JP3302839B2 - 光通信用ユニット - Google Patents

光通信用ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信用ユニットに関す
る。さらに詳しくは、光ファイバを用いた加入者系通信
の端末のうち、時分割双方向通信などに好適な光通信用
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】双方向光通信用ユニットの基本的構成は
図4に示されるように、送信信号光を発生する半導体レ
ーザなどの発光素子21と、受信信号光をハーフミラー
23を介して受光するフォトダイオード、フォトトラン
ジスタ、光電池などからなる受光素子22と、送信信号
光を光ファイバなどの光伝送路に結合させる集光レンズ
24と、集光した光を光伝送路のフェルール26と結合
するためのロッドレンズ25とからなり、ロッドレンズ
25とフェルール26の中心のファイバ27とのセンタ
ーが一致するように、ロッドレンズ25とフェルール2
6とは割りスリープ28で保持されている。ロッドレン
ズ25およびフェルール26の接触面は、それぞれ凸球
面研摩されてフィジカルコンタクトするようにされてい
る。フェルール26は光ファイバの先端にあたる。ここ
にフィジカルコンタクトとはレンズやフェルール端面の
接合面を凸球面研摩することなどによって接触面を密着
させ、フレネル反射をなくするような接触をいう。
【0003】この光通信用ユニットにおいては、ハーフ
ミラー23を光路に挿入することによって送信信号光と
受信信号光とを分離し、発光素子21と受光素子22と
を分離して配置し、発光素子21からの送信信号光は集
光レンズ24により集光されてロッドレンズ25とフェ
ルール26のフィジカルコンタクト部に収束するように
されている。また光ファイバからの受信信号光はハーフ
ミラー23で50%反射されて受光素子22により受信
される。受光素子22の表面で反射し、またはハーフミ
ラー23を透過した受信信号光が、発光素子21の端面
で反射して光ファイバへ戻り、ノイズ源とならないよう
に、発光素子21の端面および受光素子22の受光面を
光軸に対して傾けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光通信用ユニッ
トは、前述のように、光伝送路からの受信信号光が発光
素子や受光素子で反射して光伝送路に戻り、該信号光の
発光源に戻ってノイズを発生させないように、発光素子
や受光素子の表面を斜めに傾けて構成されている。その
ため、送信のため発光素子から出射した光は半分程度し
か集光レンズ24とカップリングせず、ハーフミラー2
3でさらに半減して光伝送路に入射することになる。光
ファイバ27に入射する光はさらに減じられるため、発
光素子21と集光レンズ24とのカップリング効率の低
下は発光素子の高出力化が要求されることになり、大き
な問題となる。
【0005】一方、特開昭61−77382号公報には
光通信用ユニットなどの発光素子に用いるための半導体
レーザとして、図5に示されるように発光領域であるス
トライプ溝32の両端面の垂線方向に対する傾き角度γ
を5゜以上にし、出射ビームの方向を発光素子のチップ
端面と垂直方向から一定角度ずらせた方向にすることに
より、半導体レーザのチップ31を集光レンズに対して
斜めに配設し、送信信号光は集光レンズと殆ど結合し、
光伝送路からの受信信号光で発光素子側に入射した光は
発光素子の端面が集光レンズの光軸に対して斜めになっ
ているため、光伝送路と関係のない方向に反射される構
造の半導体レーザが開示されている。しかしこのような
構造の半導体レーザを用いて前述の構成の光通信用ユニ
ットを組み立てるばあい、発光素子の出射ビーム方向と
集光レンズの光軸方向とが一致するように組み立てなけ
ればならないが、発光素子の出射ビーム方向と外形との
あいだには何の位置合わせ基準もなく、組立てにより出
射ビーム方向と集光レンズの光軸とを完全に合わせるこ
とは不可能で、カップリング効率が低下するという問題
がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、発光素子から発せられる送信信号光を
効率よく光伝送路に結合するとともに、光伝送路からの
受信信号光が発光素子側に入射されてもその反射光が光
伝送路側に戻らないように反射し、かつ、簡単に組み立
てられて高いカップリング効率がえられる光通信用ユニ
ットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光通信用ユニッ
トは、送信信号光を発生させる発光素子と、該発光素子
からの送信信号光を光伝送路に結合させる集光レンズ
と、前記光伝送路からの受信信号光を受信する受光素子
とからなる光通信用ユニットであって、前記発光素子
