JP2005056978A - 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール - Google Patents

受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2005056978A
JP2005056978A JP2003284809A JP2003284809A JP2005056978A JP 2005056978 A JP2005056978 A JP 2005056978A JP 2003284809 A JP2003284809 A JP 2003284809A JP 2003284809 A JP2003284809 A JP 2003284809A JP 2005056978 A JP2005056978 A JP 2005056978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
light
receiving element
incident
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003284809A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
真嗣 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003284809A priority Critical patent/JP2005056978A/ja
Publication of JP2005056978A publication Critical patent/JP2005056978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

【課題】側面入射型受光素子において、受光面形状を凸状あるいは互いに鈍角をなす複数の斜面で構成することにより、受光効率を高め、受光部の接合容量を低減できる光通信用受光素子を提供する。
【解決手段】本発明に係る受光素子は、InP基板101上に、n−InPバッファ層102、n−InGaAs光吸収層103、n−InP窓層104が順次形成されている。Znが拡散されたp型領域105を、n−InP窓層104を貫通する様に形成する事で、n−InGaAs光吸収層103中あるいは近傍にpn接合が形成され、受光部となる。
InP基板101の側面に、InP基板101の裏面とは直角でない面を成す第一の入射部106と第二の入射部107とがあり、これらが互いになす稜線は入射部全体の長手方向とほぼ平行であり、第一の入射部106及び第二の入射部107とは鈍角をなす。信号光は、第一の入射部106と第二の入射部107より入射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、側面入射型受光素子に関するものであり、特に光通信モジュールに用いられる受光素子に関する。
従来の光ファイバ等を用いた光通信では、伝送時の光ファイバ内での損失を抑えるため、1.3μm帯、及び1.55μm帯の信号光が用いられている。
これらの信号光を受光する素子としては、InGaAs系、及びInP系より成る化合物半導体pinフォトダイオードが一般的であり、例えば、InP基板上にInP層窓層とInGaAs光吸収層が形成された構造を有する。信号光は、InP基板表面あるいはInP基板裏面側に設けられた光入射部より入射され、上記InGaAs光吸収層で受光される。
また、表面実装により受光素子と半導体レーザあるいは光ファイバと光結合させるタイプの光通信用モジュールの組立てにおいて、側面から入射された信号光を受光できる側面入射型受光素子を用いると光結合が強くなる利点がある。
この場合、側面入射型受光素子を、この受光素子の光結合の対象となる半導体レーザ、または光ファイバと同一基体上に配置することで、部品点数および組立て工数を削減できる。
従来の側面入射型受光素子の構造について図6を用いて以下に説明する。この構造は例えば特許文献1に示されている。
InP基板601上に、n−InPバッファ層602、n−InGaAs光吸収層603、n−InP窓層604を順次形成する。Znが拡散されたp型領域605を、n−InP窓層604を貫通する様に形成する事で、n−InGaAs光吸収層603中あるいは近傍にpn接合が形成され、受光部となる。InP基板601の側面に、InP基板601の裏面とは直角でない面を成す入射部606を形成する。信号光は、入射部606より入射する。
次に、入射部606より入射した信号光が受光部に導かれる様子について図7を用いて説明する。
図7は、半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す説明図であり、(a)はその断面図、(b)はそれを上から見た平面図である。同図において、半導体レーザ712は発光層がマウント711側になるように組立て、受光素子714は入射部706がマウント711側になるとともに、半導体レーザ712の出射光路上に配置されるように組み立てる。半導体レーザ712より出射されたレーザ光713は、入射部706よりInP基板701内部に入射する。入射したレーザ光713は受光素子内でn−InGaAs光吸収層703方向に屈折し、受光部となるZn拡散領域705近傍に到達する。
受光部において、レーザ光713のうちn−InGaAs光吸収層703に投影される投影部715の面積分が受光効率に寄与することとなる。
