JPH0623424Y2 - 回転工具 - Google Patents

回転工具

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JPH0623424Y2
JPH0623424Y2 JP8938089U JP8938089U JPH0623424Y2 JP H0623424 Y2 JPH0623424 Y2 JP H0623424Y2 JP 8938089 U JP8938089 U JP 8938089U JP 8938089 U JP8938089 U JP 8938089U JP H0623424 Y2 JPH0623424 Y2 JP H0623424Y2
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JP
Japan
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socket
ball
shaft
push rod
mounting shaft
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JP8938089U
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JPH0329265U (ja
Inventor
元彦 池田
明 竹ノ内
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Maeda Metal Industries Ltd
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Maeda Metal Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ソケットレンチ等の回転締付具の駆動スタッ
ド、該スタッドに着脱可能に取付けられた延長軸又はア
ダプターのソケット取付軸にソケットを着脱可能に取り
付けて使用する回転工具に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 出願人は以前、第5図に示すソケットレンチを提案した
(実開昭63−27264号)。
上記ソケットレンチは、柄(12)の一端に締付方向の回転
に対しては柄と一体に回転し、柄の緩み方向の回転に対
しては空滑り可能にラチェット歯車(13)を内蔵し、該歯
車から駆動スタッド(11)を突設してソケット(8)を取
り付けている。
駆動スタッド(11)の側面にソケット落下防止用のボール
式係止手段(6)が配備され、該係止手段はスタッド(1
1)の側面にボール(7)を出没可能に配備し、前記ボー
ル(7)が係入可能な凹部(51)及びボール(7)をスタ
ッド(11)から臨出する方向に押圧する押し面(52)を形成
したプッシュロッド(5)をスタッド(11)の軸心に摺動
可能に配備し、該ロッドをバネ(43)にて飛び出し方向に
付勢している。
プッシュロッド(5)を指で押すと、該ロッドの凹部(5
1)がボール(7)の位置に対応して、ボール(7)の侵
入を許容し、これによってボール(7)がスタッド(11)
の凹みに入り、ソケット(8)の着脱を許容する。
ソケット(8)の軸挿通穴(81)にスタッド(11)を嵌めた
後、プッシュロッド(5)に対する押圧を解除すると、
該穴(81)の内面に形成した受け部(82)にボール(7)が
係合してソケット(8)の脱落を防止出来る。
ところが、第6図に示す如く、遊星歯車減速装置(14)を
内蔵したパワーレンチ(15)に動力又は手動の回転締付具
(1)を連繋し、該パワーレンチの駆動スタッド(11)に
ソケット(8)を連繋する構造の場合は、前記ボール式
係止手段のプッシュロッドをパワーレンチの軸心をスラ
イド可能に貫通配備することは設計上の無理があり、ボ
ール式係止手段を採用することは出来なかった。
第7図に示す様に、動力回転締付具(1)に延長軸
(2)を介してソケット(8)を連繋する場合に、前記
ボール式ソケット係止手段とは異なるソケット係止手段
が提案されている(特公昭63−44511号)。
上記係止手段は、延長軸(2)のソケット取付軸(4)
に斜めに貫通孔(44)を開設し、該孔に摺動可能にプルロ
ッド(45)を配備している。
ソケット取付軸(4)の外周にコイルバネ(47)を嵌め、
該コイルバネ(47)によってプルロッド(45)の先端がソケ
ット取付軸(4)の側面から臨出する様に該ロッド(45)
を保持している。
プルロッド(45)の先端には、ソケット(8)の軸挿通穴
(81)の内面に形成した受け部(82)に係脱する係合部(46)
が形成されている。
ソケット取付軸(4)をソケット(8)の軸挿通穴(81)
に挿入する際、プルロッド(45)の先端がソケット(8)
の孔縁に当たってバネ(47)に抗して凹む。
プルロッド先端がソケットの受け部(82)に対応すると、
バネ(47)力によってロッド先端が受け部(82)に嵌まって
係合し、ソケット(8)の抜止めを画る。
ソケット取付軸(4)からソケット(8)を外すには、
バネ(47)力に抗してプルロッド(45)を斜めに引き上げて
該ロッド先端とソケット(8)の受け部(82)との係合を
外し、この状態でソケット取付軸(4)とソケット
(8)とを引き離せば可い。
