても、
補強絶縁体22が雷サージに応じた厚さを持っていれば
、絶縁破壊が起きず、したがって絶縁電線10の溶断も
防止できる。
つ補強絶縁体22を設けたこと、 2)金属バインド線16の左右両端から外側において、
補強絶縁体22上にバリヤ24を設けて、金属バインド
線16の先端から外側に向って進展する設面ストリーマ
18が補強絶縁体22の外に出ないようにしたこと、 との相乗作用によって、沿面ストリーマ18の進展する
範囲内において絶縁電線10に弱点があったとしても、
補強絶縁体22が雷サージに応じた厚さを持っていれば
、絶縁破壊が起きず、したがって絶縁電線10の溶断も
防止できる。
ちなみに、6.6KV級配電線路に侵入する雷サージの
最大レベルは300KV程度といわれているので、補強
絶縁体22の厚さは上記のように3〜6 rrrmf@
度で、十分目的を達成できる。
最大レベルは300KV程度といわれているので、補強
絶縁体22の厚さは上記のように3〜6 rrrmf@
度で、十分目的を達成できる。
第1図は従来技術の説明図、第2図は本発明実施例の説
明図、第3図は第2図の■−■拡大断面図、第4図と第
5図は補強絶縁体の形成方法の説明図、第6図と第7図
はバリヤの変形例の断面図である。 10・・・・・・絶縁電線、12・・・・・・がい子、
22・・・・・・補強絶縁体、24・・・・・・バリヤ
。
明図、第3図は第2図の■−■拡大断面図、第4図と第
5図は補強絶縁体の形成方法の説明図、第6図と第7図
はバリヤの変形例の断面図である。 10・・・・・・絶縁電線、12・・・・・・がい子、
22・・・・・・補強絶縁体、24・・・・・・バリヤ
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絶縁電線10を金属バインド線16でしばってがい
子12に支持させた架空配電線において、がい子12付
近の絶縁電線10上に、一様な厚さを持つ補強絶縁体2
2を設け、 金属バインド線16の左右両端よりも外側に唱いて、前
記補強絶縁体22上に、ひだ状のつばを持つ絶縁性のバ
リヤ24を設け、 金属バインド線16の先端から左右両方向に進展する沿
面ストリーマ18が、補強絶縁体22の外筐で出ないよ
うにしたこと、 を特徴とする絶縁電線の雷溶断防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53104148A JPS5843969B2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 絶縁電線の雷溶断防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53104148A JPS5843969B2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 絶縁電線の雷溶断防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5530185A JPS5530185A (en) | 1980-03-03 |
JPS5843969B2 true JPS5843969B2 (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=14372987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53104148A Expired JPS5843969B2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 絶縁電線の雷溶断防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843969B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0214775A (ja) * | 1988-03-25 | 1990-01-18 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | ローラ用洗浄装置 |
JPH0361964U (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5082400U (ja) * | 1973-12-01 | 1975-07-15 |
-
1978
- 1978-08-26 JP JP53104148A patent/JPS5843969B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0214775A (ja) * | 1988-03-25 | 1990-01-18 | Eduard Kuesters Mas Fab Gmbh & Co Kg | ローラ用洗浄装置 |
JPH0361964U (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5530185A (en) | 1980-03-03 |
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