JPS5838621Y2 - レ−ザ光源 - Google Patents

レ−ザ光源

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JPS5838621Y2
JPS5838621Y2 JP14728979U JP14728979U JPS5838621Y2 JP S5838621 Y2 JPS5838621 Y2 JP S5838621Y2 JP 14728979 U JP14728979 U JP 14728979U JP 14728979 U JP14728979 U JP 14728979U JP S5838621 Y2 JPS5838621 Y2 JP S5838621Y2
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JP
Japan
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lens
angle
optical fiber
light
light source
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Application number
JP14728979U
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JPS5665677U (ja
Inventor
勝 佐々木
哲夫 堀松
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は反射光の影響を減少させた、レーザ光源に関す
るものである。
半導体レーザ(以下LDと略す)における放射光の拡が
り角と光ファイバにおける受光角とは一般に異なり、従
って結合効率を向上させるためには結合装置を必要とす
る。
第1図は一般的なLDにおける放射光の拡がり角を示す
図である。
同図において1はLD、2はジャンクションをあられし
ている。
今、ジャンクション2に平行な方向J をX軸に、垂直
な方向1 J工をy軸にとるものとする。
第1図に釦いて3は放射光の遠視野像を示し、これに対
する拡がり角は、放射光の強度を1としたとき、それが
IAとなる角θ1/6によってあられされる。
拡がり角θ1/6の大きさはJ、方向については↓θ1
/3=:=30Q (1)J 方向につ
いては I Lθ1/6中5° (2) である。
捷た光ファイバの受光角は、通信用として一般に利用さ
れているものは、NA=0.2すなわち受光角約11’
である。
したがってこのようなLDと光ファイバとを結合する場
合、結合効率を良くするためには、LDの放射光の拡が
り角の大きい方をファイバの受光角に変換することが必
要である。
そこで例えばレンズを用いて結合する場合、結合用のレ
ンズの特性としては、レーザ出射角を1/3に変換する
系を用いればよい。
これによって第1図のy方向の拡がり角は約10°以下
に変換され、X方向の拡がり角は約1.f以下に変換さ
れる。
このようにファイバ端面におけるレザー光の入射角は、
X方向とy方向とで異なっている。
第2図は従来のレーザ光源の構成を示す図である。
同図において4はLD、5は第ルンズ、6は第2レンズ
、7は光ファイバであり、LD4からの放射光ばX方向
における拡がりだけが示されている。
LD4の放射光は約5°の拡がり角をもって第2レンズ
6に入射し、その出射光は引き続いて第2レンズ6に入
射する。
このようにして第2レンズ6からの出射光は光ファイバ
ーの端面に入射し、このときの入射角は約1.7°とな
るように構成されていて、前述のごとき最良の結合効率
が得られるようになっている。
一方、一般にLDは反射光の影響を受けやすいことが知
られている。
すなわち何らかの経路によって反射光がLDの発光状態
の活性層へ戻ると、反射光と発振光との干渉が生じて発
振が不安定になり、光出力の変化や発振スペクトルの変
化等の現象を生じる。
従ってLDの発振を安定にするためには、極力反射光の
入射を抑制する必要があり、第1図の従来のレーザ光源
は反射光の入射が多い欠点がある。
このようなLDにおける反射光の入射を抑圧する方法と
して、レンズ式レーザ・ファイバ結合に釦いて、ファイ
バのん対端を斜めに研磨する方法や、ファイバを傾斜さ
せて取付ける方法があり、これらについては本出願人に
よって既に提案されている。
しかしながらこのようにファイバ自体に何らかの加工を
行なう方法は、LDとレンズ系とを一体化するモジュー
ル化が困難であり、またファイバの脱着が簡単に行えな
い等の欠点を有するものであった。
本考案はこのような従来技術の欠点を除去しようとする
ものであって、その目的はレンズ技レーザ・ファイバ結
合に釦いて、レンズの一部に加工することによってレー
ザ自体に加工を必要とせずに、反射戻り光を減少させる
ことができるレーザ光源を提供することにある。
こ(7)目的を達成するため本考案のレーザ光源にむい
ては、レンズ式レーザ・ファイバ結合において、出射端
面を斜めに形成されたレンズを光ファイバ入射端側に具
えるとともに、該レンズの軸線と異なる位置に光ファイ
バを配置したことを特徴としている。
以下実施例について説明する。
第3図は本考案のレーザ光源の一実施例の構成を示す図
である。
同図において4.5.7のあられすところは第2図の場
合と異ならない。
6′は出射面8を斜めに研磨された第2レンズである。
また9は光ファイバーの入射端面、10は軸線である。
第3図においてLD4から放射された光は第ルンズ5、
第2レンズ6′を経て光ファイバーの入射端面9に入射
するように構成されている。
この場合、第2レンズ6′の出射面8はレンズの軸線1
0に対し垂直でなく角θだけ傾けである。
このため第2レンズ6′を出射した光は軸線10からあ
る傾斜をもって光ファイバーの端面9に入射したのちフ
ァイバー内を進行する。
このため光ファイバ7は軸線10からある距離tだけ離
れた位置に設けられている。
従ってレンズ6′か14フアイバ1に入射した光のうち
端局9で反射した光は第2レンズ6′の方へ戻ることが
ないので、前述したような反射光によるLD の発振
不安定を生じるpそれはない。
第4図は、第2レンズ6′および光ファイバ7の配置を
示す拡大図である。
同図に釦いて第2レンズ6′に釦ける出射面8は軸線1
0と垂直な而に対して角θの傾きを有する。
今、出射面8に釦けるレーザ光線の出射角をφとすると
、ファイバTに対する入射角は(φ−0)であられされ
