JPH1082930A - 光モジュール,およびその製造方法 - Google Patents

光モジュール,およびその製造方法

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JPH1082930A
JPH1082930A JP8236430A JP23643096A JPH1082930A JP H1082930 A JPH1082930 A JP H1082930A JP 8236430 A JP8236430 A JP 8236430A JP 23643096 A JP23643096 A JP 23643096A JP H1082930 A JPH1082930 A JP H1082930A
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JP
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substrate
block
optical
optical fiber
semiconductor element
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JP8236430A
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Takeshi Sakaino
剛 境野
Katsuhiko Goto
勝彦 後藤
Toshitaka Aoyanagi
利隆 青柳
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、フォトダイオードの取り付けが容
易であり、しかもフォトダイオードと光ファイバとの高
さ方向の位置合わせ精度のよい光モジュールおよびその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の光モジュールは、フォトダイオ
ード1の受光部11からブロック下面21cまでの距離
3 が、上記光ファイバ3のコア31から上記基板上面
81aまでの距離t4 と一致する位置に、該フォトダイ
オード1をブロック側面に取り付け、上記ブロック21
は、フォトダイオード1の受光面が上記光ファイバ3先
端面と対向するようにして、上記光ファイバ3を配置し
た基板上面81aと同じ高さの基板上面81bにブロッ
ク下面21cを当接させて配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバまた
は光導波路と,光送受信部に用いる光半導体素子とを光
結合する光モジュールおよびその製造方法に関するもの
であり、特に、光半導体素子の高さ方向の位置合わせ精
度にすぐれた光モジュールおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバとレーザダイオードとを光結
合した光モジュールとしては、例えば、特開平7−43
565号公報に記載されたものが知られており、この公
報に記載された光モジュールは、基板上面にV溝を設
け、このV溝内に光ファイバを配置し、一方、レーザダ
イオードは、その発光部を光ファイバのコアに向けて上
記基板上面に配置した構造を備えたものである。上記光
モジュールによれば、レーザダイオードを直接基板上面
に固定しているため、レーザダイオードの下面から発光
点までの距離が、基板上面から光ファイバのコアまでの
距離と一致するようにレーザダイオードを作製すること
により、レーザダイオードと光ファイバとの高さ方向の
位置合わせを精度よく行うことができるものである。
【0003】一方、フォトダイオードを用いた光モジュ
ールにおいても、端面に受光部を備えた端面入射型フォ
トダイオードを用いた場合は、上記のレーザダイオード
を用いた光モジュールと同じように該フォトダイオード
を基板上面に直接固定することにより、フォトダイオー
ドと光ファイバとの高さ方向の位置合わせを精度よく行
うことができる。しかしながら、表面に受光部を備えた
表面入射型フォトダイオードの場合は、該フォトダイオ
ードの受光面を光ファイバの光軸に対して垂直,あるい
はある程度の傾きをつけて配置しなければならないた
め、通常はフォトダイオードを固定するためのブロック
が使用される。
【0004】図15、図16は、表面入射型フォトダイ
オードと光ファイバとを光結合した従来の光モジュール
を示した図である。この光モジュールは、図15、図1
6に示すように、フォトダイオード1、フォトダイオー
ドを固定するブロック2、光ファイバ3、光ファイバ固
定用V溝基板4、V溝カバー5、外装パッケージ6、お
よびパッケージカバー7を備えており、該光モジュール
は、光ファイバ3の先端面とフォトダイオード1の受光
面とが向かい合うように、フォトダイオード1を取り付
けたブロック2と,光ファイバ3を保持したV溝基板4
とを外装パッケージ6内に配置したものである。
【0005】上記フォトダイオード1は、その表面の中
心部に受光部11を有し、この受光部11に光ファイバ
3から出射された光が入射される。このフォトダイオー
ド1は、ブロック2の側面に取り付けられ、該ブロック
2に形成された電極2aと給電用ワイヤ2cで接続され
ている。また、ブロック2に形成された電極2aは、給
電用ワイヤ2bによりパッケージ6の電極に接続されて
いる。
【0006】上記光ファイバ3は、中心に形成されたコ
ア31と該コア31の外周に形成されたクラッド32と
からなり、コア31の屈折率がクラッド32の屈折率に
比べて高く形成されているため、光ファイバ3に入射さ
れた光は、コア31内で導波されることとなる。該光フ
ァイバ3は、V溝基板4のV溝41とV溝カバー5のカ
バー側V溝51内に配置されるようにしてV溝基板4と
V溝カバー5との間に挟持されている。該V溝基板4の
V溝41は、写真製版により形成されるため、V溝41
の幅および深さは、1μm以下の精度で形成することが
できる。そのため、V溝41に接するように光ファイバ
3を固定すれば、光ファイバ3の中心に形成されたコア
31とV溝基板4の上面との距離は、極めて正確に位置
決め固定することができる。
【0007】次に、上記光モジュールの製造方法につい
て説明する。該光モジュールは、図20に示した組立フ
ローに従って製造される。すなわち、まず、フォトダイ
オード1の受光部11からブロック下面2cまでの距離
2が、V溝基板4の厚みt1 と,光ファイバ3のコア
31から基板上面までの距離とを合わせた距離と一致す
る位置に、画像認識でフォトダイオード1の高さ方向
(y方向)の位置決めをした後、Au,Snハンダ,ま
たは樹脂などでフォトダイオード1をブロック2側面に
固定する(ステップS1)。そして、このフォトダイオ
ード1とブロック2間においてブロック2に形成した電
極2aに給電用ワイヤ2cをワイヤボンドする(ステッ
プS2)。つぎに、樹脂などでV溝基板4を外装パッケ
ージ6に固定する(ステップS3)。そして、ブロック
2に取り付けたフォトダイオード1の受光部11が、V
溝基板4に設けたV溝41の中心位置に合う位置に、画
像認識でブロック2の水平方向(x方向)の位置決めを
した後、樹脂などで該ブロック2を外装パッケージ6に
固定する(ステップS4)。ついで、光ファイバ3をV
溝基板4のV溝41内に固定する(ステップS5)。こ
の後、V溝カバー5に設けたカバー側V溝51内に光フ
ァイバ3が配置されるようにしてV溝カバー5をV溝基
板4上に固定する(ステップS6)。そして、ブロック
2に形成した電極2aに給電用ワイヤ2bを外装パッケ
ージ6の電極とワイヤボンドする(ステップS7)。最
後に、外装パッケージ6の上部をパッケージカバー7で
封止すると(ステップS8)、図15、図16に示した
光モジュールが完成する。
【0008】また、図17、図18は、表面入射型フォ
トダイオードと光ファイバとを光結合した従来の他の光
モジュールを示した図である。この光モジュールは、19
96年電子情報通信学会総合大会予稿集(p219:C-219)
“Siプラットフォームを用いたプリアンプ内蔵PDモ
ジュール”に記載されたものとほぼ同様の構造を有する
ものであり、上記の図15、図16に示した光モジュー
ルで用いたようなブロック2を使用せずにV溝基板8上
に直接フォトダイオード1を搭載し、該フォトダイオー
ド1と光ファイバ3との光結合を行う構造を有するもの
