JP3219392B2 - 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム - Google Patents

金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム

Info

Publication number
JP3219392B2
JP3219392B2 JP17817699A JP17817699A JP3219392B2 JP 3219392 B2 JP3219392 B2 JP 3219392B2 JP 17817699 A JP17817699 A JP 17817699A JP 17817699 A JP17817699 A JP 17817699A JP 3219392 B2 JP3219392 B2 JP 3219392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal thin
thin film
ink
hologram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17817699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001001692A (ja
Inventor
龍平 亀谷
Original Assignee
亀谷産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 亀谷産業株式会社 filed Critical 亀谷産業株式会社
Priority to JP17817699A priority Critical patent/JP3219392B2/ja
Publication of JP2001001692A publication Critical patent/JP2001001692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219392B2 publication Critical patent/JP3219392B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品表面の図柄印
刷に用いられる転写フィルム、より詳しくは、インキ層
で着色され、且つ金属薄膜層で光沢ないしホログラムが
付与された図柄を有する転写フィルムに関し、印刷技術
の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラスチックパーツ等の物品
の表面に所定の図柄を印刷するのに用いられる転写フィ
ルムにおいて、上記図柄を、顔料や染料で着色されたイ
ンキを塗布したインキ層と、アルミニウムや金、銀等の
金属 薄膜を形成した金属薄膜層とを重ね合わせて構成
することが知られている。この場合、得られる図柄は、
インキ層の色彩で着色され、且つ金属薄膜層の光沢で装
飾される。また、金属薄膜層がエンボス加工等により凹
凸パターンに形成されたものであれば、得られる図柄
は、さらに、光の散乱によって虹色を呈するホログラム
で装飾される。
【0003】特開平6−166299号公報には、ベー
スフィルム上に、剥離層と、インキ層と、ホログラムの
凹凸パターンに形成した金属薄膜層と、接着層とを積層
した構成の転写フィルムが開示されている。これによれ
ば、インキ層の色彩で着色され、且つ金属薄膜層の光沢
及びホログラムで装飾された図柄が得られることにな
る。一方、特開平10−35082号公報には、ベース
フィルム上に、剥離層と、インキ層と、ホログラムパタ
ーンに形成した金属薄膜層と、平滑な金属薄膜層と、接
着層とを積層した構成の転写フィルムが開示されてい
る。これによれば、インキ層の色彩で着色され、且つ金
属薄膜層の光沢及びホログラムで装飾された部分と、イ
ンキ層の色彩で着色され、且つ金属薄膜層の光沢のみで
装飾された部分との組み合わせでなる図柄が得られるこ
とになる。
【0004】その場合に、この種の転写フィルムにおい
て、上記金属薄膜層は、一般に次のようにして形成され
る。すなわち、図10に示すように、ベースフィルムa
上に、剥離層bと、耐摩耗性や耐薬品性及び透過性に優
れる表面保護層cと、インキ層dとを順次積層したの
ち、上記表面保護層c及びインキ層dの表面に、例えば
真空蒸着法やスパッタリング法等を用いて金属薄膜層e
を形成するのである(例えば特開平10−35082号
公報参照)。
【0005】また、図11に示すように、このようにし
て形成した金属薄膜層eを表面側から例えばホログラム
パターンを形成した版胴でロールプレスする等してエン
ボス加工すれば、該金属薄膜層eをそのホログラムパタ
ーンfに形成することができる(例えば特開平10−3
5082号公報参照)。あるいは、図12に示すよう
に、表面保護層c及びインキ層dの上に透明樹脂層gを
積層し、この樹脂層gの表面を先にホログラムパターン
