JPH02127605A - 光部品装置 - Google Patents

光部品装置

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JPH02127605A
JPH02127605A JP28154688A JP28154688A JPH02127605A JP H02127605 A JPH02127605 A JP H02127605A JP 28154688 A JP28154688 A JP 28154688A JP 28154688 A JP28154688 A JP 28154688A JP H02127605 A JPH02127605 A JP H02127605A
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JP
Japan
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optical component
optical
lens
led
alloy
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JP28154688A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sugawara
満 菅原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば光フアイバ通信などに用いられる
光部品装置に関する。
(従来の技術) 一般に、先ファイバ通信などに用いられる光部品装置で
は、光学部品としての光ファイバやレンズなどの光学素
子と光半導体素子(光学部品)または光学素子同士の光
結合が、極力低損失で、かつ安定であることが要求され
る。たとえば、先ファイバは、一般にコア径がマルチモ
ードファイバで50μm1シングルモードフアイバで1
0μm程度と細いため、光ファイバに対する他の光学部
品はμmオーダの精度で位置決めし、固定する必要があ
る。
以下に、図面を参照して、従来の光学部品の固定につい
て説明する。第4図には、光学素子なるガラス球レンズ
41と、光半導体素子なる面発光QLED(ライト・エ
ミッティング・ダイオード)42とを固定した光部品装
置の状態を示している。
ずなわち、球レンズ41の基台となるLED42の上面
には四部が設けられ、この凹部の底面下には発光層43
が形成されている。また、LED42の上面にはAu(
金)電極層44が形成され、この電極層44にはAuリ
ードワイヤ45が結線されている。このLED42と球
レンズ41とを固定するには、LED42の四部上に球
レンズ41を載置し、接触部のまわりに接着剤46を充
填する。これにより、球レンズ41とLED42の両者
は、接着剤46の硬化によって固定される。
この場合、球レンズ41の焦点位置が前記発光層43に
合うように位置合わせしておくことにより、LED42
からの出射光を球レンズ41を介することによって平行
光として取出すことができ、さらにこの平行光を他のレ
ンズで絞るなどすれば光ファイバに高効率で入射させる
ことが可能となる。
しかしながら、ガラス球レンズ41を接着剤46により
LED42上に固定する場合、接着剤46から放出され
るガスによって前記LED42が劣化したり、またガラ
スおよび半導体と接着剤とは熱膨張係数が約1桁程度異
なるため、周囲温度の変動などによって接着剤46が剥
離したり、さらには余分な接着剤46が光路を遮って光
の出射効率を低下させるなどの問題点があった。
また、第5図は、半導体レーザ素子51とガラスレンズ
52とを光結合した光部品装置の状態を示している。こ
の場合、上記ガラスレンズ52をあらかじめレンズホル
ダ53に圧入によって嵌合しておき、基台54上に固定
されている半導体レーザ素子51に対して高精度な位置
合わせの後、半田55によって上記基台54とレンズホ
ルダ53とを固定するようにしている。
し、かじ、固定するための手段として半田55を用いる
場合、十分な固定強度を得るためには半田55の量を極
端に少なくすることができない。このため、半田55が
溶融状態から固化する際の収縮によって、最適に調整し
た半導体レーザ素子51とレンズ52との相対位置にず
れが生じる場合がある。また、半導体レーザ素子51や
レンズ52の寸法サイズが数100μmから数mmと非
常に小さいために半田55を所定の位置に過不足なく供
給する作業が困難であるとともに、歩止まりも悪いため
、半田55が光路にはみだして光結合の損失を招く可能
性もある。
さらに、ガラスレンズ52をレンズホルダ53に圧入し
た場合、レンズホルダ材の塑性変形により十分な固定強
度が得られず、レンズ52がレンズホルダ53内で動い
