JP2001517810A - レーザビームを光導波体へ入力結合するための光学システムおよびその製造方法 - Google Patents

レーザビームを光導波体へ入力結合するための光学システムおよびその製造方法

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JP2001517810A
JP2001517810A JP2000513168A JP2000513168A JP2001517810A JP 2001517810 A JP2001517810 A JP 2001517810A JP 2000513168 A JP2000513168 A JP 2000513168A JP 2000513168 A JP2000513168 A JP 2000513168A JP 2001517810 A JP2001517810 A JP 2001517810A
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アルトハウス ハンス−ルートヴィッヒ
クーン ゲルハルト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、半導体レーザ放射器(1)から送出されたレーザビーム(5)を光導波体(3)へ入力結合するための光学システムに関する。この場合、半導体レーザ放射器(1)と光導波体(3)の間に集光レンズ(2)が配置されている。この集光レンズ(2)上に、半導体レーザ放射器(1)から送出されたレーザビーム(5)の一部分をマスクして除去するための絞りが取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、半導体レーザ放射器から送出されたレーザビームを光導波体へ入力
結合するための光学システムないし光学系に関する。この場合、半導体レーザ放
射器と光導波体の間のビーム路中に集光レンズが配置されている。
【0002】 光学的なメッセージ伝送の場合、たいていは強く発散したビーム束を送出する
半導体レーザ放射器からのビームを、たとえば光ファイバなどの光導波体へ入力
結合する必要がある。さらに、入力結合すべき出力を種々の伝送システムの要求
ならびに規格に整合させなければならない。
【0003】 メッセージ伝送技術のための周知のレーザモジュールの場合(たとえば DE 41 33 220 参照)、レーザ放射器に球面レンズ、両凸レンズまたは平凸レンズが後
置接続されており、これにより強く発散したビーム束が収束したビーム束に変形
される。所望のビーム出力を光導波体へ入力結合する目的で、これを3つのすべ
ての空間方向で調節しなければならない。したがってこのようなシステムのため
には、z方向における煩雑な調節ゆえに著しく大きい組み立てコストが必要であ
る。しかもこのようなシステムの場合、機械的に不安定になることも多い。
【0004】 冒頭で述べた形式の公知の光学システムに関するさらに別の欠点は、光導波体
に入力結合されなかったレーザビームが相応のコンポーネントから出てしまうの
を、付加的な技術手段を用いて回避しなければならないことである。
【0005】 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の光学システムにおいて、光導波体の簡単
な調節を行えるようにすることである。その目的は、光導波体へ入力結合される
ビーム出力を簡単に変えることのできる光学システムを提供するためである。さ
らに、このような光学システムを製造するためのきわめて簡単な方法も提供でき
るようにする。
【0006】 この課題は、請求項1の特徴部分に記載の構成により解決される。従属請求項
2〜6には有利な実施形態が示されている。また、請求項7には本発明による光
学システムの有利な使用法が示されている。さらに請求項8には、本発明による
光学システムを製造するための有利な方法が記載されている。
【0007】 本発明によれば集光レンズ上に、半導体レーザ放射器から送出されたレーザビ
ームの一部分をマスクして除去するための絞り(たとえば孔絞りまたはゾーン絞
り)が取り付けられている。これにより集光レンズは、半導体レーザ放射器から
送出されたレーザビーム束のうち光導波体に入力結合すべき部分だけしか通過さ
せないようになる。
【0008】 発散角度の大きいレーザビームをマスクして除去することにより、有利には集
光レンズの焦点の品質が改善される。本発明による光学システムの主要な利点は
殊に、半導体レーザ放射器から送出されたビーム束においていずれにせよ光導波
体に入力結合されない部分がマスクされて除去されることである。このことでレ
