JP2010050137A - 光モジュール、それを用いた光通信装置及び反射光路設定方法 - Google Patents

光モジュール、それを用いた光通信装置及び反射光路設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光モジュール2Aからのレーザ光R1の出力特性の安定化を図る。
【解決手段】反射光R2を遮る遮光体8と、レーザ光R2が反射される際に、その反射光R2を遮光体8に向けて反射させる反射光路設定体7とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光を出射するレーザ素子を備えた光モジュール、それを用いた光通信装置及び反射光路設定方法に関する。
近年、光通信の分野において、伝送容量の増大が強く望まれ、かかる要求を背景として光通信に用いられる光モジュールの高機能化、小型化及び低価格化に関する技術開発が進められている。
光モジュールは、レーザ光を出射するレーザ素子、このレーザ素子を収納するパッケージ、このパッケージに設けられた透明ガラスを備え、パッケージの外には、光ファイバが配置されている。そして、透明ガラスを透過したレーザ光が光ファイバに入射する。
また、パッケージ内には、レーザ素子から出射されたレーザ光のパワーをモニタするモニタ素子が設けられている。そして、モニタ結果に基づき、レーザ素子の出力パワーが制御されている。
さらに、レーザ光を効率よく光ファイバに入射させるために、コリメートレンズや集光レンズ等の種々のレンズが設けられている。
なお、本明細書において、透明ガラス、各種レンズの入射面や出射面は、以下の定義に従う。即ち、レーザ素子から出射されたレーザ光が目標物(例えば光ファイバ)に向かって進む際に、このレーザ光が透明ガラスや各種レンズに入射する面を入射面、これらから出射する面を出射面とする。
このような構成において、レーザ素子から出射されたレーザ光が、透明ガラス、集光レンズにおける入射面や出射面で反射して、レーザ素子やモニタ素子に入射することがある。反射光がレーザ素子に入射すると、レーザ素子は損傷を受けたり、その出力特性が不安定になったりする。
そこで、特開平4−355705号公報(特許文献1)及び特開平9−178986号公報(特許文献2)は、透明ガラスを傾けた構成を提案している。図11は、特許文献1に開示されている光モジュールの縦断面図である。
パッケージ100に設けられている透明ガラス101の入射面や出射面は、パッケージ100の天井の方向(図11において紙面上方向)に向いている。これによりコリメートレンズ104を通り透明ガラス101に入射したレーザ光の一部が、この透明ガラス101の入射面や出射面で反射されても、反射光P2の光路は、レーザ光P1の光路と異なるようになる。従って、反射光P2は、レーザ素子103に入射し難くなる。符号105はモニタ素子を示し、レーザ素子103からのレーザ光P1’を受光する。
また、特開平9−258071号公報(特許文献3)は、集光レンズの作用をなす球面平凸レンズの平面を傾けた構成を提案している。図12は、特許文献3に開示されている光モジュールの構成を示す図で、図12(a)は光モジュールの水平断面図、図12(b)は球面平凸レンズ110自体をレーザ光P3の光路に対して傾けた場合の説明図、図12(c)は球面平凸レンズ110の平面111をレーザ光P3の光路に対して傾けた場合の説明図である。
パッケージ115の外壁には、光ファイバ116を保持する筒状のフェルールホルダ117が設けられている。このフェルールホルダ117内には、平面111を備える球面平凸レンズ110が収納されている。そして、レーザ素子118からのレーザ光P3はコリメートレンズ120により平行光に変換され、球面平凸レンズ110に入射する。
このとき、レーザ光P3の光路に対して球面平凸レンズ110の平面111が傾いているので、平面111で反射されたレーザ光P4の光路は、入射光P3の光路と異なる光路となる。これにより、レーザ素子118に反射光が、入射する場合が少なくなる。符号119はモニタ素子を示し、レーザ素子118からのレーザ光P4’を受光する。
特開平4−355705号公報 特開平9−178986号公報 特開平9−258071号公報
特許文献1〜特許文献3は、レーザ素子103,118に入射する反射光P2,P4を防止することを目的としている。他方、上記各特許文献は、光モジュールからのレーザ光の出力パワーや波長等の出力特性に影響を与えるレーザ素子以外の部材に、反射光が入射する場合を想定していない。しかし、このような部材に反射光が入射する場合がある。このような場合には、光モジュールの出力特性が不安定となる問題が生じる。
