JPH01122316A - 架空送電線路 - Google Patents

架空送電線路

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Publication number
JPH01122316A
JPH01122316A JP62279542A JP27954287A JPH01122316A JP H01122316 A JPH01122316 A JP H01122316A JP 62279542 A JP62279542 A JP 62279542A JP 27954287 A JP27954287 A JP 27954287A JP H01122316 A JPH01122316 A JP H01122316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel tower
conductor
insulated
ground wire
transmission line
Prior art date
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Pending
Application number
JP62279542A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kato
淳 加藤
Toru Kojima
徹 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP62279542A priority Critical patent/JPH01122316A/ja
Publication of JPH01122316A publication Critical patent/JPH01122316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地絡事故を低減させる架空送電線路に関する
〔従来の技術とその問題点〕
架空送電線路には、第3図に示すように、電力線(2)
の上方に雷遮蔽用の架空地線(1)が配置されている。
この架空送地線(1)を支持する架空地線用アーム(4
)は鉄塔(3)と同じく金属製であるため、架空地線に
雷が落らると、雷電流は矢印の如く鉄塔を介して大地に
流れる0通常、鉄塔のサージインピ−ダンスは数10Ω
、雷電流は数10KAであるので、雷電流が鉄塔に流れ
る事により、鉄塔の電位が数100KV高くなり、絶縁
間隔の最も小さい鉄塔側アークホーン(5)とライン側
アークホーン(6)の間の空気絶縁が破壊し、電力線の
地絡事故が発生する。
鉄塔の電位上昇を抑えるためには、鉄塔のサージインピ
ーダンスを下げることがもっともを効である。しかしな
がら、鉄塔のサージインピーダンスは鉄塔の形状によっ
てほぼ決まるため、大巾にサージインピーダンスを下げ
ることは出来ない、従って、66KV〜154KV級の
ようなアークホーンの間隔が狭い送電線では、落雷によ
る電力線の地絡事故が頻発するという問題がある。  
〔問題点を解決するための手段とその作用〕本発明は、
以上のような点にかんがみてなされたもので、その目的
とするところは、落雷による送電線の地絡事故を低減さ
せる架空送電線路を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、架空地線を
鉄塔から電気的に絶縁し、この架空地線を鉄塔と電気的
に絶縁した導体で接地したことを特徴とする架空送電線
路が提供される。
前述のような構成をすると、架空地線に落ちた雷電流は
鉄塔と電気的に絶縁された導体を流れ、鉄塔には流れな
いため、鉄塔の電位は上昇せず、従って、送電線の地絡
事故が減少する。
[実施例] 以下図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明にかかる一実施例の説明図である。架空
地線(1)はステーションポストのような強度の強い碍
子(8)(複数本用いてもよい)より鉄塔(3)に支持
されている。
この鉄塔(3)から絶縁された架空地線(1)は、接続
クランプ(9)により被覆材により鉄塔から絶縁された
導体0ωの内部導体01)に接続されている。絶縁さた
導体0ωの他端は伸びて大地に埋められ接地している。
このようにすると、架空地線(1)に落ちた雷電流は鉄
塔(3)には流れず、従って鉄塔の電位上昇も生じない
。なお、絶縁された導体C(Ilを鉄塔(3)の下部に
接続すると、鉄塔(3)が低抵抗で接地されているため
、絶縁された導体0[Dの接地抵抗も小さくなり、接地
工事は不要に、なる。
鉄塔から電気的に絶縁された導体00)の断面構造は、
例えば第2図(a)に示すように、内部導体θI)は絶
縁材021により被覆されている。雷電流は内部導体を
流れるため、内部導体の電位が上昇する。従って、通常
の雷電流ではこの絶縁材が破壊しないように、絶縁材は
十分な厚さが必要である。また、導体のサージインピー
ダンスが大きいと、内部導体の電位が上昇して絶縁材が
破壊したり、架空地線と鉄塔を絶縁する碍子が破損し、
鉄塔に電流が流れるため、絶縁された導体のサージイン
ピーダンスを小さくする必要がある。
サージインピーダンスを小さく方法としては次のような
ものがある。
1)絶縁された導体を複数条用いる。
2)第2図ら)に示すように、内部導体(10と平行に
外部導体側と配置し、外部導体を鉄塔に接続することに
より、内部導体と大地との静電容4jt (C)を大き
くしてサージインピーダンスz=、/”E7τを小さく
する。
3)第3図(C)に示すように、円筒状の外部導体Q4
1を内部導体((l)と同心状に配置して、静電容量を
更に大きくし、サージインピーダンスを小さくする。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、架空地線が鉄塔か
ら絶縁されており、かつ、該架空地線が鉄塔と絶縁され
た導体により接地されているため、雷電流により鉄塔の
電位が上昇せず、従って電力線の地絡事故が著しく減少
するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる架空送電線路の斜視図、第2図
(a)〜(C)は架空地線を接地する絶縁された導体の
異なる実施例を示す断面図、第3図は従来の架空送電線
路の斜視図である。 1・・・架空地線、 2・・・電力線、 3・・・鉄塔
、4・・・架空地線用アーム、 5・・・鉄塔アークホ
ーン、6・・・ライン側アークホーン、  7.8・・
・碍子、9・・・接続クランプ、 10・・・絶縁され
た導体、 11・・・内部導体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)架空地線を鉄塔から電気的に絶縁し、この架空地
    線を鉄塔と電気的に絶縁した導体で接地したことを特徴
    とする架空送電線路。
  2. (2)前記架空地線は碍子により鉄塔から電気的に絶縁
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の架空送電線路。
  3. (3)前記、鉄塔と電気的に絶縁された導体は複数条で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の架空
    送電線路。
  4. (4)前記、鉄塔と電気的に絶縁された導体は鉄塔の下
    部において鉄塔に電気的に接続していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の架空送電線路。
  5. (5)前記、鉄塔と電気的に絶縁された導体はケーブル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の架
    空送電線路。
  6. (6)前記ケーブルは絶縁材に被覆された内部導体と絶
    縁材の外部に配置された外部導体より構成され、該外部
    導体が鉄塔に電気的に接続されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の架空送電線路。
  7. (7)前記ケーブルは、絶縁材に被覆された内部導体と
    、絶縁材の外側に該内部導体と同心状に配置された円筒
    状の外部導体より構成され、該外部導体が鉄塔に電気的
    に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項記載の架空送電線路。
JP62279542A 1987-11-05 1987-11-05 架空送電線路 Pending JPH01122316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03235612A (ja) * 1990-02-07 1991-10-21 Chubu Electric Power Co Inc 送電鉄塔の雷電流分流装置
CN102761086A (zh) * 2012-03-22 2012-10-31 江苏省电力公司兴化市供电公司 一种利用耦合地线降低输电线路雷击跳闸率的装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119693A (en) * 1978-02-03 1979-09-17 Energie Froide Int Sa Arrester for aerial power line

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