ところが、上記の如くソケット取付軸(4)を斜めに貫
通する孔(44)を開設することは、取付軸(4)の強度を
著しく低下させる問題がある。
又、第5図に示すソケットレンチの様に、駆動スタッド
(11)の全長に亘ってソケット(8)の軸挿通穴(81)が嵌
まるものは、第7図の係止手段は実施出来ない問題があ
る。
本考案は、接続すべきソケットを容易に且つ不用意に外
れることがない様に駆動スタッド又はソケット取付軸に
保持でき、然も使用者の操作によって迅速且つ簡単に取
外しできる回転工具を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 本考案の回転工具は、回転締付具(1)の駆動スタッド
(11)、該スタッドに着脱可能に取付けられた延長軸
(2)又はアダプター(22)のソケット取付軸(4)の側
面に、ソケット(8)の軸挿通孔(81)の内面に形成され
た受け部(82)に係合可能なソケット落下防止用のボール
(7)を出没可能に設け、該ボール(7)が侵入可能な
凹部(51)及びボール(7)を駆動スタッド(11)又はソケ
ット取付軸(4)の側面から臨出する様に押圧可能な押
し面(52)を有すプッシュロッド(5)を駆動スタッド(1
1)又はソケット取付軸(4)の軸心に摺動可能に配備す
ると共に、バネ(43)にてプッシュロッド(5)を飛び出
し方向に付勢してボール(7)を駆動スタッド(11)又は
ソケット取付軸(4)の側面から臨出させている回転工
具に於て、プッシュロッド(5)が摺動可能に嵌まるス
ライド穴(41)は駆動スタッド(11)又はソケット取付け軸
(4)のソケット取付け側の先端面に開設され、該穴(4
1)に摺動可能に嵌まったプッシュロッド(5)は穴から
飛び出す方向に付勢され、プッシュロッド(5)の先端
面はドライバー、手指等の押圧手段(9)が当る当り面
(50)となっている。
(作用) 回転締付具(1)の駆動スタッド(11)、該スタッドに着
脱可能に取り付けられた延長軸(2)又はアダプターの
ソケット取付軸(4)の先端部をソケット(8)の軸挿
通穴(81)に嵌め、ソケット(8)のボルト・ナット係合
穴(83)側から、ドライバー、手指等の押圧手段(9)に
てプッシュロッド(5)の当り面を押圧し、バネ(43)に
抗して該ロッド(5)を押し込む(第2図)。
プッシュロッド(5)の凹部(51)がボール(7)に対応
して、ボール(7)の侵入を許容する。
駆動スタッド(11)又はソケット取付軸(4)をソケット
(8)に押し込むと、ボール(7)はプッシュロッド
(5)の凹部(51)に嵌まって駆動スタッド(11)又は、ソ
ケット取付軸(4)内に凹み、ソケット(8)の押込み
を許容する。
ソケット(8)の軸挿通穴(81)の内面に形成した受け部
(82)がボール(7)に対応すると、ボール(7)が該受
け部(82)に係合してソケット(8)の抜止めを画る。
ソケット(8)を外す際は、上記とは逆の手順にて操作
すれば、ソケット(8)を簡単に外すことができる。
(効果) 上記の如く、本考案の回転工具は、ソケットを容易に且
つ不用意に外れることがない様に駆動スタッド又はソケ
ット取付軸に保持でき、然も使用者の操作によって迅速
且つ簡単に取外しできる。
又、ソケット取付軸(4)の先端側から操作して、ソケ
ット(8)の着脱を行なうことができるため、駆動スタ
ッド(11)又はソケット取付軸(4)が長くても、又、駆
動スタッド(11)又はソケット取付軸(4)に回転駆動を
付与する機構が大型化しても、ボール式係止手段の組込
み及び操作には支障がない。
更に、スタッド(11)又は取付軸(4)の軸心にプッシュ
ロッドを摺動可能に配備するため、従来の様に軸心に斜
めに貫通孔を開設する必要はなく、軸部の強度低下を抑
えることができる。
(実施例) 第1図は、長尺軸部(21)の一端に角穴(3)、他端に該
角穴(3)に対応する角軸状のソケット取付軸(4)を
具えた所謂エキステンションバーと呼ばれる延長軸
(2)に本考案を実施したものである。
上記延長軸(2)は、ソケット取付軸(4)にソケット
(8)を着脱可能に取付け、角孔(3)に手動又は動力
回転締付具(1)の駆動スタッド(11)を接続して使用す
る。
ソケット(8)は一端が、延長軸(2)のソケット取付
軸(4)に対応する軸挿通穴(81)、他端がボルト・ナッ
トが嵌まる係合穴(83)となっている。
軸挿通穴(81)の内面には、後記する係止用ボール(7)
が嵌まる受け部(82)が凹設されている。
延長軸(2)のソケット取付軸(4)の先端中央部にス
ライド穴(41)が開設され、該スライド穴(41)にプッシュ
ロッド(5)が摺動可能に配備され、スライド穴(41)の
奥端に配備したバネ(43)によってプッシュロッド(5)
は飛び出し方向に付勢されている。
上記ソケット取付軸(4)の一側面にはスライド穴(41)
に貫通してボール収容孔(42)が開設され、プッシュロッ
ド(5)には該ボール収容孔(42)に収容されたボール
(7)が侵入可能な凹部(51)及びボール(7)を飛び出
し方向に押圧してボール(7)をソケット取付軸(4)
の側面から臨出させる押し面(52)を形成している。
ボール収容孔(42)の外側の開口縁は、ボール(7)の直
径よりも狭く形成され、ボール(7)の脱出を防止して
いる。
プッシュロッド(5)がスライド穴(41)の開口側に最大
突出した状態に於て、ボール(7)は該ロッドの押し面