本発明の目的は、上述した課題を解決する光モジュール、それを用いた光通信装置及び反射光路設定方法を提供することにある。
本発明は、レーザ光を出射するレーザ素子を備えた光モジュールであって、レーザ光が反射される際に、その反射光を所定の方向に反射させる反射光路設定体と、反射光を遮る遮光体と、を備えることを特徴とする。
レーザ光が反射されても、その反射光が、レーザ素子から出射されるレーザ光の出力パワーや波長等の出力特性に影響を与える部材に入射しなくなるので、レーザ素子の出力特性が安定化する。
本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本実施形態にかかる光モジュールの縦断面図である。光モジュール2Aは、レーザ光R1を出射するレーザ素子4と、反射光路設定体7と、遮光体8とを備える。
遮光体8は、入射してくる反射光を遮るものである。反射光路設定体7は、反射されるレーザ光R2(以後、反射光R2と記載する)の光路が遮光体8に向かうように設定するものである。
なお、本明細書では、レーザ素子から目標物(例えば、光ファイバ)に向かうレーザ光の光路を入射光路と記載し、このレーザ光が気密封止ガラス等により反射されてレーザ素子側に戻る反射光の光路を反射光路と記載する。従って、反射光路設定体は、反射光路が遮光体に向かうようにレーザ光を反射する。
以上の構成で、レーザ素子4からのレーザ光R1が反射されても、反射光路設定体7は、その反射光R2が遮光体8に向かうように反射光路を設定する。そして、遮光体8は、この反射光R2を遮光する。従って、反射光R2は、レーザ素子4から出射されるレーザ光R1のパワーや波長等の光モジュールの出力特性に影響を与える部材に入射しない。
なお、本実施形態は、反射光路設定体7により設定された反射光の光路が複数存在する場合に、複数の遮光体を用いることを妨げるものではない。
また、少なくとも反射光R2が入射しても、光モジュール2Aから出射されるレーザ光のパワーや波長等の出力特性に影響を与えない物であれば、具体的に遮光体8を特定することを要しない。本実施形態では、遮光体8としてレーザ素子4を支持するベースを例示する。
さらに、遮光体8は、光モジュールに既に用いられている物に限定されず、反射光R2を遮光する目的で新たに設けた物でもよい。
以上により、反射光が、光モジュールから出射されるレーザ光のパワーや波長等の出力特性に影響を与える部材に入射するのを防止できる。従って、レーザパワー等の出力特性が安定化した光モジュールの提供が可能になる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図2は、本実施形態にかかる光モジュールの縦断面図である。なお、上述した実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。
光モジュール2Bは、概略矩形状のパッケージ12、気密封止ガラス(光学素子)16、パッケージ12内に設けられたベース8、レーザ素子4、モニタ素子6、コリメートレンズ18を備えている。ベース8は、遮光体として機能する。
レーザ素子4は、気密封止ガラス16の方向にレーザ光R1を出射すると共に、モニタ素子6の方向にレーザ光R3を出射する。モニタ素子6は、レーザ光R3を受光して、受光量に応じたモニタ信号を出力する。そして、レーザ素子4の出力パワーは、モニタ信号に基づき所望の出力パワーを持つように制御される。コリメートレンズ18は、レーザ光R1を平行光に変換する。モニタ素子6、レーザ素子4、コリメートレンズ18は、この順序で気密封止ガラス16に向かってベース8上に配置されている。
気密封止ガラス16は、パッケージ12の1つの側壁に設けられた開口14を覆いパッケージ12内を気密に封止する。また、気密封止ガラス16は、円板状等の形状を持つ厚みが略一定の透明体で、レーザ素子4からのレーザ光R1を透過させる。そして、少なくとも、この気密封止ガラス16における入射面16aの法線方向にベース8が位置するように、気密封止ガラス16はレーザ光R1に対して傾けて設けられている。
気密封止ガラス16の入射面16aや出射面16bは、反射光路設定体として機能する。以下の説明では、気密封止ガラス16の入射面16aが反射光路設定体として機能する場合について説明するが、出射面16bが反射光路設定体として機能する場合も同様の説明が可能である。これは気密封止ガラス16の厚みが略一定であることから入射面16aや出射面16bが、反射光路設定体として同じ作用をなすためである。