てしまうという欠点もあった。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の光部品装置では、接着剤を用いた場合に
は接着剤から放出されるガスによって光半導体素子が劣
化したり、周囲の環境温度の変化によって光学素子およ
び光半導体素子と接着剤との間に熱膨張差が生じて接着
剤が剥離してしまったりといった問題があり、半田を用
いた場合には半田が固化する際の収縮によって光学素子
の位置がずれてしまったり、半田が光路にはみだして光
結合の損失を招く可能性があった。この発明は、上記の
問題点を解決すべくなされたもので、光学部品を高精度
で強固に固定することができ、低損失で安定な光部品装
置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) この発明の光部品装置にあっては、第1の光学部品と第
2の光学部品とを直接接触させ、この接触部において合
金を形成して前記光学部品相互を接合するようにした構
成とされている。
(作用) この発明は、光学部品相互を直接接触させて、前記光学
部品の接触部で合金を形成させることにより、前記光学
部品相互を接合するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明の光部品装置を示すものである。この
光部品装置は、光学素子なるシリコン(Si)レンズ1
1と、光半導体素子なる面発光型I、ED12とを接合
して構成されている。すなわち、前記Siレンズ]1の
基台となる前記LED12の上面には凹部が設けられ、
この凹部の底面下には発光層13が形成されている。ま
た、前記LED12の上面にはAu(金)電極層14が
形成され、この電極層14にはAuリードワイヤ15が
結線されている。上記S i L/レンズ1は半球状に
形成され、上記Au電極13を介して、上記LED12
の四部上に配置されて固定されるようになっている。
ここで、Siは光通信で使用される波長域(0,8−2
μm)での吸収が小さく、光半導体素子の電極H料とし
て通常用いられるAuと合金を形成する材料である。し
たがって、上記レンズ11をLED12上に直接配置し
て加熱することにより、レンズ11とLED12との接
触部16においてAuとStの合金が形成される。これ
により、Siレンズ11は、LED12の上部に確実、
かつ強固に固定される。この場合、接着剤などを使用す
ることなくレンズ1コを固定することができるため、接
着剤からのガスによってLED12が劣化されたり、余
分な接着剤によって光路か汚されたりするようなことが
ない。また、周囲の温度変化によって接合部(接触部)
が剥離されたりすることがないので、レンズ]1とLE
D12との相対的な位置関係を常に安定に保つことがで
きる。
しかして、上記Siレンズ11の焦点位置が前記発光層
13に合うように位置合わせしておくことにより、上記
LED12からの出射光はレンズ]−1により安定して
集光あるいはコリメートされる。
第2図はこの発明の他の実施例を示すものであり、この
光部品装置は、光学素子なるSiレンズ21を光半導体
素子なる半導体レーザ素子22が固定され−Cいる基台
23に接合した構成とされている。すなわち、上記Si
レンズ21は、球の一部が切断されて而が形成されてい
る。一方、上記基台23は、断面形状が略り字型に形成
され、その周囲には金めつきが施されている。そして、
基台23の上段端部には上記半導体レーザ素子22が固
定され、基台22の下段には上記半導体レーザ索子22
に対する最適な位置に上記Siレンズ21が切断面を下
にして載置されるようになっている。
Siは、前述したように、Auとの間で合金を形成する
材料である。したがって、レンズ21と基台23との接
触部24においてAuと81との合金が形成されること
により、レンズ21は基台23上に確実、かつ強固に固
定される。この場合、SiとAuの合金は、レンズ21
と基台23との接触部24とその近傍の数μmから10
0μm程度のきわめて微少な領域で形成される。このた
め、半田などのろう材を用いてレンズを固定する場合の
ように、ろう材が固化する際の収縮によって半導体レー
ザ素子22とレンズ21との相対位置がずれるようなこ
とがない。また、ろう材を用いていないため、挟小な場
所へろう材を供給する困難さから解消されるなど、組立
て作業を簡素化することができるとともに、余分なろう
材によって光路を遮られるなどの問題点を回避すること
ができる。また、レンズ21を直接基台23に固定する
ことができるため、レンズホルダが不要となり、よって
ホルダ材の塑性変形などによりレンズ21が動くといっ
た不具合がない。
しかして、上記半導体レーザ素子22からの光はレンズ
21により安定して集光あるいはコリメートされる。