る。
今、第2レンズの出射面8について考えると、第2レン
ズを構成する物質の屈折率をn、周囲の媒質の屈折率を
1として n5inO=sinφ (3)なる関
係があることは明らかである。
しかして第4図における光ファイバ7への入射角(ψ−
θ)を2°以上とすれは、端面9における反射光の戻り
を、LD4にむける発振に影響を生じない程度芽で減少
させることができる。
これは実験的に確認した値である。
しかし入射角(ψ−θ)をあ1り大きくすると第2レン
ズ6′の出射光の、ファイバ7に対する結合効率が低下
する。
従って入射角(φ−θ)の実用的に適当な範囲は2°な
いし4°である。
従って第2レンズ6′の出射面の傾き角θは例えば屈折
率n=1.51のとき、4°ないし8°が適当である。
第5図は傾き角θと入射角(φ−θ)との関係を示す図
である。
同図は第2レンズ6′の屈折率n−1,51の場合を示
しており、同図から入射角(φ−θ)の2°ないし4°
の範囲に対して傾き角θは4°ないし8°が適当である
ことが示される。
このように本考案のレーザ光源によれはファイバ入射端
からLDへ戻る反射光を減少させてLDの発振に対する
影響を少くすることができる。
さらに本考案のレーザ光源によれば、遠方におけるファ
イバの出射端から反射して戻る反射光に対しても効果を
有する。
第6図は本考案のレーザ光源における光ファイバへの入
射光と遠方からの反射介、との関係を示す図である。
同図において符号4,5,6’、7,8,9,10のあ
られすところは第3図の場合と異ならない。
11は光ファイバ7に対する入射光の中心成分、12は
入射端面9に釦ける反射光の中心成分、13は光ファイ
バ7の出射端14に釦ける反射光が端面9から再び出射
した光の中心成分を示している。
第6図から明らかなように、反射光12.13は距離t
の選択によっていずれも第2レンズ6′に殆んど尺射し
ないようにすることが可能であり、距離tは第2レンズ
6′と入射端面9の距離を変えることによって尺射角(
φ−θ)を変えることなく変更することが可能である。
なお上述の実施例においては結合装置として2枚組レン
ズを用いた場合について述べたカ、コノ場合に限らず、
1枚レンズ方式、屈折率分布形レンズ方式等の場合につ
いても本考案を適用し得ることは言う寸でもない。
以上説明したように本考案のレーザ光源によれば、光フ
ァイバに対して特に加工する必要がなく、レンズの一部
に加工を行なうのみで足りるので、LDとレンズ系とを
一体化してモジュール化することが容易であり、また光
ファイバの脱着も容易に行なうことができるので極めて
効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体レーザに釦ける放射光の拡がり角を示す
図、第2図は従来のレンズ式レーザ光源の構成を示す図
、第3図は本考案のレーザ光源の一実施例の構成を示す
図、第4図は第2レンズと光ファイバの配置を示す拡大
図、第5図は傾き角θと尺射角(ψ−θ)との関係を示
す図、第6図は本考案のレーザ光源における光ファイバ
の入射光と反射光との関係を示す図である。 1・・・・・・半導体レーザ(LD)、2・・・・・・
ジャンクション、3・・・・・・放射光の遠視野像、4
・・・・・・半導体レーf(LL))、5・・・・・・
第ルンズ、6,6’・・・・・・第2レンズ、7・・・
・・・光ファイバ、8・・・・・−第2レンズの出射面
、9・・・・・・光ファイバの入射端面、10・・・・
・・軸線、11・・・・・・入射光、12・・・・・・
入射端面における反射光、13・・・・・・出射端面に
おける反射光。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レンズ式レーザ・ファイバ結合において、出射端面を斜
    めに形成されたレンズを光フアイバ入射端1則に具える
    とともに、該レンズの軸線と異なる位置に光ファイバを
    配置したことを特徴とするレーザ光源。
JP14728979U 1979-10-24 1979-10-24 レ−ザ光源 Expired JPS5838621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14728979U JPS5838621Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 レ−ザ光源

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JP14728979U JPS5838621Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 レ−ザ光源

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Publication Number Publication Date
JPS5665677U JPS5665677U (ja) 1981-06-01
JPS5838621Y2 true JPS5838621Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29378429

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JP14728979U Expired JPS5838621Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 レ−ザ光源

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JP2007109978A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Konica Minolta Opto Inc 半導体光源モジュール
JP2007109979A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Konica Minolta Opto Inc 半導体光源モジュール
JP2010050137A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Nec Corp 光モジュール、それを用いた光通信装置及び反射光路設定方法

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