JP2962468B2 - 手芸用ステンシルとその製造法 - Google Patents

手芸用ステンシルとその製造法

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JP2962468B2 JP22754997A JP22754997A JP2962468B2 JP 2962468 B2 JP2962468 B2 JP 2962468B2 JP 22754997 A JP22754997 A JP 22754997A JP 22754997 A JP22754997 A JP 22754997A JP 2962468 B2 JP2962468 B2 JP 2962468B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手芸用のステンシル
(所謂抜き型紙)とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、厚紙や布地、合成樹脂、木材、
皮革、ガラス、金属などの各種材質から成る品物の表面
を被謄写物として、その被謄写物に所望の文字や図形、
記号、模様又はこれらの結合(以下、謄写用輪郭パター
ンと言う。)を謄写するために使う手芸用ステンシルが
市販されている。
【0003】これは図12、13のように、柔軟な塩化
ビニールなどの合成樹脂シート(1)と、その裏面に接
着剤層(2)を介して貼着された剥離可能なセパレータ
ー(3)とから成り、その合成樹脂シート(1)に謄写
用輪郭パターン(4)が切り抜き開孔されたものであ
る。(5)はその謄写用輪郭パターン(4)を形作るこ
ととなるように、上記合成樹脂シート(1)の表面にカ
ラー印刷された単色のベタ刷り層を示している。
【0004】そして、使用者が上記セパレーター(3)
の剥離操作により、その合成樹脂シート(1)を被謄写
物(M)へ仮り止め状態に貼着した上、図14のように
絵の具やクレヨン、墨などの着色材(6)を塗り付ける
ことによって、その謄写用輪郭パターン(4)を被謄写
物(M)へ謄写するようになっている。その謄写後に上
記合成樹脂シート(1)が被謄写物(M)から剥離され
ることは、言うまでもない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の上記
手芸用ステンシルでは合成樹脂シート(1)を基材とし
ており、これに抜き刃型を用いて、謄写用輪郭パターン
(4)を切り抜き開孔させているため、例えば図12の
ように開孔された大図形(A)の区画内部へ、更に別な
独立の小図形(a)を点在残留させる如く、言わば重複
する複雑・高級な謄写用輪郭パターン(4)を形成する
ことが不可能である。蓋し、その別な独立の小図形
(a)を担持するための合成樹脂シート(1)が、大図
形(A)の切り抜き開孔によって無くなってしまうから
である。
【0006】又、この種手芸用ステンシルは性質上、そ
の謄写用輪郭パターン(4)の相違変化する多品種とし
て作成販売する必要があるが、これを抜き刃型によって
切り抜き開孔させる方法では、その抜き刃型としても多
品種を用意しなければならなくなり、対応性に限界があ
る。
【0007】しかも、抜き刃型による合成樹脂シート
(1)の切り抜き片を、一々剥離除去しなければ、その
謄写用輪郭パターン(4)として開孔させることができ
ないので、その除去作業上甚だ煩らわしく、この種手芸
用ステンシルの量産効果にも劣るのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の改良を企図しており、そのために役立つ手芸用ステン
シルとして、網目スクリーンとその裏面に接着剤層を介
して貼着された剥離可能なセパレーターと同じく網目ス
クリーンの表面にその網目への浸透状態として塗布され
た合成樹脂溶液のトップコート層とを備え、上記トップ
コート層の表面に色材の非画線部分が目的の文字や図
形、記号、模様又はこれらの結合から成る謄写用輪郭パ
ターンを形作ることとなるベタ刷り層を付与して、その