セプタクルコンポーネントは有利には、ピッグテイルコンポーネントと同じ目の
安全性をもつようになる。
【0009】 有利には絞りは金属層から成り、そのような金属層は蒸着により集光レンズ表
面に簡単に取り付けられる。また、集光レンズをガラス、シリコン、あるいはレ
ーザビームの個々の波長に対し透過性をもつ他の半導体材料によって構成できる
。集光レンズが平凸レンズであると格別有利であり、この場合、平凸レンズの凸
面に絞りが設けられる。
【0010】 絞りは有利には孔絞りないしはピンホールとして形成されており、レーザビー
ムにおいてその発散角度が光導波体の受光角よりも大きい部分をマスクして除去
する。発散角度を受光角の値よりも小さくなるよう変えることにより、光導波体
に入力結合されるビーム出力が変化し、このことは半導体レーザ放射器、集光レ
ンズ、光導波体から成るシステム全体の幾何学的配置を変えることなく行われる
【0011】 絞りがゾーン絞りとして構成されているときには、強度の強い中央のビームが
マスクされて除去される。これにより入力結合された出力が低減され、レセプタ
クル構造形式における目の安全性が高められる。
【0012】 本発明による光学システムは有利には、半導体レーザ放射器のレーザビーム束
をマルチモードファイバへ入力結合するために用いられ、その際、発散角度の大
きいレーザビームをマスクして除去することにより基本モードだけが励起される
。これにより、マルチモードファイバにおいてシングルモードファイバの伝送特
性がシミュレートされる。
【0013】 複数の平凸集光レンズを製造する有利な方法によれば、まずはじめにSiディ
スクを形成し、フォト技術およびエッチングによって、このディスクの第1の主
表面に複数の凸形隆起部を設ける。ついで第1の主表面に金属層を被着し、その
後、やはりフォト技術およびエッチングによって、凸形隆起部にリング状の孔絞
りまたはディスク状のゾーン絞りが残るよう、上記の金属層を構造化する。次に
Siディスクを、たとえばその第2の主表面で接着シートに接着した後、たとえ
ば鋸または切断研磨器などを用いてばらばらにし、孔絞りの設けられた個別の平
凸集光レンズを形成する。
【0014】 本発明による光学システムはもちろん、レーザビームを光ファイバへ入力結合
するための用途に限定されるものではない。利用可能なレーザビーム束の一部分
だけを光学装置へ入力結合させるいかなる装置においても使用することができる
【0015】 次に、図1〜図3を参照しながら、本発明による光学システムないし光学系お
よびその製造方法について2つの実施例に基づき説明する。
【0016】 図1は、第1の実施例をビーム路とともに示す側面図であり、図は第2の実施
例をビーム路とともに示す側面図であり、図3は、実施例による多数の光学シス
テムを製造する方法を示す図である。
【0017】 図1の実施例によれば、球面または非球面のシリコン平凸レンズのかたちで集
光レンズ2が、半導体レーザ放射器1と光導波体3この事例では光ファイバとの
間に配置されている。平凸レンズ2には湾曲表面7上に孔絞りないしピンホール
4が設けられており、これは金属層6(たとえばアルミニウム)から成る。この
孔絞り4は、半導体レーザ放射器1から送出される強く発散したレーザビーム束
5の周縁領域をマスクしており、レーザビーム束5の中央領域だけをそのビーム
軸9の周囲で通過させ、それを収束したレーザビーム束8に変形する。レーザビ
ーム5のこの部分だけが、光ファイバ3へ入力結合される。
【0018】 孔絞りは、入力結合すべきビームの収束の角度(あるいは焦点通過後は再び発
散の角度)が光ファイバの受光角と等しくなるように、またはそれよりも小さく
なるように選定されている。このようにすることで孔絞り4により、いずれにせ
よ光ファイバ3に入力結合されないレーザビーム5の部分がマスクされて除去さ
れるようになる。
【0019】 図1による光学システムは、レーザビーム5を光導波体3として設けられたマ
ルチモードファイバへ入力結合するために利用できる。大きい発散角度をもつレ
ーザビームをマスクして除去することにより、基本モードだけが励起されるよう
になる。これにより、マルチモードファイバにおいてシングルモードファイバの
伝送特性がシミュレートされる。
【0020】 図2の実施例は図1の実施例とは異なり、孔絞り4の代わりにディスク状のゾ
ーン絞り4′が設けられており、これもやはり金属層6′から成る。このゾーン
絞りにより、半導体レーザ放射器1から送出されるレーザビーム束5において強
度の強い中央ビームがマスクされて除去される。
【0021】 図3には、シリコンから成る多数の平凸集光レンズ2を製造する方法が示され
ており、この場合、凸面7に孔絞り4が取り付けられていて、この方法は以下の
