JPS5840739B2 - セイデンシヤシンヨウエキタイゲンゾウザイ - Google Patents

セイデンシヤシンヨウエキタイゲンゾウザイ

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JPS5840739B2
JPS5840739B2 JP50154429A JP15442975A JPS5840739B2 JP S5840739 B2 JPS5840739 B2 JP S5840739B2 JP 50154429 A JP50154429 A JP 50154429A JP 15442975 A JP15442975 A JP 15442975A JP S5840739 B2 JPS5840739 B2 JP S5840739B2
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JP
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resin
monomer
production example
toner
dispersion
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一男 津布子
康夫 木津
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    • Y10S524/901Electrodepositable compositions

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は顔料又は染料と非水系樹脂分散液とを主成分と
するトナーを高絶縁性、低誘電率の担体液に均一に分散
してなる静電写真用液体現像剤に関する。
一般の静電写真用液体現像剤はカーボンブラック、有機
顔料又は有機染料とアクリル樹脂、フェノール変性アル
キド樹脂、ロジン、合成ゴム等の合成又は天然樹脂を主
成分とし、これにレシチン、金属石ケン、アマニ油、高
級脂肪酸等の極性制御剤を添加したトナーを石油系脂肪
族炭化水素のような高絶縁性、低誘電率の担体液中に分
散したものである。
このようなトナーは現像工程において、電子写真感光材
料或いは静電記録材料の表面層に形成される静電潜像の
電荷に応じて電気泳動を起し、その面に定着し複写画像
を形成するのであるが、従来の液体現像剤においては樹
脂や極性制御剤が槌体液中に拡散し、極性が不明瞭とな
り、このため画像濃度、定着性の低下、地汚れの増加等
複写画像を不鮮明にする欠点があった。
しかも従来のトナーはいったん凝集すると再分散できな
いので、再使用も困難であった。
またこれらの欠点のため、従来の液体現像剤はオフセッ
ト印刷用、或いはチャージ転写、抑圧転写、磁気転写等
の転写用としても不適当であった。
本発明は以上の欠点を解消し、分散安定性、定着性及び
再分散性にすぐれ、従って静電写真用は勿論、オフセッ
ト印刷用及び各種転写用として適当な静電写真用液体現
像剤を提供するものである。
即ち、本発明の液体現像剤は高絶縁性、低誘電率の脂肪
族炭化水素及び/又はハロゲン化脂肪族炭化水素溶媒(
以下非水溶媒という)からなる担ン 体液中に顔料又は
染料粒子と樹脂とを主成分とするトナーを分散してなる
静電写真用液体現像剤において、前記樹脂成分として前
記溶媒に難溶又は不溶な少くとも1種の樹脂を、前記非
水溶媒に対し溶媒和可能なポリマーを生成し得るモノマ
ーを1 主成分とするモノマー液体に溶解し、この溶液
を脂肪族炭化水素及び/又は・・ロゲン化脂肪族炭化水
素溶媒中に滴下しながら重合せしめて得られた樹脂組成
物を用いることを特徴とするものである。
このような成分を含みさえすれば、本発明にはすべての
方法により得られる現像液が包含される。
しかしながら好ましい態様としては、先ず、樹脂分散液
(樹脂組成物分散液)を形成した後、この分散液に顔料
又は染料を添加することである。
本発明の現像剤のトナーに使用される該樹脂分散液を作
成する方法は、前述のような非水溶媒に難溶又は不溶性
の樹脂をモノマーに溶解しておいてから、該モノマーを
重合することに基づいている。
この方法は前記樹脂を溶解したモノマー溶液を非水溶媒
中に滴下しながらモノマーを重合させることにより行な
われる。
更にこの分散液にはワックス状物質或いは軟化点が約6
0〜130℃のポリオレフィンを含有することもできる
この場合はこれらの物質を重合前のモノマー溶液中に、