fに形成しておいてから、該表面に金属薄膜層eを積層
させることによって、該金属薄膜層eを凹凸パターンに
形成する方法も知られている(例えば特開平6−166
299号公報、特開平8−185112号公報、特開平
9−6218号公報、特開平9−6219号公報参
照)。もちろん、この場合、透明樹脂層gを設けず、直
接、表面保護層c及びインキ層dの表面をホログラムパ
ターンfに形成して、該表面に金属薄膜層eを積層させ
るようにしてもよい。
【0006】さらに、この場合、図柄をインキ層と金属
薄膜層との重ね合わせで構成するために、金属薄膜層e
をインキ層dの上にのみ積層させ、インキ層dを設けて
いない表面保護層cの上には金属薄膜層eを積層させな
いようにするときには、従来より、図13に示すよう
に、金属薄膜層eを形成する前に、予めインキ層dを設
けていない表面保護層c上の領域jを例えば水溶性樹脂
層hでマスキングする方法がとられている(例えば特開
平10−35082号公報参照)。これによれば、金属
薄膜層eを全面的に形成したのち水洗いすることによっ
て、上記水溶性樹脂層hとその上に形成された金属薄膜
層eとが共に除去され、インキ層dの上にのみ金属薄膜
層eが積層した領域iが残存する。
【0007】あるいは、上記図10に示すように金属薄
膜層eを表面保護層c及びインキ層dの上に全面的に形
成したのちに、図14に示すように、インキ層dを設け
た領域iをレジスト層kでマスキングして、酸やアルカ
リでエッチングする方法も知られている(例えば特開平
10−35082号公報参照)。これによれば、エッチ
ングによって、インキ層dを設けていない表面保護層c
上の領域jに形成された金属薄膜層eが除去され、次い
でレジスト層kを除去することによってインキ層dの上
にのみ金属薄膜層eが積層した領域iが残存する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属薄
膜層を有する転写フィルムを製造する場合、上記のよう
に真空蒸着やスパッタリング等を行なう必要があるた
め、そのための機械や器具を備えなければならず、転写
フィルムの製造工程ないし製造装置が長大複雑化するこ
とになる。さらに、ベースフィルムに剥離層や表面保護
層あるいはインキ層等を積層させた積層体ごと真空蒸着
やスパッタリングを行なうので、ある程度量的にまとま
った大量生産を必要とし、例えば個人のイニシャルをゴ
ルフボールに転写する等の個人使用のための転写フィル
ムを少量多品種製造するような場合には適さないという
問題も生じる。
【0009】そのうえ、金属薄膜層をホログラムの凹凸
パターンに形成しようとする場合にには、そのためのエ
ンボス加工設備をさらに追加しなければならず、より一
層、転写フィルムの製造工程ないし製造装置の長大複雑
化の問題が増長される。そして、その場合に、注文毎に
希望するホログラムパターンが異なれば、該パターンを
形成するための版胴からそれぞれ製造しなければなら
ず、コスト面での問題も大きくなる。
【0010】さらに、インキ層の上にのみ金属薄膜層を
積層させようとする場合には、そのための水溶性樹脂層
やレジスト層によるマスキングやエッチングを行なわな
ければならず、ますます転写フィルムの製造工程ないし
製造装置の長大複雑化、及びコストアップの問題が大き
くなる。
【0011】本発明は、転写フィルムにおいて、図柄を
インキ層と金属薄膜層との重ね合わせで構成しようとす
る場合における上記のごとき現状に対処するもので、簡
便に金属薄膜層をインキ層の上にのみ積層させることを
課題とする。以下、その他の課題を含め、本発明を詳し
く説明する。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明者は、
ベースフィルムの上に表面保護層を形成し、さらに該表
面保護層の上にインキ層を形成してから、これらの表面
ホログラム凹凸パターンに形成された金属薄膜で全面
的に覆い、これを加圧したのちに該金属薄膜を引き剥が
して取り除いたときには、ホログラム凹凸パターンを有
する金属薄膜が、インキ層のインキの粘着性によって該
インキ層の上には付着して残存するが、表面保護層の上
には付着せず残存しないことを見出して本発明を完成す
るに至ったものである。
【0013】すなわち、本願の特許請求の範囲における
請求項1に記載の発明は、ベースフィルム上に表面保
護層、インキ層、金属薄膜層、及び接着層が積層され
、上記インキ層の色彩で着色され且つ金属薄膜層の光
沢及びホログラムで装飾された図柄を物品表面に印刷す
るのに用いられる転写フィルムの製造方法であって、ベ
ースフィルム上に表面保護層を全面的に形成し、次
に、該表面保護層の上にインキ層を部分的に形成し、
に、これらの表面保護層及びインキ層の上にホログラム
凹凸パターンに形成された金属薄膜を全面的に圧着して
引き剥がすことによりインキ層の上にのみ該インキの粘
着性によって金属薄膜を残存させて金属薄膜層とし、
れによりこれらのインキ層と金属薄膜層との重なり合い