ステップを有している。
【0022】 a)Siディスク10を形成する。
【0023】 b)フォト技術ならびにエッチングにより、Siディスク10の第1の主表面1
2に凸形の多数の隆起部を形成する。
【0024】 c)金属層13を第1の主表面12全体に取り付ける。
【0025】 d)各凸形隆起部11の上に孔絞りが残るよう、フォト技術およびエッチングに
より金属層13の構造化を行う。
【0026】 e)各凸形隆起部の間で分離線14に沿ってSiディスクをばらばらにし、それ
ぞれ孔絞り4を有する個別の平凸集光レンズ2を形成する。
【0027】 ゾーン領域4′を有する多数の平凸集光レンズ2の製造は、たとえば同じよう
な方法に従って行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例をビーム路とともに示す側面図である。
【図2】 第2の実施例をビーム路とともに示す側面図である。
【図3】 実施例による多数の光学システムを製造する方法を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ放射器 2 集光レンズ 3 光導波体 4 絞り 5 レーザビーム 6 蒸着層 7 凸面 8 収束したビーム束 9 ビーム軸 10 半導体ディスク 11 凸形隆起部 12 主表面 13 金属層 14 分離線
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月17日(2000.3.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項8】 複数の平凸集光レンズを製造する方法において、 平凸集光レンズ(2)は半導体材料から成り、該平凸集光レンズの凸面(7)
に絞り(4)を設ける形式であって、 a)半導体ディスク(10)を形成するステップと、 b)フォト技術およびエッチングにより、該半導体ディスク(10)の第1の主
表面(12)に複数の凸形隆起部(11)を形成するステップと、 c)前記主表面(12)全体に金属層(13)を被着するステップと、 d)フォト技術およびエッチングにより、各凸形隆起部(11)に絞り(4)が
残るよう前記金属層(13)を構造化するステップと、 e)各凸形隆起部(11)の間で半導体ディスク(10)を分離して、絞り(4
)の設けられた個別の平凸集光レンズを形成するステップ、 を有することを特徴とする、 複数の平凸集光レンズを製造する方法。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月17日(2000.3.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の光学システムならびに該光学システム
において使用可能な複数の平凸集光レンズの製造方法に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 光学的なメッセージ伝送の場合、たいていは強く発散したビーム束を送出する
半導体レーザ放射器からのビームを、たとえば光ファイバなどの光導波体へ入力
結合する必要がある。さらに、入力結合すべき出力を種々の伝送システムの要求
ならびに規格に整合させなければならない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 メッセージ伝送技術のための周知のレーザモジュールの場合(たとえば DE 41
33 220 参照)、レーザ放射器に球面レンズ、両凸レンズまたは平凸レンズが後
置接続されており、これにより強く発散したビーム束が収束したビーム束に変形
される。所望のビーム出力を光導波体へ入力結合する目的で、これを3つのすべ
ての空間方向で調節しなければならない。したがってこのようなシステムのため
には、z方向における煩雑な調節ゆえに著しく大きい組み立てコストが必要であ
る。しかもこのようなシステムの場合、機械的に不安定になることも多い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 冒頭で述べた形式の公知の光学システムに関するさらに別の欠点は、光導波体
に入力結合されなかったレーザビームが相応のコンポーネントから出てしまうの
を、付加的な技術手段を用いて回避しなければならないことである。 最近の従来技術を示すヨーロッパ特許出願 EP 0 566 341 A1 には、レーザダ イオードを光ファイバと結合するためのプラグ装置について記載されている。こ
のプラグ装置は、ビーム路において入射側に配置された平凸レンズと、このレン
ズの後ろに配置された絞りディスクと、光出射側に設けられた光学結合素子を有
