JPS609032Y2 - 後加工用転写箔 - Google Patents
後加工用転写箔Info
- Publication number
- JPS609032Y2 JPS609032Y2 JP1977018905U JP1890577U JPS609032Y2 JP S609032 Y2 JPS609032 Y2 JP S609032Y2 JP 1977018905 U JP1977018905 U JP 1977018905U JP 1890577 U JP1890577 U JP 1890577U JP S609032 Y2 JPS609032 Y2 JP S609032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- colored layer
- transfer foil
- transparent
- acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はホットスタンピング用転写箔である。
その目的とするのは、本考案の転写箔を用いてレザー、
プラスチックシート、紙とラミネートされたプラスチッ
クフィルムなどの表面に凹凸面のある浮彫模様例えばエ
ンボス状、図柄、文字あるいは記号などの転写を行なう
と、転写された表面の凹凸部分は全面に不透明着色のみ
が見られるが、凸部の不透明着色層のみを除去すると凸
部は透明着色層が表面に出るため釡属薄膜層をバックに
して光揮性の金属光択になり、凹部の不透明着色との関
係から光揮性部分がひきたち、変化と立体感のある装飾
面が得られる。
プラスチックシート、紙とラミネートされたプラスチッ
クフィルムなどの表面に凹凸面のある浮彫模様例えばエ
ンボス状、図柄、文字あるいは記号などの転写を行なう
と、転写された表面の凹凸部分は全面に不透明着色のみ
が見られるが、凸部の不透明着色層のみを除去すると凸
部は透明着色層が表面に出るため釡属薄膜層をバックに
して光揮性の金属光択になり、凹部の不透明着色との関
係から光揮性部分がひきたち、変化と立体感のある装飾
面が得られる。
その用途としては包装、製本あるいはアルバム表紙、装
飾材、化粧材などに用いられる。
飾材、化粧材などに用いられる。
従来から知られている転写箔の構成として、■ ベース
フィルム/離型層/不透明着色層/接着剤層 ■ ベースフィルム/離型層/透明着色層/金属薄膜層
/接着剤層 ■ ベースフィルム/離型層/部分印刷層/透明着色層
/金属薄膜層/接着剤層 以上のものである。
フィルム/離型層/不透明着色層/接着剤層 ■ ベースフィルム/離型層/透明着色層/金属薄膜層
/接着剤層 ■ ベースフィルム/離型層/部分印刷層/透明着色層
/金属薄膜層/接着剤層 以上のものである。
■は一般に顔料箔といわれているもので、■は蒸着箔■
は部分印刷層が柄、模様などを印刷したもので、多色模
様転写箔である。
は部分印刷層が柄、模様などを印刷したもので、多色模
様転写箔である。
■、■の転写箔を用いて転写されたものは凹凸のある転
写を行っても単純色であって凹凸のある変化のみである
。
写を行っても単純色であって凹凸のある変化のみである
。
■の転写箔を用いたときは多色柄模様の転写は行なうこ
とはできても凹部のみを不透明色にし、凸部のみを金属
光択色にすることは、箔押転写機の機構的な面より位置
合せが困難であってずれが生じ連続作業には不向きであ
る。
とはできても凹部のみを不透明色にし、凸部のみを金属
光択色にすることは、箔押転写機の機構的な面より位置
合せが困難であってずれが生じ連続作業には不向きであ
る。
本考案の転写箔は適宜の凹凸部分を転写腰凸部分の不透
明着色層を除去すれば凸部は金属光択色が得られ、凹部
は不透明着色のものが自由に容易に得られるため、箔押
機械、箔押作業も従来の装置、方法あるいはエンボス加
工の方法で容易に行なうことができる。
明着色層を除去すれば凸部は金属光択色が得られ、凹部
は不透明着色のものが自由に容易に得られるため、箔押
機械、箔押作業も従来の装置、方法あるいはエンボス加
工の方法で容易に行なうことができる。
本考案の転写箔を図面によって説明する。
図面は本考案の転写箔の拡大断面図である。
ベースフィルム1はポリエステル、ポリアミド、ポリプ
ロピレンなどのフィルム又はシート類である。
ロピレンなどのフィルム又はシート類である。
離型層2は例えばシリコン、ワックス類のコーティング
層であり、不透明着色層3は例えば塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重体、ポリビニルブチラール、硝化
綿、アクリル、ポリアミド、ポリエステルなどの熱可塑
性樹脂の1種または2種以上配合された溶液に染料、有
機顔料など例えば黒、白、赤、褐色などの着色剤を溶解
あるいは分散されたもののコーティング層である。
層であり、不透明着色層3は例えば塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重体、ポリビニルブチラール、硝化
綿、アクリル、ポリアミド、ポリエステルなどの熱可塑
性樹脂の1種または2種以上配合された溶液に染料、有
機顔料など例えば黒、白、赤、褐色などの着色剤を溶解
あるいは分散されたもののコーティング層である。
不透明着色層は、厚さとして1〜10μ程度であり、有
機溶剤で膨潤または溶解可能なことを必要とする。
機溶剤で膨潤または溶解可能なことを必要とする。
これは転写後除去すべき凸部の不透明着色層を有機溶剤
で拭とるとか、有機溶剤を塗布して膨潤させた後、ブラ
シなどで容易に除去吸引するためでる。
で拭とるとか、有機溶剤を塗布して膨潤させた後、ブラ
シなどで容易に除去吸引するためでる。
透明着色層4は不透明着色部分を除去する溶剤に侵され
てはならない。
てはならない。
そのため熱硬化性樹脂例えば尿素、メラミン、エポキシ