で構成される図柄を表面保護層の上に形成し、次に、こ
れらの表面保護層及び図柄の上に接着層を形成すること
を特徴とする金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方
法に関するものである。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、ベースフ
ィルム上に表面保護層、インキ層、金属薄膜層、及び
接着層が積層されて、上記インキ層の色彩で着色され且
つ金属薄膜層の光沢及びホログラムで装飾された図柄を
物品表面に印刷するのに用いられる転写フィルムの製造
装置であって、ベースフィルム上に樹脂液を全面的
塗布することにより表面保護層を全面的に形成する
面保護層形成手段、該表面保護層形成手段で形成された
表面保護層の上にインキを部分的に塗布することにより
インキ層を部分的に形成するインキ層形成手段、これら
の層形成手段によりベースフィルムの上に表面保護層が
全面的に形成され且つ表面保護層の上にインキ層が部分
的に形成された積層体と、ベースフィルムの上にホログ
ラム凹凸パターンに形成された金属薄膜層が全面的に
成された積層体とを、上記表面保護層及びインキ層と金
薄膜層とが対接するように挟み込んで送り出すプレス
手段、及び、該プレス手段で送り出された金属薄膜層側
積層体を巻き取る巻取り手段が備えられて、これらの
プレス手段と巻取り手段とで、インキ層の上にのみ該イ
ンキの粘着性によって金属薄膜層を残存させることによ
りこれらのインキ層と金属薄膜層との重なり合いで構成
される図柄を表面保護層の上に形成させるように構成さ
れていると共に、上記表面保護層及び図柄の上に接着層
を形成する接着層形成手段を備えていることを特徴とす
る金属薄膜層を有する転写フィルムの製造装置に関する
ものである。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明は、ベース
フィルム上に表面保護層、インキ層、金属薄膜層、及
び接着層が積層されて、上記インキ層の色彩で着色され
且つ金属薄膜層の光沢及びホログラムで装飾された図柄
を物品表面に印刷するのに用いられる転写フィルムであ
って、ベースフィルム上に全面的に形成された表面保
護層と、該表面保護層の上に部分的に形成されたインキ
層と、これらの表面保護層及びインキ層の上にホログラ
ム凹凸パターンに形成された金属薄膜が全面的に圧着さ
れて引き剥がされることによりインキ層の上にのみ該イ
ンキの粘着性によって金属薄膜が残存してなる金属薄膜
層と、これらのインキ層と金属薄膜層との重なり合いで
構成され且つ表面保護層の上に形成された図柄及び表面
保護層の上に形成された接着層とを有することを特徴と
する金属薄膜層を有する転写フィルムに関するものであ
る。
【0016】
【0017】上記請求項1に記載の製造方法によれば、
表面保護層及びインキ層の上からホログラム凹凸パター
ンに形成された金属薄膜を全面的に圧着してこれを引き
剥がして除去するだけで、インキ層の上にのみ、ホログ
ラム凹凸パターンを有する金属薄膜層を積層させること
ができ、極めて簡便にインキ層とホログラムパターンを
有する金属薄膜層との重ね合わせで構成された図柄を得
ることができる。その結果、金属薄膜層を形成するため
の真空蒸着や、インキ層の上にのみ金属薄膜層を積層さ
せるための水溶性樹脂層あるいはレジスト層によるマス
キング及びエッチング等を行なう必要がない。また、図
柄がホログラムで装飾されることになり、且つ、その場
合に、金属薄膜層をホログラムパターンに形成するため
のエンボス加工等を行なう必要がない。
【0018】また、請求項2に記載の製造装置によれ
ば、ベースフィルム上に表面保護層及びインキ層が形成
された積層体と、ベースフィルム上にホログラム凹凸パ
ターンに形成された金属薄膜層が形成された積層体とを
挟み込むプレスローラ等のプレス手段を備えるだけで、
インキ層の上にのみ、ホログラム凹凸パターンを有する
金属薄膜層を積層させることができ、極めて簡便にイン
キ層とホログラムパターンを有する金属薄膜層との重ね
合わせで構成された図柄を得ることができる。その結
果、金属薄膜層を形成するための真空蒸着や、インキ層
の上にのみ金属薄膜層を積層させるための水溶性樹脂層
あるいはレジスト層によるマスキング及びエッチング等
を行なう設備が必要とならない。また、図柄がホログラ
ムで装飾されることになり、且つ、その場合に、金属薄
膜層をホログラムパターンに形成するためのエンボス加
工等を行なうための設備が必要とならない。
【0019】さらに、上記請求項3に記載の転写フィル
ムによれば、表面保護層及びインキ層の上からホログラ
ム凹凸パターンに形成された金属薄膜が全面的に圧着さ
れてこれが引き剥がされて除去されるだけで、インキ層
の上にのみ、ホログラム凹凸パターンを有する金属薄膜
層が積層され、極めて簡便にインキ層とホログラムパタ
ーンを有する金属薄膜層との重ね合わせで構成された図
