JPS5840015A - 食用きのこ類の培地 - Google Patents
食用きのこ類の培地Info
- Publication number
- JPS5840015A JPS5840015A JP56137397A JP13739781A JPS5840015A JP S5840015 A JPS5840015 A JP S5840015A JP 56137397 A JP56137397 A JP 56137397A JP 13739781 A JP13739781 A JP 13739781A JP S5840015 A JPS5840015 A JP S5840015A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- medium
- culture medium
- rice bran
- sawdust
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食用きのこ類の人工栽培に適する培地に関する
。
。
茸類を人工栽培する場合、植苗後の1¥1糸成育から子
実体形成に到る過程で培地に含有される水分含量が子実
体収量に大きく影響を力えている。
実体形成に到る過程で培地に含有される水分含量が子実
体収量に大きく影響を力えている。
食用茸類は、一般に鋸屑に米糠を混ぜ、水を加えてビン
等の容器に詰め殺菌したものを培地として使用している
。鋸屑と米糠の混合比率は栽培するIY類の種類により
変化するが、たとえばエノキタケ、ヒラタケ等の培養で
は、容積比で鋸屑3に対し、米糠1の割合で混合さJl
6 (1〜65%になる」こうに水が添加されている
。培地に加えられる水分が少ない場合、菌糸成長が遅く
、発f’i:11数が遅延し、子実体形成に悪影響を及
ぼす。寸だ、水分過多の場合は、培地がべとつき、lV
′を地内の気相部が閉塞され、酸素不足に。I:り菌糸
成長が抑えられたり、繁殖が不可に陥いる9、加えてバ
クテリア等の害菌の侵入が多くなる。このように、水の
含有量の管理は、葺栽培に、1・・いては厳になされな
ければならない。
等の容器に詰め殺菌したものを培地として使用している
。鋸屑と米糠の混合比率は栽培するIY類の種類により
変化するが、たとえばエノキタケ、ヒラタケ等の培養で
は、容積比で鋸屑3に対し、米糠1の割合で混合さJl
6 (1〜65%になる」こうに水が添加されている
。培地に加えられる水分が少ない場合、菌糸成長が遅く
、発f’i:11数が遅延し、子実体形成に悪影響を及
ぼす。寸だ、水分過多の場合は、培地がべとつき、lV
′を地内の気相部が閉塞され、酸素不足に。I:り菌糸
成長が抑えられたり、繁殖が不可に陥いる9、加えてバ
クテリア等の害菌の侵入が多くなる。このように、水の
含有量の管理は、葺栽培に、1・・いては厳になされな
ければならない。
培地に用いられる鋸屑は培地の通気性と保水性を伺−l
jシ、菌糸成長の場全提供する支持体であり、米糠は1
1:類の栄養源として利用されているものと考えられる
が、子実体の収量は使用される鋸j1”t1米糠成分(
栄養化学的要因)の相違と培fli2の固さ、含水率等
の物理的要因により左右されている3、[〜かろに茸菌
糸が培地に植菌されたのち、収獲寸で50〜70[]間
培養されるため、この間’l!1″に上述した培地の物
理的性質が著しく変動す2)11 この培地の物理的性
質の変動は菌糸jYIA白から1’ 4に体形成に到る
一連の培養過イ′11で、菌糸の成育不良、発IY個体
の低下など悪影響を及ぼしている。このように茸類の栽
培には、培地環境全管理するととが必須条件であるが、
従来から用いられている培地、例えば鋸屑、米糠より成
る培地では、培地環境を適正に維持するには困難であり
、高収量を望むことはできない。
jシ、菌糸成長の場全提供する支持体であり、米糠は1
1:類の栄養源として利用されているものと考えられる
が、子実体の収量は使用される鋸j1”t1米糠成分(
栄養化学的要因)の相違と培fli2の固さ、含水率等
の物理的要因により左右されている3、[〜かろに茸菌
糸が培地に植菌されたのち、収獲寸で50〜70[]間
培養されるため、この間’l!1″に上述した培地の物
理的性質が著しく変動す2)11 この培地の物理的性
質の変動は菌糸jYIA白から1’ 4に体形成に到る
一連の培養過イ′11で、菌糸の成育不良、発IY個体
の低下など悪影響を及ぼしている。このように茸類の栽
培には、培地環境全管理するととが必須条件であるが、
従来から用いられている培地、例えば鋸屑、米糠より成
る培地では、培地環境を適正に維持するには困難であり
、高収量を望むことはできない。
係る背景を鑑み、培地内の物理環境−!1)゛に保水性
と通気性の観点から、菌糸の成長、子実体形成に良好な
培地を得るべく、鋭意努力萌究した結果、吸水性高分子
物質全培地の組成成分として加えることにより、菌糸成
育、子実体形成が著しく促進され、高収量で高品質の収
獲物を得られる事を見出し、本発明の構成に到った。。
と通気性の観点から、菌糸の成長、子実体形成に良好な
培地を得るべく、鋭意努力萌究した結果、吸水性高分子
物質全培地の組成成分として加えることにより、菌糸成
育、子実体形成が著しく促進され、高収量で高品質の収
獲物を得られる事を見出し、本発明の構成に到った。。
即ち、本発明は支持体、栄養物、水及び吸水性高分子物
質からなる食用きのこ類の培lIi!全提供するもので
ある。
質からなる食用きのこ類の培lIi!全提供するもので