している。レンズ、絞りディスクおよび光学結合素子は、相互にアライメントす
る理由で1つの共通のスリーブ内に設けられていて、それらはその接触面で透過
性接着剤により接着されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の光学システムにおいて、光学装置の簡単
な調節を行えるようにすることである。その目的は、光学装置(光導波体)へ入
力結合されるビーム出力を簡単に変えることのできる光学システムを提供するた
めである。さらに、このような光学システムを製造するためのきわめて簡単な方
法も提供できるようにする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 この課題は、請求項1の特徴部分に記載の構成により解決される。従属請求項
2〜6には有利な実施形態が示されている。また、請求項7には本発明による光
学システムの有利な使用法が示されている。さらに請求項8には、本発明による
光学システムを製造するための有利な方法が記載されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明によれば、半導体レーザ放射器から送出されたレーザビームの一部分を
マスクして除去する絞り(たとえば孔絞りまたはゾーン絞り)の形状で構造化さ
れた層が、集光レンズに設けられている。これにより集光レンズは、半導体レー
ザ放射器から送出されたレーザビーム束のうち光導波体に入力結合すべき部分だ
けしか通過させないようになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 発散角度の大きいレーザビームをマスクして除去することにより、有利には集
光レンズの焦点の品質が改善される。本発明による光学システムの主要な利点は
殊に、半導体レーザ放射器から送出されたビーム束においていずれにせよ光導波
体に入力結合されない部分がマスクされて除去されることである。このことでレ
セプタクルコンポーネントは有利には、ピッグテイルコンポーネントと同じ目の
安全性をもつようになる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 有利には、構造化された層(絞り)は金属から成り、これは蒸着により集光レ
ンズ表面に簡単に取り付けることができる。また、集光レンズをガラス、シリコ
ン、あるいはレーザビームの個々の波長に対し透過性をもつ他の半導体材料によ
って構成できる。集光レンズが平凸レンズであると格別有利であり、この場合、
平凸レンズの凸面に絞りが設けられる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 構造化された層は有利には孔絞りないしはピンホールとして形成されており、
レーザビームにおいてその発散角度が光導波体の受光角よりも大きい部分をマス
クして除去する。発散角度を受光角の値よりも小さくなるよう変えることにより
、光導波体に入力結合されるビーム出力が変化し、このことは半導体レーザ放射
器、集光レンズ、光導波体から成るシステム全体の幾何学的配置を変えることな
く行われる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 構造化された層がゾーン絞りとして構成されているときには、強度の強い中央
のビームがマスクされて除去される。これにより入力結合された出力が低減され
、レセプタクル構造形式における目の安全性が高められる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本発明による光学システムは有利には、半導体レーザ放射器のレーザビーム束
をマルチモードファイバへ入力結合するために用いられ、その際、発散角度の大
きいレーザビームをマスクして除去することにより基本モードだけが励起される
。これにより、マルチモードファイバにおいてシングルモードファイバの伝送特
性がシミュレートされる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 複数の平凸集光レンズを製造する有利な方法によれば、まずはじめにSiディ
スクを形成し、フォト技術およびエッチングによって、このディスクの第1の主
表面に複数の凸形隆起部を設ける。ついで第1の主表面に金属層を被着し、その
後、やはりフォト技術およびエッチングによって、凸形隆起部にリング状の孔絞
りまたはディスク状のゾーン絞りが残るよう、上記の金属層を構造化する。次に
Siディスクを、たとえばその第2の主表面で接着シートに接着した後、たとえ
ば鋸または切断研磨器などを用いてばらばらにし、孔絞りの設けられた個別の平