柄を有することになる。その結果、この転写フィルムを
製造する際には、金属薄膜層を形成するための真空蒸着
や、インキ層の上にのみ金属薄膜層を積層させるための
水溶性樹脂層あるいはレジスト層によるマスキング及び
エッチング等を行なう必要がなく、またそのための設備
が必要とならない。また、図柄がホログラムで装飾され
ることになり、且つ、その場合に、金属薄膜層をホログ
ラムパターンに形成するためのエンボス加工等を行なう
必要がなく、またそのための設備が必要とならない。
【0020】
【0021】以下、実施例を通じて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0022】
【実施例】図1は、本実施例に係る転写フィルム1の積
層構造を示す断面図である。この転写フィルム1は、主
たる構成として、ベースフィルム10の片面上に、剥離
層11、表面保護層12、インキ層13、ホログラム凹
凸パターンに形成された金属薄膜層14、及び接着層1
5が積層された構成である。インキ層13は表面保護層
12上に部分的に設けられており、金属薄膜層14は該
インキ層13の上にのみ重ね合わせられている。金属薄
膜層14は微細なホログラム凹凸パターン16に形成さ
れており、これらのインキ層13と金属薄膜層14とに
よって任意の図柄17が構成されている。この図柄17
は、インキ層13の色彩により着色されると共に、金属
薄膜層14の金属光沢が付与され、さらに光の分散によ
り見る角度によって虹色を呈するホログラムで装飾され
た特徴的な見栄えを有する。
【0023】図2は、上記転写フィルム1の製造工程を
示すブロック図である。まず、送りローラ(L)から繰
り出したベースフィルム10を剥離層11の塗布工程
(A)において、その片面上に例えばロールコート法や
グラビア印刷法等により樹脂溶液を塗布し、図3に示す
ようにベースフィルム10上に剥離層11を積層させた
中間体20を得る。
【0024】ここで使用することのできるベースフィル
ム10としては特に限定されるものではなく、通常この
種の転写フィルムのベースフィルムとして一般に用いら
れるものが使用できる。例えば、ポリプロピレン系等の
樹脂フィルム、銅箔等の金属シート、グラシン紙等のセ
ルロース系フィルム、又はこれらの複合体等が好ましく
使用可能である。特に、耐熱性及び耐圧性の観点から、
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが好適
である。また、厚みは9〜25μmが好ましい。厚みが
25μmより大きいと、例えばゴルフボールのように表
面が湾曲している被転写物の場合、図柄の密着性の低下
が懸念される。
【0025】また、ここで使用することのできる剥離層
11の素材としても特に限定されるものではなく、通常
この種の転写フィルムの剥離層として一般に用いられる
ものが使用できる。例えば、塩化ビニル系樹脂、ゴム系
樹脂、ポリウレタン系樹脂、又はエチレン酢酸ビニル共
重合体系樹脂等が好ましく使用可能である。
【0026】次に、上記中間体20を表面保護層12の
塗布工程(B)において、剥離層11上に例えばグラビ
ヤコート法等により樹脂溶液を塗布し、図4に示すよう
に剥離層11上にさらに表面保護層12を積層させた中
間体30を得る。
【0027】ここで使用することのできる表面保護層1
2の素材としては、透明性、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗
性等に優れるものであれば特に限定されるものではな
く、例えばアクリルウレタン系樹脂等が好ましく使用可
能である。
【0028】この表面保護層12は、被転写物に転写さ
れる図柄17の表面を保護し、金属薄膜層14のヤケ
や、退色、変色等を防止すると共に、特に、被転写物が
ゴルフボールのように表面が湾曲している場合には、接
着層15と協働してインキ層13や金属薄膜層14のひ
び割れを防止する。これにより、美しく光り輝く図柄1
7の金属光沢が長期間維持される。また、図柄17の転
写時におけるインキ層13や金属薄膜層14のひび割れ
を防止する観点から、表面保護層12と接着層15とは
同程度の熱収縮率、耐熱性、硬さ等を有することが望ま
しく、且つ、両層12,15の厚みのバランスとして
は、表面保護層12が0.8〜1.5μmで、接着層1
5が1〜2μmであることが好ましい。
【0029】次に、上記中間体30をインキ層13の塗
布工程(C)において、表面保護層12上に例えばグラ
ビヤ印刷法やスクリーン印刷法等により印刷インキを部
分的に塗布し、図5に示すように表面保護層12上にさ
らにインキ層13を部分的に積層させた中間体40を得
る。
【0030】ここで使用することのできるインキ層13
の素材としては、特に透明性に優れるものであれば限定
されるものではなく、通常この種の転写フィルムのイン
キ層として一般に用いられるものが使用できる。例え
ば、アクリル系樹脂、アルキド樹脂、セルロースエステ