次にレーザ光713の拡がり角と投影部715の面積について説明する。半導体レーザ712から出射されたレーザ光713は拡がり角をもって空間に放射されるが、入射部706が十分に大きいなら、拡がり角が大きい程、投影部715の光軸方向の幅が広くなる。
特開平10−326905号公報
上記したように、投影部715と受光部、すなわちn−InGaAs光吸収層703に形成されたpn接合部とが結合する面積が広い程、受光効率が高くなる。この場合、pn接合部の面積は、p型領域705とn−InGaAs光吸収層703との界面の面積とほぼ等しい。その一方で、pn接合部が広い程、p型領域705とn−InPバッファ層702との間の電気容量が大きくなり、受光素子の応答速度が低下する大きな要因となる。
つまり、従来の側面入射型受光素子の構造では、受光効率の向上と電気容量の低減とを両立することができないと言える。
特に、光通信モジュールにおいては、良好な信号を得るために、半導体レーザや光ファイバとの光結合効率をできる限り大きく取る必要があるため、Znが拡散されたp型領域は十分に広くせざるを得ない。半導体レーザや光ファイバから出射されるレーザ光を集光する為のレンズを受光素子との間に設ければ、受光効率を向上させることができ、p型領域を小さくして電気容量を下げることも可能ではあるが、部品点数及び組立て工数の増大というデメリットがある。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決し、受光効率の向上と電気容量の低減とを両立させて、安定した品質の受光素子およびそれを用いた光通信モジュールを低コストで提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の受光素子は、基板表面側に受光領域を有し、前記基板裏面側に該裏面に対し傾斜した面からなる光入射部を有しており、前記光入射部から入射した光が前記基板内で屈折されて前記受光領域に導かれる受光素子であって、前記光入射部は前記基板裏面に対して互いに異なる角度をなす複数の傾斜面からなることを特徴とする。
前記複数の傾斜面のうち隣り合う面同士がなす稜線は、前記光入射部の長手方向に対してほぼ平行であってよい。
また、前記複数の傾斜面のうち隣り合う面同士がなす稜線は、前記光入射部の長手方向に対してほぼ垂直であってもよい。
前記複数の傾斜面はそれぞれ入射光の光路と鈍角をなすことが好ましい。
上記構成をとることにより、光入射部の面積を実効的に増大させられ、かつ入射した光をpn接合部に集光できるため、光結合効率を大きく向上させられ、pn接合部面積の縮小、つまり電気容量の低減が同時に図れる。
また、本発明の別の受光素子は、前記光入射部はその断面が凸状に湾曲した面かあるいは、光入射部の長手方向において凸状に湾曲した面であることを特徴とするものである。
本発明の受光モジュール、受発光モジュール、光通信モジュールは、上記の構成を有する受光素子が実装されていることを特徴とする。
このような構成により、受光信号レベルを劣化させること無く応答速度を向上させることができ、モジュールの高速化及び製造コストの上昇抑制が図れる。
本発明の受光素子によれば、素子の側面から入射された信号光が光吸収層内の狭い領域に集まるように受光面形状を規定しているので、従来の受光素子に比べて小さな領域のpn接合部で受光しても、十分な受光効率を得る事ができる。また、pn接合部を小さくできるので接合容量を低下することができ、高い受光効率を保ちつつ応答速度の高い受光素子を実現できる。
また、従来の受光素子に比べて受光部を小さくできるため、素子を小型化でき、低コスト化が図れる。
また、本発明の光通信モジュール等は上記本発明の受光素子を備えているため、高周波での応答性がよく、かつ受信感度の安定性に優れたモジュールを得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図である。
図1(b)において、InP基板101上に、n−InPバッファ層102、n−InGaAs光吸収層103、n−InP窓層104が順次形成されている。Znが拡散されたp型領域105を、n−InP窓層104を貫通する様に形成する事で、n−InGaAs光吸収層103中あるいは近傍にpn接合が形成され、受光部となる。
InP基板101の側面に、InP基板101の裏面とは直角でない面を成す第一の入射部106と、第二の入射部107とを形成する。第一の入射部106と第二の入射部107とがなす稜線は入射部全体の長手方向とほぼ平行であり、第一の入射部106及び第二の入射部107と半導体レーザ112の出射光路とはそれぞれ180°よりも大きい角、すなわち鈍角をなす。信号光は、第一の入射部106と第二の入射部107より入射する。
次に、第一の入射部106及び第二の入射部107より入射した信号光が受光部に導かれる様子について説明する。
図1(c)において、半導体レーザ112は発光層がマウント111側になるように組立て、受光素子は第一の入射部106と第二の入射部107がマウント111側になるようにするとともに、半導体レーザ112の出射光路上に配置されるように組み立てる。但し、第一の入射部106と第二の入射部107とがなす稜線のマウント111からの高さが、半導体レーザ112における発光点110のマウント111からの高さと等しくなる様に、第一の入射部106と第二の入射部107とは形成されている。
半導体レーザ112より出射されたレーザ光113の内、マウント111から離れていく角度を有する成分は、第一の入射部106よりInP基板101内部に入射する。一方、半導体レーザ112より出射されたレーザ光113の内、マウント111に近づいていく角度を有する成分は、第二の入射部107よりInP基板101内部に入射する。第一の入射部106と第二の入射部107とから入射したレーザ光113は、それぞれが第一の入射部106と第二の入射部107とにより屈折され、p型領域105近傍の受光部に到達する。
