JPH0338902Y2 - - Google Patents

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JPH0338902Y2
JPH0338902Y2 JP1986039747U JP3974786U JPH0338902Y2 JP H0338902 Y2 JPH0338902 Y2 JP H0338902Y2 JP 1986039747 U JP1986039747 U JP 1986039747U JP 3974786 U JP3974786 U JP 3974786U JP H0338902 Y2 JPH0338902 Y2 JP H0338902Y2
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horn
wire
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electric
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気鉄道等において、通常時にあ
つては磁器等の絶縁物とホーンの間隙によつて絶
縁性を有し、事故時の過電圧、過電流に対しては
放電用ホーンで放電短絡することにより電気回路
を構成し、電線路を保護する放電ギヤツプを備え
たがいしに関するものである。
〔従来技術〕
従来、交流電気鉄道の電車線路においては、雷
等による異常電圧によりがいし部でせん絡事故を
起こし、がいしを破壊する恐れがあるため、その
検知を容易にする目的で第1図に示す保護装置が
設備されている。1はちよう架線、2はトロリ線
であつて長幹がいし8で絶縁されたブラケツト6
で電柱5に取り付けられている。3はき電線であ
つて懸垂がいし9により絶縁され腕金7で電柱5
に取り付けられている。
電柱5から絶縁した長幹がいし8および懸垂が
いし9の負極側を地絡導線11でAT保護線4に
接続して、せん絡事故時の電気回路を構成する。
しかしながら、この方法は負極側に絶縁がいし
が必要となり、また、電線で配線するためほとん
どが手作業となるなど施工が容易でなかつた。
そのため、負極側の絶縁がいしを省略し、地絡
導線11を腕金7に接続し、AT保護線4をちよ
う架する懸垂がいし10にアークホーンを別途取
り付けて事故時にアークホーンを放電し、電気回
路を構成する方法が開発されたが、アークホーン
をバンドで取り付けるため、ボルト等のゆるみに
よりアークホーンの間隙管理が大変である。
〔考案の目的〕
この考案は、アークホーンの間隙管理の困難さ
に着目して案出されたもので、その目的とすると
ころはホーンの間隙管理を省略するものである。
〔考案の構成〕
この考案は、上記目的を達成するため、第2図
に示すごとく6000ボルト程度の絶縁性能と電線を
ちよう架する機械的強度を有する磁器等の絶縁物
本体12aに、上部に腕金へ取り付けるためのク
レビスを有したホーンA片12bと、下部に電線
をちよう架するクランプ等を取り付けるためリン
グ状としたホーンB片12cを、設定間隙長を確
保して埋込む構造を要旨とするものである。
〔考案の実施例〕
本考案の放電ギヤツプがいしは、前述の懸垂が
いしとアークホーンをかねたもので、第3図およ
び第4図に基づいて、この考案の実施例を説明す
る。なお以下の説明で、前記第1図において説明
した従来例と同一構成要素は同一符号を付して説
明は省略する。
第4図において、放電ギヤツプがいし12を腕
金7に取り付け、AT保護線4を電線ちよう架ク
ランプ14を使用して12にちよう架する。
第3図は、実施例の全体図であり、腕金7と長
幹がいし8の負極側を金属帯13で接続する。
通常の電気車運転電流に対してAT保護線4は
放電ギヤツプがいし12の磁器等絶縁物とホーン
の間隙で絶縁状態であり、せん絡事故等にはホー
ンを介して電気回路を構成し、事故電流をAT保
護線4に流すことにより事故検知を容易にするこ
とが出来るものである。
〔考案の効果〕
この考案は、ホーンをがいし本体に埋込む構造
のためホーンの間隙長は常に不変であり、取り付
け時の間隙長設定の困難さと、保守時の間隙長管
理を省略出来る利点を有する。また、構造を簡素
化したことで大幅な経費の削減となるなど優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気鉄道における従来のせん絡保護方
式例、第2図はこの考案の構造、第3図はこの考
案を使用したせん絡保護方式の実施例、第4図は
この考案を使用し電線をちよう架した場合の外観
図である。 1……ちよう架線、2……トロリ線、3……き
電線、4……AT保護線、5……電柱、6……ブ
ラケツト、7……腕金、8……長幹がいし、9,
10……懸垂がいし、11……地絡導線、12…
…放電ギヤツプがいし、12a……絶縁物本体、
12b……ホーンA片、12c……ホーンB片、
13……金属帯、14……電線ちよう架クラン
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性能を有する磁器等の本体に、上下一対の
    ホーンを一定の間隔で固定して埋込むことによ
    り、事故電流に対し、安定した放電特性を有する
    放電ギヤツプを備えたがいし装置。
JP1986039747U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0338902Y2 (ja)

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JPS62152312U JPS62152312U (ja) 1987-09-26
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