気密封止ガラス16を傾けて設けたのは、以下のような理由による。即ち、気密封止ガラス16の入射面16aでレーザ光R1の一部が反射される。この反射された反射光R2が、レーザ素子4に入射すると、レーザ素子4が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがある。また、反射光R2がモニタ素子6に入射すると、入射した反射光R2に相当する光量分だけモニタ素子6から出力されるモニタ信号が大きくなる。この結果、レーザ素子4は所望する出力パワーより小さい出力パワーに制御されてしまう。なお、レーザ素子4の所望する出力パワーとは、予め設定されたレーザ素子4の出力パワーをいう。
そこで、上述したように気密封止ガラス16の入射面16aの法線方向にベース8が位置するように、この気密封止ガラス16の入射面16aを傾けている。これにより、レーザ光R1は入射面16aで反射し、その反射光R2はベース8に向かうようになる。ベース8は遮光体として機能するので、反射光R2は遮られる。従って、反射光R2は、モニタ素子6やレーザ素子4等の光モジュールから出射されるレーザ光のパワーや波長等の出力特性に影響を与える部材に入射しなくなる。
気密封止ガラス16を傾けることにより、入射光路と反射光路とは異なる光路となる。従って、反射光R2がレーザ素子4に入射し難くなる。しかし、入射光路と反射光路とを異なる光路にすると、反射光R2がモニタ素子6に入射する場合が生じる。
このことを図3を参照して説明する。図3は、特開平4−355705号公報に開示された構成における上記問題点を模式的に示した説明図である。図3では、気密封止ガラス210における入射面210aの法線方向は、遮光体の存在しない方向(紙面上方向)を向いている。
この構成では、反射光R22はレーザ素子204に入射しない。しかし、この反射光R22が、コリメートレンズ216に再び入射し、このコリメートレンズ216で屈折されてモニタ素子214に入射することがある。このような場合、モニタ素子214はレーザ素子204の出力パワーを正確にモニタできなくなる。
上記考察に基づき、本実施形態においては、図4に示すように、気密封止ガラス16の入射面16aからの反射光R2がベース8に向かうように、この入射面16aを傾けて設けている。
図4は、入射面16aを傾けたときに、この入射面16aからの反射光R2の光路を模式的に示した説明図である。入射面16aからの反射光R2は、コリメートレンズ18に入射し、屈折して出射される。コリメートレンズ18から出射された反射光R2の光路の延長線上には、ベース8が位置するので、反射光R2は、このベース8で遮られる。従って、反射光R2は、モニタ素子6に入射しない。また、レーザ光R1と反射光R2との光路が異なるので、反射光R2はレーザ素子4に入射し難くなる。
このように、気密封止ガラスの入射面を傾けて反射光がベースで遮られるようにしたので、この反射光がレーザ素子やモニタ素子に入射することが防止できる。従って、レーザ素子が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがない。また、レーザ素子の出力パワーが正確にモニタできるので、このレーザ素子の出力パワー制御が高精度に行える。よって、レーザ素子の出力特性が安定した光モジュールの提供が可能になる。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。なお、上述した実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。
これまでの実施形態では、遮光体としてベースを例に説明した。本実施形態は、遮光体の他の例として配線板を用いた場合の構成に関する。図5は、本実施形態にかかる光モジュール2Cの水平断面図を示している。
光モジュール2Cは、パッケージ12、気密封止ガラス16、ベース8、レーザ素子4、モニタ素子6、コリメートレンズ18を備える。また、光モジュール2Cは、モニタ素子6やレーザ素子4の信号端子となる配線板20を備える。この配線板20は、レーザ素子4やモニタ素子6と隣接してベース8の上に設けられ、レーザ素子4やモニタ素子6の電力供給用の端子板をなしている。
そして、本実施形態では、反射光路設定体をなす気密封止ガラス16の入射面16aからの反射光R2が配線板20に入射するように、この入射面16aを傾けている。即ち、入射面16aの法線方向に、配線板20が位置している。従って、反射光R2は、配線板20により遮られる。
このように、気密封止ガラスの入射面を傾けて反射光が配線板で遮られるようにしたので、この反射光がレーザ素子やモニタ素子に入射することが防止できる。従って、レーザ素子が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがない。また、レーザ素子の出力パワーが正確にモニタできるので、このレーザ素子の出力パワーが高精度に制御できる。よって、レーザ素子の出力特性が安定した光モジュールの提供が可能になる。