上記の構成によれば、拡がり角を有する半導体レーザの出射光をその出射光路と鈍角をなす複数の傾斜面で受けることにより、入射面の面積を増大させることができ、かつ入射光が受光部の方に集まるように入射部が配置されているため、受光面積が実効的に増大するという顕著な効果を有する。
その結果、p型領域を従来と比べて小さくすることができ、接合容量を低減させられるため、受光感度を高く保ったまま応答速度を向上させられる。
また、第一の入射部106と第二の入射部107とがなす稜線がマウント111からの高さが、半導体レーザ112における発光点110のマウント111からの高さと等しくなるように配置されているので、前記稜線が入射部全体の長手方向とほぼ平行であれば、入射した光がどちらか一方の入射部に偏って入射されることが無く、複数の傾斜面を設けて受光する効果が最も発揮される。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図である。
図2に示された受光素子の構造は、図1に示した構造と光入射部の形状が異なっている、すなわち、図1に示した光入射部はレーザ光の光軸に対して異なる角度を有する2つの斜面からなるのに対し、図2に示した光入射部206は受光素子の断面方向から見て凸状に湾曲した面である点が異なっているのみで、その他の構成は同じである。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に拡がり角を有する半導体レーザの出射光を凸状に湾曲した面で受けることにより、入射部206がレンズの役割を果たすため、受光部に集光して導かれることとなる。よって、入射面の面積を増大させることができ、かつ入射光が受光部の方に集まるように入射部が配置されているため、受光面積が実効的に増大するという顕著な効果を有する。
その結果、p型領域を従来と比べて小さくすることができ、接合容量を低減させられるため、受光感度を高く保ったまま応答速度を向上させられる。
また、傾斜面を形成する時よりも加工は複雑になるが、その分、入射光に対する受光面形状の対称性は向上するので、受光効率を低下させることはない。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図である。
図3(b)において、InP基板301上に、n−InPバッファ層302、n−InGaAs光吸収層303、n−InP窓層304が順次形成されている。Znが拡散されたp型領域305を、n−InP窓層304を貫通する様に形成する事で、n−InGaAs光吸収層303中あるいは近傍にpn接合が形成され、受光部となる。
InP基板301の側面に、InP基板301の裏面とは直角でない面を成す入射部を形成する。
ここで、入射部は、図3(a)や図3(c)に示すように、第三の入射部306と第四の入射部307とより構成される。第三の入射部306と第四の入射部307とがなす稜線は入射部全体の長手方向とほぼ垂直であり、この稜線は、半導体レーザ312の出射光路上にほぼ重なるような位置となっている。また、第三の入射部306及び第四の入射部307と半導体レーザ312の出射光路とはそれぞれ180°よりも大きい角、すなわち鈍角をなす。信号光は、第三の入射部306と第四の入射部307より入射する。
次に、第三の入射部306及び第四の入射部307より入射した信号光が受光部に導かれる様子について説明する。図3(c)において、半導体レーザ312より出射されたレーザ光313は、第三の入射部306及び第四の入射部307よりInP基板301内部に入射する。第三の入射部306及び第四の入射部307に入射したレーザ光はそれぞれ屈折され、p型領域305近傍の受光部に到達する。
上記の構成によれば、第一の実施形態と同様に、入射面の面積を増大させることができ、かつ入射光が受光部の方に集まるように入射部が配置されているため、受光面積が実効的に増大するという顕著な効果を有する。
また、第三の入射部306と第四の入射部307とがなす稜線は入射部全体の長手方向とほぼ垂直であり、この稜線は、半導体レーザ312の出射光路上にほぼ重なるような位置となっているので、入射した光がどちらか一方の入射部に偏って入射されることが無く、複数の傾斜面を設けて受光する効果が最も発揮される。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図である。
図4に示された受光素子の構造は、図3に示した構造と光入射部の形状が異なっている、すなわち、図3に示した光入射部はレーザ光の光軸に対して異なる角度を有する2つの斜面からなるのに対し、図4に示した光入射部406は受光素子の長手方向において凸状に湾曲した面である点が異なっているのみで、その他の構成は同じである。
本実施形態においても、第2の実施形態と同様に拡がり角を有する半導体レーザの出射光を凸状に湾曲した面で受けることにより、入射部406がレンズの役割を果たすため、受光部に集光して導かれることとなる。よって、入射面の面積を増大させることができ、かつ入射光が受光部の方に集まるように入射部が配置されているため、受光面積が実効的に増大するという顕著な効果を有する。
その結果、p型領域を従来と比べて小さくすることができ、接合容量を低減させられるため、受光感度を高く保ったまま応答速度を向上させられる。
また、傾斜面を形成する時よりも加工は複雑になるが、その分、入射光に対する受光面形状の対称性は向上するので、受光効率を低下させることはない。
(第5の実施形態)