凸集光レンズを形成する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 本発明による光学システムは、レーザビームを光ファイバへ入力結合するため
の用途に限定されるものではない。利用可能なレーザビーム束の一部分だけを光
学装置へ入力結合させるいかなる装置においても使用することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 次に、図1〜図3を参照しながら、本発明による光学システムないし光学系お
よびその製造方法について2つの実施例に基づき説明する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 図1は、第1の実施例をビーム路とともに示す側面図であり、図は第2の実施
例をビーム路とともに示す側面図であり、図3は、実施例による多数の光学シス
テムを製造する方法を示す図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図1の実施例によれば、球面または非球面のシリコン平凸レンズのかたちで集
光レンズ2が、半導体レーザ放射器1と光導波体3この事例では光ファイバとの
間に配置されている。平凸レンズ2には湾曲表面7上に孔絞りないしピンホール
4が設けられており、これは金属層6(たとえばアルミニウム)から成る。この
孔絞り4は、半導体レーザ放射器1から送出される強く発散したレーザビーム束
5の周縁領域をマスクしており、レーザビーム束5の中央領域だけをそのビーム
軸9の周囲で通過させ、それを収束したレーザビーム束8に変形する。レーザビ
ーム5のこの部分だけが、光ファイバ3へ入力結合される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ放射器(1)と光導波体(3)の間に集光レン
    ズ(2)が設けられている形式の、半導体レーザ放射器(1)から送出されたレ
    ーザビーム(5)を光導波体(3)へ入力結合するための光学システムにおいて
    、 前記集光レンズ(2)に、半導体レーザ放射器(1)から送出されたレーザビ
    ーム(5)の一部分をマスクして除去する絞り(4)が取り付けられていること
    を特徴とする、 半導体レーザ放射器(1)から送出されたレーザビーム(5)を光導波体(3
    )へ入力結合するための光学システム。
  2. 【請求項2】 前記絞り(4)は金属層(6)から成る、請求項1記載の光
    学システム。
  3. 【請求項3】 前記集光レンズ(2)はシリコンから成る、請求項1または
    2記載の光学システム。
  4. 【請求項4】 前記集光レンズ(2)は平凸レンズであり、該集光レンズの
    うち凸面に前記絞り(4)が設けられている、請求項1から3のいずれか1項記
    載の光学システム。
  5. 【請求項5】 前記絞りは孔絞り(4)として構成されており、レーザビー
    ム(5)においてその発散角度が光導波体(3)の受光角よりも大きい部分がマ
    スクされて除去される、請求項1から4のいずれか1項記載の光学システム。
  6. 【請求項6】 前記絞りはゾーン絞り(4′)として構成されており、レー
    ザビーム(5)の中央のビームをマスクして除去する、請求項1から4のいずれ
    か1項記載の光学システム。
  7. 【請求項7】 マルチモード導波体へレーザビーム(5)を入力結合するた
    めに用いられ、該マルチモード導波体の基本モードだけしか励起されない、請求
    項1から6のいずれか1項記載の光学システムの使用法。
  8. 【請求項8】 複数の平凸集光レンズを製造する方法において、 平凸集光レンズ(2)は半導体材料から成り、該平凸集光レンズの凸面(7)
    に絞り(4)を設ける形式であって、 a)半導体ディスク(10)を形成するステップと、 b)フォト技術およびエッチングにより、該半導体ディスク(10)の第1の主
    表面(12)に複数の凸形隆起部(11)を形成するステップと、 c)前記主表面(12)全体に金属層(13)を被着するステップと、 d)フォト技術およびエッチングにより、各凸形隆起部(11)に絞り(4)が
    残るよう前記金属層(13)を構造化するステップと、 e)各凸形隆起部(11)の間で半導体ディスク(10)を分離して、絞り(4
    )の設けられた個別の平凸集光レンズを形成するステップ、 を有することを特徴とする、 複数の平凸集光レンズを製造する方法。
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