、ウレタン、アクリルなど、あるいはこれを主体とした
樹脂と熱可塑性樹脂を適宜配合したものに染料あるいは
透明顔料から目的の色に応じて選び溶解又は分散させた
もののコーティング層である。
、ウレタン、アクリルなど、あるいはこれを主体とした
樹脂と熱可塑性樹脂を適宜配合したものに染料あるいは
透明顔料から目的の色に応じて選び溶解又は分散させた
もののコーティング層である。
透明着色層がオレンジ色であれば金属薄膜層5がアルミ
ニウムであれば金色になり、褐色であれば銅色になる。
ニウムであれば金色になり、褐色であれば銅色になる。
ここで金属薄膜層の固有の金属色、例えば銅、アルミニ
ウムの銀色などを必要とするときは透明着色層でなく着
色剤を使用しない透明樹脂層のときもあり得る。
ウムの銀色などを必要とするときは透明着色層でなく着
色剤を使用しない透明樹脂層のときもあり得る。
透明着色層は不透明着色面に重ねてコーティングされる
ため、コーティング配合液の溶剤は不透明着色層を侵さ
ないものから選ぶ配慮は当然必要である。
ため、コーティング配合液の溶剤は不透明着色層を侵さ
ないものから選ぶ配慮は当然必要である。
透明着色層の厚さは1〜3μ程度である。
金属薄膜層5の金属はアルミニウム、銀、銅、クロム、
ニッケル、スズなどで、常法によって真空蒸着法あるい
はスパッタリング法などで薄膜層が形成され、その厚さ
は0.03〜0.1μ程度である。
ニッケル、スズなどで、常法によって真空蒸着法あるい
はスパッタリング法などで薄膜層が形成され、その厚さ
は0.03〜0.1μ程度である。
接着剤層6は感熱性接着剤で、例えば塩化ビニル、塩化
ビニル−酢酸ビニル、ポリアミド、アクリル酸エステル
、ポリビニルブチラールなどの合成樹脂を主体としたも
のである。
ビニル−酢酸ビニル、ポリアミド、アクリル酸エステル
、ポリビニルブチラールなどの合成樹脂を主体としたも
のである。
図面は本考案の転写箔の拡大断面図である。
図面の符号、1:ベースフィルム、2・・・離型層、3
:不透明着色層、4:透明着色層、5:金属薄膜層、6
:接着剤層。
:不透明着色層、4:透明着色層、5:金属薄膜層、6
:接着剤層。
Claims (1)
- ベースフィルムの片面に離型層、不透明着色層、透明着
色層、金属薄膜層および接着剤層を順次積層した転写箔
において、不透明着色層は例えば塩化ビニル、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、硝化
綿、アクリル、ポリアミド、ポリエステルなどの熱可塑
性樹脂の1種または2種以上配合された溶液に染料、有
機顔料、無機顔料など例えば黒、白、赤、褐色などの着
色剤を溶解あるいは分散されたもののコーティング層で
あり、透明着色層は例えば尿素、メラミン、エポキシ、
ウレタン、アクリルなどの熱硬化性樹脂またはこれらを
主体とし、熱可塑性樹脂を適宜配合された溶液に染料あ
るいは透明顔料などから所望の色に応じて選択し、溶解
または分散させたもののコーティング層であることを特
徴とする転写箔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977018905U JPS609032Y2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 後加工用転写箔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977018905U JPS609032Y2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 後加工用転写箔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53114303U JPS53114303U (ja) | 1978-09-11 |
JPS609032Y2 true JPS609032Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=28847014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977018905U Expired JPS609032Y2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 後加工用転写箔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609032Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121279Y2 (ja) * | 1981-03-04 | 1986-06-25 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5192205A (ja) * | 1975-02-08 | 1976-08-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS487103U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-26 |
-
1977
- 1977-02-17 JP JP1977018905U patent/JPS609032Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5192205A (ja) * | 1975-02-08 | 1976-08-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53114303U (ja) | 1978-09-11 |
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