図5は本発明の第5の実施形態における光通信モジュールの構造模式図である。半導体レーザ512と受光素子514は個別のサブマウント上に実装されている。半導体レーザ用サブマウント520はシリコン(100)基板でできており、サブマウントの一部に異方性エッチングを利用して形成したV溝と半導体レーザ搭載位置認識用パターンを有する。これにより半導体レーザ512と光ファイバ516とを精度良く実装することが可能である。光ファイバ516を上部から固定するブロック519は石英であり、実装位置は実装機の機械精度で決定されている。
受光素子用サブマウント517は石英でできており、ダイシングにより光ファイバ搭載用溝とハーフミラー挿入用の溝が形成されている。表面には配線パターンと受光素子搭載位置認識用パターンを有する。
半導体レーザ512から出射されたレーザ光は、ハーフミラー518を通過して光ファイバ516を通して外部に送信される。一方、外部からの受信光は光ファイバ516を通してハーフミラー518に入射し、ここで反射されて受光素子514に入射し、受信信号に変換される。ここで、受光素子514は上記第1の実施形態ないし第4の実施形態に示した受光素子を使用している。
本実施形態によれば、受光素子と受信光との結合効率を向上することができ、さらに受光素子での接合容量低減により高速応答が可能な光通信モジュールを得ることができる。
また、受光素子の形状等を改良することのみで特性を改善できるため、レンズ等の部品を必要とせず、部品点数の削減および組立工数の低減が図れ、製造コストを上昇させずに高品質の光通信モジュールが得られる。
なお、本実施形態では、基体に発光素子と受光素子と光ファイバとが実装され、前記発光素子より出射された光を前記光ファイバの一端面に入射し、前記光ファイバの一端面から出射された光を前記受光素子にて受光する光通信モジュールについて説明したが、単に基体に光ファイバと受光素子とが実装され、前記光ファイバの一端面より出射された光を前記受光素子にて受光する受光モジュールでも、また基体に発光素子と受光素子とが実装され、前記発光素子より出射された光を前記受光素子にて受光する受発光モジュールであっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、第1及び第3の実施形態において光入射部が2面である例を示したが、2面以上であってもよい。
また、第2及び第4の実施形態において、凸状の湾曲面の代わりに互いに異なる複数の傾斜面が連続して形成されたものでもよい。
受光素子の積層構造やその他の構造、半導体レーザ、光ファイバの種類、またこれらを実装する基板の種類、形状及び実装方法は本発明の構成に影響が無い範囲で適宜変更できるものである。
以上のように本発明に係る受光素子は、受光感度を落とすことなく、電気的な容量成分を減らせるため、光通信モジュール、特に高速、大容量通信用のモジュールに特に適している。
本発明の第1の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図 本発明の第2の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図 本発明の第3の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図 本発明の第4の実施形態における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図、(c)は半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す図 本発明の第5の実施形態における光通信モジュールの構造模式図 従来の技術における受光素子の構造模式図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は断面図 従来の技術における半導体レーザから出射されたレーザ光が受光素子の受光部に到達する経路を示す説明図であり、(a)は断面図、(b)上から見た平面図
符号の説明
101、201、301、401、601、701 InP基板
102、202、302、402、602、702 n−InPバッファ層
103、203、303、403、603、703 n−InGaAs光吸収層
104、204、304、404、604、704 n−InP窓層
105、205、305、405、605、705 p型領域
106 第一の入射部
107 第二の入射部
110、210 発光点
111、211、311、411、611、711 マウント
112、212、312、412、512、612、712 半導体レーザ
113、213、313、413、613、713 レーザ光
206 光入射部
306 第三の入射部
307 第四の入射部
406 光入射部
514、714 受光素子
516 光ファイバ
517 受光素子用サブマウント
518 ハーフミラー
519 光ファイバ固定用ブロック
520 半導体レーザ用サブマウント
715 投影部

Claims (9)

  1. 基板表面側に受光領域を有し、前記基板裏面側に該裏面に対し傾斜した面からなる光入射部を有しており、前記光入射部から入射した光が前記基板内で屈折されて前記受光領域に導かれる受光素子であって、
    前記光入射部は前記基板裏面に対して互いに異なる角度をなす複数の傾斜面からなることを特徴とする受光素子。
  2. 基板表面側に受光領域を有し、前記基板裏面側に該裏面に対し傾斜した面からなる光入射部を有しており、前記光入射部から入射した光が前記基板内で屈折されて前記受光領域に導かれる受光素子であって、
    前記光入射部はその断面が凸状に湾曲した面であることを特徴とする受光素子。