である。すなわち、この光モジュールは、図17、図1
8に示すように、V溝基板8には、光ファイバ3の先端
付近に凹部9が形成されており、該凹部9内において光
ファイバ3を配置した側と対向する側面にフォトダイオ
ード1を実装する斜面9aが形成されている。光ファイ
バ3は、上記V溝基板8に形成したV溝8a内に保持さ
れており、一方、フォトダイオード1は、上記凹部9内
の斜面9aに固定され、該フォトダイオード1の受光面
が光ファイバ3の光軸に対して高さ方向に傾いた状態に
配置されている。
【0009】次に、上記光モジュールの製造方法につい
て説明する。上記光モジュールは、図21に示した組立
フローに従って製造される。すなわち、まず、基板上面
からフォトダイオード1の受光部11までの距離が、基
板上面から光ファイバ3中心のコアまでの距離に一致す
る位置に画像認識でフォトダイオード1の高さ方向の位
置決めをし、かつフォトダイオード1の受光部11がV
溝8aの中心に一致する位置に画像認識でフォトダイオ
ード1の水平方向の位置決めをした後、Au,Snハン
ダ,または樹脂などでフォトダイオード1を斜面9aに
固定する(ステップS1)。そして、このフォトダイオ
ード1とV溝基板8間においてV溝基板8に形成した電
極2aに給電用ワイヤ2cをワイヤボンドする(ステッ
プS2)。つぎに、樹脂などでV溝基板8をパッケージ
にダイボンド固定する(ステップS3)。そして、V溝
基板8に形成した電極2aからパッケージの電極に給電
用ワイヤ2bをワイヤボンドする(ステップS4)。こ
の後、光ファイバ3をV溝基板8のV溝8a内に固定す
る(ステップS5)。最後に、V溝カバーを光ファイバ
3の上からV溝基板8上に固定した後、パッケージの上
部をパッケージカバーで封止することにより(ステップ
S6)、図17、図18に示した光モジュールが完成す
る。
【0010】なお、特開平2−149805号公報に
は、光導波路を形成した導波路基板と,光ファイバを取
り付けた連結部材とを当接した状態で、これら導波路基
板および連結部材を,その表面を下面側にして基板上面
に設置して、光ファイバと光導波路とを結合する方法が
記載されているが、この結合方法は、光ファイバまたは
光導波路と,ブロックに取り付けたフォトダイオードと
の光結合を行う光モジュールとは構成が異なるものであ
り、後述する本発明の光モジュールに関連するとは言い
難いものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】つぎに、光ファイバと
フォトダイオードとの光軸ずれ量に対する結合効率の関
係について説明する。図19は、光ファイバとフォトダ
イオード間の距離が50μmの場合、光ファイバとフォ
トダイオードとの光結合に許容される光軸ずれ量を示す
グラフである。
【0012】図19において、縦軸は結合効率(%)、
横軸は光軸ずれ量(μm)をそれぞれ示し、実線、点
線、および一点鎖線は、フォトダイオード受光部の受光
径がそれぞれ20μm、30μm、および40μmの場
合の計算値を示し、また、黒丸、黒三角、および黒四角
は、フォトダイオードの受光径がそれぞれ20μm、3
0μm、および40μmの場合の測定値を示す。
【0013】図19に示すように、例えば、フォトダイ
オード受光径が20μmの場合、光ファイバとフォトダ
イオード間の距離が50μmで結合効率90%を得よう
とすると、光軸ずれの許容量は約5μmとなる。
【0014】ところで、図15、図16に示した従来の
光モジュールの場合、V溝基板4の上面と光ファイバ3
の中心との距離を正確に決定できていたとしても、 光ファイバを保持するV溝基板の厚み、 フォトダイオードをブロックに固定するときの高さ位
置精度、 ブロックをパッケージに固定するときの位置決め精
度、により、光ファイバ3の中心のコア31とフォトダ
イオード1の受光部11との結合効率が左右される。す
なわち、V溝基板4の厚みは、±10μmのばらつきが
あり、また、フォトダイオード1のブロック2への取り
付け精度は、±5μmのばらつきがあるため、光ファイ
バ3とフォトダイオード1との高さ方向(y方向)につ
いては、±15μm程度の光軸ずれ量が生じる。また、
ブロック2のパッケージ6への取り付け精度は、±5μ
mのばらつきがあるため、光ファイバ3とフォトダイオ
ード1との水平方向(x方向)についても、±5μm程
度の光軸ずれ量が生じる。したがって、上記光モジュー
ルでは、フォトダイオード1と光ファイバ3との高さ方
向(y方向)の光軸ずれ量が±15μm程度あるので、
例えば、光ファイバ3とフォトダイオード1間の距離が
50μmのものでは、フォトダイオード受光径が20μ
m,30μmのものを用いた場合、図19から明らかな
ように結合効率が90%以上となるものを得ることが困
難であった。すなわち、光軸ずれ量を±5μm以内にす
れば、結合効率90%以上のものを得ることができ、上
記フォトダイオードをブロックに固定するときの高さ
位置精度、および上記ブロックをパッケージに固定す
るときの位置決め精度、に関しては、画像認識を高精度
に行うことにより、これらのばらつきを±5μm以内に
抑えることが可能である。しかるに、上記光ファイバ
を保持するV溝基板の厚み、に関しては、通常は、所定
の規格内にある既製のSi基板などが用いられるため、
基板厚自体のばらつきを±5μm以内に抑えることがほ
とんど不可能である。したがって、上記光モジュールで
は、フォトダイオード1と光ファイバ3との高さ方向の
位置合わせを精度よく行うことが困難であるという問題
があった。
【0015】一方、図17、図18に示した従来の他の
光モジュールの場合、V溝基板8の厚みに左右されるこ
となく、フォトダイオード1と光ファイバ3との光結合
を行うことができるが、フォトダイオード1を取り付け
る基板面が傾斜しているため、フォトダイオード固定部
の斜面9aへの電極形成、該斜面9aへのフォトダイオ
ード固定、フォトダイオード1と基板8との間における
給電用ワイヤ2cのワイヤボンドなどが困難であるとい
う問題があった。
【0016】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、フォトダイオードの取り付けが容
易であり、しかもフォトダイオードと光ファイバとの高
さ方向の位置合わせ精度のよい光モジュールおよびその
製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明による光モジュ
ール(請求項1)は、光ファイバ固定用の溝を上面に形
成してなる基板と、上記基板上面に形成された光ファイ
バ固定用の溝内に配置してなる光ファイバと、上記光フ
ァイバと光結合される受光部または発光部を表面に形成
してなる光半導体素子と、上記光半導体素子の受光部ま
たは発光部からブロック下面までの距離が上記光ファイ
バのコアから上記基板上面までの距離と一致する位置に
該光半導体素子をブロック側面に取り付けてなるブロッ
クとを備え、上記ブロックは、光半導体素子の受光面ま
たは発光面が上記光ファイバ先端面と対向するようにし
て、上記光ファイバを配置した基板上面と同じ高さの基
板上面にブロック下面を当接させて配置してなることを
特徴とする。
【0018】この発明による光モジュール(請求項2)
は、上記の光モジュール(請求項1)において、上記基
板には、光ファイバの先端付近に、光ファイバの長さ方
向に対して垂直方向に溝を形成してなり、上記光半導体
素子を取り付けたブロックは、その下面より突出した突
出部を有するL字型に形成され、かつ該突出部を形成し
た側のブロック側面に上記光半導体素子を取り付けてな
り、上記ブロックの突出部が上記基板の溝内に配置さ
れ、かつ該突出部の内側面が上記溝の側面に当接するよ
うに、該ブロックを基板上面に配置してなることを特徴
とする。
【0019】この発明による光モジュール(請求項3)
は、上記の光モジュール(請求項1)において、上記基
板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成してなり、
上記フォトダイオードを取り付けたブロックは、その下
面より突出した突出部を有する凸型に形成してなり、上
記ブロックの突出部が上記基板の凹部内に配置されるよ
うに、上記ブロックを基板上面に配置してなることを特
徴とする。
【0020】この発明による光モジュール(請求項4)