ル系樹脂、ビニルアクリル共重合体系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リエステルウレタン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリビ
ニルアセタール系樹脂等をバインダーとして、顔料や染
料で任意の色彩に着色した印刷インキが好ましく使用可
能である。
【0031】次に、上記中間体40を金属薄膜層14の
形成工程(D)において、インキ層13上にのみ、ホロ
グラム凹凸パターンを有する金属薄膜を粘着させ、図6
に示すようにインキ層13上にのみさらに、ホログラム
凹凸パターンを有する金属薄膜層14を積層させた中間
体50を得る。
【0032】この金属薄膜層形成工程(D)では、相互
に所定の圧力で対接する一対のプレスローラ(R1),
(R2)が用いられ、中間体40は、インキ層13が設
けられた面を上に向けて上記ローラ(R1),(R2)
間を通過する。上側のローラ(R1)を挟んで上流側と
下流側とにそれぞれ送りローラ(M)及び巻取りローラ
(N)が備えられ、送りローラ(M)から送り出された
金属ホログラム転写フィルム70が同じく上記ローラ
(R1),(R2)間を通過して巻取りローラ(N)に
巻き取られる。
【0033】金属ホログラム転写フィルム70は、図7
に示すように、ベースフィルム71の片面上に、表面保
護層72、及び微細なホログラム凹凸パターン16(図
1参照)に形成された金属薄膜層73が積層された構成
である。この金属ホログラム転写フィルム70は、例え
ば特開平8−185112号公報に開示されるように、
ベースフィルム上に、剥離層、上記表面保護層72に相
当するホログラム形成層、上記金属薄膜層73に相当す
る光反射層、及び接着層とを積層した構成で、被転写物
の表面に金属光沢を有するホログラムのみを付与するの
に用いられるホログラム転写箔から、剥離層及び接着層
を設けないものにほぼ相当する。
【0034】あるいは、表面保護層72を設けず、ベー
スフィルム71の上に直接金属薄膜層73が設けられた
ものを使用してもよい。
【0035】
【0036】この金属ホログラム転写フィルム70にお
いて、上記金属薄膜層73をホログラム凹凸パターン1
6に形成する手法としては、同公報や、特開平6−16
6299号公報、特開平9−6218号公報、又は特開
平9−6219号公報に開示されているように、先に表
面保護層72の表面を例えばホログラム凹凸パターン1
6を形成した版胴でロールプレスする等して該ホログラ
ム凹凸パターン16に形成しておいてから、該凹凸表面
に例えば真空蒸着法やスパッタリング法等を用いて金属
薄膜層73を積層させることにより、該金属薄膜層73
をそのホログラム凹凸パターン16に形成してもよく、
また、特開平10−35082号公報に開示されている
ように、先に平滑な表面保護層72の表面に金属薄膜層
73を積層させてから、該金属薄膜層73の表面側から
ロールプレス等することにより、該金属薄膜層73をホ
ログラム凹凸パターン16に形成してもよい。
【0037】ここで使用することのできる金属薄膜層7
3の素材としては、上記真空蒸着法やスパッタリング
法、あるいは鍍金法やイオンプレーティング法等を用い
て該薄膜層73を形成することが可能であれば特に限定
されるものではなく、通常この種の転写フィルムの金属
薄膜層として一般に用いられるものが使用できる。例え
ば、アルミニウム、金、銀、白金、銅、ニッケル等が好
ましく使用可能である。また、膜厚は200〜600
Å、好ましくは300〜550Å、より好ましくは35
0〜450Åである。
【0038】これにより、インキ層13の粘着性によっ
てインキ層13の上にのみ、ホログラム凹凸パターンに
形成された金属薄膜層14が残存し、これらのインキ層
13と金属薄膜層14との重なり合いで構成された図柄
17がベースフィルム10上に生成する。
【0039】上記ホログラム凹凸パターン16の凹凸の
高さは、例えば、0.5〜1μm、凹凸の間隔周期は
0.5〜3μm等である。
【0040】次に、上記中間体50を接着層15の塗布
工程(E)において、例えば熱可塑性樹脂でコーティン
グすることにより接着層15を設ける。さらに、乾燥工
程(F)で例えば温風乾燥し、これで、図1に例示した
層構成を有する本発明に係る転写フィルム1が得られ
る。
【0041】ここで、接着層15を形成する熱可塑性樹
脂としては特に限定されるものではなく、加熱、加圧し
た際の物品への接着性が良好なものが種々使用可能であ
る。好ましい例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系樹
脂とアクリル樹脂との混合物、ポリエステル系樹脂と塩
化ビニル−酢酸ビニル系樹脂とアクリル樹脂との混合
物、エチレン酢酸ビニル系樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニ
ル系樹脂とアクリル樹脂との混合物等が挙げられる。