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。
図6は、本実施形態にかかる光モジュール2Dの縦断面図である。本実施形態にかかる光モジュール2Dは、パッケージ12、気密封止ガラス16、ベース8、レーザ素子4、モニタ素子6、コリメートレンズ18を備える。また、光モジュール2Dは、集光レンズ(光学素子)22及びスリーブ24を備える。
なお、上記構成要素の他に、図6においては、ペルチェ素子等の冷却素子26及び白金抵抗測温体(例えば、白金/白金13%ロジウム)等をセンサとする温度検出器28が設けられている。以下の説明では、これらを設けた場合を例に説明するが、冷却素子26及び温度検出器28は、本実施形態に限定を加えるものではない。
冷却素子26は、パッケージ12とベース8との間に配置され、このベース8にレーザ素子4、モニタ素子6、コリメートレンズ18及び温度検出器28が設けられている。コリメートレンズ18、レーザ素子4及びモニタ素子6は、気密封止ガラス16に近い方からこの順序でベース8上に配置されている。
また、スリーブ24は、集光レンズ22を収納する第1スリーブ24aと、フェルールに装着された光ファイバやレセプタクルが取付けられる第2スリーブ24bとにより構成されている。図6は、第2スリーブ24bに、光ファイバ30aの端面に光アイソレータ30bが設けられてなる光アイソレータ付き光ファイバ30を装着した場合を示している。
光アイソレータ30bは、入射するレーザ光R1を一方向にのみ通過させる作用をなし、例えば単一の光学結晶と、その前後に配置された二つの偏光子とから構成される。光アイソレータは種々の構成が知られているが、本実施形態は光アイソレータの構成により限定を受けるものではない。要は、入射するレーザ光R1を一方向にのみ通過させる作用をなせばよい。
このような光アイソレータ30bにより、レーザ光R1が光ファイバ30aの端面で反射しても、この反射光は光アイソレータ30bを通過できないため、レーザ素子4側に戻らない。従って、光ファイバ30aの端面で反射されたレーザ光が、レーザ素子4やモニタ素子6に入射するのを防止できる。
なお、光アイソレータ30bと光ファイバ30aとを別体に設けた場合には、これらの間に空間が発生して光モジュールが大型化する。しかし、本実施形態のように光アイソレータ付き光ファイバ30を用いることにより上記空間を小さくでき又は無くすことができるので、光モジュールの小型化が可能になる。
気密封止ガラス16は、パッケージ12に半田等で固定されて、パッケージ12内を気密に封止しつつ、レーザ素子4からのレーザ光R1を透過させる円板状等の形状を持つ厚み略一定の透明体である。本実施形態においては、気密封止ガラス16の入射面16aは、先の実施形態において説明したように、反射光R2が遮光体の作用をなすベース8に入射するように傾いている。
温度検出器28は、ベース8に載置され又はベース8に埋設される。図6は、温度検出器28をベース8に載置された場合を示している。そして、温度検出器28がレーザ素子4の温度を検出して、その検出結果を温度信号として出力する。冷却素子26は、温度信号に基づきレーザ素子4の温度を調整する。なお、温度検出器28が検出する温度はベース8の温度であり、冷却素子26により制御される温度はベース8の温度である。しかし、ベース8の熱容量はレーザ素子4の熱容量より大きいため、ベース8の温度は、実質レーザ素子4の温度と略等しいと考えることができる。
ベース8は、冷却素子26に半田等を用いて固定され、レーザ素子4、モニタ素子6及び温度検出器28を載置する素子設置部8aと、コリメートレンズ18を載置するレンズ設置部8bとを備えている。
レーザ素子4は、金スズ半田等により素子設置部8aに固定されて、気密封止ガラス16の方向にレーザ光R1を出射すると共に、モニタ素子6の方向にレーザ光R3を出射する。
コリメートレンズ18は、レーザ素子4からのレーザ光R1を平行光に変換する。集光レンズ22は入射面が球面又は非球面をなしてレーザ光R1を集光する。レーザ光R1を集光するのは、このレーザ光R1を高効率で光ファイバと光結合させるためである。
図6では、出射面が平面をなす集光レンズ22を示すが、入射面が平面をなし出射面が球面又は非球面をなしてもよい。本実施形態では、集光レンズ22の出射面22aが平面である場合を例に説明する。
集光レンズ22における出射面22aは、第1スリーブ24aの中心軸に対して傾けて設けられている。その傾斜の向きは、出射面22aにおける外面側の法線の向きと反対の向きである。この反対の向きに遮光体が存在する。本実施形態の場合は、ベース8が遮光体として機能し、このベース8が図6においてレーザ光R1より下側に位置しているので、出射面22aは下側に傾いている。そして、集光レンズ22の出射面22a及び気密封止ガラス16の入射面16aが、反射光路設定体をなしている。
