JPS5842130Y2 - 転写箔 - Google Patents

転写箔

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JPS5842130Y2
JPS5842130Y2 JP1976111978U JP11197876U JPS5842130Y2 JP S5842130 Y2 JPS5842130 Y2 JP S5842130Y2 JP 1976111978 U JP1976111978 U JP 1976111978U JP 11197876 U JP11197876 U JP 11197876U JP S5842130 Y2 JPS5842130 Y2 JP S5842130Y2
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JP
Japan
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layer
transfer
resin layer
base film
transfer foil
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Expired
Application number
JP1976111978U
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English (en)
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JPS5329607U (ja
Inventor
博 成井
哲 荒本
Original Assignee
尾池工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の転写箔はベースフィルムの片面に導電性薄膜層
を設けたところに特徴を有し、導電性薄膜層のため静電
気による影響をうけない剥離性の安定した転写箔に関す
るものである。
従来から転写箔の基本的な構成として、着色層に顔料を
使用した顔料タイプの転写箔はベースフィルム/離型層
/着色樹脂層/接着剤層。
真空蒸着を応用した蒸着タイプの転写箔はベースフィル
ム/離型層/樹脂層または着色樹脂層/金属蒸着層/接
着剤層である。
転写層とはホットスタンプによる加熱圧された部分のみ
ベースフィルムを残し積層された層が紙、プラスチック
、レザーなどの被転写物の表面に転写される。
ベースフィルムとしてポリエステル、ポリアミド、ポリ
プロピレン、などの静電気の帯電し易いプラスチックフ
ィルムの場合、離型層、樹膜層または着色樹脂層、接着
剤層はコーティングされるが、いずれも有機溶剤を使用
しているため静電気による火災の発生の恐れがある。
また、ベースフィルム表面だけでなく、コーティング各
層に静電気によるほこりの吸着の問題がある。
また、離型層その他のコーティング層は均一の厚さで、
完全に被膜を形成されていないと高速転写を要求される
今日では僅かな転写時の温度圧力のバラツキで部分的に
剥離不良あるいは層間剥離を生ずるがこれはベースフィ
ルムの静電気による帯電あるいは帯電むらがコーティン
グ時のぬれを悪くしたり部分的にはじき現象を生じて塗
りむらになり、完全に均一にコーティングされていない
ためである。
本考案は従来の静電気を帯電し易いプラスチ・二′クフ
イルムをベースフィル、ムに使用した転写箔の欠点を完
全に解決するためベースフィルムの片面に導電性薄膜層
を設けたことによって解決した。
本考案を図面によって実施態様にて例示的に説明する。
第1図は本考案の顔料着色タイプの転写箔の拡大断面図
である。
ベースフィルム1はポリエステル、ポリアミド、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン
などのフィルム又はシート類である。
導電性薄膜層2はベースフィルムの片面に真空蒸着法、
スパッタリング法、イオンブレーティング法などで常法
によってアルミニウム、銀、銅、金、亜鉛、イリジウム
、インジウム、オスミウム、カドミウム、カルシウム、
タングステン、クロム、鉄、ニッケル、白金、パラジウ
ム、ベリノウム、マグネシウム、リチウム、ロジウム、
錫などの金属単体あるいはこれらの酸化物、あるいはこ
れらの金属の合金などの薄膜を全面に形成したもので、
その厚さは金属または金属の酸化物の種類によるため一
種に云えないが0.001〜0.1μ程度である。
0υ001μより薄いと導電性が悪< 、0.1μより
厚いと導電性は良いが経済性が悪いためで、望ましいの
は透明または半透明で導電性があれば良い。
例えば真空蒸着法でアルミニウムの場合は0.001〜
0.04μであれば導電性があって半透明であるためベ
ースフィルムの下面の転写層の着色層が見えて色がわか
るため都合が良い。
転写層aはベースフィルムの導電性薄膜層の形成されて
いない反対面にコーティングによって積層形成される。
転写層には先に述べた従来公知のもので転写層αの内容
は離型層3、顔料着色樹脂層、41、接着剤層5と順次
積層されたものである。
第2図は本考案の蒸着タイプの転写箔の拡大断面図であ
る。
ベースフィルム1の片面に導電性薄膜層2を全面に形成
しくその内容は第1図に述べた内容と同じで゛ある)転
写層αはベースフィルムの導電性薄膜層の形成されてい
ない反対面に述べた従来公知の転写層αその内容は離型
層3.樹脂層または着色樹脂層42、アルミニウム、金