【0042】本発明に係るホログラムを有する転写フィ
ルム1を用いて、ホットスタンプ法やインモールド法等
により物品に図柄を転写することができる。例えばホッ
トスタンプ法では、転写フィルム1の接着層15側を物
品の表面と接触させた状態で、ベースフィルム10側か
らシリコーンラバー製のパッド等により転写フィルム1
を物品に押し付けて加熱及び加圧する。このときの転写
条件は、接着層15の種類等に依存し、従来一般の顔料
インキ、印刷インキを用いて製造された転写フィルムの
場合と同様の転写条件であってよいが、例えば転写温度
としては120〜150℃が好ましい。転写温度が15
0℃を越えると物品表面に熱的損傷が発生する場合があ
るからである。
【0043】そして、ベースフィルム10を剥離するこ
とにより、物品に対して変形等の熱的損傷を与えること
なく、また物品表面が湾曲していたり凹凸があったりし
ても、その表面に、ホログラム、特に、所望の色彩に着
色されたホログラムを有する図柄を、ただ一回の印刷工
程で、クラック等を生じさせることなく、良好に転写、
印刷することができ、物品の多様化、個性化に応えるこ
とができる。
【0044】なお、本発明に係るホログラムを有する転
写フィルム1で図柄印刷できる製品としては、転写温
度、転写時間等の転写条件等に合致するものであれば特
に限定されず、例えば一般家電製品等の樹脂部品をはじ
め、携帯電話、合成皮革、ゴルフボールやゴルフクラブ
等が挙げられる。この場合、図柄の転写を行ったあと
で、製品の表面全体に、透明性を有するトップコート層
をさらに付与してもよい。
【0045】その場合に、例えば、ポリカーボネート等
の相対的に硬度が大きいプラスチック製品、あるいは塩
化ビニル等の相対的に柔軟性に富んだ合成皮革製品等、
図柄印刷する製品の種類に応じて、上記表面保護層やイ
ンキ層あるいは接着層等を構成する樹脂素材の性質を種
々変更することができる。例えば、硬度の大きいプラス
チック製品用としては、上記表面保護層等をアクリル系
樹脂で構成し、一方、柔軟性のある合成皮革製品用とし
ては、ウレタン系樹脂で構成する。
【0046】また、製品の用途や使用される環境条件等
に応じて、表面保護層の物理的特性を、耐熱性、耐薬品
性、耐摩耗性等の中から種々選択することもできる。
【0047】図8は、上記方法及び装置で製造された本
発明に係るゴルフボールマーキング用の転写フィルム1
01の平面図である。この転写フィルム101において
は、図柄102は、番号を表わす数字103が繰り抜か
れた円形104と、商品名を表わす英文字105との組
合せで構成されている。そのうち、英文字105は、透
明性を有する青色のインキ層と、凹凸パターンが施され
たアルミニウム薄膜層との重ね合わせで構成され、数字
103は、透明性を有する無色のインキ層と、凹凸パタ
ーンが施されたアルミニウム薄膜層との重ね合わせで構
成され、円形104は、透明性を有する赤色のインキ層
と、凹凸パターンが施されたアルミニウム薄膜層との重
ね合わせで構成されている。この転写フィルム101で
マーキングされたゴルフボールは、その白色表面上に、
金属ホログラムで装飾された青色の英文字105と、金
属ホログラムで装飾されたアルミニウムの銀色の数字1
03と、金属ホログラムで装飾された赤色の円形104
とがマーキングされて、個性化された見栄えを有する。
また、インキ層と金属薄膜層との間が分離するいわゆる
層間剥離の現象も見られない。
【0048】図9は、同じく上記方法及び装置で製造さ
れた本発明に係るルアー製造用の転写フィルム201の
平面図である。この転写フィルム201においては、図
柄102は、透明性を有する青色インキ、赤色インキ、
黄色インキで多色刷りされ、且つアルミニウム薄膜が積
層された魚の形で構成されている。この転写フィルム2
01を用いて例えばシリコーンゴムパッドで加熱加圧さ
れて表面が装飾されたルアーは、その表面上に、金属ホ
ログラムで装飾された多色刷りの銀鱗模様が表わされ、
リアルな外観を有する。
【0049】
【発明の効果】このように本発明によれば、極めて簡便
、ホログラム凹凸パターンに形成された金属薄膜をイ
ンキ層の上にのみ積層させることができるので、インキ
層とホログラム凹凸パターンを有する金属薄膜層との重
ね合わせで図柄が構成された転写フィルムを、少量で
も、安価に製造することができる。本発明は、インキで
着色し、ホログラムパターンを有する金属薄膜で装飾し
た図柄を有する転写フィルム一般に広く好ましく適用可
能であるが、特に、サンプル出荷や個人使用のための少
量生産等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る転写フィルムの層構成を示す断
面図である。
【図2】 同転写フィルムの製造工程を示すブロック図
である。
【図3】 同製造工程において剥離層塗布工程後の積層
体の層構成を示す断面図である。
【図4】 同じく表面保護層塗布工程後の積層体の層構
成を示す断面図である。
