JPS6110011Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110011Y2 JPS6110011Y2 JP8169581U JP8169581U JPS6110011Y2 JP S6110011 Y2 JPS6110011 Y2 JP S6110011Y2 JP 8169581 U JP8169581 U JP 8169581U JP 8169581 U JP8169581 U JP 8169581U JP S6110011 Y2 JPS6110011 Y2 JP S6110011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- inner wire
- periphery
- adjustment screw
- mounting piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、取付用片を自動二輪車の棒ハンドル
等に取付け、その取付用片に軸支した操作レバー
に、クラツチレバー、ブレーキレバーなどに一端
を取付けたケーブルワイヤーのインナーワイヤー
の他端を取付けるワイヤーケーブル操作装置にお
いて、前記取付用片に設けてインナーワイヤーを
摺動自由に通す頭部筒の周りを改良したものであ
る。
等に取付け、その取付用片に軸支した操作レバー
に、クラツチレバー、ブレーキレバーなどに一端
を取付けたケーブルワイヤーのインナーワイヤー
の他端を取付けるワイヤーケーブル操作装置にお
いて、前記取付用片に設けてインナーワイヤーを
摺動自由に通す頭部筒の周りを改良したものであ
る。
従来のワイヤーケーブル操作装置は、第１図に
示すように棒ハンドルａ等に取付ける取付用片１
の軸２によつて操作レバー１１を軸支し、その操
作レバー１１にはワイヤーケーブルのインナーワ
イヤーｂを嵌め込む割溝１２とインナーワイヤー
ｂの端部駒b′を側面から嵌め込んで係止する嵌合
係止盲孔１３とを連通させて設け、取付用片１の
頭部筒３に、側周にインナーワイヤーｂを通す第
１開溝５を設けた螺孔４を形成し、その螺孔４に
は、中心にインナーワイヤー挿通孔７を設け、外
周に該挿通孔７に連通する第２開溝８を設け、端
面にはアウターワイヤーｃの端面が接する接合面
９を設けた調整螺子６を螺合しているものであつ
て、調整螺子６の螺合回転による軸方向の移動に
より接合面９に接するアウターワイヤーｃを矢線
Ｘ方向に押圧したり、その押圧を緩める調整を施
すようにしている。しかるに調整螺子６を任意の
調整位置に固定することができないので、その調
整螺子６にロツクナツト１０を螺合し、調整螺子
６の回転により位置を調整したあとで、ロツクナ
ツト１０をねじ進めて頭部筒３の端面に圧接する
ロツクを施すようにしているものであつて、ロツ
クナツト１０によるロツクを解消して調整螺子６
の軸方向位置を調整し、それから再びロツクナツ
ト１０によりロツクを施さねばならないから、調
整操作が煩雑になる。本考案はロツクナツト１０
を廃止し、調整螺子を一乃至数回回転するだけで
該螺子を係止できるように改良したものである。
示すように棒ハンドルａ等に取付ける取付用片１
の軸２によつて操作レバー１１を軸支し、その操
作レバー１１にはワイヤーケーブルのインナーワ
イヤーｂを嵌め込む割溝１２とインナーワイヤー
ｂの端部駒b′を側面から嵌め込んで係止する嵌合
係止盲孔１３とを連通させて設け、取付用片１の
頭部筒３に、側周にインナーワイヤーｂを通す第
１開溝５を設けた螺孔４を形成し、その螺孔４に
は、中心にインナーワイヤー挿通孔７を設け、外
周に該挿通孔７に連通する第２開溝８を設け、端
面にはアウターワイヤーｃの端面が接する接合面
９を設けた調整螺子６を螺合しているものであつ
て、調整螺子６の螺合回転による軸方向の移動に
より接合面９に接するアウターワイヤーｃを矢線
Ｘ方向に押圧したり、その押圧を緩める調整を施
すようにしている。しかるに調整螺子６を任意の
調整位置に固定することができないので、その調
整螺子６にロツクナツト１０を螺合し、調整螺子
６の回転により位置を調整したあとで、ロツクナ
ツト１０をねじ進めて頭部筒３の端面に圧接する
ロツクを施すようにしているものであつて、ロツ
クナツト１０によるロツクを解消して調整螺子６
の軸方向位置を調整し、それから再びロツクナツ
ト１０によりロツクを施さねばならないから、調
整操作が煩雑になる。本考案はロツクナツト１０
を廃止し、調整螺子を一乃至数回回転するだけで
該螺子を係止できるように改良したものである。
本考案の一実施例を第２〜５図により説明す
る。
る。
取付用片１の頭部筒３には、取付により底部に
なる位置に突起片２１を一体に形成し、その外側
から螺孔４の外方部の内部に直角形で連通する透
孔２２を設けて螺孔４との連通部に係合環部２３
を中心方向に突出させ、突起片２１の外側には蓋
板２５をねじ２６によつて固定する嵌込凹面２４
を設けて透孔２２を盲孔形とし、その透孔２２内
に蓋板２５の内面で支承されるばね２７と一部を
螺孔４内に突出する弾出係合ボール２８とを嵌
め、弾出係合ボール２８を調整螺子６の周面に弾
接して第２開溝に係入できるようにする。調整螺
子６には回転ハンドル２９を一体に設けて頭部筒
３の外側に位置させる。又、アウターワイヤーｃ
を当てる接触面９は嵌込溝３０の内部に設ける。
なる位置に突起片２１を一体に形成し、その外側
から螺孔４の外方部の内部に直角形で連通する透
孔２２を設けて螺孔４との連通部に係合環部２３
を中心方向に突出させ、突起片２１の外側には蓋
板２５をねじ２６によつて固定する嵌込凹面２４
を設けて透孔２２を盲孔形とし、その透孔２２内
に蓋板２５の内面で支承されるばね２７と一部を
螺孔４内に突出する弾出係合ボール２８とを嵌
め、弾出係合ボール２８を調整螺子６の周面に弾
接して第２開溝に係入できるようにする。調整螺
子６には回転ハンドル２９を一体に設けて頭部筒
３の外側に位置させる。又、アウターワイヤーｃ
を当てる接触面９は嵌込溝３０の内部に設ける。
本考案は調整螺子６を回転して第２開溝８を頭
部筒３の第１開溝５に合致させ、それによつてイ