又は重合中、或いは重合後に得られた分散液中に添加し
、分散性をいっそう高めることができる。
重合条件は種々選択可能であるが、加熱重合による場合
は例えば過酸化ベンゾイル、又はアゾビスイソブチロニ
トリルのような通常の重合開始剤をモノマー溶液又は非
水溶媒中に存在させ、約70〜110℃、好ましくは8
0〜100℃に加熱する。
なお、原材料である非水溶媒に実質的に不溶な樹脂及び
モノマーは夫々単独又は2種以上の混合物として用いら
れる。
こうして非水溶媒に実質的に不溶な樹脂と非水溶媒に対
し溶媒和するポリマーとを含む分散液が得られる。
この分散液中に含まれる前記樹脂は分散安定剤として作
用し、一方、ポリマーは、使用素材の種類、量、重合条
件(温度、攪拌、冷却等)にもよるが、分散安定剤、極
性制御剤及び定着剤として作用するものと考えられる。
なお前記樹脂及びポリマーの現像液中における作用効果
は、前述のようなワックス状物質又はポリオレフィン、
或いは後述するような他のモノマーとの併用により変化
させることができる。
ワックス又はポリオレフィンを併用した場合、これらの
物質は急冷により重合系中に微粒子状に析出し、析出の
際、ポリマー中に分散され、その結果、トナーの分散安
定性、分散液の再分散性をいっそう向上させるばかりで
なく、分散トナーの粘度、トナーね径のコントロールが
可能となり、コントラストの高い画像を形成し得る安定
なトナーを作ることができる。
非水溶媒に実質的に不溶な樹脂としてはエステルガム、
硬化ロジン等の天然樹脂や、天然樹脂変性マレイン酸樹
脂、天然樹脂変性フェノール樹脂、天然樹脂変性ポリエ
ステル樹脂、天然樹脂変性ペンタエリスリトール樹脂等
の天然樹脂変性熱硬化性樹脂が挙げられる。
市販品としては次のものが挙げられる。
天然樹脂変性マレイン酸樹脂の例 MRG、MRG−411、MRG−8,MRG−H。
MRP、MRA−L、MRM−42、MRM−53(以
上徳島精油製)、 ベラカサイト1110、同1111.同F231゜同J
811、同1120、同P−7201同J896(−以
上犬日本インキ化学製) 天然樹脂変性フェノール樹脂の例 PRG、PRP、5PR−N、5PR−A、5PRH(
以上徳島精油製)、 ベラカサイト1100、同1123、同1126、同F
−171(以上犬日本インキ化学製)天然樹脂変性ペン
タエリスリトール樹脂の例ペンタサイトP−406、同
P−423(以上犬日本インキ化学製) 天然樹脂変性ポリエステル樹脂の例 RM−10001RM−1300,RM 4090、RM−4100(以上徳島精油製)エステル
ガムの例 EG−8000、EG−9000,HG −HlPE、
PE−H(以上徳島精油製) 硬化ロジンの例 TLR−2L TLR−57(以上徳島精油製)非水溶
媒に溶媒和可能なポリマーを生威し、且つ前記樹脂を溶
解し得るモノマーとしては、一般式 〔但し、Rは−H又はCH3基、Aは COOCnH2n+1 又は−0CnH2n+1基(n
は6〜20の整数)を表わす。
〕で示されるビニルモノマー(以下モノマーAという)
、例えばアクリル酸又はメタクリル酸のステアリル、ラ
ウリル、2−エチルヘキシル又はヘキシルエステル;t
−ブチルメタクリレート;セチルメタクリレート;オク
チルメタクリレート;ビニルステアレート等が挙げられ
る。
このモノマーAにはグリシジルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート、プロピレングリコールモノアクリレ
ート、プロピレングリコールメタクリレート、ヒドロキ
シエチルメタクリレート、アクリロニトリル及びメタア
クリロニトリル(以下モノマーBという)の1種以上を
混合使用することができる。
これらのモノマーBはモノマーAの重合前にモノマーA
に加えて、或いはモノマーAの重合後、重合系に加えて
重合させる。
モノマーBは前記非水溶媒に実質的に不溶な樹脂を溶解
するが、単独ではポリマー化した場合、非水溶媒に溶媒
和することはできない。
なおモノマーAとモノマーBとの割合は70〜99:3
0〜1程度(重量比)が適当である。
更に本発明ではモノマーAとモノマーBとの混合物にア
クリル酸、メタクリル酸又はそれらの低級アルキルエス
テル(炭素数1〜4)、スチレン、メチルスチレン、ビ
ニルトルエン及び酢酸ビニル(以下モノマーCという)
の1種以上を混合使用することができる。
これらのモノマーCはモノマーA及びモノマーBの重合
前、モノマーA及びモノマーBの混合物に添加し、或い
はモノマーA及びモノマーBの重合後、重合系に添加し