【図5】 同じくインキ層塗布工程後の積層体の層構成
を示す断面図である。
【図6】 同じく金属薄膜層形成工程後の積層体の層構
成を示す断面図である。
【図7】 同金属薄膜層形成工程中における積層体の層
構成を示す断面図である。
【図8】 本発明に係る転写フィルムの一例を示す正面
図である。
【図9】 本発明に係る転写フィルムの別の例を示す正
面図である。
【図10】 金属薄膜層を形成する一般方法の説明図で
ある。
【図11】 金属薄膜層を凹凸パターンに形成する一般
方法の説明図である。
【図12】 金属薄膜層を凹凸パターンに形成する別の
一般方法の説明図である。
【図13】 金属薄膜層をインキ層上にのみ積層させる
一般方法の説明図である。
【図14】 金属薄膜層をインキ層上にのみ積層させる
別の一般方法の説明図である。
【符号の説明】
1 転写フィルム 10 ベースフィルム 11 剥離層 12 表面保護層 13 インキ層 14 転写フィルム1における金属薄膜層 15 接着層 16 ホログラム凹凸パターン 17 図柄 70 金属ホログラム転写フィルム 71 同フィルム70のベースフィルム 72 同フィルム70の表面保護層 73 同フィルム70における金属薄膜層 R1,R2 プレスローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 1/165 - 1/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上に表面保護層、イン
    キ層、金属薄膜層、及び接着層が積層されて、上記イン
    キ層の色彩で着色され且つ金属薄膜層の光沢及びホログ
    ラムで装飾された図柄を物品表面に印刷するのに用いら
    れる転写フィルムの製造方法であって、ベースフィルム
    上に表面保護層を全面的に形成し、次に、該表面保護
    層の上にインキ層を部分的に形成し、次に、これらの表
    面保護層及びインキ層の上にホログラム凹凸パターンに
    形成された金属薄膜を全面的に圧着して引き剥がすこと
    によりインキ層の上にのみ該インキの粘着性によって金
    属薄膜を残存させて金属薄膜層とし、これによりこれら
    のインキ層と金属薄膜層との重なり合いで構成される図
    柄を表面保護層の上に形成し、次に、これらの表面保護
    層及び図柄の上に接着層を形成することを特徴とする金
    属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 ベースフィルム上に表面保護層、イン
    キ層、金属薄膜層、及び接着層が積層されて、上記イン
    キ層の色彩で着色され且つ金属薄膜層の光沢及びホログ
    ラムで装飾された図柄を物品表面に印刷するのに用いら
    れる転写フィルムの製造装置であって、ベースフィルム
    上に樹脂液を全面的に塗布することにより表面保護
    を全面的に形成する表面保護層形成手段、該表面保護
    層形成手段で形成された表面保護層の上にインキを部分
    的に塗布することによりインキ層を部分的に形成するイ
    ンキ層形成手段、これらの層形成手段によりベースフィ
    ルムの上に表面保護層が全面的に形成され且つ表面保護
    層の上にインキ層が部分的に形成された積層体と、ベー
    スフィルムの上にホログラム凹凸パターンに形成された
    金属薄膜層が全面的に形成された積層体とを、上記表面
    保護層及びインキ層と金属薄膜層とが対接するように挟
    み込んで送り出すプレス手段、及び、該プレス手段で送
    り出された金属薄膜層側の積層体を巻き取る巻取り手段
    が備えられて、これらのプレス手段と巻取り手段とで、
    インキ層の上にのみ該インキの粘着性によって金属薄膜
    層を残存させることによりこれらのインキ層と金属薄膜
    層との重なり合いで構成される図柄を表面保護層の上に
    形成させるように構成されていると共に、上記表面保護
    層及び図柄の上に接着層を形成する接着層形成手段を
    えていることを特徴とする金属薄膜層を有する転写フィ
    ルムの製造装置。
  3. 【請求項3】 ベースフィルム上に表面保護層、イン
    キ層、金属薄膜層、及び接着層が積層されて、上記イン
    キ層の色彩で着色され且つ金属薄膜層の光沢及びホログ
    ラムで装飾された図柄を物品表面に印刷するのに用いら
    れる転写フィルムであって、ベースフィルム上に全面
    的に形成された表面保護層と、該表面保護層の上に部分
    的に形成されたインキ層と、これらの表面保護層及びイ
    ンキ層の上にホログラム凹凸パターンに形成された金属
    薄膜が全面的に圧着されて引き剥がされることによりイ
    ンキ層の上にのみ該インキの粘着性によって金属薄膜が
    残存してなる金属薄膜層と、これらのインキ層と金属薄
    膜層との重なり合いで構成され且つ表面保護層の上に形