レーザ光R1は、集光レンズ22の出射面22aを透過する際に屈折し、かつ、この出射面22aが傾斜しているので、レーザ光R1の延長線R1’とずれた位置に集光する。以下、この集光した点を集光点と記載する。具体的には、集光点Kは延長線R1’に対して、図6において紙面上方向にずれる。
光ファイバ30aのコアは、第2スリーブ24bの中心軸と一致するように設けられる。このとき第1スリーブ24aと第2スリーブ24bとの中心軸が同一線上に設けられていると、レーザ光R1の集光点Kは光ファイバ30aのコア位置からずれる。従って、レーザ光R1を高効率で光ファイバと光結合させることができなくなる。
そこで、第2スリーブ24bの中心軸上にレーザ光R1の集光点Kが形成されるように、第1スリーブ24aに対する第2スリーブ24bの位置を調整している。これによりレーザ光R1はコアの位置に集光点Kを形成して、光ファイバと高効率で光結合する。
このような構成で、レーザ素子4からコリメートレンズ18の方向にレーザ光R1が出射し、またモニタ素子6の方向にレーザ光R3が出射する。
レーザ光R1は、このコリメートレンズ18で平行光に変換され、気密封止ガラス16を透過し、集光レンズ22に入射する。そして、レーザ光R1は集光レンズ22により光ファイバ30aのコアの位置に集光する。
一方、レーザ光R3は、このモニタ素子6に入射する。そして、このモニタ素子6からレーザ光R3のパワーに応じたモニタ信号が出力され、このモニタ信号に基づきレーザ素子4の出力パワーが制御される。
また、温度検出器28は、レーザ素子4の温度を検出して、この検出結果を温度信号として冷却素子26に出力する。冷却素子26は、レーザ素子4の温度が予め設定された温度範囲内となるように、温度信号に基づきベース8を介してレーザ素子4を冷却又は加熱する。光モジュールの長時間運転等により、レーザ素子4の温度が変動することがある。レーザ素子4の温度が変動すると、このレーザ素子4の出力パワーが変動する。しかし、上述したように冷却素子26によりレーザ素子4の温度を制御するので、レーザ素子4の出力パワーの変動が抑制できるようになる。
このような構成における集光レンズ22の出射面22aからの反射光R2’の挙動を説明する。出射面22aは、ベース(遮光体)8側に傾斜して設けられているので、反射光R2’は入射光R1と異なる光路を戻る。
反射光R2’は、気密封止ガラス16を通過する際に屈折する。このとき、気密封止ガラス16の厚みが略一定であるため、気密封止ガラス16の出射面16bに入射する際の反射光R2’と、入射面16aから出射した後の反射光R2’との光路は、重ならないが方向は同じである。従って、集光レンズ22の出射面22aで反射されて、パッケージ12内に戻った反射光R2’の光路は、ベース8の方向となる。よって、反射光R2’は、レーザ素子4やモニタ素子6に入射しない。
このように、集光レンズの出射面や気密封止ガラスの入射面を傾けて、それぞれの面からの反射光がベースで遮られるようにしたので、これらの反射光がレーザ素子やモニタ素子に入射することが防止できる。従って、レーザ素子が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがない。また、レーザ素子の出力パワーが正確にモニタできるので、このレーザ素子の出力パワー制御が高精度に行える。よって、レーザ素子の出力特性が安定した光モジュールの提供が可能になる。
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。図7は、本実施形態にかかる光モジュール2Eの縦断面図である。
本実施形態にかかる光モジュール2Eは、パッケージ12、気密封止ガラス16、ベース8、レーザ素子4、モニタ素子6、コリメートレンズ18を備える。また、光モジュール2Eは、集光レンズ32及びスリーブ29を備える。
また、上記構成要素の他に、冷却素子26及び温度検出器28を設けることは可能である。以下の説明では、これらを設けた場合を例に説明する。
先の実施形態では、集光レンズの平面は傾斜して設けられていた。また、スリーブは集光レンズを収納する第1スリーブと光ファイバを収納する第2スリーブとに分割して構成されていた。そして、集光レンズで集光されたレーザ光の集光点が光ファイバのコア上に位置するように、第1スリーブに対する第2スリーブの位置を調整した。
これに対し、本実施形態では、集光レンズ32及び光ファイバ30aを1つのスリーブ29に収納し、かつ、集光レンズ32の光軸及び光ファイバ30aの中心軸がスリーブ29の中心軸と一致するように収納する。