は、上記の光モジュール(請求項1)において、上記基
板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成してなり、
上記光半導体素子を取り付けたブロックは、矩形形状に
形成されてなり、かつ該ブロック下面より光半導体素子
の一部が突出するようにブロック側面に光半導体素子を
取り付けられてなり、上記ブロック下面より突出した光
半導体素子の部分が上記基板の凹部内に配置されるよう
に、上記ブロックを基板上面に配置してなることを特徴
とする。
【0021】この発明による光モジュール(請求項5)
は、上記の光モジュール(請求項1)において、上記基
板には、光ファイバの先端付近に、傾斜面を有する凹部
を形成してなり、上記光半導体素子を取り付けたブロッ
クは、その下面より突出した突出部を有し、かつ該突出
部には、上記基板に形成された凹部の傾斜面の傾きと一
致する傾斜面が形成されてなり、上記ブロックの突出部
が上記基板の凹部内に配置されるように、上記ブロック
を基板上面に配置してなることを特徴とする。
【0022】この発明による光モジュール(請求項6)
は、光導波路と光半導体素子を取り付けたブロックとを
配置する基板と、上記基板上面に配置してなる光導波路
と、上記光導波路と光結合される受光部または発光部を
表面に形成してなる光半導体素子と、上記光半導体素子
の受光部または発光部からブロック下面までの距離が上
記光導波路のコアから上記基板上面までの距離と一致す
る位置に該光半導体素子をブロック側面に取り付けてな
るブロックとを備え、上記ブロックは、光半導体素子の
受光面または発光面が上記光導波路の先端面と対向する
ようにして、上記光導波路を配置した基板上面と同じ高
さの基板上面にブロック下面を当接させて配置してなる
ことを特徴とする。
【0023】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項7)は、光半導体素子の受光部または発光部か
らブロック下面までの距離が基板上面に形成された光フ
ァイバ固定用の溝内に光ファイバを配置したとき光ファ
イバのコアから基板上面までの距離と一致する位置に光
半導体素子の高さ方向の位置決めをして該光半導体素子
をブロックの側面に取り付け、上記光半導体素子の受光
部または発光部が基板上面に形成した光ファイバ固定用
の溝の中心と一致する位置にブロックの水平方向の位置
決めをして該ブロックを基板上面に取り付け、この後、
基板上面に形成された光ファイバ固定用の溝内に光ファ
イバを固定することを特徴とする。
【0024】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項8)は、基板上面に形成された光ファイバ固定
用の溝内に光ファイバを配置し、光半導体素子の受光部
または発光部からブロック下面までの距離が上記光ファ
イバのコアから上記基板上面までの距離と一致する位置
に光半導体素子の高さ方向の位置決めをして該光半導体
素子をブロックの側面に取り付け、上記光半導体素子の
受光部または発光部が光ファイバ固定用の溝内に配置し
た光ファイバのコアと一致する位置にブロックの水平方
向の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り付ける
ことを特徴とする。
【0025】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項9)は、光半導体素子の受光部または発光部か
らブロック下面までの距離が基板上面に光導波路を配置
したときに光導波路のコアから基板上面までの距離と一
致する位置に光半導体素子の高さ方向の位置決めをして
該光半導体素子をブロックの側面に取り付け、上記光半
導体素子の受光部または発光部が基板上面に光導波路を
配置したときに光導波路のコアと一致する位置にブロッ
クの水平方向の位置決めをして該ブロックを基板上面に
取り付け、この後、基板上面に光導波路を固定すること
を特徴とする。
【0026】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項10)は、基板上面に光導波路を配置し、光半
導体素子の受光部または発光部からブロック下面までの
距離が上記光導波路のコアから上記基板上面までの距離
と一致する位置に光半導体素子の高さ方向の位置決めを
して該光半導体素子をブロックの側面に取り付け、上記
光半導体素子の受光部または発光部が基板上面に配置し
た光導波路のコアと一致する位置にブロックの水平方向
の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り付けるこ
とを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
光モジュールの斜視図を示し、図4は、該光モジュール
の側面図を示す。この実施の形態1による光モジュール
は、図1、図4に示すように、光ファイバ固定用のV溝
81cを上面81aに形成したV溝基板81と、該基板
上面81aに形成された光ファイバ固定用のV溝81c
内に配置した光ファイバ3と、該光ファイバ3と光結合
される受光部11を表面に形成したフォトダイオード1
と、該フォトダイオード1の受光部11からブロック下
面21cまでの距離t3 が上記光ファイバ3のコア31
から上記基板上面81aまでの距離t4 と一致する位置
に該フォトダイオード1をブロック側面に取り付けたブ
ロック21とを備えており、上記ブロック21は、フォ
トダイオード1の受光面が上記光ファイバ3先端面と対
向するようにして、上記光ファイバ3を配置した基板上
面81aと同じ高さの基板上面81bにブロック下面2
1cを当接させて配置したものである。また、該光モジ
ュールでは、フォトダイオード1の受光部11と光ファ
イバ3の先端との間の距離は、50μmに設定されてい
る。
【0028】上記構造を備えた光モジュールの動作とし
ては、光ファイバ3により導波されてきた光が光ファイ
バ3の先端から出射されて、該出射光がフォトダイオー
ド1の受光部11に入射されると、該フォトダイオード
1が該受光部11に入射された光の強度に応じて電圧を
発生させるものである。
【0029】上記光ファイバ3は、その先端をV溝基板
81の溝91に突出するようにしてV溝基板81の基板
上面81aに形成されたV溝81c内に固定されてい
る。上記光ファイバ3は、その中心に形成されたコア3
1と,該コア31の外周に形成されたクラッド32とを
備えており、ガラスファイバ、プラスチック光ファイバ
など種々のものが使用される。該光ファイバ3のサイズ
としては、外径が約125μm、コア31の直径が約1
0μmである。上記コア31の屈折率は、上記クラッド
32の屈折率に比べて高く形成されているため、該光フ
ァイバ3に入射された光は、コア31内で導波されるこ
ととなる。
【0030】上記フォトダイオード1は、L字型ブロッ
ク21の側面のうち突出部21bが形成された側面に固
定されている。このとき、フォトダイオード1の高さ方
向の位置は、受光部11からブロック下面21cまでの
距離が上記光ファイバ3のコア31から基板上面81a
までの距離と一致する位置に設定される。該フォトダイ
オード1は、ブロック21に形成された電極2aと給電
用ワイヤ2cで接続されている。また、該ブロック21
に形成された電極2aは、給電用ワイヤ2bでパッケー
ジの電極と接続されている。上記フォトダイオード1
は、その表面の中心部に受光部11を有し、該受光部1
1に光ファイバ3から発射された光が入射されると、該
光の強度に応じた電圧を発生する。該フォトダイオード
1のサイズとしては、外径が約300×300μm、受
光部11の受光径が約30μmである。上記フォトダイ
オード1を取り付けたL字型ブロック21は、その突出
部21bが上記基板81の溝91内に配置され、かつ突
出部21bの内側面が溝91の側面91aに接するよう
にして、V溝81cが形成されていない側の基板上面8
1bに配置されている。このとき、ブロック21の水平
方向の位置は、フォトダイオード1の受光部11の位置
が光ファイバ3のコア31と一致する位置に設定され
る。
【0031】次に、上記光モジュールにおける、フォト
ダイオード1を取り付けたL字型のブロック21につい
て説明する。図2は、上記L字型ブロック21の裏面図
を示す。
【0032】上記L字型ブロック21は、図2に示すよ
