JPS583655Y2 - ラチエツトハンドル - Google Patents
ラチエツトハンドルInfo
- Publication number
- JPS583655Y2 JPS583655Y2 JP6107180U JP6107180U JPS583655Y2 JP S583655 Y2 JPS583655 Y2 JP S583655Y2 JP 6107180 U JP6107180 U JP 6107180U JP 6107180 U JP6107180 U JP 6107180U JP S583655 Y2 JPS583655 Y2 JP S583655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- knob
- switching knob
- ratchet pawl
- ratchet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラチェットハンドルさらに詳シくハ、ハンドル
主体先端の頭部に嵌装した回転体の凹部に切換用つまみ
の軸部を嵌入し、前記回転体に形成した空間部内にラチ
ェツト爪を枢支ピンにて取付け、′さらに前記切換用つ
まみの軸部に形成した横孔にスプリングにて附勢された
押体を前記ラチェツト爪の腹部に押圧せしめる構成にし
たラチェットハンドルに関する。
主体先端の頭部に嵌装した回転体の凹部に切換用つまみ
の軸部を嵌入し、前記回転体に形成した空間部内にラチ
ェツト爪を枢支ピンにて取付け、′さらに前記切換用つ
まみの軸部に形成した横孔にスプリングにて附勢された
押体を前記ラチェツト爪の腹部に押圧せしめる構成にし
たラチェットハンドルに関する。
本考案の目的は、頭部に加わる衝撃等によって回転体か
ら切換用つまみが抜は出るのを防止できる堅牢なるラチ
ェットハンドルを提供するにある。
ら切換用つまみが抜は出るのを防止できる堅牢なるラチ
ェットハンドルを提供するにある。
従来、この種ラチェットハンドルおいては、回転体に嵌
入された切換用つまみは、ラチェツト爪の腹部に対して
スプリングで附勢された神体の抑圧によってのみ、回転
体からの抜は出しの防止が図られていたものであるため
、ハンドル主体先端へのある程度の衝撃によっても、切
換用つまみが回転体から簡単に抜は出し、よって切換用
つまみのみならずスプリングや押体までもが飛び出し紛
失の虞れがある他、再度の組み立てに無駄な時間と労力
を要する等の欠点を有していた。
入された切換用つまみは、ラチェツト爪の腹部に対して
スプリングで附勢された神体の抑圧によってのみ、回転
体からの抜は出しの防止が図られていたものであるため
、ハンドル主体先端へのある程度の衝撃によっても、切
換用つまみが回転体から簡単に抜は出し、よって切換用
つまみのみならずスプリングや押体までもが飛び出し紛
失の虞れがある他、再度の組み立てに無駄な時間と労力
を要する等の欠点を有していた。
本考案はこのような従来の欠点を解消するものでその特
徴とするところは、切換用つまみの軸部における前記回
転体の空間部に臨出し且つ横孔を避けた部分に環状溝を
形成するとともに、ラチェツト爪の腹部には該環状溝に
係合する係合突起を設け、さらに前記切換用つまみのつ
まみ部には軸部の横孔と反対方向の位置に貫通孔を穿設
してなるにある。
徴とするところは、切換用つまみの軸部における前記回
転体の空間部に臨出し且つ横孔を避けた部分に環状溝を
形成するとともに、ラチェツト爪の腹部には該環状溝に
係合する係合突起を設け、さらに前記切換用つまみのつ
まみ部には軸部の横孔と反対方向の位置に貫通孔を穿設
してなるにある。
以下その具体的構成を図面に示した一実施例に従って説
明する。
明する。
1はハンドル主体2の先端に形成した円筒状頭部で、内
周面全面に内歯3を刻設してなる。
周面全面に内歯3を刻設してなる。
4は該円筒状頭部1に嵌装せしめる回転体で、中央に円
状の凹部5を形成し且つ略半周に空間部6を切欠形成し
てなる。
状の凹部5を形成し且つ略半周に空間部6を切欠形成し
てなる。
7は該回転体4の下端に一体形成した角軸部で、ソケッ
ト8を嵌装せしめる。
ト8を嵌装せしめる。