重合させる。
なおモノマーCはモノマーBと同様、非水溶媒に実質的
に不溶な樹脂を溶解するが、単独ではポリマー化した場
合、非水溶媒に溶媒和することはできない。
モノマーCを併用する場合、モノマーA1モノマーB及
びモノマーCの割合は60〜90:20〜1:20〜1
程度(重量比)が適当である。
非水溶媒に実質的に不溶な樹脂とモノマーA(又はモノ
マーAとモノマーB及び/又はモノマーCとの混合物)
との割合は5〜50:50〜95程度(重量比)が適当
である。
ワックス又はポリオレフィンはモノマー100重量部に
対し10〜50重量部程度使用されるが最終製品の用途
により種々変化し得る。
非水溶媒としては担体液と同種のもの、即ち高絶縁性(
電気抵抗109Ω・鼾以上)、低誘電率(誘電率3以下
)の石油系脂肪族炭化水素(市販品としてはエキソン社
製アイソパーE、アイソパーG、アイソパーし、アイソ
パーH、アイソパーに1ナフサA6、ツルペッツioo
等)、n−ヘキサン、リフロイン、n−へブタン、n−
ペンタン、インドデカン、イソオクタン等の他、それら
の・・ロゲン誘導体、例えば四塩化炭素、パークロルエ
チレン等がある。
顔料又は染料としてはカーボンブラック、オイルブルー
、アルカリフルー、フタロシアニンプルフタロシアニン
グリーン、スピリットブラック、オイルバイオレット、
ベンジジンイエローメチルオレンジ、ブリリアントカー
ミン、ファーストレッド、メチルバイオレット等がある
ワックス状物質又はポリオレフィンの市販品は下記の通
りである。
ポリエチレンの例 次に本発明の樹脂分散液の製造例を示す。
製造例 1 攪拌機、温度計、還流冷却器を備えた1、61入りの3
つ口答器に、アイソパーH300rを採り、90℃に加
熱した。
一方、2−エチルへキシルメタクリレート200Pにベ
ラカサイトF−171を801溶解し、更にアゾビスイ
ソブチロニトリル2′?を混合した。
この混合物を前記容器中に4時間に亘って滴下重合した
後、更に1時間攪拌し、固形分48.3%の樹脂分散液
を作成した。
製造例 2 製造例1で用いた容器にイソオクタン3001を採り、
90℃に加熱した。
一方、ステアリルメタクリレート2001及びグリシジ
ルメタクリレート52にベラカサイトJ8111を50
1溶解し、更にラウリルジメチルアミン22、ハイドロ
キノン0.21及び過酸化ベンゾイル21を混合した。
次にこの混合液を2.5時間に亘って前記容器中に滴下
重合した後、90℃で約11時間加熱し、固形分46.
8%の樹脂分散液を作成した。
製造例 3 製造例1で用いた容器にアイソパーL400?を入れ、
90℃に加熱した。
一方、グリシジルメタクリレート18′?及びラウリル
メタアクリレ−)10M’の混合モノマーにペンタサイ
トP406を801溶解し、更に過酸化ベンゾイル21
及びラウリルジメチルアミン2.51を混合した。
次にこの混合液を4時間に亘って前記容器中に滴下重合
し、固形分40%の樹脂分散液を作成した。
製造例 4 製造例1においてアイソパーH30(lに0RLIZO
N 705を252溶解し、且つ重合終了時に容器(9
0℃)を冷却水により急冷した他は同様にして固形分4
7.1%のポリエチレン含有樹脂分散液を作成した。
製造例 5 製造例3において、重合終了時に軟化点80℃のパラフ
ィンワックスを重合系に加え、90℃に加熱溶解し、充
分攪拌後、容器を水道水で急冷した他は同様にして固形
分35%のパラフィンワックス含有樹脂分散液を作成し
た。
製造例 6 製造例1で用いた容器にイノオクタン300Pを採り、
90℃に加熱した。
一方、2−エチルへキシルメタクリレート2001及び
グリシジルメタクリレ−)10Pの混合モノマーにベラ
カサイトJ896を100f?溶解し、更に過酸化ベン
ゾイル2グを混合した。
この混合液を前記容器に3時間に亘って滴下重合し、更
に反応を完結させるため前記温度に3時間維持した後、
ラウリルジメチルアミン11、メタクリル酸31及びハ
イドロキノン0.12を加え、90℃で18時間反応さ
せた。
次にこの反応系にイソオクタン500グを加えた後、メ
チルメタクリレート50グ及び過酸化ベンゾイル32の
混合物を3時間に亘って滴下し、引続き5時間反応を行
ない、樹脂分散液を作成した。
製造例 7 製造例6においてイソオクタン5001に更にサンワッ
クス131−Pを30P加え、且つ反応後、容器(90
℃)を水道水で急冷した他は同様にしてポリエチレン含
有樹脂分散液を作成した。
製造例 8 製造例1で用いた容器にアイソパーG30M’を採り、