そして、集光レンズ32により集光されたレーザ光R1の集光点の位置をずらして、この集光点をスリーブ29の中心軸上に位置させる。集光点の位置は、集光レンズ32の光軸に対してレーザ素子の位置を変えることで行う。
このことを図8を参照して説明する。なお、コリメートレンズ18や集光レンズ32の光軸及び光ファイバ30aの中心軸がなす線を光学系軸Oと記載する。この光学系軸Oは、スリーブ29の中心とも一致する。また、レーザ素子4において、レーザ光は活性層から出射されるが、本明細書ではかかる活性層の位置を含めレーザ素子4の位置と記載する。
図8(a)は、集光レンズ32の出射面32aが紙面上反時計回りの方向に傾斜している場合を示している。この場合、集光レンズ32により集光されたレーザ光R1の集光点K’は、レーザ素子4の位置より図8(a)の紙面下側にずれる。そこで、図8(a)においては、レーザ素子4の位置を光学系軸Oより、図8(a)の紙面上側にずらして、集光点K’が光学系軸O上に形成されるようにしている。
一方、図8(b)は集光レンズ32の出射面32aが紙面上時計回りの方向に傾斜している場合を示している。この場合、集光点K’は、レーザ素子4の位置より図8(b)の紙面上側にずれる。そこで、図8(b)においては、レーザ素子4の位置を光学系軸Oより図8(b)の紙面下側にずらして、集光点K’が光学系軸O上に形成されるようにしている。
これらを纏めると、以下のようになる。出射面32aと光学系軸Oとの交点Uを始点とした出射面32aの外面側の法線Lにおける任意の点を法線上点Hとする。そして、この法線上点Hを通る光学系軸Oに垂直な線が、この光学系軸Oと交わる点を基準点とする。このとき、レーザ素子4をずらす方向は、基準点から法線上点Hに向かう方向となる。
ベース8は、先に説明したように、レーザ素子4やモニタ素子6が設置される素子設置部8aより、図7及び図8において低い位置(紙面下側の位置)に、コリメートレンズ18が設置されるレンズ設置部8bを備えている。この素子設置部8aとレンズ設置部8bとのなす段差を調整することで、集光点K’が光学系軸O上に位置するように設定できる。
具体的には、光学系軸Oとコリメートレンズ18の中心軸とが一致するように、レンズ設置部8bの高さを設定する。次に、このレンズ設置部8bの高さ位置に対して、集光点K’が光学系軸O上に位置するように素子設置部8aの高さ、即ち上記段差を設定してレーザ素子4の高さを調整する。
これにより、レーザ光の集光点は、コアの位置に形成されて、レーザ光は光ファイバと高効率で光結合する。また、集光レンズ及び光ファイバを1つのスリーブで保持できるので、スリーブを分割構成とした場合に比べ部品点数の削減及び組み立て工数の削減が可能になる。
以上のように、集光レンズの出射面や気密封止ガラスの入射面を傾けて、それぞれの面からの反射光がベースにより遮られるようにしたので、この反射光がレーザ素子やモニタ素子に入射することが防止できる。従って、レーザ素子が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがない。また、レーザ素子の出力パワーが正確にモニタできるので、このレーザ素子の出力パワーは高精度に制御できる。よって、レーザ素子の出力特性が安定した光モジュールの提供が可能になる。
さらに、レーザ光の集光点が光ファイバのコアの位置に形成されるようにしたので、レーザ光は光ファイバと高効率で光結合する。また、集光レンズ及び光ファイバが1つのスリーブで保持できるようにしたので、スリーブを分割構成とした場合に比べ部品点数の削減及び組み立て工数の削減が可能になる。よって、安価な光モジュールが提供可能になる。
次に、本発明の第6の実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。本実施形態は、レーザ素子から出射されたレーザ光が反射される際に、その反射光を設定する反射光路設定方法に関する。
図9は、本実施形態にかかる反射光路設定方法の手順を示す図である。反射光路設定方法は、反射手順S1と、遮光手順S2とを有する。
反射手順S1は、反射光路設定体等により反射されるレーザ光の光路を所定方向に反射させる手順である。また、遮光手順S2は、入射してくる反射光を遮る手順である。
このような手順を備えることにより、例えば気密封止ガラスや集光レンズ等でレーザ光が反射しても、その反射光の光路は遮光体に入射する方向となる。従って、反射光は、レーザ素子から出射されるレーザ光のパワーや波長等の出力特性に影響を与える部材に入射しない。
なお、本実施形態においては、反射手順S1において、気密封止ガラスや集光レンズ等におけるようにレーザ光を透過させる手順やレーザ光を集光する手順を含むことを排除しない。
