JPS5839048Y2 - 農用トラクタ−と作業機の連結具 - Google Patents

農用トラクタ−と作業機の連結具

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JPS5839048Y2
JPS5839048Y2 JP1976140899U JP14089976U JPS5839048Y2 JP S5839048 Y2 JPS5839048 Y2 JP S5839048Y2 JP 1976140899 U JP1976140899 U JP 1976140899U JP 14089976 U JP14089976 U JP 14089976U JP S5839048 Y2 JPS5839048 Y2 JP S5839048Y2
Authority
JP
Japan
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shaft
groove
piece
gap
rope
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976140899U
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English (en)
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JPS5358110U (ja
Inventor
主基雄 片岡
Original Assignee
鈴木鍛工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農用トラクターと作業機の連結具に係るもので
ある。
従来公知の、西ドイツ特許公告2456971 号及び
、特公昭47−21766号に記載された連結具はとも
にトラクター側に取付けられている。
この場合は、いずれも、ロワーリンクの後端に連結具を
取付けるという構成になるが、この場合は、通常公知の
ロワーリンクではその後端に取付けることはできない(
全く不可能という意味ではなく、簡単には取付かないと
いう意味)ので、ロワーリンクごと製造しなくてはなら
ないから、費用と手間が非常にかかる欠隔がある。
゛例数ならば、通常公知のロワーリンクの後端部には、
棒を挿込むために、ボールが取付けられているからであ
る。
従来、別に公知の実開昭51−69615号には、前記
した公知例とは異なり、作業機側に連結具が取付けであ
る構成が示されているが、その連結具の構造は、ワンタ
ッチ結合構造ではないため、取扱いが極めて面倒である
という欠陥がある。
本考案は、これ等の欠陥を解決し、併せて、板金加工に
よって安価に製造し得る如く工夫したものであり、 a 平板からなる鋼板の前側に、下向き開口の切込部を
形成すること。
b 該鋼板と同一形状に形成された別の鋼板を、所定の
間隔をおいて並行状態に配置すること。
C画調板間の後端部の隙間に間隙材を、前端部の隙間に
間隙材をそれぞれ挿入したのち、これらを溶接して一体
的に固着すること。
d 前記間隙材と間隙材の中間に形成される上下貫通し
ている空間部の上部位置と下部位置に軸をそれぞれ取付
けること。
e 上部の軸には係合凸体を有する解除片を軸止し、下
部の軸には前記係合凸体に係合する係合凹溝を形成した
ロック片を軸止すること。
f 解除片とロック片との間にはバネを介在させ、該バ
ネにより両者を引張って前記ロック片の一部は下向き開
口の溝内に突き出すようにすること。
g 前記解除片にはロープの一端を結合し、該ロープは
これを引張ると前記ロック片が前記溝より引込むように
構成すること。
h 前記ロープの他端は農用トラクターの運転席に臨寸
せること。
■ 作業機側に取付けられること。
の要件の結合からなる農用トラクターと作業機の連結具
の構成としたものである。
図により説明すると、14は農用トラクターで四輪乗用
型に形成され、該トラクター14の後部の下方位置には
、後方に向って突出しているロワーリンク10が軸13
により軸止される。
ロワーリンク10の後端には、農用トラクター14の前
進方向に対して左右側方向である横軸7が取付けられる
前記ロワーリンク10は左右側に各−個ずつ取付けられ
る。
農用トラクター14の後部の上方位置には、油圧機構等
により上下回動するリフトアーム36の基部が軸37に
より軸止される。
リフトアーム36の後端には、ロッド11の上端が軸1
5により軸止され、ロッド11の下端は軸16によりロ
ワーリンク10に軸止される。
したがって、油圧機構を、操作すると、ロワーリンク1
0は自動的に上下動する。
農用トラクター14の後部の上方位置にはアッパリンク
9の基部が軸12により軸止される。
アッパリンク9の後端は、後方に突出するが、構造上、
自由端となり、その端部に左右方向の軸孔18が穿けら
れる(第2図)。
他方の作業機1のフレーム2には、下部係合杆5と、上
部係合杆4が設けられる。
下部係合杆5の基部はフレーム2に固定され、その先部
は農用トラクター14の前記横軸7方向に突出する。
下部係合杆5の先端には係合体6が固定される。
係合体6には下向き開口している溝20が形成される。
該溝20は前記横軸7と係合するものである。
係合体6の構造は第3図以降に示したごとくで、略矩形
状を呈する平板からなる鋼板32の前側38に、下向き
開口している切込部39を形成し、該鋼板32と全く同
一形状に形成された別の鋼板33を所定の間隔をむいて
並行状態に設け、画調板32.33によって形成される
隙間の後端部には、角柱状の間隙材35を挾み、オた、
前端の隙間内には所望形状に形成された間隙材34を挾
み、これらを一体的に溶接して固定する。
そして、両間隙材34.35の中間に形成される上下貫
通している空間部40には、その上部位置に軸21を、
下部位置に軸27を徊貸狙固着する。
前記軸27にはロック片26を軸止し、ロック片26は
その前部が下向開口の溝20内に突出する形状とする外
、上部位置に係合凹溝28を形成し、ロック片26の上
部位置に設けた軸21には解除片22を軸止し、解除片
22には係合凸体29を形成し、該凸体29を前記係合
凹溝28内に係合させ、解除片22の上方位置には係合
孔23を穿ち、これにロープ17の下端を結合する。
ロープ17の上端は運転席次延長させておく。
解除片22とロック片26の間には引張バネ24を介在
させる。
なお、30゜31は軸孔である。
したがって、係合体6の溝20内には、引張バネ24の
弾力により、ロック片26の一部が常時突出している。
25はロック片26をロック位置で停止させる停止体で
ある。
図中3は作業機上下動装置である。