なお、上記実施例においては、Siレンズを固定する場
合を例に説明したが、これに限らず、たとえば第3図に
示すように、ガラスレンズ31を半導体レーザ素子32
が固定されている基台33に接合することも可能である
。この場合、上記ガラスレンズ31の周囲に形成されて
いるSiの反射防止膜(膜層)30を利用し、接触部3
4において前記反射防止膜30のSiと基台32にめっ
きされているAuとで合金を形成することにより、同様
に実施可能である。このような構成によれば、Auとは
合金を形成しない材料で作られた光学素子であっても、
高精度で、かつ安定に固定することができるとともに、
光学素子の表面での光の反射を防止することが可能であ
る。
また、SiとAuとで合金を形成するものに限らず、た
とえばゲルマニウム(Ge)などの半導体や、インジウ
ムリん(Inr’)、ガリウムひ素(GaAs)などの
化合物半導体と、銀(Ag)、アルミニウム(Ag) 
インジウム(In)、すず(Sn)などの金属のいずれ
かの組合わせでも良いし、これらの金属を光学素子にメ
タライズして基台の金属とで合金を形成するようにして
も良い。
また、光学素子としては、レンズの他に、たとえばプリ
ズム、光ファイバ、回折格子などにも適用可能である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、光学部品を高
精度で強固に固定することができ、低損失で安定な光部
品装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である光部品装置の構成を
概略的に示す断面図、第2図および第3図はそれぞれこ
の発明の他の実施例を示すもので、第2図はSiレンズ
をAuめっきが施された基台に接合する場合を例に示す
断面図、第3図はSiの反射防止膜が形成されたガラス
レンズをAuめっきが施されている基台に接合する場合
を例に示す断面図、第4図および第5図はそれぞれ従来
技術とその問題点を説明するために示す断面図である。 11、.21・・・Siレンズ(光学部品)12・・・
面発光型LED (光学部品)、13・・・発光層、1
4・・・Au電極層、15・・・Auリードワイヤ、1
6.24.34・・・接触部、22.32・・・半導体
レーザ素子(光学部品)、23.33・・・基台(光学
部品)、30・・・反射防止膜(膜層)、31・・・ガ
ラスレンズ(光学部品)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第2図 茎 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の光学部品と第2の光学部品とを直接接触さ
    せ、この接触部において合金を形成して前記光学部品相
    互を接合するようにしたことを特徴とする光部品装置。
  2. (2)前記光学部品の少なくとも一方はレンズ、プリズ
    ム、光ファイバ、回折格子などの光学素子またはこれら
    光学素子を保持するホルダであることを特徴とする請求
    項(1)記載の光部品装置。
  3. (3)前記第1および第2の光学部品が光半導体素子で
    あることを特徴とする請求項(1)記載の光部品装置。
  4. (4)第1の光学部品と、 この第1の光学部品と反応する膜層が設けられた第2の
    光学部品とを直接接触させ、この接触部において前記第
    1の光学部品と第2の光学部品の膜層とで合金を形成し
    て前記第1の光学部品と第2の光学部品とを接合するよ
    うにしたことを特徴とする光部品装置。
  5. (5)膜層が設けられた第1の光学部品と、この第1の
    光学部品の膜層と反応する膜層が設けられた第2の光学
    部品とを直接接触させ、この接触部において前記第1の
    光学部品の膜層と第2の光学部品の膜層とで合金を形成
    して前記第1の光学部品と第2の光学部品とを接合する
    ようにしたことを特徴とする光部品装置。
  6. (6)前記第1の光学部品に設けられた膜層は、第1の
    光学部品における光の反射を防止する反射防止膜であっ
    て、接触部において前記反射防止膜を用いて合金を形成
    して第1の光学部品と第2の光学部品とを接合するよう
    にしたことを特徴とする請求項(5)記載の光部品装置
JP28154688A 1988-11-08 1988-11-08 光部品装置 Pending JPH02127605A (ja)

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Cited By (6)

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