JPS5842871B2 - 新規なセスキテルペン化合物及びその製造法 - Google Patents

新規なセスキテルペン化合物及びその製造法

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JPS5842871B2
JPS5842871B2 JP12275779A JP12275779A JPS5842871B2 JP S5842871 B2 JPS5842871 B2 JP S5842871B2 JP 12275779 A JP12275779 A JP 12275779A JP 12275779 A JP12275779 A JP 12275779A JP S5842871 B2 JPS5842871 B2 JP S5842871B2
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alkyl
trimethylperhydroindeno
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偉俊 三浦
高司 辰野
康雄 藤本
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RIKEN
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RIKEN
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【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔但し、式中、Rは低級アルキル又はアルアルキル基を
示す。
〕で表わされる新規なセスキテルペン化合物であるアル
キル2−オキンー3・5a・8−トリメチルパーヒドロ
インデノ〔4・5−b 、:lフラン−7カルボキシレ
ート(Alkyl−2−0xo−3−5a −8−tr
imetlylperhydroindeno C4・
5− b 〕furan −7−carboxylat
es ) (m )及びその製造法に関するものであ
る。
本発明者らは、先にα−サントニンを出発原料として、
抗腫瘍性セスキテルペンとして注目されているベルルビ
ン型化合物への変換を目的として、その重要な中間体で
ある化合物(n)を、テトラヒドロサントニン(1)を
四酢酸鉛と反応させることにより高収率で得る方法を見
出した〔日本薬学会第98年会講演要旨集(1978年
)第326頁参照。
〕。一方、上記反応において、アルコール共存下で反応
を行なったところ、意外にも環縮少反応が優先して起き
、本発明の新規なセスキテルペン化合物が得られるとい
う全く新たな知見を得て本発明を完成するに至ったもの
である。
本発明の目的化合物である一般式(III)の新規なセ
スキテルペン化合物は、抗菌性及び抗腫瘍性等の生理活
性が期待される新規物質として極めて有用なものである
以下に本発明を詳述する。
まず、本発明の出発物質であるテトラヒドロサントニン
(I)は、前回の如く、α−サントニンをPd−c触媒
存在下で接触還元し、次いでNaOHで処理することに
より容易に得られる。
かくして得られたテトラヒドロサントニン(I)を次の
反応に付すことにより、本発明の目的化合物を得ること
ができる。
(方法1) テトラヒドロサントニン(1)、四酢酸鉛及びアルコー
ルを含む溶媒とを攪拌混合して得られる懸濁液に、ルイ
ス酸を加えて更に攪拌を続ける。
反応剤のアルコールは、通常一般のアルコール類を用い
ることができるが、経済的且つ入手の容易である点から
、メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノ
ール等の低級アルカノール又はベンジルアルコール等が
適当である。
又溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジク
ロルメタン、四塩化炭素、ジクロルエタン等を用いるこ
とができる。
ルイス酸としては、BF3エーテレート、四塩化スズ、
四塩化チタン等を用いうるがBF3ニーテレイトが最適
である。
反応温度は室温で充分であり、又反応時間は、約30分
〜5時間が適当である。
かくして得られた反応混合物を常法により抽出、洗浄、
乾燥及びクロマトグラフィーによる精製等の処理を行な
って目的物のアルキル2−オキソ−3・5a・8−トリ
メチルパーヒドロインデノ〔4・5−b )フラン−7
−カルボキシレート(m)を得ることができる。
又、本発明の目的化合物(m)は、次の方法によっても
得ることができる。
(方法2) テトラヒドロサントニン(■)、縮合剤及びアルコール
の混合物を加熱還流する。
反応剤であるアルコールは、方法1と同様のものを用い
ることができる。
縮合剤としては、オルトギ酸エチルCHC(QC2H5
)3 )、オルト穆メチル〔HC(OCH3)3〕、オ
ルトギ酸プロピルCHC(QC3H? )3 〕等のオ
ルトエステル類が最適であり、この際触媒として塩化ア