9は該角軸部T内に嵌装したスプリング10にて附勢さ
れたボール。
れたボール。
11は前記回転体4の空間部6に枢支ピン12を支点に
回動自在に嵌装されたラチェツト爪で、両側に大幅な外
爪13,13を有し、且つ弧状面に形成した腹部14に
は貫通孔25を支点に弧状の係合突起15を設けてなる
。
回動自在に嵌装されたラチェツト爪で、両側に大幅な外
爪13,13を有し、且つ弧状面に形成した腹部14に
は貫通孔25を支点に弧状の係合突起15を設けてなる
。
16は該ラチェツト爪11の切換によってトルク伝達方
向を切換える切換用つまみで、その軸部17は前記回転
体4の凹部5に嵌入されてなる。
向を切換える切換用つまみで、その軸部17は前記回転
体4の凹部5に嵌入されてなる。
18は該つまみ16の軸部17の下端部に穿設した横孔
19に挿入したスプリング20にて附勢された押体で、
前記ラチェツト爪11の腹部14に係合してなる。
19に挿入したスプリング20にて附勢された押体で、
前記ラチェツト爪11の腹部14に係合してなる。
21は該つまみ16の横孔19よりやや上方に形成され
た環状溝で、前記ラチェツト爪11の係合突起15が係
合されてなる。
た環状溝で、前記ラチェツト爪11の係合突起15が係
合されてなる。
22は該つまみ16のつまみ部23において軸部17の
横孔19と反対方向の位置に穿設された貫通孔である。
横孔19と反対方向の位置に穿設された貫通孔である。
本考案は上記構成よりなるものであるが、ラチェツト爪
11に係合突起15を設けている関係上、次のようにし
て組み立てられる。
11に係合突起15を設けている関係上、次のようにし
て組み立てられる。
まず切換用つまみ16の軸部17の横孔19にスプリン
グ20を挿入し、さらにこのスプリング20の一部を嵌
入する押体18を横孔19に押し込んだ状態で、回転体
4の凹部5に切換用つまみ16の軸部17を嵌入させる
。
グ20を挿入し、さらにこのスプリング20の一部を嵌
入する押体18を横孔19に押し込んだ状態で、回転体
4の凹部5に切換用つまみ16の軸部17を嵌入させる
。
このとき切換用つまみ16は第5図イのように横孔19
の位置を回転体4の空間部6と反対方向に向けておく必
要がある。
の位置を回転体4の空間部6と反対方向に向けておく必
要がある。
その後ラチェツト爪11の腹部14に設けた係合突起1
5を前記切換用つまみ16の軸部17の環状溝21に嵌
入させるようにして、第5図口のようにラチェツト爪1
1を回転体4の空間部6に装填する。
5を前記切換用つまみ16の軸部17の環状溝21に嵌
入させるようにして、第5図口のようにラチェツト爪1
1を回転体4の空間部6に装填する。
そして第5図ハのように切換用つまみ16のつまみ部2
3の貫通孔22から挿入サセタ枢支ピン12を、前記回
転体4及びラチェツト爪11の貫通孔24,25に挿通
させてラチェツト爪11を回転体4に装着する。
3の貫通孔22から挿入サセタ枢支ピン12を、前記回
転体4及びラチェツト爪11の貫通孔24,25に挿通
させてラチェツト爪11を回転体4に装着する。
その後、切換用つまみ16を略半周回転させると、つま
み16の貫通孔22は回転体4の貫通孔24と反対側に
なり枢支ピン12が抜は出るおそれがない。
み16の貫通孔22は回転体4の貫通孔24と反対側に
なり枢支ピン12が抜は出るおそれがない。
またスプリング20の弾圧力により押圧された押体18
がラチェツト爪11の腹部14に押し出されることにな
り、よって押体18は第5図二のようにラチェツト爪1
1の腹部14に係合する。
がラチェツト爪11の腹部14に押し出されることにな
り、よって押体18は第5図二のようにラチェツト爪1
1の腹部14に係合する。
その後は回転体4をハンドル主体2の頭部1に第4図の
ように嵌装して完成させる。
ように嵌装して完成させる。
このようにして組み立てられた本考案においては、トル
ク伝達方向を切換える切換つまみ16の軸部1Tに形成
された環状溝21に、回転体4の空間部6に嵌装された
ラチェツト爪11の腹部14の係合突起15が確実に係
合されている。
ク伝達方向を切換える切換つまみ16の軸部1Tに形成
された環状溝21に、回転体4の空間部6に嵌装された