以上のように、簡単、かつ、少ない手順で、反射光の光路が設定され、この反射光が遮光されるため、安価に反射光がレーザ素子やモニタ素子に入射するのを防止できる。従って、レーザ素子が損傷を受けたり、その出力特性が不安定になることがない。また、レーザ素子の出力パワーが正確にモニタできるので、このレーザ素子の出力パワーは高精度に制御できる。よって、レーザ素子の出力特性が安定した光モジュールの提供が可能になる。
次に、本発明の第7の実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いて作用効果の説明を適宜省略する。
本実施形態は、上述した各実施形態のいずれかにかかる光モジュールを用いて構成された光通信装置に関する。以下の説明では、第5の実施形態において示した光モジュールを用いた光通信装置を例に説明する。
図10は、本実施形態にかかる光通信装置の構成図である。この光通信装置3は、光モジュール2E及びこの光モジュール2Eに接続された光ファイバ30a、光モジュール2Eを駆動する制御・駆動回路36を備えている。光ファイバ30aの他端には図示しない光通信機器が設けられている。
制御・駆動回路36には、レーザ素子4、モニタ素子6、温度検出器28、冷却素子26がそれぞれ接続されている。なお、図10においては、レーザ素子4、モニタ素子6、温度検出器28、冷却素子26を制御・駆動回路36に直接接続した場合を示すが、配線板や接続端子を介して接続してもよい。
そして、制御・駆動回路36には、所定の駆動データ(例えば、レーザ素子4の出力パワー設定値、レーザ素子4の設定温度、光通信のための信号データ等)が設定され、制御・駆動回路36は、この駆動データに基づきレーザ素子4を駆動する。
レーザ素子4が駆動されることによりレーザ素子4からレーザ光R1が出射する。このレーザ光R1は、コリメートレンズ18で平行光に変換されて気密封止ガラス16を通過し、集光レンズ32で集光されて光ファイバ30aに入射する。このとき、気密封止ガラス16の入射面16aや集光レンズ32の出射面32aは、遮光体をなすベース8の方向に傾斜しているので、これら入射面16aや出射面32aからの反射光は、レーザ素子4やモニタ素子6に入射することがない。従って、モニタ素子6は現在のレーザ素子4の出力パワーを正確にモニタすることができる。
このモニタ素子6からのモニタ信号は制御・駆動回路36に入力し、制御・駆動回路36は、入力したモニタ信号値と予め設定されたレーザ素子4の出力パワー設定値とを比較して、レーザ素子4の出力パワーを制御する。例えば、モニタ信号値が出力パワー設定値より大きい場合には、制御・駆動回路36は、その差分に応じて出力パワーを下げるようにレーザ素子4を制御する。これにより、レーザ素子4の出力パワーが正確に制御される。
一方、レーザ素子4の温度は温度検出器28により検出され、その検出結果が温度信号として制御・駆動回路36に入力する。制御・駆動回路36は、入力した温度信号と設定温度とを比較して、比較結果に基づき冷却素子26を駆動する。例えば、入力した温度信号が設定温度より大きい場合には、制御・駆動回路36は、その差分に応じてレーザ素子4の温度を下げるように冷却素子26を制御する。これにより、レーザ素子4の温度は、略一定の範囲内に保たれるようになって、温度変化によるレーザ素子4の出力パワー変動が抑制できる。
以上により、光モジュールの出力特性が安定するので、高品質な光通信ができる光通信装置の提供が可能になる。
本発明の第1の実施形態の説明に適用される光モジュールの縦断面図である。 本発明の第2の実施形態の説明に適用される光モジュールの縦断面図である。 本発明の第2の実施形態の説明に適用される気密封止ガラスを紙面上方向に傾斜させた場合の光モジュールの模式図である。 本発明の第2の実施形態の説明に適用される気密封止ガラスを紙面下方向に傾斜させた場合の光モジュールの模式図である。 本発明の第3の実施形態の説明に適用される光モジュールの水平断面図である。 本発明の第4の実施形態の説明に適用される光モジュールの縦断面図である。 本発明の第5の実施形態の説明に適用される光モジュールの縦断面図である。 本発明の第5の実施形態の説明に適用される集光レンズの出射面の傾斜方向による作用の違いを説明する図で、(a)は紙面上反時計回りの方向に傾斜している場合、(b)は紙面上時計回りの方向に傾斜している場合を示す図である。 本発明の第6の実施形態の説明に適用される反射光路設定方法における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施形態の説明に適用される光通信装置の説明図である。 関連技術の説明に適用される光モジュールの縦断面図である。 関連技術の説明に適用される他の構成の光モジュールの構成図で、(a)は水平断面図、(b)は球面平凸レンズ自体を光路を基準にして傾斜させた場合の図、(c)は球面平凸レンズの平面を傾斜させた場合の図である。