色材の非画線部分に対応位置する上記トップコート層と
接着剤層とを溶解させることにより、上記謄写用輪郭パ
ターンを開孔状態に形成したことを特徴とし、
【0009】又、上記手芸用ステンシルの製造法とし
て、網目スクリーンを基材とし、その基材の裏面に水又
は薬品での溶解可能な接着剤層を介して、セパレーター
を剥離自在に貼着する一方、上記基材の表面に同じく水
又は薬品での溶解可能な合成樹脂溶液のトップコート層
を、その網目にも浸透するフィルム状態に塗布すると共
に、その固化後のトップコート層を担体として、その表
面に水又は薬品での溶解不能な印刷インキやトナー、そ
の他の色材を、その非画線部分が目的の文字や図形、記
号、模様又はこれらの結合から成る謄写用輪郭パターン
を形作ることとなるベタ刷り状態に被着一体化させ、そ
の後上記トップコート層と接着剤層とを水又は薬品の投
与により、その謄写用輪郭パターンと対応位置する部分
だけ開孔状態に溶解させることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の詳細
を説明すると、その手芸用ステンシル(製品)の第1実
施形態を示した図1〜4において、(10)は基材とし
ての網目スクリーンであり、例えば約40〜100ミク
ロンの厚みを有する絹布から具体化されている。
【0011】(11)は上記網目スクリーン(10)の
裏面に接着剤層(12)を介して貼着されたセパレータ
ーであり、例えば約25〜100ミクロンの厚みを備え
た紙や合成樹脂フィルムから成る。そのセパレーター
(11)の表面全体にはシリコンなどの界面活性剤によ
る剥離処理が施されており、上記接着剤層(12)から
の剥離操作を行なえることは言うまでもない。
【0012】(13)は同じく網目スクリーン(10)
の表面へ、その網目にも浸透するフィルム状態として塗
布されたトップコート層であり、アクリル樹脂やスチロ
ール樹脂、その他の合成樹脂の溶液から成る。そのトッ
プコート層(13)の厚みは、例えば約30ミクロンで
あり、その表面の平坦状態を呈している。
【0013】又、(14)は上記トップコート層(1
3)を担体として、その表面に被着一体化された色材
(15)のベタ刷り層であり、その色材(15)の非画
線部分(S)によって、目的とする文字や図形、記号、
模様又はこれらの結合から成る謄写用輪郭パターン(1
6)を形作っている。
【0014】つまり、謄写用輪郭パターン(16)の背
景となる地部分だけに、色材(15)の画線が付着して
おり、その輪郭パターン(16)の区画内部は言わば空
白として、上記トップコート層(13)の露呈した状態
にある。
【0015】そして、そのトップコート層(13)と上
記接着剤層(12)との双方における色材(15)の非
画線部分(S)と対応位置する個所だけが、後述する薬
品又は水によって溶解され、その結果として上記謄写用
輪郭パターン(16)の開孔状態に形成されているので
ある。その開孔した輪郭パターン(16)の区画内部に
は、上記網目スクリーン(10)が横断するため、これ
を視認することができる。
【0016】尚、このような製品の手芸用ステンシルを
使って、その謄写用輪郭パターン(16)を被謄写物
(M)へ謄写する方法は、図14に基き説明した従来品
のそれと同様である。
【0017】上記手芸用ステンシルを製造するに当って
は、予じめ図5のような被印刷材(P)を作成準備す
る。
【0018】即ち、上記網目スクリーン(10)を基材
とし、その裏面には薬品での溶解可能な接着剤層(1
2)を介して、セパレーター(11)を剥離自在に貼着
する一方、上記基材の表面には同じく薬品での溶解可能
な合成樹脂溶液のトップコート層(13)を、その網目
にも浸透するフィルム状態に塗布して、乾燥固化させて
おくのである。
【0019】そして、顧客からの注文に応じ、その顧客
の希望する謄写用輪郭パターン(16)を印刷すべく、
図6、7のようにその上記被印刷材(P)におけるトッ
プコート層(13)の表面へ、薬品での溶解不能な色材
(印刷インキ)(15)を用いて、その色材(15)の
非画線部分(S)が図8〜10のような謄写用輪郭パタ