90℃に加熱した。
一方、ステアリルメタクリレート20oz及びグリシジ
ルメタクリレート5グの混合モノマーにペンタサイトp
−423を5(l溶解し、更に・・イドロキノン0.1
1及びラウリルジメチルアミン1zを混合した。
との混合液を前記容器中に4時間に亘って滴下し、更に
90℃で15時間反応させた後、アイソパー0500P
を加え、90℃でメタクリル酸メチル50ti!及びア
ゾビスイソブチロニトリル4グの混合物を3時間に亘っ
て滴下し、反応を完結し、固形分28.4%の樹脂分散
液を作成した。
製造例 9 製造例8において、アイソパーG30C1にサンワック
ス165−Pを301加えた他は同様にしてポリエチレ
ン含有樹脂分散液を作成した。
製造例 10 製造例8において、メタクリル酸メチル50グを反応さ
せなかった他は同様にして樹脂分散液を作成した。
製造例 11 製造例1で用いた容器にラウリルメタクリレート70グ
、グリシジルメタクリレート10グを採りベラカサイト
(F−231)2ozを溶解した。
90℃に加熱して過酸化ベンゾイル1,5りを加え8時
間重合後、アイソパーHI OOfを加えて固形分50
%の樹脂分散液を作成した。
製造例 12 製造例11の樹脂200グにメタアクリル酸151、ピ
リジン1.22を加えて15時間90℃で重合し固形分
54%の樹脂分散液を作成した。
製造例 13 製造例12の樹脂200PにアイソパーH2O0Pを加
え90’Cに加熱した。
その中に低分子量のポリエチレン(サンワックス171
−P )50t?を加え溶解後、水道水で急冷却し固形
分31%の樹脂分散液を作成した。
製造例 14 製造例12においてメタアクリル酸121を用いない他
は同様な方法で固形分48%の樹脂分散液を作成した。
以上のようにして得られる樹脂分散液は次のような特長
を持っている。
(1)製造方法が簡単であり、且つ均一な分散液として
安定に製造できる。
(2)分散した樹脂は一般に粒径が微小で、分散安定性
、極性制御性、定着性にすぐれている。
本発明の液体現像剤を作るには前述のようにして得られ
た樹脂分散液の固形分1重量部に対し顔料又は染料o、
i〜10重量部と適量の担体液(非水溶媒に同じ)とを
ボールミル等の分散機で分散し、濃縮トナーとし、これ
を一定量の担体液で希釈すればよい。
このようにして作られた液体現像剤は前記樹脂分散液の
特性により次のような種々の特長を持っている。
(1)担体液が樹脂分散液の分散媒と同一のものなので
、分散が効率良(短時間で行なえる。
またこうして得られた濃縮トナーを担体液で希釈分散す
る場合もソルベントショックもなく速やかに行なえる。
(2)経時によるトナー粒子からの樹脂の脱離が殆んど
なく、従って現像剤は長期間安定である。
(3)顔料又は染料粒子の表面に多くの樹脂が付着し、
一方担体液中にも樹脂が遊離しているが、樹脂自体も静
電潜像の電荷に応じて泳動し、画像形成に関与するため
、定着性の良い画像を形成することができる。
(4)前記(3)の理由によりオフセット印刷用現像剤
として適している。
(5)転写性、定着性共にすぐれているので、チャージ
転写、押圧転写、磁気転写などの転写用現像剤としても
適している。
以下に実施例を示す。
実施例 1 製造例1で得られた樹脂分散液 2o、?(固
形分48.3%) カーボン三菱#44(三菱カー 51ボン社
製) スペシャルブラックEB エンド化学社製) (オリ 1グ アイソパーG 00f よりなる混合物をボールミルで48時間分散して濃縮ト
ナーとし、その81をアイソパーG2Jに分散し液体現
像剤を作成した。
次に市販の電子写真感光紙(酸化亜鉛〜樹脂分散系)に
常法により静電潜像を形成せしめた後、前記現像剤で現
像したところ、画像濃度1.25で従来よりも定着性の
良いコピーが得られた。
またトナーの安定性を見るため、現像剤を50℃で7日
間の強制劣化試験に供したところ、はとんど劣化は見ら
れなかった。
実施例 2 製造例2で得られた樹脂分散液 50P(固形
分46.8%) カーボンブラックMA−10010゜ (三菱カーボン社製) アイソパーH 15(1 よりなる混合物をボールミルに入れ、28時間分散して
濃縮トナーとした。
その15PをアイソパーH2Jに分散し液体現像剤を調
製した。
この現像剤を用いて市販の湿式電子写真式オフセットマ
スターに常法により画像を形成し、更に不感脂化処理し
た後、印刷に供したところ鮮明な印刷物が得られた。
特にオフセットマスターの画像部においては、トナーの
感脂性が良いため、インキが付着し易(、印刷物の画像