ンナーワイヤーｂをインナーワイヤー挿通孔７と
螺孔４内に嵌めたあと、その調整螺子６を回転し
て第２開溝８を第２，３図に示すように弾出係合
ボール２８に合致させる角度にすると、該ボール
２８が第２開溝８に図示のように係入して紊りな
回転を生じないように係止される。また調整のた
め弾出係合ボール２８を排除しながらやや強力に
回転すると、その一回転毎に前記係合ボール２８
の第２開溝８への係入を生じて係合するから、必
要回転数の回転により調整螺子６を軸線方向にも
移動する。
部筒３の第１開溝５に合致させ、それによつてイ
ンナーワイヤーｂをインナーワイヤー挿通孔７と
螺孔４内に嵌めたあと、その調整螺子６を回転し
て第２開溝８を第２，３図に示すように弾出係合
ボール２８に合致させる角度にすると、該ボール
２８が第２開溝８に図示のように係入して紊りな
回転を生じないように係止される。また調整のた
め弾出係合ボール２８を排除しながらやや強力に
回転すると、その一回転毎に前記係合ボール２８
の第２開溝８への係入を生じて係合するから、必
要回転数の回転により調整螺子６を軸線方向にも
移動する。
本考案は前記により明らかにした構成になり、
調整螺子６を一回転するごとに第２開溝８に弾出
係合ボール２８を係入してみだりな回転を生じな
いように係止できるものであつて、第２開溝８は
弾出係合ボール２８の係入による調整螺子６の回
転止めを強力にできて、在来のようにロツクナツ
トにより調整螺子６の調整位置に固定する必要が
ないから、調整操作を簡易迅速に施し得る効果を
もつ。
調整螺子６を一回転するごとに第２開溝８に弾出
係合ボール２８を係入してみだりな回転を生じな
いように係止できるものであつて、第２開溝８は
弾出係合ボール２８の係入による調整螺子６の回
転止めを強力にできて、在来のようにロツクナツ
トにより調整螺子６の調整位置に固定する必要が
ないから、調整操作を簡易迅速に施し得る効果を
もつ。
第１図は本考案による改良前の従来の調整機構
の断面図、第２〜５図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第２図は一部を切欠した上面図、
第３図は第２図Ａ−Ａ線切断側面図、第４図は第
３図Ｂ−Ｂ線切断側面図、第５図は調整螺子６の
斜視図である。 ｂ→インナーワイヤー、ｃ→アウターワイヤ
ー、１→取付用片、２→軸、３→頭部筒、４→螺
孔、５→第１開溝、６→調整螺子、７→インナー
ワイヤー挿通孔、８→第２開溝、９→接合面、１
１→操作レバー、２１→突起片、２７→ばね、２
８→弾出係合ボール。
の断面図、第２〜５図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第２図は一部を切欠した上面図、
第３図は第２図Ａ−Ａ線切断側面図、第４図は第
３図Ｂ−Ｂ線切断側面図、第５図は調整螺子６の
斜視図である。 ｂ→インナーワイヤー、ｃ→アウターワイヤ
ー、１→取付用片、２→軸、３→頭部筒、４→螺
孔、５→第１開溝、６→調整螺子、７→インナー
ワイヤー挿通孔、８→第２開溝、９→接合面、１
１→操作レバー、２１→突起片、２７→ばね、２
８→弾出係合ボール。
Claims (1)
- 取付用片に操作レバーを軸支し、その操作レバ
ーにケーブルワイヤーのインナーワイヤーを通し
て端部を取付け、取付用片には前記インナーワイ
ヤーを通す第１開溝を側周に設けた頭部筒と、そ
の頭部筒の内周に螺合して中心にインナーワイヤ
ー挿通孔を形成し、外側端面にアウターワイヤー
の接合面を設けるとともに、側周にはインナーワ
イヤー挿通孔に連通しかつ前記第１開溝に合致さ
せ得る第２開溝を設けてなる調整螺子を設けるも
のにおいて、前記取付用片の頭部筒３の外周に、
筒内周に開口する盲孔を形成し、その盲孔内にば
ね２７と弾出係合ボール２８とを納め、その係合
ボール２８を調整螺子６の外周に弾接して第２開
溝８に係入し得る構成にしたことを特徴とするワ
イヤーケーブルの調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8169581U JPS6110011Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8169581U JPS6110011Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57193413U JPS57193413U (ja) | 1982-12-08 |
| JPS6110011Y2 true JPS6110011Y2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=29877196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8169581U Expired JPS6110011Y2 (ja) | 1981-06-02 | 1981-06-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110011Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2705090B2 (ja) * | 1988-04-08 | 1998-01-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像方法及びそのための現像装置 |
| JPH0717667Y2 (ja) * | 1988-06-28 | 1995-04-26 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車等の操作レバー装置 |
-
1981
- 1981-06-02 JP JP8169581U patent/JPS6110011Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57193413U (ja) | 1982-12-08 |
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