JPS594551Y2 - ア−クホ−ン - Google Patents

ア−クホ−ン

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JPS594551Y2
JPS594551Y2 JP5585679U JP5585679U JPS594551Y2 JP S594551 Y2 JPS594551 Y2 JP S594551Y2 JP 5585679 U JP5585679 U JP 5585679U JP 5585679 U JP5585679 U JP 5585679U JP S594551 Y2 JPS594551 Y2 JP S594551Y2
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JP
Japan
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side terminal
conductor
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voltage
fan
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Expired
Application number
JP5585679U
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English (en)
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JPS55156391U (ja
Inventor
友良 望月
彰久 須藤
秀夫 河原
和明 加藤
孝義 森
克彦 伊藤
順之 菅生
Original Assignee
東京電力株式会社
古河電気工業株式会社
日本碍子株式会社
株式会社不二越
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は規定の放電電圧を保持するアークホーンに関す
るものである。
従来架空配電線にゴム、プラスチック等の絶縁被覆を施
した高圧配電線が用いられている。
この高圧配電線の近くに落雷があると配電線に異常な高
電圧が誘起され、高圧配電線とこれを支持した支持碍子
のアース側との間に放電が生じ、アーク電流が流れて配
電線を溶断するおそれがあった。
これを避けるため高圧配電線の碍子支持部にアレスタを
取付け、アレスタの放電電圧を碍子支持部の閃絡電圧よ
り低い放電電圧(通常碍子支持部の閃絡電圧の約80%
の電圧)に保持している。
このアレスタは高価なため高圧配電線の碍子支持部の特
に変圧器や開閉器を取付けた部分のみに設け、アレスタ
のない部分には構造簡単なアークホーンを取付け、配電
線のアーク電流による断線を防止している。
このアークホーンは第3図に示すように支持碍子2′に
支持した架空配電線1′と同電位に接続した絶縁被覆導
体3′の先端を高圧側端子5′とし、これにアース側端
子7′を規定の間隔l′を開けて対向させ、両者の間で
放電するようにしたものである。
なお図中4′は導体接続部の保護カバー、6′は絶縁被
覆層を示す。
このようなアークホーンの取付は配電線1′の高所の作
業で間隔l′を一定にすることがむずかしく、配電線1
′を支持碍子2′にバインド線8′により固着した場合
、電線方向には数10〜数100 kgの把持力をもっ
ているが電線のねじれに対しては拘束力はほとんどなく
、配電線にサージ電流が流れた場合、異相間に大きな電
磁力が働き、反発力または吸引力が発生して配電線がね
じれる。
このため高圧側端子5′もねじれ回転してアース側端子
7′との対向がずれ、間隔l′も変化して規定の放電電
圧で放電しなくなりアークホーンとしての作用をしなく
なる。
本考案はこれに鑑み配電線にねじれが生じても高圧側端
子とアース側端子の間隔が変らないようにしたもので、
高圧側端子の導体を扇形とし、扇形の導体が配電線とと
もにねじれ回転しても、その先端とアース側端子との間
隔をほぼ一定に保持し規定の放電電圧を有するようにし
たのである。
次にこれを図面に基づいてさらに詳細に説明する。
第1図は本考案になるアークホーンの一例を示したもの
で、絶縁被覆導体3の基部を配電線1の導体にコネクタ
を介して接続して保護カバー4を施し、絶縁被覆導体3
を高圧側端子5とし、この端子5に支持碍子2のアース
側端子7を対向させてアークホーンとすることは従来の
ものと同じであるが本考案においては高圧側端子5を構
成する導体を扇形導体8とし、この扇形導体8の扇のほ
ぼ中心を配電線1の導体に接続して同電位とし、扇形の
先端をアース側端子7に規定の間隔lを開けて対向させ
たものであり、したがって配電線1がねじれ回転しても
、これに応じ扇形導体8も扇の中心を軸として回動し、
先端は円弧をなしているのでアース側端子7と最短間隔
lはぼは゛一定に保持され規定の放電電圧を有するので
ある。
なお扇形導体8を覆った絶縁被覆層6はその先部を長く
延長させこれを感電防止に役立たせている。
以上説明したように本考案によれば高圧側端子となる導
体を扇形として絶縁被覆で覆い、扇のほぼ沖心を配電線
の導体と電気的に接続し、扇形の先端をアース側端子と
対向させたので、配電線がねしれてもアース側端子との
間隔がほぼ一定に保持され、規定の放電電圧を有するア
ークホーンとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるアークホーンの一例を示す側面図
、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は従来
のアークホーンを示す側面図である。 1・・・・・・配電線、2・・・・・・支持碍子、3・
・・・・・絶縁被覆導体、5・・・・・・高圧側端子、
7・・・・・・アース側端子、8・・・・・・扇形導体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁被覆導体の基部を架空配電線の導体と電気的に接続
    して高圧側端子とし、これに支持碍子のアース側端子を
    対向させたアークホーンにおいて、前記高圧側端子とし
    た絶縁被覆導体を扇形としたことを特徴とする、アーク
    ホーン。
JP5585679U 1979-04-27 1979-04-27 ア−クホ−ン Expired JPS594551Y2 (ja)

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JP5585679U JPS594551Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ア−クホ−ン

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JP5585679U JPS594551Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ア−クホ−ン

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Publication Number Publication Date
JPS55156391U JPS55156391U (ja) 1980-11-11
JPS594551Y2 true JPS594551Y2 (ja) 1984-02-09

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ID=29290026

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JP5585679U Expired JPS594551Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ア−クホ−ン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147113U (ja) * 1982-03-29 1983-10-03 旭テック株式会社 ホ−ン被覆型鳥害防止具

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Publication number Publication date
JPS55156391U (ja) 1980-11-11

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