うに、ほぼ矩形形状をしたブロック本体21aと、該ブ
ロック本体21aの下面21cに形成した突出部21b
とを備えており、セラミックなどを機械加工して製造さ
れる。また、上記突出部21bが形成されたブロック側
面にフォトダイオード1が固定されており、該フォトダ
イオード1が固定された側面は、その対向面に対して横
方向に少し傾けるようにして形成されている。このよう
にフォトダイオード1が固定される側面を傾けて形成し
ているのは、光モジュールとして組み立てた場合に、図
1に示すように、フォトダイオード1の受光面が光ファ
イバ3の光軸に対してある程度傾いて配置されるように
するためであり、これにより、フォトダイオード1の受
光面によって反射された光が再び光ファイバ3に入射さ
れることを防止することができる。
【0033】次に、上記光モジュールにおけるV溝基板
81について説明する。図3は、上記V溝基板81の平
面図を示す。
【0034】上記V溝基板81は、厚みは約500μm
であり、Si,GaAsなどの半導体材料からなるもの
である。該V溝基板81は、図3に示すように、該基板
81の光ファイバ3先端付近に、該光ファイバ3の長さ
方向に対して垂直方向に溝91が形成されている。ま
た、該溝91を挟んで一方の基板上面81aには、光フ
ァイバ3固定用のV溝81cが形成されており、光ファ
イバ3は、該V溝81c内に配置されている。該V溝8
1cは、写真製版により形成されるため、V溝81cの
幅および深さは、1μm以下の精度で形成される。すな
わち、V溝基板81としてSi基板を用いた場合、Si
基板の(100)面に、V溝を形成する部分以外にマス
クを形成してエッチングすると、(111)面を有する
エッチング面が形成されるため正確に70.52°の角
度を有するV溝が形成される。そのため、V溝81cに
接するようにして光ファイバ3を固定すれば、光ファイ
バ3の中心に形成されたコア31と基板上面81aとの
間の距離は、極めて正確に決定することができる。ま
た、上記L字型ブロック21が配置される側の溝91の
側面91aは、その対向面に対して横方向に傾けて形成
されており、この側面91aの傾きは上記ブロック21
の突出部21bを形成した側の側面の傾きと一致するよ
うに形成されている。すなわち、溝91は、L字型ブロ
ック21を基板上面81bに配置したとき、ブロック2
1の突出部21bの内側面が溝91の側面91aにぴっ
たり接するように形成されている。
【0035】なお、上記L字型ブロック21は、その突
出部21bを形成した側面を傾斜させたものを用いてい
るが、このような傾斜を付けることなく矩形形状に形成
したL字型ブロックを用いることも可能である。
【0036】次に、上記光モジュールの製造方法につい
て説明する。まず、フォトダイオード1の受光部11中
心からブロック下面21cまでの距離t3 が、図4に示
すように、基板上面81aに形成された光ファイバ固定
用のV溝81c内に光ファイバ3を配置したときに該光
ファイバ3のコア31中心から基板上面81aまでの距
離t4 と一致する位置に画像認識などの方法によりフォ
トダイオード1の高さ方向の位置決めをし、かつ上記ブ
ロック21を基板上面81bの所定位置に配置したと
き、該ブロック21のエッジに対してフォトダイオード
1の受光部11の位置が光ファイバ3を固定するV溝8
1cの中心に一致する位置にフォトダイオード1の横方
向の位置決めをして、該フォトダイオード1を突出部2
1bが形成されたブロック21の側面に、Au,Snの
ハンダまたは樹脂などで取り付ける。そして、該フォト
ダイオード1とブロック21間においてブロック21の
電極2aに給電用ワイヤ2cをワイヤボンドする。
【0037】ついで、上記フォトダイオード1の受光部
11が、基板上面81aに形成した光ファイバ固定用の
V溝81cの中心と一致する位置に画像認識などの方法
によりブロック21の水平方向の位置決めをして、該ブ
ロック21を基板上面81bに取り付ける。このとき、
ブロック21に形成した突出部21bをV溝基板81の
溝91内に配置し、かつ該突出部21bの内側面を上記
溝91の側面91aに当接するようにしてブロック21
を取り付ける。
【0038】つぎに、V溝基板81の基板上面81aに
形成されたV溝81c内に光ファイバ3を樹脂などで固
定する。このとき、光ファイバ3の先端がV溝基板81
の溝91内に少し突出するように配置する。なお、基板
上面81aから光ファイバ3のコア31の中心までの距
離t4 は、V溝81cが写真製版により1μm以下の精
度で形成されるため光ファイバ3をV溝81cに当接さ
せて固定することにより極めて正確に決定されることと
なる。
【0039】最後に、上記V溝基板81をパッケージに
固定し、ついで、ブロック21の電極2aに給電用ワイ
ヤ2bをパッケージの電極にワイヤボンドした後、該パ
ッケージの上部をパッケージカバーで封止することによ
り、上記実施の形態1による光モジュールが完成する。
【0040】なお、上記製造方法では、フォトダイオー
ド1を取り付けたブロック21をV溝基板81に取り付
けた後に、光ファイバ3をV溝81c内に固定するよう
にしているが、まず最初に、光ファイバ3をV溝81c
内に固定し、この後、上記ブロック21をV溝基板81
に取り付けるようにしても良い。
【0041】このように上記実施の形態1による光モジ
ュールによれば、光ファイバ固定用のV溝81cの深さ
は、エッチング時のマスク幅(V溝幅)を調整すること
により精密に決められるため、光ファイバ3のコア31
の中心から基板上面81aまでの距離t4 が精密に決め
られ、また、フォトダイオード1の受光部11中心から
基板上面81bに接するブロック下面21cまでの距離
3 は、光ファイバ3のコア31の中心から基板上面8
1aまでの距離t4 と一致する位置に、画像認識などの
方法により正確に位置決めすることができ、したがっ
て、光ファイバ3を固定する部分の基板上面81aの高
さとブロック21を配置する基板上面81bの高さが等
しいため、ブロック21をV溝基板上面81bに固定す
ることにより、V溝基板81の厚みに左右されることな
くV溝基板81の上面を基準にして、光ファイバ3のコ
ア31とフォトダイオード1の受光部11との高さ方向
の位置合わせを精度良く行うことができ、その結果、光
ファイバ3とフォトダイオード1の結合効率の高いもの
が得られる。
【0042】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2による光モジュールの斜視図を示し、図6は、該
光モジュールにおける凸型ブロック22の裏面図を示
し、図7は、該光モジュールにおけるV溝基板82の平
面図を示す。
【0043】この実施の形態2による光モジュールは、
図5に示すように、フォトダイオード1を取り付けるブ
ロック22として凸型形状のものが用いられ、また、V
溝基板82には該凸型ブロック22の突出部22bを収
容し得る凹部92を形成したものが用いられている。上
記凸型ブロック22は、光ファイバ3の光軸に対して横
方向に約8°傾くようにしてV溝基板82の上面82a
に配置されている。このようにブロック22を傾けて基
板上面82aに配置するのは、上記実施の形態1の光モ
ジュールの場合と同様にフォトダイオード1の受光面に
よって反射された光が再び光ファイバ3に入射されるの
を防ぐためである。
【0044】上記凸型ブロック22は、図6に示すよう
に、矩形形状をしたブロック本体22aと、該ブロック
本体22aの下面22cに形成した矩形形状の突出部2
2bとを備えており、該凸型ブロック22は、セラミッ
クなどを機械加工して製造される。また、ブロック22
の側面にはフォトダイオード1が固定されている。
【0045】上記V溝基板82は、図7に示すように、
光ファイバ3の先端付近に、上記凸型ブロック22の突
出部22cを収容可能な凹部92が形成されている。ま
た、上記V溝基板82の上面82aには、光ファイバ3
を配置するV溝82cが形成されており、V溝82cは
上記凹部92に達している。該V溝82cは、上記実施
の形態1の光モジュールにおけるV溝基板81のV溝8
1cと同様に写真製版により形成されるため、V溝82
cの幅および深さは、1μm以下の精度で形成される。
【0046】次に、上記光モジュールの製造方法につい
て説明する。まず、フォトダイオード1を凸型ブロック
22の側面に取り付ける。このとき、上記実施の形態1