濃度は1.3以上を示し、またトナーの定着性が良いた
め1万枚以上の印刷が可能であった。
実施例 3 製造例3で得られた樹脂分散液 50P(固形
分40%) 四三酸化鉄 アイソパー 0f 001 よりなる混合物をボールミル中で48時間分散して濃縮
トナーとし、更にその30S’をアイソパーG、 2
l中に分散して磁気転写用液体現像剤を調製した。
次に市販の電子写真感光紙に静電潜像を形成し、この現
像剤で現像し、更に転写紙を重ね、転写紙側から磁気を
与えたところ、トナー画像の約90%が転写紙上に転写
された。
実施例 4 製造例8で得られた樹脂分散液 40 P(固
形分28.4%) マイクロリスフルー(チハ社製) 2.01 シェルゾール71(シェル石油 100 P社製
脂肪族炭化水素) 三菱カーボン#44 5、Of よりなる混合物をボールミル中で50時間分散し、濃縮
トナーとした。
その101を21のシェルゾール71に分散し静電転写
用負荷電液体現像剤を得た。
次にセレン感光板上に静電潜像を形成し、この現像剤で
現像し、転写用紙にチャージ転写したところ、約75%
の転写率を示した。
転写画像はすぐれた定着性を示し、またコントラストの
高いものであった。
実施例 5 製造例13で得られた樹脂分散液 12C1(固形
分31%) 三菱カーボン#100 51 アイソパーG 110CI よりなる混合物をアトライターで15時間分散して濃縮
トナーを作成した。
その101をアイソパーG27に分散して液体現像剤を
調製した。
この現像剤を用いて市販の湿式電子写真方式オフセット
マスターに現像し、更に不感脂化処理後、印刷に供した
ところ、実施例2と同様コントラストノ良い印刷物が1
万枚以上得られた。
実施例 6 製造例1で得られた樹脂分散液 12o1(固形
分48.3%) 製造例9で得られたポリエチレ 1□。
グン含有樹脂分散液 マイクロリスブルー(チバ社製) 50グ マイクロリスブラックCT (チ バ社製) 15グ アイソパーH 120グ をアトライターで5時間(28r、p、m、 )分散し
、濃縮トナーを作成した。
このトナー101をアイソパーH1,57に分散し正荷
電液体現像剤を作成した。
次に有機半導体感光板上に静電潜像を形成後、この現像
剤で現像し抑圧転写したところ、約80%のトナーが転
写紙上に転写された。
画像濃度は1.2で、また定着性はすぐれたものであっ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高絶縁性、低誘電率の脂肪族炭化水素及び/又は・
    ・ロゲン化脂肪族炭化水素溶媒からなる担体液中に顔料
    又は染料粒子と樹脂とを主成分とするトナーを分散して
    なる静電写真用液体現像剤において、前記樹脂成分とし
    て前記溶媒に難溶又は不溶な少なくとも1種の樹脂を、
    前記溶媒に対し溶媒和可能なポリマーを生成し得るモノ
    マーを主成分とするモノマー液体に溶解し、この溶液を
    脂肪族炭化水素及び/又はハロゲン化脂肪族炭化水素溶
    媒中に滴下しながら重合せしめて得られた樹脂組成物を
    用いることを特徴とする静電写真用液体現像剤。
JP50154429A 1975-12-24 1975-12-24 セイデンシヤシンヨウエキタイゲンゾウザイ Expired JPS5840739B2 (ja)

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JP50154429A JPS5840739B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 セイデンシヤシンヨウエキタイゲンゾウザイ
US05/751,097 US4104183A (en) 1975-12-24 1976-12-16 Liquid developer for use in electrostatic photography comprising natural resins and natural resin-modified thermosetting resins combined with polymers
DE2657326A DE2657326C3 (de) 1975-12-24 1976-12-17 Elektrostatographischer Suspensionsentwickler

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