本考案は叙上の構成であるから、作業者は僅か一名で至
極簡単に作業機1の着脱を行なえる外、係合体6の構成
も容易である。
すなわち、ロープ17の先端を軸孔19付近に引っ掛け
ておき、係合用ピン8を持参した侭農用トラクター14
に搭乗し、後進して作業機1の近辺に至る。
いったん停車し、油圧機構を操作してリフトアーム36
を、軸37を中心として下向き回動させ、ロワーリンク
10の先端の横軸7が、作業機1の前記係合体6の溝2
0の更に下方位置となる唾で下降させる。
この状態で再び後進し、横軸7が溝20の真下位置に達
したら、そこで停車し、前記ロープ17を、たる1せた
状態で座席付近に結合したのち、油圧機構を操作して静
かにロワーリンク10を引上げると、横軸7は係合体6
に形成されている下向き開口の溝20内に係合する。
このとき、溝20内に突出しているロック片26の一部
はこれを下方より押圧すると引張バネ24の弾力に抗し
て第3図で時計方向に回動し、そのため、横軸7はロッ
ク片26を押しのけて溝20内に係合するのである。
いったん保合すれば、前記ロック片26はバネ24およ
び停止体25の作用で一部が溝20内に突出した状態を
維持するので、絶対外れることはない。
次に、搭乗した11、後向きの姿勢でアッパリンク9を
引上げ、その先端に形成されている軸孔18を作業機1
側の軸孔19に合わせ、保合用ピン8を挿入すれば、両
者の保合は終了するものである。
本考案は上述の構成作用であるから、 (1)連結具である係合体6は、トラクター側ではなく
、作業機側に取付けられているので、ロワーリンクごど
特別製作するという必要はない。
トラクター側に係合体6を取付ける場合は、ロワーリン
クの端部には、ユニバーサルジヨイントにするためのボ
ールが取付けであるので、従来すでにあるロワーリンク
を取外し、別途製作したロワーリンクを取付けなくては
ならない。
(2)係合体6は、二枚の鋼板32と鋼板33の間に間
隙材34と間隙材35を挾1し、溶接して製造する構成
としたから、高価な鋳型などは製作する要なく簡単、安
価にできる。
(3)前記間隙材34と間隙材35の間に上下貫通して
いる空間部40を形成し、これに、係合凸体29を有す
る解除片22と、係合凹溝28を形成したロック片26
を取付ける構造としたので、構成が頗る簡単である。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は結合した状態の側面図、第2図は結合前の状態
図、第3図は係合体の断面図、第4図は係合体の作動図
、第5図は係合体の斜視図、第6図は分解図である。 符号の説明、1・・・作業機、2・・・フレーム、3・
・・上下動装置、4・・・上部係合杆、5・・・下部係
合杆、6・・・係合体、7・・・横軸、8・・・係合用
ピン、9・・・アッパリンク、10・・・ロワーリンク
、11・・・ロッド、12.13,15,16,21.
27・・・軸、14・・・農用トラクター、17・・・
ロープ、18,19・・・軸孔、20・・・溝、22・
・・解除片、23・・・係合孔、24・・・引張バネ、
25・・・停止体、26・・・ロック片、28・・・係
合凹溝、29・・・係合凸体、30,31・・・軸孔、
32.33・・・鋼板、34,35・・・間隙材、36
・・・リフトアーム、37・・・軸、38・・・前側、
39・・・切込部、40・・・空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下のa −iの要件の結合からなる農用トラクターと
    作業機の連結具。 a 平板からなる鋼板32の前側38に、下向き開口の
    切込部39を形成すること。 b 該鋼板32と同一形状に形成された別の鋼板33を
    、所定の間隔をおいて並行状態に配置すること。 C両鋼板32.33間の後端部の隙間に間隙材35を、
    前端部の隙間に間隙材34をそれぞれ挿入したのち、こ
    れらを溶接して一体的に固着すること。 d 前記間隙材34と間隙材35の中間に形成される上
    下貫通している空間部40の上部位置と下部位置に軸2
    1と軸27をそれぞれ取付けること。 e 上部の軸21には係合凸体29を有する解除片22
    を軸止し、下部の軸27には前記係合凸体29に係合す
    る係合凹溝28を形成したロック片26を軸止すること
    。 f 解除片22とロック片26との間にはバネ24を介
    在させ、該バネ24により両者を引張って前記ロック片
    26の一部は下向き開口の溝20内に突き出すようにす
    ること。 g 前記解除片22にはロープ17の一端を結合し、該
    ロープ17はこれを引張ると前記ロック片26が前記溝
    20より引込むように構成すること。 h 前記ロープ17の他端は農用トラクターの運転席に
    臨渣せること。 i 作業機側に取付けられること。
JP1976140899U 1976-10-20 1976-10-20 農用トラクタ−と作業機の連結具 Expired JPS5839048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976140899U JPS5839048Y2 (ja) 1976-10-20 1976-10-20 農用トラクタ−と作業機の連結具

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5358110U JPS5358110U (ja) 1978-05-18
JPS5839048Y2 true JPS5839048Y2 (ja) 1983-09-03

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ID=28749671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976140899U Expired JPS5839048Y2 (ja) 1976-10-20 1976-10-20 農用トラクタ−と作業機の連結具

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240088Y2 (ja) * 1972-12-22 1977-09-10
JPS5413131Y2 (ja) * 1974-11-25 1979-06-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5358110U (ja) 1978-05-18

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