(52)によって外側に押されてソケット取付軸(4)の側
面から臨出する。この状態で、プッシュロッド(5)の
先端はソケット取付軸(4)の先端面に揃う或は該先端
面から少し凹んている。
実施例ではプッシュロッド(5)の先端面は外周部から
中央部にかけて緩やかに凹んでいる。これは、後記の如
くプッシュロッド(5)を押圧具(9)にて押圧する
際、押圧具(9)の先端をプッシュロッド(5)の軸心
に案内する役割をなすものである。
然して、第2図の如く、延長軸(2)のソケット取付軸
(4)の先端部をソケット(8)の軸挿通穴(81)に嵌
め、ソケット(8)のボルトナット係合穴(83)側から、
ドライバー、手指等の押圧手段(9)にてプッシュロッ
ド(5)をバネ(43)に抗して押し込む。プッシュロッド
(5)の凹部(51)がボール(7)に対応して、ボール
(7)の侵入を許容する。
ソケット取付軸(4)をソケット(8)に押し込むと、
ボール(7)はプッシュロッド(5)の凹部(51)に嵌ま
ってソケット取付軸(4)内に凹み、ソケット(8)の
押込みを許容する。
ソケット(8)の軸挿通穴(81)の内面に形成した受け部
(82)がボール(7)に対応すると、該ボールが該受け部
(82)に係合してソケット(8)の抜止めを画る(第1
図)。
ソケット(8)を外す際は、上記とは逆の手順にて操作
すれば、ソケット(8)を簡単に外すことができる。
第3図は、一端に角穴(3)、他端に該角穴とはサイズ
の異なる角軸状のソケット取付軸(4)を突設した所謂
アダプター(22)に本考案を実施した状態を示している。
アダプター(22)は、回転締付具の駆動スタッド(11)と、
ソケット(8)の軸挿通穴(81)のサイズが異なる場合
に、該スタッド(11)とソケット(8)の間に介装して使
用するものである。
アダプター(22)のソケット取付軸(4)に前記第1図に
示すボール式係止手段(6)を具えている。
第4図は、回転締付具(1)の駆動スタッド(11)に直接
にボール式係止手段(6)を具えた他の実施例を示して
いる。
この場合、該駆動スタッド(11)に回転駆動を付与する機
構が大型化しても、ボール式係止手段(6)の組込み及
び操作には支障はない。
本考案は上記の実施例の構成に限定されることはなく、
実用新案登録請求の範囲の記載の範囲で種々の変形が可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を延長軸に実施した状態を示す断面図、
第2図はソケットを着脱する手順の説明図、第3図は本
考案をアダプターに実施した断面図、第4図は回転締付
具の駆動スタッドに直接にボール式係止手段を実施した
断面図、第5図は出願人が以前提案したボール式係止手
段の断面図、第6図はパワーレンチを介してソケットを
接続する説明図、第7図は従来例のソケット係止手段の
断面図である。 (1)……回転締付具、(11)……駆動スタッド (2)……延長軸、(3)……角孔 (4)……取付軸、(5)……プッシュロッド (7)……ボール、(8)……ソケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転締付具(1)の駆動スタッド(11)、該
    スタッドに着脱可能に取付けられた延長軸(2)又はア
    ダプター(22)のソケット取付軸(4)の側面に、ソケッ
    ト(8)の軸挿通孔(81)の内面に形成された受け部(82)
    に係合可能なソケット落下防止用のボール(7)を出没
    可能に設け、該ボール(7)が侵入可能な凹部(51)及び
    ボール(7)を駆動スタッド(11)又はソケット取付軸
    (4)の側面から臨出する様に押圧可能な押し面(52)を
    有すプッシュロッド(5)を駆動スタッド(11)又はソケ
    ット取付軸(4)の軸心に摺動可能に配備すると共に、
    バネ(43)にてプッシュロッド(5)を飛び出し方向に付
    勢してボール(7)を駆動スタッド(11)又はソケット取
    付軸(4)の側面から臨出させている回転工具に於て、
    プッシュロッド(5)が摺動可能に嵌まるスライド穴(4
    1)は駆動スタッド(11)又はソケット取付け軸(4)のソ
    ケット取付け側の先端面に開設され、該穴(41)に摺動可
    能に嵌まったプッシュロッド(5)は穴から飛び出す方
    向に付勢され、プッシュロッド(5)の先端面はドライ
    バー、手指等の押圧手段(9)が当る当り面(50)となっ
    ている回転工具。
JP8938089U 1989-07-27 1989-07-27 回転工具 Expired - Lifetime JPH0623424Y2 (ja)

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JP8938089U JPH0623424Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 回転工具

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JPH0329265U JPH0329265U (ja) 1991-03-22
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