ラチェツト爪11の腹部14の係合突起15が確実に係
合されている。
従って、該つまみ16はラチェツト爪11により抑制さ
れ、さらにラチェツト爪11は回転体4に抑制されてい
るため、回転体4から抜は出す方向に外力が加わった場
合にも、回転体4から抜は出す虞れが全く無いのである
。
れ、さらにラチェツト爪11は回転体4に抑制されてい
るため、回転体4から抜は出す方向に外力が加わった場
合にも、回転体4から抜は出す虞れが全く無いのである
。
尚、該実施例では切換用つまみ16の軸部17の環状溝
21は、横孔19のやや上方に形成されているが決して
この位置に限定されず、回転体4の空間部6に臨出し且
つ横孔19を避けた部分に形成されていればよい。
21は、横孔19のやや上方に形成されているが決して
この位置に限定されず、回転体4の空間部6に臨出し且
つ横孔19を避けた部分に形成されていればよい。
またこの環状溝21に係合するラチェツト爪11の腹部
14の係合突起15の形状は決して該実施例に限定され
るものではなく、要は環状溝21に係合する保合突起で
あればよい。
14の係合突起15の形状は決して該実施例に限定され
るものではなく、要は環状溝21に係合する保合突起で
あればよい。
また押体は球体であってもよく、その他回転体4、切換
用つまみ16、ラチェツト爪11等の他の構成要素につ
いては決して該実施例のような形状、構造に限定される
ものではない。
用つまみ16、ラチェツト爪11等の他の構成要素につ
いては決して該実施例のような形状、構造に限定される
ものではない。
叙上のように本考案は、切換用つまみの軸部における回
転体の空間部に臨出し且つ横孔を避けた部分に環状溝を
形成し、該環状溝に係合する係合突起をラチェツト爪の
腹部に設けてなるため、切換用つまみに対して回転体か
ら抜は出す方向の外力が加わった場合においても、切換
用つまみはラチェツト爪により抑制され、ひいては回転
体により抑制されており抜は出す虞れが全く無く、よっ
て該つまみの抜は出しをおそれることなく安心して使用
できる実益を有する。
転体の空間部に臨出し且つ横孔を避けた部分に環状溝を
形成し、該環状溝に係合する係合突起をラチェツト爪の
腹部に設けてなるため、切換用つまみに対して回転体か
ら抜は出す方向の外力が加わった場合においても、切換
用つまみはラチェツト爪により抑制され、ひいては回転
体により抑制されており抜は出す虞れが全く無く、よっ
て該つまみの抜は出しをおそれることなく安心して使用
できる実益を有する。
また切換用つまみのつまみ部には軸部の横孔と反対方向
の位置に貫通孔を穿設しているため、ラチェツト爪の腹
部に係合突起を設けたにも関わらず、容易に組み立て得
るもので、全体の構成を複雑にすることなく製作できる
効果がある。
の位置に貫通孔を穿設しているため、ラチェツト爪の腹
部に係合突起を設けたにも関わらず、容易に組み立て得
るもので、全体の構成を複雑にすることなく製作できる
効果がある。
第1図は本考案に係るラチェットハンドルの正面図、第
2図は同平面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4
図イは第3図B−B線断面図、口は同C−C線断面図、
第5図は組み立て順序を説明する要部縦断面図。 4・・・・・・回転体、6・・・・・・空間部、11・
・・・・・ラチェツト爪、14・・・・・・腹部、15
・・−・・・係合突起、16・・・・・・切換用つ筐み
、17・・・・・・軸部、19・・・・・・横孔、21
・・・・・・環状溝、22・・・・・・貫通孔、23・
・・・・・つまみ部。
2図は同平面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4
図イは第3図B−B線断面図、口は同C−C線断面図、
第5図は組み立て順序を説明する要部縦断面図。 4・・・・・・回転体、6・・・・・・空間部、11・
・・・・・ラチェツト爪、14・・・・・・腹部、15
・・−・・・係合突起、16・・・・・・切換用つ筐み
、17・・・・・・軸部、19・・・・・・横孔、21
・・・・・・環状溝、22・・・・・・貫通孔、23・
・・・・・つまみ部。
Claims (1)