ンモニウムが存在することが好ましい。
反応温度は、用いるアルコール及び縮合剤により異なる
が約50〜150℃が適当であり、又反応時間は、約3
0分〜5時間が適当である。
かくして得られた反応液を、触媒P別後、濃縮、乾燥し
、クロマトグラフィー等により精製すると、定量的にエ
ノールエーテル体(IV)を得る。
★★ かくして得られたエノールエーテル体(■)を
、方法1と同様に、溶媒中で四酢酸鉛及びルイス酸を加
えて反応及び後処理を行なうと目的化合物(III)を
得ることができる。
この反応の際、縮合反応に使用したアルコールを添加し
ておくと、収率が向上し好ましい。
これを図に示せば次の如くである。
(但し、式中、Rは低級アルキル又はアルアルキル基を
示し、Acはアセチル基を示す。
)以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明は
これらに何ら限定されるものではない。
なお、化合物(m a ) (R= CHs )、(m
b )(R=C2H5)、(m c ) (R= CH
2Co H5)及び(IV)はいずれも新規化合物であ
る。
実施例 1 テトラヒドロサントニン(1)、1.05’(4ミリモ
ル)、90%四酢酸鉛2.36 y(4,8ミリモル)
及び乾燥ベンゼン701111!にメタノール0.5r
IIl!(12,5ミリモル)を溶かしたものを攪拌し
て懸濁液となし、これにBF3 ニーテレイト9rIL
lを、室温で1度に加えた。
1時間攪拌後、反応混合液を冷水20rILlに注ぎ、
酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和型ソウ溶液、続いて飽和食塩水で洗浄し、
次いで硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去して得られる残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー(溶出剤、ベンゼン:酢酸エチル=20:1)に
付すと、メチル2−オキソ〜3・5a・8−トリメチル
パーヒドロインデノ〔4・5−b〕フラン−7−カルボ
キシレート(■a)(R=CH3)642■(収率:5
7%)及び化合物(IIa)と(nb)の混合物366
m9(収率;30%)が得られた。
化合物(Ha)はn〜ヘキサン1詐酸エチルより再結晶
して、無色板状晶を得た。
[(II[a)の物理的性質〕 m、p 、 二 149〜150 ℃ 元素分析:C16H2404として 計算値 C;68.54、H;8.63 実測値 C;68.54、H;8.57 、 KBr −1 1、R,、!/ cm 1770.1730
、aX 190 H’ −N、M、 R,(CDCl3.60 MHz
、 p、p、m 、 )3.67 (s、 3H)
; 2.57−3.34 (m、IH); 1.20 (d、J=7Hz、3H); 1.08 (d、J=7Hz、3H); 0.90 (s13H) 実施例 2 実施例1において、溶媒をベンゼンに換えて、ジクロル
メタンを用いて同様の反応、後処理を行なったところ、
化合物(■a)751rIT9(収率;67%)及び化
合物(Ira)と(lIb)の混合物3.66m9(収
率;30%)を得た。
実施例 3 実施例1において、メタノールに換えてエタノールを用
いて同様の反応、後処理を行なったところ、エチル2−
オキソ−3・5a・8−トリメチルパーヒドロインデノ
(4・5−b)フラン−7カルボキシレート(mb )
(R=C2H5)695WI9(収率:59%)を得た
なおアセトキシ体の化合物(IIa)と(I[b)は、
いずれも生成が認められなかった。
化合物CMIb )はn−ヘキサン−酢酸エチルより再
結晶して無色板状晶を得た。
〔(mb)の物理的性質〕
m、p、:83〜84℃ 元素分析:C17H26o、として 計算値 C;69.36、H; 8.96実測値 C;
69.6L、H;8.78 、KBr 。
1、R,、cm 1770.1730、180 H=N1M、R,(CDCl3.60 MHz 、p、
p、m、)4.13 (q、J=7Hz、2H): 2、57−3.43 (m、 I H) ;127 (
3J=7Hz13H); 1.20 (d、J=7Hz、3H); 1.08 (d、J=7Hz、3H); 0.90 (8,3H) 実施例 4 実施例1において、メタノールに換えてベンジルアルコ
ールを用いて同様の反応、後処理を行なったところ、ベ
ンジル2−オキソ−3・5a・8トリメチルパーヒドロ
インデノ〔4・5−b)フラン−7−カルボキシレート
(IIIc)(R=CH2Ca H5) 770 mg
(収率:54%)及び化合物(Ila )と(nb)
の混合物354rn9(収率;29%)を得た。
化合物(me)は、n−ヘキサン−ベンゼンより再結晶
して無色板状晶を得た。
[(me)の物理的性質〕 m、p、:145〜146℃ 元素分析:C2□H2804として 計算値 C;74.13、H;7.92 実測値 C;74.31、H;7.93 、KBrl ■、R1,シcIf11775.1730゜1180.