  3. 基板表面側に受光領域を有し、前記基板裏面側に該裏面に対し傾斜した面からなる光入射部を有しており、前記光入射部から入射した光が前記基板内で屈折されて前記受光領域に導かれる受光素子であって、
    前記光入射部はその長手方向において凸状に湾曲した面であることを特徴とする受光素子。
  4. 前記複数の傾斜面のうち隣り合う面同士がなす稜線は、前記光入射部の長手方向に対してほぼ平行であることを特徴とする請求項1記載の受光素子。
  5. 前記複数の傾斜面のうち隣り合う面同士がなす稜線は、前記光入射部の長手方向に対してほぼ垂直であることを特徴とする請求項1記載の受光素子。
  6. 前記複数の傾斜面はそれぞれ入射光の光路と鈍角をなすことを特徴とする請求項4または5記載の受光素子。
  7. 基体に光ファイバと受光素子とが実装され、前記光ファイバの一端面より出射された光を前記受光素子にて受光する受光モジュールであって、
    前記受光素子は請求項1ないし6のいずれかに記載の受光素子であることを特徴とする受光モジュール。
  8. 基体に発光素子と受光素子とが実装され、前記発光素子より出射された光を前記受光素子にて受光する受発光モジュールであって、
    前記受光素子は請求項1ないし6のいずれかに記載の受光素子であることを特徴とする受発光モジュール。
  9. 基体に発光素子と受光素子と光ファイバとが実装され、前記発光素子より出射された光を前記光ファイバの一端面に入射し、前記光ファイバの一端面から出射された光を前記受光素子にて受光する光通信モジュールであって、
    前記受光素子は請求項1ないし6のいずれかに記載の受光素子であることを特徴とする光通信モジュール。
JP2003284809A 2003-08-01 2003-08-01 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール Pending JP2005056978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003284809A JP2005056978A (ja) 2003-08-01 2003-08-01 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003284809A JP2005056978A (ja) 2003-08-01 2003-08-01 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005056978A true JP2005056978A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34364637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003284809A Pending JP2005056978A (ja) 2003-08-01 2003-08-01 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005056978A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7128477B2 (en) Optical transmitter and receiver module
JP4582489B2 (ja) 発光装置
KR100276968B1 (ko) 정렬 허용공차를 확대시킬 수 있는 광 연결구조
US20160349470A1 (en) Hybrid integrated optical sub-assembly
KR100640421B1 (ko) 다파장용 광소자 모듈
US20050084217A1 (en) Optical module capable of transmitting optical signal in bi-directional with single fiber
KR950006317B1 (ko) 반도체레이저증폭기
USRE38280E1 (en) Optoelectronic module for bidirectional optical data transmission
JPH1039162A (ja) 光半導体装置並びに半導体受光素子および光ファイバーの形成方法
JP2006003818A (ja) 半導体集積回路チップ及びその製造方法
JP2000121870A (ja) 光送受信モジュールおよびその製造方法
JP3417200B2 (ja) 光送受信モジュ−ル
JP3356017B2 (ja) 光送受信モジュ−ル
JP4163026B2 (ja) 光導波部品及びそれを用いた光モジュール
JP2005056978A (ja) 受光素子およびそれを用いた受光、受発光、光通信モジュール
US11862739B2 (en) Photoreceiver and optical receiver having an inclined surface
JP3302839B2 (ja) 光通信用ユニット
JP2001264586A (ja) 光通信用モジュール
WO2023228263A1 (ja) 光受信器
JPH0832102A (ja) フォトディテクタ
JP3331828B2 (ja) 光送受信モジュ−ル
JP2001007353A (ja) 光送受信モジュールおよびその製造方法
KR100465650B1 (ko) 파장 다중 분할 커플러 장치를 이용한 양방향 광모듈
JP3348644B2 (ja) 光受信モジュールと光送受信モジュール
JP3594217B2 (ja) 光モジュール及びその製造法