- ハンドル主体先端の頭部に嵌装した回転体の凹部に切換
用つまみの軸部を嵌入し、前記回転体に形成した空間部
内にラチェツト爪を枢支ピンにて取付け、さらに前記切
換用つまみの軸部に形成した横孔にはスプリングと押体
を挿入して該押体を前記ラチェツト爪の腹部に押圧せし
めてなるラチェットハンドルにおいて、前記切換用つま
みの軸部における前記回転体の空間部に臨出し且っ横孔
を避けた部分に環状溝を形威し、該環状溝に係合する係
合突起を前記ラチェツト爪の腹部に設け、且つ前記切換
用つまみのつまみ部には軸部の横孔と反対方向の位置に
貫通孔を穿設してなることを特徴とするラチェットハン
ドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107180U JPS583655Y2 (ja) | 1980-05-02 | 1980-05-02 | ラチエツトハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107180U JPS583655Y2 (ja) | 1980-05-02 | 1980-05-02 | ラチエツトハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56166165U JPS56166165U (ja) | 1981-12-09 |
JPS583655Y2 true JPS583655Y2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=29655479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6107180U Expired JPS583655Y2 (ja) | 1980-05-02 | 1980-05-02 | ラチエツトハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583655Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-02 JP JP6107180U patent/JPS583655Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56166165U (ja) | 1981-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6123575Y2 (ja) | ||
JPH028091Y2 (ja) | ||
JPS583655Y2 (ja) | ラチエツトハンドル | |
JP3425126B2 (ja) | テーブル脚等の取り付け装置 | |
JPH01203705A (ja) | 板状体の組立具 | |
JP2552205B2 (ja) | 車両ドアロック装置のロッド取付装置 | |
JPH03108572U (ja) | ||
JPS6110011Y2 (ja) | ||
JP4250462B2 (ja) | エスカチオンの取付機構 | |
JP2568934B2 (ja) | ワンウェイクラッチ | |
JPH0243527U (ja) | ||
JPH0239018Y2 (ja) | ||
JPH0623424Y2 (ja) | 回転工具 | |
JPH0233570Y2 (ja) | ||
JPH0332696Y2 (ja) | ||
JPH0223726Y2 (ja) | ||
JPS6250308U (ja) | ||
JPS6010485Y2 (ja) | コンパクト | |
JPS5942991Y2 (ja) | まほうびん | |
JPH0643393Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
JPS6139342Y2 (ja) | ||
KR920007170Y1 (ko) | 역회전 소켓렌치 | |
JPS58113228U (ja) | 押釦スイツチ | |
JPS6231949Y2 (ja) | ||
JP3018120U (ja) | ロック機構を備えた首振りラチェットレンチ |