の光モジュールの場合と同様に、画像認識などの方法に
より、フォトダイオード1の受光部11中心からブロッ
ク下面22cまでの距離が、基板上面82aに形成され
た光ファイバ固定用のV溝82c内に光ファイバ3を配
置したとき、該光ファイバ3のコア31中心から基板上
面82aまでの距離と一致する位置にフォトダイオード
1の高さ方向の位置決めをし、かつ上記ブロック22を
基板上面82aの所定位置に配置したとき、該ブロック
22のエッジに対してフォトダイオード1の受光部11
の位置が光ファイバ3を固定するV溝82cの中心に一
致する位置にフォトダイオード1の横方向の位置決めを
した後、該フォトダイオード1を凸型ブロック22の側
面に、Au,Snのハンダまたは樹脂などで取り付け
る。そして、該フォトダイオード1とブロック22間に
おいてブロック22の電極2aに給電用ワイヤ2cをワ
イヤボンドする。
【0047】つぎに、上記凸型ブロック22をV溝基板
82の上面82aに取り付ける。この凸型ブロック22
の取り付け方法について説明する。図8は、上記凸型ブ
ロック22の水平方向の位置合わせ,およびその取り付
け方法を説明するための平面図を示す。
【0048】凸型ブロック22の水平方向の位置合わせ
は、図8に示すように、光ファイバ3を保持するV溝8
2cの位置に対して精度よくV溝基板82の上面82a
に4つ形成されたマーカ12,13,14,15を用い
て画像認識により行われる。すなわち、3つのマーカ1
2,15,13により形成される角度が8°に設定され
ているので、上記のマーカ12,13,14,15とブ
ロック22のエッジ22d,22eとを画像認識し、該
ブロック22の位置および傾きを計算することにより、
凸型ブロック22の水平方向の位置合わせが行われる。
この後、該ブロック22に形成した突出部22bがV溝
基板81の凹部92内に配置されるようにして該ブロッ
ク22を基板上面82aに取り付ける。
【0049】つぎに、V溝基板82の基板上面82aに
形成されたV溝82c内に光ファイバ3を樹脂などで固
定する。このとき、光ファイバ3の先端がV溝基板82
の凹部92内に少し突出するように配置する。なお、基
板上面82aから光ファイバ3のコア31の中心までの
距離は、V溝82cが写真製版により1μm以下の精度
で形成されるため光ファイバ3をV溝82cに当接させ
て固定することにより極めて正確に決定されることとな
る。
【0050】最後に、上記V溝基板82をパッケージに
固定し、ついで、ブロック22の電極2aに給電用ワイ
ヤ2bをパッケージの電極にワイヤボンドした後、該パ
ッケージの上部をパッケージカバーで封止することによ
り、上記実施の形態2による光モジュールが完成する。
【0051】なお、上記製造方法では、フォトダイオー
ド1を取り付けたブロック22をV溝基板82に取り付
けた後に、光ファイバ3をV溝82c内に固定するよう
にしているが、まず最初に、光ファイバ3をV溝82c
内に固定し、この後、上記ブロック22をV溝基板82
に取り付けるようにしても良い。
【0052】このように上記実施の形態2による光モジ
ュールでは、凸型ブロック22と光ファイバ3の先端付
近に凹部92を設けたV溝基板82を用いることによ
り、上記実施の形態1のものと同様に、V溝基板82の
厚みに左右されることなくV溝基板82の上面82aを
基準にしてフォトダイオード1の受光部11中心と光フ
ァイバ3のコア31中心の高さ方向の位置合わせを精度
よく行えるものが得られ、しかも、凸型ブロック22
は、矩形形状の突出部22bを形成したものであるため
上記実施の形態1におけるL字型ブロック21に比べて
加工が容易で、その寸法精度もよいため、結合効率のす
ぐれたものを容易に得ることができる。
【0053】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3による光モジュールの斜視図を示す。この実施の
形態3による光モジュールは、図9に示すように、フォ
トダイオード1を取り付けるブロック23として矩形形
状のものが用いられており、該ブロック23は、光ファ
イバ3の光軸に対して横方向に約8°傾くようにしてV
溝基板83の上面83aに配置されている。このように
ブロック23を傾けて基板上面83aに配置するのは、
上記実施の形態1の光モジュールの場合と同様にフォト
ダイオード1の受光面によって反射された光が再び光フ
ァイバ3に入射されるのを防ぐためである。
【0054】上記ブロック23として、図9に示すよう
な矩形形状にすることにより、その作製が容易で加工精
度も向上するので、ブロック23のV溝基板83への固
定精度も向上することができる。また、フォトダイオー
ド1の一部が上記ブロック下面23cより突出するよう
にブロック側面に取り付けられるため、フォトダイオー
ド1のサイズ、光ファイバ3の位置によっては、ブロッ
ク側面にフォトダイオード1をより確実に固定するため
にブロック側面にのりしろ部分が設けられている。
【0055】このように上記実施の形態3による光モジ
ュールでは、矩形形状のブロック23を用いることによ
り、上記実施の形態1のものと同様に、V溝基板83の
厚みに左右されることなくV溝基板83の基板上面83
aを基準にしてフォトダイオード1の受光部11中心と
光ファイバ3のコア31中心の高さ方向の位置合わせを
精度よく行うことができ、しかも、矩形形状ブロック2
3は、上記実施の形態1におけるL字型ブロック21
や、上記実施の形態2における凸型ブロック22に比べ
て加工し易く、その寸法精度もよいため、結合効率のす
ぐれたものを容易に得ることができる。
【0056】実施の形態4.図10は、この発明の実施
の形態4による光モジュールの斜視図を示し、図11
は、該光モジュールにおける凸型のブロックの裏面図を
示し、図12は、該光モジュールにおけるV溝基板の平
面図を示す。
【0057】この実施の形態4による光モジュールは、
図10に示すように、フォトダイオード1を取り付ける
ブロック24として凸型形状のものが用いられ、また、
V溝基板84には該凸型ブロック24の凸部24bと嵌
合し得る凹部94を形成したものが用いられている。上
記凸型ブロック24は、光ファイバ3の光軸に対して横
方向に約8°傾くようにしてV溝基板84の上面84a
に配置されている。このようにブロック24を傾けて基
板上面84aに配置するのは、上記実施の形態1の光モ
ジュールの場合と同様にフォトダイオード1の受光面に
よって反射された光が再び光ファイバ3に入射されるの
を防ぐためである。
【0058】上記凸型ブロック24は、Siなどからな
り、図11に示すように、矩形形状をしたブロック本体
24aと、該ブロック本体24aの下面24cに形成し
た凸部24bとを備えている。該凸部24bは、斜面2
4d,24eを備えた台形形状に形成されている。該凸
部24bの幅や斜面24e,24dの角度などはエッチ
ングにより正確に形成される。そして、フォトダイオー
ド1は、該凸部24bの位置に対して受光部11の中心
がV溝84cの中心に合うように上記ブロック24の側
面に固定される。
【0059】上記V溝基板84は、図12に示すよう
に、光ファイバ3の先端付近に、上記凸型ブロック24
の凸部24cと嵌合可能な凹部94が形成されている。
すなわち、該凹部94は、上記凸型ブロック24の凸部
24cに形成された斜面24d,24eと対応する斜面
94d,94eが形成されている。
【0060】このように上記実施の形態4による光モジ
ュールでは、凸型ブロック24と光ファイバ3の先端付
近に凹部94を設けたV溝基板84を用いることによ
り、上記実施の形態1のものと同様に、V溝基板84の
厚みに左右されることなくV溝基板84の基板上面84
aを基準にしてフォトダイオード1の受光部11中心と
光ファイバ3のコア31中心の高さ方向の位置合わせを
精度よく行えるものが得られ、しかも、凸型ブロック2
4に形成した凸部24bがV溝基板84の凹部94に嵌
合可能に形成されているため、画像認識などでブロック
24の水平方向の位置合わせを行うことなく精度よくブ
ロック24をV溝基板84に取り付けることができる。
【0061】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5による光モジュールの斜視図を示す。この実施の
形態5による光モジュールは、上記の実施の形態1〜4