ある。
本発明に係る吸水性高分子物質とは、水に不溶で、水に
接して多量の水金吸収し、自重の30倍以上の吸水能を
有する物質である。例え澱粉−ポリアクリロニトリルグ
ラノト共重合体、!11′公昭51− :39672号
公報が開示する架橋ポリアルキレンオキシド、特公昭5
3−13495月公報が開示するビニルエステル−エチ
レン系季節第11カルボン酸共重合体ケン化物、特公昭
54・−30710号公報が開示する逆相懸濁重合法に
よってイ;Iられる自己架橋ポリアクリル酸塩、!17
開昭54−20093号公報が開示するポリビニルアル
コール系重合体と環状酸無水物との反応生成物、!1)
開昭55 84304号公報が開示するポリアクリル酸
塩架橋物などを挙げることができる。なかでも、特公昭
54−30710号公報が開示する逆相懸濁重合法によ
って得られる自己架橋ポリアクリル酸塩は、耐熱性に優
れ、辿常培地殺菌の為に使用される高温下でも、その同
右の(Ih ’Frを失うことなく、尚該目的に適する
ものである。吸水性高分子の形状は、粉状、粒゛1)(
、フレーク状不定形の小片のものが用いられる。
接して多量の水金吸収し、自重の30倍以上の吸水能を
有する物質である。例え澱粉−ポリアクリロニトリルグ
ラノト共重合体、!11′公昭51− :39672号
公報が開示する架橋ポリアルキレンオキシド、特公昭5
3−13495月公報が開示するビニルエステル−エチ
レン系季節第11カルボン酸共重合体ケン化物、特公昭
54・−30710号公報が開示する逆相懸濁重合法に
よってイ;Iられる自己架橋ポリアクリル酸塩、!17
開昭54−20093号公報が開示するポリビニルアル
コール系重合体と環状酸無水物との反応生成物、!1)
開昭55 84304号公報が開示するポリアクリル酸
塩架橋物などを挙げることができる。なかでも、特公昭
54−30710号公報が開示する逆相懸濁重合法によ
って得られる自己架橋ポリアクリル酸塩は、耐熱性に優
れ、辿常培地殺菌の為に使用される高温下でも、その同
右の(Ih ’Frを失うことなく、尚該目的に適する
ものである。吸水性高分子の形状は、粉状、粒゛1)(
、フレーク状不定形の小片のものが用いられる。
本発明に係る支持体とは、栄養物及び吸水性高分子物質
を保持し培床を形成するものであって、分解して養分と
なりうるものであれげJ:<、例えば鋸屑、パルプ、紙
、腐植二1辺襄、チップダスト、パーク、イナわら、麦
わら等を挙げるととができる。上記支持体は単独でも組
合せて用いることができる。
を保持し培床を形成するものであって、分解して養分と
なりうるものであれげJ:<、例えば鋸屑、パルプ、紙
、腐植二1辺襄、チップダスト、パーク、イナわら、麦
わら等を挙げるととができる。上記支持体は単独でも組
合せて用いることができる。
本発明に係る栄養物として、例えば米糠、トウモロコシ
ぬか、サトウキビかす、おから、ノクン粉、たい肥等の
有機物で、菌糸生長、子実体形成の栄養源として利用で
きるものであればよい。また、糖分、タンパク質系栄養
物も利用できる。
ぬか、サトウキビかす、おから、ノクン粉、たい肥等の
有機物で、菌糸生長、子実体形成の栄養源として利用で
きるものであればよい。また、糖分、タンパク質系栄養
物も利用できる。
培地を構成する組成の混合比率は、それ自体保持してい
る水分量により、大きく異なるが、例えば支持体2−8
0部、栄養物1−80部、当該吸水性高分子01〜30
部を混合1−1培地全体がベトつかない程度に水を加え
たものである。
る水分量により、大きく異なるが、例えば支持体2−8
0部、栄養物1−80部、当該吸水性高分子01〜30
部を混合1−1培地全体がベトつかない程度に水を加え
たものである。
本発明の培地の調製方法は特に限定されるも5−
のではないが、例えば下記の方法が挙げられる。
支持体として鋸屑40重量部、栄養物として米糠10重
量部及び吸水性高分子物質025重量部を均一に混合し
た後、水を60重量部加え11′)拌混合し、ビン容器
に詰め滅菌する方法、寸たは、吸水性高分子物質を予め
吸水膨潤した後に鋸屑及び米糠を加え殺菌する方法であ
る。
量部及び吸水性高分子物質025重量部を均一に混合し
た後、水を60重量部加え11′)拌混合し、ビン容器
に詰め滅菌する方法、寸たは、吸水性高分子物質を予め
吸水膨潤した後に鋸屑及び米糠を加え殺菌する方法であ
る。
本発明の培地が用いられる食用きのこ類としては、エノ
キタケ、シメジ、ナメコ、シイタケ、ヒラタケ、キクラ
ゲ、タモギタケ等を挙げることが出来る。
キタケ、シメジ、ナメコ、シイタケ、ヒラタケ、キクラ
ゲ、タモギタケ等を挙げることが出来る。
本発明の培地を使用することにより、
(リ 培地調製時に、添加水分量全従来用いられている
量の数倍量を加えることができるが、過湿状態にならず
菌糸の生育が促進される。
量の数倍量を加えることができるが、過湿状態にならず
菌糸の生育が促進される。
(2)培地保水量の改善に伴ない、長期培養期間中に生
ずる急速な水分減少を防ぎ、菌糸生育、子実体形成を促
進させる。
ずる急速な水分減少を防ぎ、菌糸生育、子実体形成を促
進させる。
(3)培地内に含まれる過剰水分を吸収し、高6−
湿度による害菌の繁殖を防ぐことができる。
(4)当該培養基材は吸水して膨潤し、適度な弾性を持
つようになる為培地が固くならず、通気性が改善される
。
つようになる為培地が固くならず、通気性が改善される
。
(5)長期に渡り、適当な水分を供給するため、子実体
の収穫を2〜3回行なうことができる。