ーン(16)を形作ることとなるベタ刷り層(14)を
印刷する。(17)はその印刷版を示している。
【0020】次いで、薬品を投与することにより、上記
トップコート層(13)と接着剤層(12)との双方に
おける謄写用輪郭パターン(16)の区画内部と対応位
置する個所だけを溶解させて、その輪郭パターン(1
6)を図1〜4のような開孔状態に生成するのである。
(D)はそのセパレーター(11)に到達するまでの開
孔深さを示している。
【0021】上記トップコート層(13)と接着剤層
(12)とを溶解させるための薬品としては、例えばメ
チルエチルケトン(MEK)やイソプロピルアルコール
(IPA)、キシロール、アセトン、ラッカーシンナー
などの各種溶液を採用すると共に、これを図8〜10の
状態下において、図外のノズルから吹き付けたり、ロー
ルコーターによって塗布したり、或いはその薬品の貯溜
槽内へ浸漬させたり、その他の適当な作業法によって投
与すれば良く、その何れにしても自動ライン化が容易で
ある。
【0022】又、このような薬品での溶解不能な色材
(印刷インキ)(15)としては、例えば紫外線硬化型
やその他の特殊インキを用い、その上記ベタ刷り層(1
4)によってトップコート層(13)を被覆し、その真
下位置に存在するトップコート層(13)と接着剤層
(12)とを、上記薬品の溶解から防護するのである。
【0023】上記ベタ刷り層(14)は網目スクリーン
(10)のトップコート層(13)を担体として、その
平坦な表面に印刷されるようになっているため、シルク
スクリーン印刷は勿論、オフセット印刷や凸版印刷など
のありふれた印刷機を用いて、その謄写用輪郭パターン
(16)を形作ることとなる上記ベタ刷り層(14)を
自由自在に付与でき、その単色カラー印刷や多色カラー
印刷も行なえるのである。
【0024】上記薬品の代りに水を用いて、トップコー
ト層(13)と接着剤層(12)とを溶解させても良
く、これによれば薬品よりも作業衛生上の安全性を昂め
ることができる。この場合には、上記トップコート層
(13)に被着一体化されるベタ刷り層(14)の色材
(印刷インキ)(15)として、非水溶性のそれが使わ
れることは言うまでもない。
【0025】更に、予じめ図5のような被印刷材(P)
を作成準備しておき、顧客から手芸用ステンシルの製造
依頼を受ける毎に、そのトップコート層(13)に対す
るベタ刷り層(14)の付与工程と、引続く溶解による
謄写用輪郭パターン(16)の形成工程を行なう方法に
ついて上記したが、網目スクリーン(10)に対するセ
パレーター(11)の貼着から謄写用輪郭パターン(1
6)の開孔までの全体を、一貫して連続的に行なう方法
も採用することができる。
【0026】図11は図1と対応する手芸用ステンシル
の第2実施形態を示しているが、これから明白なよう
に、上記トップコート層(13)の表面へ謄写用輪郭パ
ターン(16)を形作ることとなるベタ刷り層(14)
をカラー印刷すると共に、その際にベタ刷り層(14)
と異なる着色カラー又は透明の色材(印刷インキ)(1
5)を用いて、謄写使用時の位置決め用となるレジスタ
ーマーク(所謂トンボ)(18)を印刷したり、又は/
及び製品の出所表示となる商号や商品名、その他の標章
(19)を印刷したりすることも可能である。これらが
上記ベタ刷り層(14)と同じく、色材(印刷インキ)
(15)の画線から形作られることは言うまでもない。
【0027】図示の実施形態では、印刷版(17)を平
盤としているが、その回転式の版胴を採用することも勿
論あり得る。又、色材(15)を印刷インキ、就中シル
クスクリーンインキとして、そのベタ刷り層(14)を
加圧印刷する方法を説明したが、これに代るトナーを色
材(15)として、その静電吸着力により上記トップコ
ート層(13)へ、ベタ刷り層(14)を被着一体化さ
せたり、或いは感熱接着性の合成樹脂溶剤を色材(1
5)として、ホットスタンプ(箔押し)法により、上記
ベタ刷り層(14)をトップコート層(13)へ被着一
体化させたりしても良い。