のものとは異なり光ファイバに代えて光導波路とフォト
ダイオードとを光結合したものであり、光導波路を配置
する基板にはV溝を形成することなく該基板上面に直接
光導波路が配置される。
【0062】すなわち、この実施の形態5による光モジ
ュールは、図13に示すように、光導波路30とフォト
ダイオード1を取り付けたブロック23とを配置する基
板83と、該基板上面83aに配置した光導波路30
と、該光導波路30と光結合される受光部11を表面に
形成したフォトダイオード1と、該フォトダイオード1
の受光部11からブロック下面までの距離が、上記光導
波路のコアから上記基板上面83aまでの距離と一致す
る位置に、該フォトダイオード1をブロック側面に取り
付けたブロック23とを備えており、上記ブロック23
は、フォトダイオード1の受光面が上記光導波路30の
先端面と対向するように、上記光導波路30を配置した
基板上面83aと同じ高さの基板上面83aにブロック
下面を当接させて配置したものである。また、上記光モ
ジュールでは、フォトダイオード1の受光部11と光導
波路30の先端との間の距離は、50μmに設定されて
いる。
【0063】このように上記実施の形態5による光モジ
ュールでは、矩形形状のブロック23を用いることによ
り、上記実施の形態1のものと同様に、V溝基板83の
厚みに左右されることなく、基板83の上面83aを基
準にしてフォトダイオード1の受光部11中心と光導波
路30のコア中心の高さ方向の位置合わせを精度よく行
えるものが得られ、しかも、光導波路30を用いること
により、基板83上にハイブリッド集積化した状態で使
用することもできる。
【0064】実施の形態6.図14は、この発明の実施
の形態6による光モジュールの斜視図を示す。この実施
の形態6による光モジュールは、上記の実施の形態1〜
5のものとは異なり、表面に発光部11aを形成した面
発光型半導体レーザ(LD),または面発光型フォトダ
イオード(LED)と,光ファイバとを光結合したもの
である。
【0065】すなわち、この実施の形態6による光モジ
ュールは、図14に示すように、光ファイバ固定用のV
溝82cを上面82aに形成したV溝基板82と、該基
板上面82aに形成された光ファイバ固定用のV溝82
c内に配置した光ファイバ3と、該光ファイバ3と光結
合される発光部11aを表面に形成した面発光LDまた
は面発光LED1aと、該面発光LD1aの発光部11
aからブロック下面22cまでの距離が上記光ファイバ
3のコアから上記基板上面82aまでの距離と一致する
位置に該面発光LD1aをブロック側面に取り付けたブ
ロック22と、上記面発光LD1aから出射される光を
集光するレンズ16とを備えたものである。
【0066】上記V溝基板82は、上記ブロック22の
突出部22bを収容する凹部92と、該凹部92とV溝
82c間に形成され,上記レンズ16を配置するレンズ
配置用凹部92aとを備える。また、上記面発光LD1
aを取り付けたブロック22は、その下面22cより突
出した突出部22bを有する凸型に形成されている。
【0067】そして、該ブロック22は、その突出部2
2bがV溝基板82の凹部92内に収容されるように基
板上面82aにブロック下面22cを当接させて配置さ
れ、面発光LD1aの発光面11aが上記光ファイバ3
先端面と対向するようにされている。
【0068】このように上記実施の形態6による光モジ
ュールによれば、凸型ブロック22と該凸型ブロック2
2の突出部22cを収容し得る凹部92を設けたV溝基
板82を用いることにより、上記実施の形態1〜5のも
のと同様に、V溝基板82の厚みに左右されることな
く、V溝基板82の上面82aを基準にして面発光LD
1aの発光部11a中心と光ファイバ3のコア中心の高
さ方向の位置合わせを精度良く行うことができ、その結
果、光ファイバ3と面発光LD1aとの結合効率の高い
ものが得られる。
【0069】
【発明の効果】この発明による光モジュール(請求項
1)によれば、光ファイバ固定用の溝を上面に形成して
なる基板と、上記基板上面に形成された光ファイバ固定
用の溝内に配置してなる光ファイバと、上記光ファイバ
と光結合される受光部または発光部を表面に形成してな
る光半導体素子と、上記光半導体素子の受光部または発
光部からブロック下面までの距離が上記光ファイバのコ
アから上記基板上面までの距離と一致する位置に該光半
導体素子をブロック側面に取り付けてなるブロックとを
備え、上記ブロックは、光半導体素子の受光面または発
光面が上記光ファイバ先端面と対向するようにして、上
記光ファイバを配置した基板上面と同じ高さの基板上面
にブロック下面を当接させて配置してなるので、光ファ
イバを固定する部分の基板上面の高さとブロックを配置
する基板上面の高さが等しいため、ブロックを基板上面
に固定することにより、基板の厚みに左右されることな
く該基板の上面を基準にして、光ファイバのコアと光半
導体素子の受光部または発光部との高さ方向の位置合わ
せを精度良く行うことができ、その結果、光ファイバと
光半導体素子の結合効率の高いものが得られるという効
果がある。
【0070】この発明による光モジュール(請求項2)
によれば、上記の光モジュール(請求項1)において、
上記基板には、光ファイバの先端付近に、光ファイバの
長さ方向に対して垂直方向に溝を形成してなり、上記光
半導体素子を取り付けたブロックは、その下面より突出
した突出部を有するL字型に形成され、かつ該突出部を
形成した側のブロック側面に上記光半導体素子を取り付
けてなり、上記ブロックの突出部が上記基板の溝内に配
置され、かつ該突出部の内側面が上記溝の側面に当接す
るように、該ブロックを基板上面に配置してなるので、
L字型ブロックを基板上面に固定することにより、上記
光モジュールと同様に、基板の厚みに左右されることな
く該基板の上面を基準にして、光ファイバのコアと光半
導体素子の受光部または発光部との高さ方向の位置合わ
せを精度良く行うことができ、その結果、光ファイバと
光半導体素子の結合効率の高いものが得られるという効
果がある。
【0071】この発明による光モジュール(請求項3)
によれば、上記の光モジュール(請求項1)において、
上記基板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成して
なり、上記フォトダイオードを取り付けたブロックは、
その下面より突出した突出部を有する凸型に形成してな
り、上記ブロックの突出部が上記基板の凹部内に配置さ
れるように、上記ブロックを基板上面に配置してなるの
で、凸型ブロックを基板上面に固定することにより、上
記光モジュールと同様に、基板の厚みに左右されること
なく該基板の上面を基準にして、光ファイバのコアと光
半導体素子の受光部または発光部との高さ方向の位置合
わせを精度良く行うことができ、その結果、光ファイバ
と光半導体素子の結合効率の高いものが得られるという
効果がある。
【0072】この発明による光モジュール(請求項4)
は、上記の光モジュール(請求項1)において、上記基
板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成してなり、
上記光半導体素子を取り付けたブロックは、矩形形状に
形成されてなり、かつ該ブロック下面より光半導体素子
の一部が突出するようにブロック側面に光半導体素子を
取り付けられてなり、上記ブロック下面より突出した光
半導体素子の部分が上記基板の凹部内に配置されるよう
に、上記ブロックを基板上面に配置してなるので、矩形
形状のブロックを用いることにより、上記光モジュール
と同様に、基板の厚みに左右されることなく該基板の基
板上面を基準にして光半導体素子の受光部または発光部
と光ファイバのコアとの高さ方向の位置合わせを精度よ
く行うことができ、しかも、矩形形状ブロックは、上記
光モジュールにおけるL字型ブロックや凸型ブロックに
比べて加工し易く、かつその寸法精度もよいため、結合
効率のすぐれたものを容易に得ることができるという効
果がある。
【0073】この発明による光モジュール(請求項5)
によれば、上記の光モジュール(請求項1)において、
上記基板には、光ファイバの先端付近に、傾斜面を有す
る凹部を形成してなり、上記光半導体素子を取り付けた
ブロックは、その下面より突出した突出部を有し、かつ
該突出部には、上記基板に形成された凹部の傾斜面の傾