の収穫を2〜3回行なうことができる。
等の優れた効果が得られる。
以下に実施例により本発明の培地の!1”1件を」1体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
実施例
鋸屑40g及び米糠1.0 !の混合物に所定illの
吸水性高分子物質(特公昭54 30710号の方法に
より製造した自己架橋ポリアクリル酸塩。平均粒径50
)Lの乾燥粉末。)を混合し、更に所定量の水を加え
混合し、 7(5,径1.0.5 on。
吸水性高分子物質(特公昭54 30710号の方法に
より製造した自己架橋ポリアクリル酸塩。平均粒径50
)Lの乾燥粉末。)を混合し、更に所定量の水を加え
混合し、 7(5,径1.0.5 on。
深さ7mのシャーレ内に充填し、1()5℃、10分間
殺菌した。こうして調製した培地表向に、予め寒天培地
で培養しておいたヒラタケ菌糸の4陥円板状片を植え+
jけた。菌糸生長のため25℃の恒温室で16日間培養
後、芽かきをし15℃の恒温室に移し、子実体全形成さ
せた。
殺菌した。こうして調製した培地表向に、予め寒天培地
で培養しておいたヒラタケ菌糸の4陥円板状片を植え+
jけた。菌糸生長のため25℃の恒温室で16日間培養
後、芽かきをし15℃の恒温室に移し、子実体全形成さ
せた。
結果を表1に示す。
表 1
(*)菌糸直径は植1v」後14日1に観察し、子実体
重量は15℃に移してから25日日目測定した。
重量は15℃に移してから25日日目測定した。
特許出願人 花王石鹸株式会社
代理人望月孜部
Claims (1)
- 支持体、栄養物、水及び吸水性高分子物質からなる食用
きのと類の培地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56137397A JPS5840015A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 食用きのこ類の培地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56137397A JPS5840015A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 食用きのこ類の培地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840015A true JPS5840015A (ja) | 1983-03-08 |
JPS633563B2 JPS633563B2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=15197702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56137397A Granted JPS5840015A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 食用きのこ類の培地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224211A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-10-02 | 第一工業製薬株式会社 | 食用キノコのおがくず栽培法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0346209Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1991-09-30 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460146A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-15 | Nippon Catalytic Chem Ind | Germ bed cultivating method of edible mushroom |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56137397A patent/JPS5840015A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460146A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-15 | Nippon Catalytic Chem Ind | Germ bed cultivating method of edible mushroom |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62224211A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-10-02 | 第一工業製薬株式会社 | 食用キノコのおがくず栽培法 |
JPH0338805B2 (ja) * | 1986-03-24 | 1991-06-11 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633563B2 (ja) | 1988-01-25 |
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