JPS5841136Y2 - 箱 - Google Patents

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JPS5841136Y2
JPS5841136Y2 JP14490678U JP14490678U JPS5841136Y2 JP S5841136 Y2 JPS5841136 Y2 JP S5841136Y2 JP 14490678 U JP14490678 U JP 14490678U JP 14490678 U JP14490678 U JP 14490678U JP S5841136 Y2 JPS5841136 Y2 JP S5841136Y2
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JP
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retaining piece
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JP14490678U
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English (en)
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JPS5561510U (ja
Inventor
完周 黒木
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、素材が合成樹脂発泡シートを主材とするシー
ト材よりなる二重壁構造の箱本体とこれに対応した蓋体
とを組合せて使用する箱であって、発泡シートのもつ特
性と箱本体の二重壁構造を利用して蓋体を箱本体に対し
簡単かつ確実に接続でき、しかも接続部のヒンジ構造に
より開閉操作が行ない易く、耐久性にも優れた使用上至
便なものを提供せんとして考案したものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明すると、ポリス
チレン等の合成樹脂発泡シートaの片面若しくは両面に
紙す5合成樹脂フィルム、同シート、布、不織布等を積
層してなるシート材又は発泡シートaのみよりなるシー
ト材を素材としてそれぞれ打抜き形成して組立てた箱本
体1とこれに対応する蓋体2とを組合せてなる。
蓋体2は、天板3の周囲三辺に折曲起上して外壁をなす
外側板4,5.5とこれの内側に折曲重合して内壁をな
す内側板6,7.7とを順次連設し、これらの内外側板
を二重壁構造に組立て構成した側壁8.9.9を周囲三
辺に有するとともに、他の一辺の側壁を欠除し、天板3
の該欠除辺側端部の数個所に折目10を介して先端側は
ど幅の小なる略台形状になる保合片11を連設してなる
なお前記の保合片11は、当初から略台形状に打抜いた
一枚ものであってもよいが、図示のように台形状の基部
側半部11 aとこれとは小幅部の折目12を介して略
対称形の先端側半部11 bとに形成し、二つ折にした
とき台形状をなすよう設けるのがよい。
何れの場合にも、保合片11の基部両側端に折目10方
向の僅かな切込み13.13を形成し、引っ掛かりを設
けることが望ましい。
そして、欠除辺と相対向する側壁8の外側板4の両端部
には他の相対向する外側板5,5の内側に折込み重合す
る補強片14.14が連設され、また内側板6,7.7
には組立晴天板3に接する側端の数個所に係合凸部15
が、これと対応する天板3の個所に凹部16がそれぞれ
形成され、さらに隅角部における内側板6,7.7同士
の突合せ端部に凹凸形状による係止手段が設けられてい
るもので、何れも二重壁構造の側壁8,9.9の起立保
持に好都合な構造になっている。
なお、蓋体2としては天板周囲の一辺の側壁を欠除しか
つ該欠除辺に係合片11を設けたものであれば、上記の
ごとき二重壁構造のものに限られない。
他方、箱本体1は、底板17の周囲四辺に折曲起上して
外壁をなす外側板18.18,19.19とその内側に
折曲重合して内壁をなす内側板20,20,21.21
とを順次連設し、周゛囲の側壁22.22.23.23
を前記内外側板による二重壁構造に組立て構成し、これ
らの側壁22,22,23.23のうち上記蓋体2の欠
除辺に対応する側壁22には内外側板20.18間の上
端折曲部24の上記係合片11との対応位置に保合片1
1の基部幅より僅かに短かいスリット25を形成し、上
記係合片11を該スリット25から内外側板20.18
間に挿入して保合できるように構成してなる。
特に側壁22の内外側板20.18間に係合片11の厚
みより小なる若干の間隙αを保有できるように折曲部2
4の二本の折目の間隔を定め、一枚ものあるいは二つ折
の保合片11の挿入に支障なくしかも保合片11を弾力
的に挟着できるようにしている。
もちろんスリット25の幅は前記間隙αと同程度になる
ように形威しである。
そして、この箱本体1の場合も、一方の相対向する二辺
の外側板18.18の両端部には他方の相対向する外側
板19゜19の内側に折込み重合できる補強片26.2
6.26.26が連設され、また内側板20,20,2
1.21の側端数個所に係合凸部27.27.27.2
7が、これと対応する底板17の個所に凹部28.28
.28.28がそれぞれ形成され、さらに隅角部におけ
る内側板20,20,21.21間士の突合せ端部に凹
凸形状による係止手段が設けられ、二重壁構造の側壁2
2.22.23.23の組立ておよび起立保持に好適な
構造になっている。
第1図および第2図における細線は各部分の折目を示す
これらの蓋体2および箱本体1の各折目および各凹部は
、シート材を所定形状に打抜き形成する際、折目相当個
所および凹部相当個所を同時に押圧し発泡シー)aを縮
厚することにより形成する。
本考案は上記のように構成されており、それぞれ別に組
立て構成された蓋体2と箱本体1とを組合せ接続するに
は、一辺の側壁が欠除された蓋体2のうち天板3の該欠