符号の説明
2A〜2E 光モジュール
4 レーザ素子
6 モニタ素子
8 ベース(遮光体)
10,30a 光ファイバ(目標物)
12 パッケージ
16 気密封止ガラス(光学素子)
18 コリメートレンズ
20 配線板
22,32 集光レンズ
36 制御・駆動回路
S1 反射手順
S2 遮光手順

Claims (14)

  1. レーザ光を出射するレーザ素子を備えた光モジュールであって、
    前記レーザ光が反射される際に、その反射光を所定の方向に反射させる反射光路設定体と、
    前記反射光を遮る遮光体と、を備えることを特徴とする光モジュール。
  2. 請求項1に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ光を透過させる光学素子を備え、前記光学素子の入射面又は出射面の少なくとも1つの面が、所定方向に傾斜して設けられて前記反射光路設定体をなすことを特徴とする光モジュール。
  3. 請求項2に記載の光モジュールであって、
    少なくとも前記レーザ素子及び前記遮光体を収納するパッケージ内を気密に封止する気密封止ガラスを備え、前記気密封止ガラスが前記光学素子をなすことを特徴とする光モジュール。
  4. 請求項2又は3に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ光を屈折させるレンズを備え、前記レンズが前記光学素子をなすことを特徴とする光モジュール。
  5. 請求項4に記載の光モジュールであって、
    前記レンズの光軸に対して前記レーザ素子の位置が調整されて、前記レンズにより屈折して集光されたレーザ光の集光点が所定位置に形成されることを特徴とする光モジュール。
  6. 請求項5に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ素子の位置調整の向きは、前記レンズの平面とこのレンズの光軸との交点を始点とする前記平面の外面側の法線上の点を法線上点とし、この法線上点を通る前記光軸に垂直な線が、この光軸と交わる点を基準点として、前記基準点から前記法線上点に向かう向きであることを特徴とする光モジュール。
  7. 請求項4乃至5のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
    前記レンズが、レーザ光を集光する集光レンズであることを特徴とする光モジュール。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ素子が出射するレーザ光のパワーをモニタするモニタ素子を備え、かつ、前記モニタ素子が、前記遮光体で遮光される前記反射光の光路の延長線上に位置していることを特徴とする光モジュール。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ素子からのレーザ光を平行光に変換するコリメートレンズを備え、前記遮光体が前記コリメートレンズを通過した前記反射光を遮光することを特徴とする光モジュール。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
    前記レーザ素子を支持するベースを備え、前記ベースが前記遮光体をなすことを特徴とする光モジュール。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
    少なくとも前記レーザ素子への電力供給に用いられる配線板を備え、前記配線板が前記遮光体をなすことを特徴とする光モジュール。
  12. レーザ光を出射する請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光モジュールと、
    前記光モジュールを駆動する駆動回路と、
    前記光モジュールからのレーザ光が入射する光ファイバとを備えることを特徴とする光通信装置。
  13. レーザ素子から出射されたレーザ光の反射光を所定の方向に反射させる反射手順と、
    前記反射手順により反射されてきた前記反射光を遮る遮光手順とを有することを特徴とする反射光路設定方法。
  14. 請求項13に記載の反射光路設定方法であって、
    前記反射手順が、前記レーザ光を透過させる手順又は前記レーザ光を集光する手順のうちの少なくとも1つの手順を含むことを特徴とする反射光路設定方法。
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