【0028】尚、図11の第2実施形態におけるその他
の構成は、図1〜4の上記第1実施形態と実質的に同一
であるため、その図11に図1〜4との対応符号を記入
するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の手芸用ステンシ
ルは網目スクリーン(10)と、その裏面に接着剤層
(12)を介して貼着された剥離可能なセパレーター
(11)と、同じく網目スクリーン(10)の表面にそ
の網目への浸透状態として塗布された合成樹脂溶液のト
ップコート層(13)とを備え、上記トップコート層
(13)の表面に色材(15)の非画線部分(S)が目
的の文字や図形、記号、模様又はこれらの結合から成る
謄写用輪郭パターン(16)を形作ることとなるベタ刷
り層(14)を設けて、その色材(15)の非画線部分
(S)に対応位置する上記トップコート層(13)と接
着剤層(12)とを溶解させることにより、上記謄写用
輪郭パターン(16)を開孔状態に形成したものである
ため、図12〜14に基き冒頭に説示した従来技術の課
題を、悉く解決できる効果がある。
【0030】即ち、本発明の上記構成によれば、網目ス
クリーン(10)を基材として、その表面に合成樹脂溶
液のトップコート層(13)を塗布してあるため、これ
に謄写用輪郭パターン(16)を形作ることとなるベタ
刷り層(14)を、支障なく印刷などによって付与する
ことができる。
【0031】しかも、上記トップコート層(13)と接
着剤層(12)との双方が溶解されることにより、開孔
状態に形成された謄写用輪郭パターン(16)の区画内
部には、上記網目スクリーン(10)が横断状態に介在
することになる結果、これを支持担体とする図3、4の
ような独立の小図形(a)を、大図形(A)の区画内部
へ重複的に点在分布させることもでき、複雑・高級な謄
写用輪郭パターン(16)を備えた手芸用ステンシルに
仕上げ得るのである。
【0032】又、上記手芸用ステンシルは請求項2の方
法によって製造されるようになっており、網目スクリー
ン(10)のトップコート層(13)とセパレーター
(11)の接着剤層(12)とを、水又は薬品の投与に
より溶解させて、その謄写用輪郭パターン(16)の区
画内部だけ開孔するようになっているため、従来技術の
ような抜き刃型が不要となり、上記謄写用輪郭パターン
(16)の相違変化に対しても、印刷版(17)の交換
のみによって即応できるのである。
【0033】その謄写用輪郭パターン(16)を従来技
術のような抜き刃型の使用により切り抜き開孔させる方
法ではなく、上記トップコート層(13)と接着剤層
(12)との溶解により開孔させる方法であるため、切
り抜き片の剥離除去作業も不要となり、手芸用ステンシ
ルの量産効果を最大限に発揮させることができる。
【0034】特に、請求項3の製造法を採用するなら
ば、予じめ被印刷材(P)を作成準備しておき、これを
保管することにより、何時でも顧客の希望する謄写用輪
郭パターン(16)を備えた手芸用ステンシルを、すば
やく製造することができ、上記量産効果をますます昂め
ることが可能となる。
【0035】更に、請求項4の製造法を採用するなら
ば、上記トップコート層(13)の表面へベタ刷り層
(14)と異なる着色カラー又は透明の色材(印刷イン
キ)(15)を用いて印刷されたレジスターマーク(ト
ンボ)(18)により、手芸用ステンシルの謄写用輪郭
パターン(16)を被謄写物へ謄写使用する際、その位
置決めを容易に正しく行なえるほか、その商号や商品名
などの標章(19)により、製品の出所表示機能も与え
ることができるので、著しく便利であると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手芸用ステンシルの第1実施形態
を示す平面図である。
【図2】図1の拡大断面図である。
【図3】図1の一部を抽出して示す拡大平面図である。
【図4】図3の一部を抽出して示す拡大斜面図である。
【図5】被印刷材を示す断面図である。
【図6】被印刷材に対応する印刷版を示す断面図であ
る。