は、該発光素子の光発射面が該発光素子のチップ基板面
の垂直面に対し傾斜した面で、かつ、へき開面で形成さ
れた半導体レーザが用いられている。
【0008】前記半導体レーザの発光層は、前記チップ
基板面と平行な面に形成されている。
【0009】前記発光素子の光発射面と前記基板面の垂
直面とのなす角度が1/n・sin-1(NA)以上(た
だし、nは該発光素子の発光層の屈折率、NAは前記集
光レンズの開口数)であることが、光伝送路からの受信
信号光が発光素子側に入射されてもその反射光は集光レ
ンズの入射瞳から完全にはずれ、光伝送路に戻らないた
め好ましい。
【0010】また、前記発光素子と前記集光レンズは前
記発光素子のチップ基板面と前記集光レンズの光軸とが
直交する向きに配設されるとともに該発光素子と該集光
レンズとのあいだに該発光素子からの光を該集光レンズ
側に反射させる光反射部が設けられていることが、発光
素子の出射ビーム方向と集光レンズの光軸方向とを直角
方向にすることができ、ユニットの小型化を達成できる
ため好ましい。
【0011】さらに、前記光反射部が前記受光素子と共
用されていることが、高価なハーフミラーを使用しなく
てもよいため好ましい。
【0012】前記光反射部はその反射面が前記基板面に
対して45゜−(n−1)/2・φ(ただし、nは発光
層の屈折率、φは発光素子の光発射面が該発光素子のチ
ップ基板面に対する垂直面とのなす角度で、前記光反射
部に近い側の前記チップ基板の表面(裏面)側端部が前
記光反射部側に近づく方向の傾斜を正、その逆を負とす
る)の傾斜角となるように設けられていることが、発光
素子の送信信号光を集光レンズと完全にカップリングさ
せることができるとともに、光伝送路からの受信信号光
が発光素子側に入射してもその反射光を横にずらせて光
伝送路に戻らなくすることができるため好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、光通信用ユニットを構成する
発光素子に、発光素子の光の発射面が該発光素子の基板
面に対する垂直面から傾斜した面で、かつ、へき開面で
形成された半導体レーザが用いられているため、送信信
号光の出射ビーム方向と半導体レーザの光発射面とは垂
直方向にはならない。すなわち、半導体レーザの光の発
射面が該半導体レーザのチップ基板面に対する垂直面と
のなす角度をφと、半導体レーザから出射した出射ビー
ムの発射面における法線とのなす角θ1 は、スネルの法
則によりn・sinφ=sinθ1 、したがってθ1
約n・φとなり、出射ビーム方向は発射面の法線方向に
対してn・φ(チップ基板面である水平方向に対して
(n−1)・φ)だけずれた方向に出射される。したが
ってその出射ビーム方向に集光レンズを配設することに
より、光伝送路からの受信信号光が発光素子の発射面に
入射してもその反射光は2θ1 だけずれた方向に反射
し、集光レンズの開口数NAに対し、1/n・sin-1
(NA)<φなる関係にすることにより集光レンズの入
射瞳内に入らない。
【0014】また、本発明によれば半導体レーザのチッ
プ基板面を基準にして光発射面を傾斜させているため、
光通信用ユニットを組み立てるばあい、チップ基板面を
水平面に配置するだけで位置合わせをすることができ、
容易に組み立てることができる。
【0015】
【実施例】つぎに添付図面を参照しながら本発明の光通
信用ユニットについて説明する。図1は本発明の光通信
用ユニットの一実施例の発光素子部の送信信号光のカッ
プリングおよび受信信号光の反射の関係の説明図、図2
は発光素子と集光レンズとのあいだに光反射面を設けた
ばあいの同様の説明図である。
【0016】図1において、1は発光素子としての半導
体レーザチップ、3は集光レンズで半導体レーザチップ
1から出射した送信信号光は集光レンズ3により集光さ
れて前述のように、図示されない光ファイバなどからな
る光伝送路に図示されないロッドレンズなどを介して結
合される。
【0017】半導体レーザチップ1は半導体ウェハの表
面が{100}面の結晶面に対してたとえば2〜10゜
傾いた研磨面を有する半導体ウェハに半導体単結晶を成
長させたオフアングルウェハを用いて形成されている。
このオフアングルウェハはインゴットから切断して半導
体ウェハを形成する際に、結晶軸の方向<100>と垂
直方向に切断するのではなく、垂直面からφだけ傾いた
方向に切断し、研磨したのち半導体結晶をエピタキシャ
ル成長することにより形成される。その結果、半導体ウ
ェハの表面と結晶軸の方向<100>とは垂直にならな
いで垂直面から角度φだけ傾いた結晶方向を有する。し
たがってこの半導体ウェハを用いて形成した半導体レー
ザのへき開により分離して形成された半導体レーザチッ
プのへき開面はチップ基板に対する垂直面から角度φだ
けずれた端面1aを有し、その端面1aから送信信号光
Pが出射される。この傾斜させる角度φは後述するよう