除辺側端部に連設した保合片11を、箱本体1における
前記欠除辺に対応する側壁22の上端折曲部24に形成
したスリブ1へ25に挿入し、保合片11の基部両側端
を折曲部24に係合するとともに、係合片11を二重壁
となる内外側板20.18にて挟着すればよい。
しかして、本考案は、合成樹脂発泡シートaを主材とす
るシート材よりなるものであるから、シート材として適
度の弾性を有しており、このことと保合片11が先端側
はど小幅の略台形状をなすこととが相まって、スリブI
・25に対する係合片11の挿入に無理がきき、スリッ
ト25の幅および内外側板20.18間の間隙αが係合
片11の厚みより若干小さくても、またスリット25の
長さが係合片11の基部幅より若干短かくても、保合片
11を弾力的に無理なく容易に押込むことができ、しか
も一旦押込まれたなら、保合片11は両側端が折曲部2
4に係合しかつ内外側板20.18にて挟着されるので
きわめて抜脱し難いものとなる。
特に保合片11の基部両側端に僅かな切込み13.13
を形成しである場合には、保合片11をスリット25に
押込んだときその切込み13.13が折曲部24に対す
る引つ掛かかりとなり、保合片11が一層抜脱し難くな
る。
さらに保合片11が図示のごとく台形状の基部側半部1
1 aとこれとは略対称形の先端側半部11 bとに形
威し、二つ折にしたとき略台形状になるよう設けられて
いると、保合片11の強度が増し、しかも内外側板20
.18にて一層弾力的に強く挟着されるとともに、係合
片11の両半部11a、11bの二枚が拡がろうとし、
それがために係合片11と内外側板20.18との間の
抵抗が大となり、しかも先端側半部11 bの両側端が
折曲部24に引っ掛かり、きわめて抜は難くなる。
このように本考案は発泡シートのもつ特性例えば復元性
等と箱本体の二重壁構造を利用して蓋体を箱本体に対し
簡単かつ確実に接続できるものである。
そして接続部材である係合片11は折目10を介して天
板3に連設しであるから、この係合片11がスリブ1〜
25に挿入され内外側板20.18に挟着されていても
、保合片11がヒンジ部材の役目を果し得て蓋体2は折
目10を中心に旋回し得て容易に開閉できるものである
しかも素材が発泡シー1−を主材とするシート材である
から復元性があり全体の保形効果に優れ、分解5組立て
による保合片の弱化を防止でき、長期に亙り良好な保合
状態を維持できる。
また素材であるシート材が発泡シートに合成樹脂フィル
ムやシートを積層したものであると、開閉の繰返しによ
る折目の反復折曲により切断する等のおそれがない。
さらにその上、本考案は発泡シートを主材とするシート
材よりなるため、厚紙や段ボールよりなるものに比し軽
くて取扱い易くかつ断熱性および緩衝性はもちろん耐水
および防水性に優れ、急用のトレー等のある程度水漏れ
しないことが要求される収容箱として極めて好適なもの
である。
もちろんその他の物品の収容箱としても優れた実用的効
果を発揮する。
さらに発泡シートの弾力性により蓋体および箱本体の解
体組立ても容易で再使用し易いものである。
以上のように本考案は、箱本体と蓋体とを組合せかつそ
の組合せ接続構造を独特なものとなした使用上至便なも
ので、従来に例をみない優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は蓋体の
展開状態を示す平面図、第2図は箱本体の展開状態を示
す平面図、第3図は第1図III−III線における拡
大断面図、第4図は第2図IV−IV線における拡大断
面図、第5図は組立てた蓋体と箱本体の接続前を示す斜
視図、第6図は前回一部の拡大図、第7図は前図Vll
−Vll線における拡大断面図、第8図は接続した状態
の斜視図である。 a・・・・・・合成樹脂発泡シート、b・・・・・・紙
、1・・・・・・箱本体、2・・・・・・蓋体、3・・
・・・・天板、8,9.9・・・・・・蓋体の側壁、1
0・・・・・・折目、11・・・・・・係合片、13.
13・・・・・・切込み、17・・・・・・底板、18
,18,19.19・・・・・・外側板、20,20,
21 。 21・・・・・・内側板、22.22.23.23・・
・・・・側壁、24・・・・・・上端折曲部、25・・
・・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■8合酸相脂発泡シーI・を主材とするシート材により
    それぞれ形成した箱本体とこれに対応する蓋体とを組合
    せてなり、蓋体は周囲の側壁のうち一辺の側壁を欠除し
    、天板の該欠除辺側端部の数個所に折目を介して略台形
    状になる保合片を連設し、他方箱本体は底板の周囲四辺
    に起上して外壁をなす外側板とこれの内側に折曲重合で
    きる内側板とを順次連設し、周囲の側壁を内外側板の二
    重壁構造に組立て構成し、これらの側壁のうち上記蓋体
    の欠除辺に対応する側壁には上端折曲部の上記保合片と
    の対応位置に保合片の基部幅よりわずかに短かいスリッ
    トを形成し、係合片をスリットに挿入して保合できるよ
    うにしたことを特徴とする箱。 2、係合片の基部両側端に切込みが形成されてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の箱。 3、保合片が、台形状の基部側半部とこれとは略対称形
    の先端側半部とからなり、二つ折にしたとき台形状をな
    すよう設けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の箱。
JP14490678U 1978-10-21 1978-10-21 Expired JPS5841136Y2 (ja)

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JPS5561510U JPS5561510U (ja) 1980-04-26
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