【図7】ベタ刷り層の付与工程を示す断面図である。
【図8】ベタ刷り層の付与状態を示す断面図である。
【図9】図8の一部を抽出して示す拡大平面図である。
【図10】図9の一部を抽出して示す拡大斜面図であ
る。
【図11】本発明に係る手芸用ステンシルの第2実施形
態を示す平面図である。
【図12】従来の手芸用ステンシルを示す平面図であ
る。
【図13】図12の拡大断面図である。
【図14】図12の一部を抽出して示す拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
(10)・網目スクリーン (11)・セパレーター (12)・接着剤層 (13)・トップコート層 (14)・ベタ刷り層 (15)・色材(印刷インキ) (16)・謄写用輪郭パターン (18)・レジスターマーク(トンボ) (19)・標章 (P)・被印刷材 (S)・非画線部分

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網目スクリーン(10)と、その裏面に接
    着剤層(12)を介して貼着された剥離可能なセパレー
    ター(11)と、同じく網目スクリーン(10)の表面
    にその網目への浸透状態として塗布された合成樹脂溶液
    のトップコート層(13)とを備え、 上記トップコート層(13)の表面に色材(15)の非
    画線部分(S)が目的の文字や図形、記号、模様又はこ
    れらの結合から成る謄写用輪郭パターン(16)を形作
    ることとなるベタ刷り層(14)を付与して、 その色材(15)の非画線部分(S)に対応位置する上
    記トップコート層(13)と接着剤層(12)とを溶解
    させることにより、上記謄写用輪郭パターン(16)を
    開孔状態に形成したことを特徴とする手芸用ステンシ
    ル。
  2. 【請求項2】網目スクリーン(10)を基材とし、その
    基材の裏面に水又は薬品での溶解可能な接着剤層(1
    2)を介して、セパレーター(11)を剥離自在に貼着
    する一方、 上記基材の表面に同じく水又は薬品での溶解可能な合成
    樹脂溶液のトップコート層(13)を、その網目にも浸
    透するフィルム状態に塗布すると共に、 その固化後のトップコート層(13)を担体として、そ
    の表面に水又は薬品での溶解不能な印刷インキやトナ
    ー、その他の色材(15)を、その非画線部分(S)が
    目的の文字や図形、記号、模様又はこれらの結合から成
    る謄写用輪郭パターン(16)を形作ることとなるベタ
    刷り状態に被着一体化させ、 その後上記トップコート層(13)と接着剤層(12)
    とを水又は薬品の投与により、その謄写用輪郭パターン
    (16)と対応位置する部分だけ開孔状態に溶解させる
    ことを特徴とする手芸用ステンシルの製造法。
  3. 【請求項3】網目スクリーン(10)の裏面に水又は薬
    品での溶解可能な接着剤層(12)を介して、セパレー
    ター(11)を剥離自在に貼着すると共に、同じく網目
    スクリーン(10)の表面にやはり水又は薬品での溶解
    可能な合成樹脂溶液のトップコート層(13)を、その
    網目にも浸透するフィルム状態に塗布して乾燥固化させ
    ることにより、追って色材(15)を担持するための被
    印刷材(P)として、予じめ作成準備しておくことを特
    徴とする請求項2記載の手芸用ステンシルの製造法。
  4. 【請求項4】謄写用輪郭パターン(16)を形作ること
    となるベタ刷り層(14)を、トップコート層(13)
    の表面へカラー印刷すると共に、そのベタ刷り層(1
    4)と異なる着色カラー又は透明の色材(15)によっ
    て、謄写位置決め用のレジスターマーク(18)又は/
    及び出所表示用の標章(19)も印刷することを特徴と
    する請求項2記載の手芸用ステンシルの製造法。
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