に、集光レンズの開口数NAや半導体レーザチップの発
光層の材料の屈折率nに左右され、1/n・sin
-1(NA)以上であることが、受信信号光を完全に光伝
送路に戻さなくするために好ましい。
【0018】このオフアングルウェハを用いて半導体レ
ーザを製造するには、前述の結晶軸方向が研磨面の垂直
面から角度φだけ傾いたウェハの研磨面上に通常の半導
体レーザと同様にたとえばn型のInPからなる下部ク
ラッド層、たとえばノンドープのInGaAsPからな
る活性層、たとえばp型のInPからなる上部第1クラ
ッド層、ストライプ溝を有するn型のInGaAsPか
らなる電流ブロッキング層、p型のInPからなる上部
第2クラッド層、p型のInGaAsPからなるキャッ
プ層を順次エピタキシャル成長することによりえられ
る。この半導体レーザはストライプ溝などにより実効屈
折率差を生じさせて光を閉じ込めるリブ導波路型やスト
ライプ領域の両側をメサエッチングして低屈折率材料を
埋め込む埋め込み型のいずれの構造にすることもできる
が、電流の横方向拡がりを抑えられる点で埋込み型は電
流−出力特性が良好である。
【0019】つぎに、半導体レーザチップ1の端面1a
である光発射面がチップ基板表面1bの垂直面に対し角
度φだけ傾斜しているばあいの送信信号光Pの出射ビー
ムの方向および光伝送路から受信信号光が入射したばあ
いの反射光Qの方向について説明する。
【0020】半導体レーザチップ1は前述のように、そ
の基板表面1bが結晶面{100}面に対して角度φだ
け傾いているが、チップ基板は裏面も基板表面1bに平
行に形成され、発光層1cも基板表面1bと平行で、半
導体レーザチップ1内では基板表面1bと平行、すなわ
ち水平方向に進行する。一方、半導体レーザチップ1の
端面1aから外に光が出射するときは空気の屈折率に変
わるため、スネルの屈折の法則にしたがって進行する。
すなわち、端面1aの法線Aと出射ビームとのなす角を
θ1 とし、発光層1cでの屈折率をnとすると、半導体
レーザチップ1内での光の進行方向の前記法線Aとのな
す角はφであるため、スネルの法則によりn・sinφ
=sinθ1 となる。したがって、 θ1 =sin-1(n・sinφ)≒n・φ すなわち、端面1aの法線Aとn・φ、換言すれば発光
層1cの方向である水平方向とθ1 −φ=(n−1)・
φだけずれた方向に進む。そのため、その方向に集光レ
ンズ3を配設することにより、半導体レーザチップ1か
ら出射される送信信号光の中心部は集光レンズ3の中心
軸と一致し、全面的にカップリングすることができる。
【0021】一方、光伝送路からの受信信号光は図示し
ない受光素子により受信されるが、受光素子に入らない
受信信号光の一部は前述の送信信号光と逆の経路をたど
り、集光レンズ3の反対側から半導体レーザチップ1の
端面1aに入射する。端面1aに入射した受信信号光は
反射の法則により反射し、端面1aの法線Aに対して入
射光と反対側にθ1 の角度で反射し、反射光Qとして進
む。このθ1 、すなわちn・φがsin-1(NA)より
大きければ反射光Qが集光レンズ3の入射瞳内に入るこ
とはない。
【0022】図2は本発明の光通信用ユニットの他の実
施例で、半導体レーザチップ1と集光レンズ3とのあい
だに光反射部5が設けられ、半導体レーザチップ1の基
板表面1bと平行な面と集光レンズ3の光軸が直交する
関係になるように半導体レーザチップ1、集光レンズ
3、光反射部5が配置されている。
【0023】半導体レーザチップ1の光の発射面である
端面1aは、図2に示されるように垂直面に対し角度φ
だけ傾斜しているため、前述のように、半導体レーザチ
ップ1から出射される送信信号光のビームはチップ基板
表面1bと平行な水平方向に対し、(n−1)・φだけ
ずれて出射される。そのため、光軸が鉛直方向になるよ
うに設けられた集光レンズ3に完全にカップリングさせ
るためには、光反射部5の反射面5aの角度を45゜よ
りδ=(n−1)・φ/2の角度だけ小さくすることに
より、半導体レーザチップ1からの送信信号光を最大
限、集光レンズ3に繰り込むことができる。
【0024】一方、光伝送路からの受信信号光は光反射
部5の反射面5aで反射して発光素子1側に進み、さら
に発光素子1で反射して反射光Qとして水平面よりθ1
+φ=(n+1)・φ上方に向うため、反射面5aには
戻らず、たとえ反射面5aに戻っても反射方向はさらに
ずれるため、集光レンズ3とカップリングすることはな
い。
【0025】前述の説明では半導体チップ1の端面1a
の傾斜が図2に示されるように、チップ基板の裏面側に
光反射部5が設けられ、裏面側の端部が光反射部5側に
近づく傾斜方向を正として説明した。したがって図3
(a)に示されるように、端面1aの傾斜が基板裏面側
で光反射部5から遠ざかる方向のばあいは負として−φ
として扱うことになる。この角度φの正負は光反射部5