きと一致する傾斜面が形成されてなり、上記ブロックの
突出部が上記基板の凹部内に配置されるように、上記ブ
ロックを基板上面に配置してなるので、凸型ブロックと
光ファイバの先端付近に凹部を設けた基板とを用いるこ
とにより、上記光モジュールと同様に、基板の厚みに左
右されることなく該基板の基板上面を基準にして光モジ
ュールの受光部または発光部と光ファイバのコアの高さ
方向の位置合わせを精度よく行えるものが得られ、しか
も、凸型ブロックに形成した凸部が上記基板の凹部に嵌
合可能に形成されているため、画像認識などで該ブロッ
クの水平方向の位置合わせを行うことなく精度よく水平
方向の位置合わせを行えるものが得られるという効果が
ある。
【0074】この発明による光モジュール(請求項6)
によれば、光導波路と光半導体素子を取り付けたブロッ
クとを配置する基板と、上記基板上面に配置してなる光
導波路と、上記光導波路と光結合される受光部または発
光部を表面に形成してなる光半導体素子と、上記光半導
体素子の受光部または発光部からブロック下面までの距
離が上記光導波路のコアから上記基板上面までの距離と
一致する位置に該光半導体素子をブロック側面に取り付
けてなるブロックとを備え、上記ブロックは、光半導体
素子の受光面または発光面が上記光導波路の先端面と対
向するようにして、上記光導波路を配置した基板上面と
同じ高さの基板上面にブロック下面を当接させて配置し
てなるので、上記光モジュールと同様に、基板の厚みに
左右されることなく該基板の上面を基準にして光半導体
素子の受光部または発光部と光導波路のコアとの高さ方
向の位置合わせを精度よく行えるものが得られ、しか
も、光導波路を用いることにより、基板上にハイブリッ
ド集積化した状態で使用できるものが得られるという効
果がある。
【0075】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項7)によれば、光半導体素子の受光部または発
光部からブロック下面までの距離が基板上面に形成され
た光ファイバ固定用の溝内に光ファイバを配置したとき
光ファイバのコアから基板上面までの距離と一致する位
置に光半導体素子の高さ方向の位置決めをして該光半導
体素子をブロックの側面に取り付け、上記光半導体素子
の受光部または発光部が基板上面に形成した光ファイバ
固定用の溝の中心と一致する位置にブロックの水平方向
の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り付け、こ
の後、基板上面に形成された光ファイバ固定用の溝内に
光ファイバを固定するようにしてなるので、ブロックを
基板上面に固定することにより、基板の厚みに左右され
ることなく該基板の上面を基準にして、光ファイバのコ
アと光半導体素子の受光部または発光部との高さ方向の
位置合わせを精度良く行うことができ、その結果、光フ
ァイバと光半導体素子の結合効率の高いものを製造する
ことができるという効果がある。
【0076】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項8)によれば、基板上面に形成された光ファイ
バ固定用の溝内に光ファイバを配置し、光半導体素子の
受光部または発光部からブロック下面までの距離が上記
光ファイバのコアから上記基板上面までの距離と一致す
る位置に光半導体素子の高さ方向の位置決めをして該光
半導体素子をブロックの側面に取り付け、上記光半導体
素子の受光部または発光部が光ファイバ固定用の溝内に
配置した光ファイバのコアと一致する位置にブロックの
水平方向の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り
付けるようにしてなるので、ブロックを基板上面に固定
することにより、基板の厚みに左右されることなく該基
板の上面を基準にして、光ファイバのコアと光半導体素
子の受光部または発光部との高さ方向の位置合わせを精
度良く行うことができ、その結果、光ファイバと光半導
体素子の結合効率の高いものを製造することができると
いう効果がある。
【0077】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項9)によれば、光半導体素子の受光部または発
光部からブロック下面までの距離が基板上面に光導波路
を配置したときに光導波路のコアから基板上面までの距
離と一致する位置に光半導体素子の高さ方向の位置決め
をして該光半導体素子をブロックの側面に取り付け、上
記光半導体素子の受光部または発光部が基板上面に光導
波路を配置したときに光導波路のコアと一致する位置に
ブロックの水平方向の位置決めをして該ブロックを基板
上面に取り付け、この後、基板上面に光導波路を固定す
るようにしてなるので、ブロックを基板上面に固定する
ことにより、基板の厚みに左右されることなく該基板の
上面を基準にして、光導波路のコアと光半導体素子の受
光部または発光部との高さ方向の位置合わせを精度良く
行うことができ、その結果、光導波路と光半導体素子の
結合効率の高いものを製造することができるという効果
がある。
【0078】この発明による光モジュールの製造方法
(請求項10)によれば、基板上面に光導波路を配置
し、光半導体素子の受光部または発光部からブロック下
面までの距離が上記光導波路のコアから上記基板上面ま
での距離と一致する位置に光半導体素子の高さ方向の位
置決めをして該光半導体素子をブロックの側面に取り付
け、上記光半導体素子の受光部または発光部が基板上面
に配置した光導波路のコアと一致する位置にブロックの
水平方向の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り
付けるようにしてなるので、ブロックを基板上面に固定
することにより、基板の厚みに左右されることなく該基
板の上面を基準にして、光導波路のコアと光半導体素子
の受光部または発光部との高さ方向の位置合わせを精度
良く行うことができ、その結果、光導波路と光半導体素
子の結合効率の高いものを製造することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1の光モジュール
を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1の光モジュールにおけるブロッ
クの裏面図である。
【図3】 実施の形態1の光モジュールにおける基板の
平面図である。
【図4】 実施の形態1の光モジュールを示す側面図で
ある。
【図5】 この発明による実施の形態2の光モジュール
を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態2の光モジュールにおけるブロッ
クの裏面図である。
【図7】 実施の形態2の光モジュールにおける基板の
平面図である。
【図8】 実施の形態2の光モジュールにおけるブロッ
クの横方向の位置合わせ,および取り付け方法を説明す
るための模式図である。
【図9】 この発明による実施の形態3の光モジュール
を示す斜視図である。
【図10】 この発明による実施の形態4の光モジュー
ルを示す斜視図である。
【図11】 実施の形態4の光モジュールにおけるブロ
ックの裏面図である。
【図12】 実施の形態4の光モジュールにおける基板
の平面図である。
【図13】 この発明による実施の形態5の光モジュー
ルを示す斜視図である。
【図14】 この発明による実施の形態6の光モジュー
ルを示す斜視図である。
【図15】 従来例1の光モジュールを示す斜視図であ
る。
【図16】 従来例1の光モジュールを示す側面図であ
る。
【図17】 従来例2の光モジュールを示す斜視図であ
る。
【図18】 従来例2の光モジュールを示す側面図であ
る。
【図19】 光軸ずれ量と結合効率の関係を示すグラフ
である。
【図20】 従来例1の組立フローを示す組立フロー図
である。
【図21】 従来例2の組立フローを示す組立フロー図
である。
【符号の説明】
1 フォトダイオード、1a 面発光LD(面発光LE
D)、2 ブロック、2a 電極、2b 給電用ワイヤ
(ブロック/パッケージ間)、2c 給電用ワイヤ(ブ
ロック/PD間)、2d ブロック下面、3 光ファイ
バ、4 V溝基板、5 V溝カバー、6 パッケージ、
7 パッケージカバー、8 V溝基板、8a V溝、9
基板凹部、9a PD実装斜面、11 受光部、11