、銀、銅、クロムなどを真空蒸着した金属蒸着層6、接
着剤層5の順に積層されたもので、離型層、樹脂層また
は着色樹脂層、接着剤層はコーティングによって行なわ
れる。
第1図、第2図における離型層とは例えば゛シリコン、
ワックス、繊維素誘導体などであり、樹脂層とは例えば
塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重体、硝化綿、
アクリル、ポリアミド、ポリエステル、メラミン、尿素
、エポキシ、ポリウレタンなどの樹脂の1種または2種
以上配合されたものである。
顔料タイプの転写箔における不透明転写層aの顔料着色
樹脂層41とは樹脂層に用いられる樹脂溶液に、無機顔
料、有機顔料などの着色顔料を分散された実質的に不透
明なもので、蒸着タイプの転写箔における不透明転写層
aの樹脂層又は着色樹脂層42とは、樹脂層に用いられ
る樹脂溶液に染料などの透明性着色料を適宜分散された
実質的に透明な樹脂層又は透明な着色樹脂層であって、
前記金属蒸着層6との積層により実質的に不透明な転写
層を構成する。
接着剤層とは例えば塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル、ポリアミド、アクリル酸エステル、ポリビニルブチ
ラール、セルロース系などの感熱性接着剤が用いられ必
要によっては着色剤も配合されることもある。
本考案の特徴はベースフィルムの片面上に導電性薄膜層
を形成したところにあって、転写層については第1図、
第2図について例示したが本考案の主旨を逸脱しない従
来公知のものは含まれるものである。
本考案の導電性薄膜層を形成した転写箔の効果はベース
フィルムの静電気により帯電あるいは帯電むらを除去し
て、離型層、樹脂層又は着色樹脂層などのコーティング
時のぬれ不良、部分的はじき現象を生じて塗りむらにな
るのを防止し完全に均一にコーティングされ転写時の剥
離性、層間密着性の良好な転写箔が得られる。
特に導電性薄膜層がベースフィルムの表面に形成されて
いるため、転写層の積層加工上程度にてほこりの吸着が
防止されるだけでなく転写箔をホットスタンプする作業
工程においてもほこりの吸着を防止でき、転写された表
面も静電気の帯電がないためほこりの吸着の恐れがない
また、転写箔をホットスタンプする時にもベースフィル
ムの静電気による帯電がないため静電気による剥離性を
悪くすることがない。
その他転写層を積層するコーティング作業時の静電気に
よる火災発生の危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の転写箔の実施態様を示す概略
断面図である。 図面の符号 1:ベースフィルム、2:導電性薄膜層、
3:離型層、41:顔料着色樹脂層、41:樹脂層又は
着色樹脂層、5:接着剤層、6:金属蒸着層、a:不透
明転写層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、ポリエステルなどのプラスチックフィルムからなる
    ベースフィルムの片面に、真空蒸着法などによって厚さ
    が0.001〜0.1μのアルミニウム、亜鉛、錫、イ
    ンジウムなどの金属単体あるいはこれらの酸化物あるい
    はこれら金属の合金などからなる導電性薄膜層を設け、
    該ベースフィルムの別の片面には不透明転写層を設けた
    転写箔。 2、不透明転写層が離型層、顔料着色樹脂層、接着剤層
    と順次積層されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の転写箔。 3、不透明転写層が離型層、樹脂層又は着色樹脂層、金
    属蒸着層、接着剤層と順次積層されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の転写箔。
JP1976111978U 1976-08-21 1976-08-21 転写箔 Expired JPS5842130Y2 (ja)

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JPS5329607U JPS5329607U (ja) 1978-03-14
JPS5842130Y2 true JPS5842130Y2 (ja) 1983-09-22

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JPS58116191A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Oike Kogyo Kk 転写箔
JP7067408B2 (ja) * 2018-10-12 2022-05-16 豊田合成株式会社 加飾品製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495444U (ja) * 1972-04-18 1974-01-18

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JPS495444U (ja) * 1972-04-18 1974-01-18

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JPS5329607U (ja) 1978-03-14

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