    成された図柄及び表面保護層の上に形成された接着層と
    を有することを特徴とする金属薄膜層を有する転写フィ
    ルム。
JP17817699A 1999-06-24 1999-06-24 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム Expired - Lifetime JP3219392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17817699A JP3219392B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17817699A JP3219392B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001001692A JP2001001692A (ja) 2001-01-09
JP3219392B2 true JP3219392B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=16043946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17817699A Expired - Lifetime JP3219392B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219392B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009941A (ja) * 2001-07-03 2003-01-14 Kametani Sangyo Kk つけ爪およびその製法
WO2014192314A1 (ja) 2013-05-31 2014-12-04 凸版印刷株式会社 転写用積層媒体および印刷物
JP6314476B2 (ja) * 2013-12-25 2018-04-25 凸版印刷株式会社 転写用積層媒体および印刷物
WO2016125488A1 (ja) 2015-02-03 2016-08-11 凸版印刷株式会社 光学情報媒体
CN107652458B (zh) * 2017-08-23 2023-05-05 安徽明讯新材料科技股份有限公司 一种高耐磨磨砂薄膜及其制作工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001001692A (ja) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03101929A (ja) 模様金属化フィルム及びその製法
US6015604A (en) Impressed emblem and method
JP3219392B2 (ja) 金属薄膜層を有する転写フィルムの製造方法及び製造装置、並びにそれにより製造された転写フィルム
US11345134B2 (en) Decorative sheet having three-dimensional metallic design and method for producing decorative sheet
JP3552262B2 (ja) ホログラムシールおよびその製造方法
JP2551415B2 (ja) 転写方法
JP3374290B2 (ja) ホログラム箔付金属製品の印刷方法
JP2973172B2 (ja) 金属光沢部が形成されたゴルフボール
JP4610166B2 (ja) 遊技盤用化粧板
JP3130015B2 (ja) 金属光沢部が形成されたゴルフボールの製造方法
JP3378854B2 (ja) シート状製品およびその製造方法
JPH08146879A (ja) インモールド成形用のラベル
JP2004351722A (ja) 部分蒸着転写箔及びその製造方法
JPH0241034B2 (ja)
JPS6378795A (ja) 被転写シ−トおよび装飾方法
JPH08142598A (ja) 成形性を有する金属光沢転写箔
JPH0745279B2 (ja) 転写箔
JP2812354B2 (ja) エッチングホイルシート及びその製造方法
JP2601661Y2 (ja) 転写シート
JPH04226386A (ja) 転写シートおよびその使用方法
US10421263B2 (en) Structured packaging film and method of making same
JP2004291310A (ja) 印刷シート及び装飾方法
JPS63106779A (ja) ホログラム転写箔の製造方法
JPH0435913Y2 (ja)
JPH0435914Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3219392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term