a 発光部、12,13,14,15 マーカ、16
レンズ、21 L字型ブロック、21a ブロック本
体、21b ブロック突出部、21c ブロック下面、
22凸型ブロック、22a ブロック本体、22b ブ
ロック突出部、22c ブロック下面、22d,22e
エッジ、23 矩形型ブロック、23c ブロック下
面、24 凸型ブロック、24a ブロック本体、24
b ブロック凸部、24c ブロック下面、24d,2
4e 凸部傾斜面、30 光導波路、31コア、32
クラッド、41 V溝、51 カバー側V溝、81 V
溝基板、81a 基板上面(光ファイバ側)、81b
基板上面(PD側)、81c V溝、82 V溝基板、
82a 基板上面、82c V溝、83 V溝基板、8
3a 基板上面、83c V溝、84 V溝基板、84
a 基板上面、84cV溝、91 溝、91a 溝の側
面、92 基板凹部、92a レンズ配置用凹部、93
基板凹部、94 基板凹部、94d,94e 凹部傾
斜面、t1 V溝基板厚み、t2 受光部からブロック下
面までの距離、t3 ブロック下面(基板上面)から受
光部の中心までの距離、t4 基板上面からコアの中心
までの距離。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ固定用の溝を上面に形成して
    なる基板と、 上記基板上面に形成された光ファイバ固定用の溝内に配
    置してなる光ファイバと、 上記光ファイバと光結合される受光部または発光部を表
    面に形成してなる光半導体素子と、 上記光半導体素子の受光部または発光部からブロック下
    面までの距離が上記光ファイバのコアから上記基板上面
    までの距離と一致する位置に該光半導体素子をブロック
    側面に取り付けてなるブロックとを備え、 上記ブロックは、光半導体素子の受光面または発光面が
    上記光ファイバ先端面と対向するようにして、上記光フ
    ァイバを配置した基板上面と同じ高さの基板上面にブロ
    ック下面を当接させて配置してなることを特徴とする光
    モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光モジュールにおい
    て、 上記基板には、光ファイバの先端付近に、光ファイバの
    長さ方向に対して垂直方向に溝を形成してなり、 上記光半導体素子を取り付けたブロックは、その下面よ
    り突出した突出部を有するL字型に形成され、かつ該突
    出部を形成した側のブロック側面に上記光半導体素子を
    取り付けてなり、 上記ブロックの突出部が上記基板の溝内に配置され、か
    つ該突出部の内側面が上記溝の側面に当接するように、
    該ブロックを基板上面に配置してなることを特徴とする
    光モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光モジュールにおい
    て、 上記基板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成して
    なり、 上記フォトダイオードを取り付けたブロックは、その下
    面より突出した突出部を有する凸型に形成してなり、 上記ブロックの突出部が上記基板の凹部内に配置される
    ように、上記ブロックを基板上面に配置してなることを
    特徴とする光モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光モジュールにおい
    て、 上記基板には、光ファイバの先端付近に凹部を形成して
    なり、 上記光半導体素子を取り付けたブロックは、矩形形状に
    形成されてなり、かつ該ブロック下面より光半導体素子
    の一部が突出するようにブロック側面に光半導体素子を
    取り付けられてなり、 上記ブロック下面より突出した光半導体素子の部分が上
    記基板の凹部内に配置されるように、上記ブロックを基
    板上面に配置してなることを特徴とする光モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光モジュールにおい
    て、 上記基板には、光ファイバの先端付近に、傾斜面を有す
    る凹部を形成してなり、 上記光半導体素子を取り付けたブロックは、その下面よ
    り突出した突出部を有し、かつ該突出部には、上記基板
    に形成された凹部の傾斜面の傾きと一致する傾斜面が形
    成されてなり、 上記ブロックの突出部が上記基板の凹部内に配置される
    ように、上記ブロックを基板上面に配置してなることを
    特徴とする光モジュール。
  6. 【請求項6】 光導波路と光半導体素子を取り付けたブ
    ロックとを配置する基板と、 上記基板上面に配置してなる光導波路と、 上記光導波路と光結合される受光部または発光部を表面
    に形成してなる光半導体素子と、 上記光半導体素子の受光部または発光部からブロック下
    面までの距離が上記光導波路のコアから上記基板上面ま
    での距離と一致する位置に該光半導体素子をブロック側
    面に取り付けてなるブロックとを備え、 上記ブロックは、光半導体素子の受光面または発光面が
    上記光導波路の先端面と対向するようにして、上記光導
    波路を配置した基板上面と同じ高さの基板上面にブロッ
    ク下面を当接させて配置してなることを特徴とする光モ
    ジュール。
  7. 【請求項7】 光半導体素子の受光部または発光部から
    ブロック下面までの距離が基板上面に形成された光ファ
    イバ固定用の溝内に光ファイバを配置したとき光ファイ
    バのコアから基板上面までの距離と一致する位置に光半
    導体素子の高さ方向の位置決めをして該光半導体素子を
    ブロックの側面に取り付け、 上記光半導体素子の受光部または発光部が基板上面に形
    成した光ファイバ固定用の溝の中心と一致する位置にブ
    ロックの水平方向の位置決めをして該ブロックを基板上
    面に取り付け、 この後、基板上面に形成された光ファイバ固定用の溝内
    に光ファイバを固定することを特徴とする光モジュール
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上面に形成された光ファイバ固定用
    の溝内に光ファイバを配置し、 光半導体素子の受光部または発光部からブロック下面ま
    での距離が上記光ファイバのコアから上記基板上面まで
    の距離と一致する位置に光半導体素子の高さ方向の位置
    決めをして該光半導体素子をブロックの側面に取り付
    け、 上記光半導体素子の受光部または発光部が光ファイバ固
    定用の溝内に配置した光ファイバのコアと一致する位置
    にブロックの水平方向の位置決めをして該ブロックを基
    板上面に取り付けることを特徴とする光モジュールの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 光半導体素子の受光部または発光部から
    ブロック下面までの距離が基板上面に光導波路を配置し
    たときに光導波路のコアから基板上面までの距離と一致
    する位置に光半導体素子の高さ方向の位置決めをして該
    光半導体素子をブロックの側面に取り付け、 上記光半導体素子の受光部または発光部が基板上面に光
    導波路を配置したときに光導波路のコアと一致する位置
    にブロックの水平方向の位置決めをして該ブロックを基
    板上面に取り付け、 この後、基板上面に光導波路を固定することを特徴とす
    る光モジュールの製造方法。
  10. 【請求項10】 基板上面に光導波路を配置し、 光半導体素子の受光部または発光部からブロック下面ま
    での距離が上記光導波路のコアから上記基板上面までの
    距離と一致する位置に光半導体素子の高さ方向の位置決
    めをして該光半導体素子をブロックの側面に取り付け、 上記光半導体素子の受光部または発光部が基板上面に配
    置した光導波路のコアと一致する位置にブロックの水平
    方向の位置決めをして該ブロックを基板上面に取り付け
    ることを特徴とする光モジュールの製造方法。
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