770 Hl−N、M、R,(CDCl3.60 MHz 、p
、p、 m 、 ) ニア、33(bs、5H); 5.10 (s、 2H) ; 2.57−3,43 (m、 IH) :120 (d
1J=7Hz、3H); 1.08 (d、J=7Hz13H): 0.90 (513H) 実施例 5 テトラヒドロサントニン500rfLl(2ミリモル)
、オルトギ酸エチル2.5 ml及び塩化アンモニウム
(50■)のエタノール溶液(5rrLl)の混合物を
3時間加熱還流した。
冷却後、塩化アンモニウムを沢別し、涙液を濃縮して乾
燥した。
残渣を塩基性アルミナクロマトグラフィー(ブロックマ
ン■−m (Brockmann II÷III)(商
品名)、溶出剤:ベンゼン)で精製してエノールエーテ
ル体(IV)を5561nf?(収率:100%)得た
化合物(IV)は、n−ヘキサンより再結晶して無色針
状晶を得た。
〔(■)の物理的性質〕
m、p、:117〜118℃ 元素分析:C17H2603として 計算値 C;73.34、H;9.41 実測値 C;73.46、H; 9.43、KBrI 1、R1,ν cm 1770.1660、a
x 200 Hl−N、 M、 R,(CDCl 3.60MHz
、 p、p、m、) :4.50 (d、J=7Hz、
LH): 3.66 (q1J=7H212H); 127 (t、J=7Hz、3H); 1.27 (d、 J=7 Hz、3H);1.20
(d、J=7Hz、3H): 0.93 (s、3H) 実施例 6 実施例5で得られた化合物(■)2 0In9 (0,72ミリモル)、90%四酢酸鉛531■(1,
1ミリモル)及びエタノール66W19(1,4ミリモ
ル)を乾燥ベンゼン6WLl!に溶解したものを攪拌し
て懸濁液となし、これに、BF3 エーテレイ)1.5
WLlを室温で1度に加えた。
1時間攪拌後、反応混合物を実施例1と同様に処理した
ところ、化合物(I[a ) 164m9(収率;80
%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式: 〔但し、式中、Rは低級アルキル又はアルアルキル基を
    示す。 〕で表わされるアルキル2−オキソ−3・5a・8−ト
    リメチルパーヒドロインデノ〔4・5−blフラン−7
    −カルボキシレート(Alky12−Qxo −3−5
    a −8−trimethylperhydroind
    en。 C4−5−b ] f uran −7−carbox
    ylates )。 2 Rがメチル基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3 Rがエチル基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4 Rがベンジル基である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 5式: で表わされる化合物を縮合剤の存在下、一般式:−OH 〔但し、式中、Rは低級アルキル又はアルアルキル基を
    示す。 〕で表わされるアルコールと反応せしめて、一般式:〔
    但し、式中、Rは前記に同じ。 〕で表わされる化合物を得、該化合物なルイス酸と四酢
    酸鉛の存在下、加熱して、一般式: 〔但し、式中、Rは前記に同じ。 〕で表わされるアルキル2−オキソ−3・5a・8−ト
    リメチルパーヒドロインデノ〔4・5−blフラン−7
    −カルボキシレートを得ることを特徴とする新規なセス
    キテルペン化合物の製造法。 6式: で表わされる化合物をルイス酸と四酢酸鉛の存在下、一
    般式: 〔但し、式中、Rは低級アルキル又はアルアルキル基を
    示す。 〕で表わされるアルコールと反応せしめて一般式:〔但
    し、式中、Rは前記に同じ。 〕で表わされるアルキル2−オキソ−3・5a・8トリ
    メチルパーヒドロインデノ〔4・5−b)フラン−7−
    カルボキシレートを得ることを特徴とする新規なセスキ
    テルペン化合物の製造法。
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