がチップ基板の表面側、すなわち図3(b)、(c)に
示されるように集光レンズ3と光反射部5が入れ替った
配置のばあいも、光反射部5側の基板面、すなわちチッ
プ基板の表面側が光反射部5側に近づく傾斜方向(図3
(b)参照)のφが正で、逆のばあい(図3(c)参
照)が負となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば発
光素子である半導体レーザの出射光を殆んど全部集光レ
ンズにカップリングさせて光ファイバなどの光伝送路に
カップリングさせるとともに、光伝送路からの受信信号
光を光伝送路と関係ない方向に反射させるため、発光素
子の光を効率よく利用でき、かつ、受信信号光を再度光
伝送路に戻すことがない。その結果小さい出力の発光素
子でも充分送信信号光として用いることができ、電流と
光出力の関係であるI−L特性が改善されるとともに、
他の光通信用ユニットへの悪影響も防止することができ
る。
【0027】さらにストライプ溝を斜めに形成する半導
体レーザでは発光素子と集光レンズなどの組立ての際に
心出しが非常に難かしいが、本発明によれば、平らなチ
ップマウントなどに半導体レーザチップの基板面を配設
するだけで光軸方向と一致させることができるため、組
立てが非常に容易になる。しかもオフアングル基板はイ
ンゴットからの切り出しで連続して作製することができ
るため、傾斜角が一定した品質の安定した半導体レーザ
チップがえられる。その結果、この半導体レーザを使用
した光通信用ユニットの品質も安定し、信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光通信用ユニットの一実施例の一部
で、光の進行過程を示す概略説明図である。
【図2】本発明の光通信用ユニットの他の実施例の一部
で、光の進行過程を示す概略説明図である。
【図3】発光素子の端面の傾斜角の正負の位置関係を説
明する図である。
【図4】従来の光通信用ユニットの一例の一部を示す概
略説明図である。
【図5】従来のストライプを傾斜させた半導体レーザの
斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザチップ 1a 端面(光の発射面) 1b 基板表面 1c 発光層 3 集光レンズ 5 光反射部 5a 反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手銭 雄太 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム 株式会社内 (72)発明者 岡田 賢治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−154010(JP,A) 特開 昭63−308989(JP,A) 特開 昭63−228790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号光を発生させる発光素子と、該
    発光素子からの送信信号光を光伝送路に結合させる集光
    レンズとからなる光通信用ユニットであって、前記発光
    素子は、該発光素子の光発射面が該発光素子のチップ基
    板面の垂直面に対し傾斜した面で、かつ、へき開面で形
    成された半導体レーザである光通信用ユニット。
  2. 【請求項2】 前記半導体レーザの発光層は、前記チッ
    プ基板面と平行な面に形成されてなる請求項1記載の光
    通信用ユニット。
  3. 【請求項3】 前記発光素子の光発射面と前記基板面の
    垂直面とのなす角度が1/n・sin-1(NA)以上
    (ただし、nは該発光素子の発光層の屈折率、NAは前
    記集光レンズの開口数)である請求項1または2記載の
    光通信用ユニット。
  4. 【請求項4】 前記発光素子と前記集光レンズは前記発
    光素子のチップ基板面と前記集光レンズの光軸とが直交
    する向きに配設されるとともに該発光素子と該集光レン
    ズとのあいだに該発光素子からの光を該集光レンズ側に
    反射させる光反射部が設けられてなる請求項1、2また
    は3記載の光通信用ユニット。
  5. 【請求項5】 前記光反射部はその反射面が前記基板面
    に対して45゜−(n−1)/2・φ(ただし、nは発
    光層の屈折率、φは発光素子の光発射面が該発光素子の
    チップ基板面に対する垂直面とのなす角度で、前記光反
    射部に近い側の前記チップ基板の表面(裏面)側端部が
    前記光反射部側に近づく方向の傾斜を正、その逆を負と
    する)の傾斜角となるように設けられてなる請求項4ま
    たは5記載の光通信用ユニット。
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