JPS5836556B2 - カラ−映像信号の再生装置 - Google Patents

カラ−映像信号の再生装置

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JPS5836556B2
JPS5836556B2 JP376477A JP376477A JPS5836556B2 JP S5836556 B2 JPS5836556 B2 JP S5836556B2 JP 376477 A JP376477 A JP 376477A JP 376477 A JP376477 A JP 376477A JP S5836556 B2 JPS5836556 B2 JP S5836556B2
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孝夫 角
保伸 国吉
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Description

【発明の詳細な説明】 最近、録画再生機いわゆるVTRにおいては、一定の長
さのテープにできるだけ長時間の記録ができるようにす
ることが要求されてきている。
そのためには、従来のように記録トラック間にいわゆる
ガードバンドを形成しないようにすればよい。
しかし、そうすると、再生時隣接するトラックからのク
ロストークが問題となる。
映像信号は一般にFM変調して比較的周波数の高い信号
として記録する。
この点に着目して、隣接するトラックを形成する2個の
回転磁気ヘッドの磁気空隙の傾きを異ならし、アジマス
損失の効果を利用して、再生時における隣接トラックか
らのクロストークを減少させる方法がすでに提案されて
いる。
しかしながら、この方法は、カラー映像信号の場合には
不都合を来たす。
それは、カラー映像信号の場合、搬送色信号については
、その搬送周波数が680〜6 9 0 KHz程度の
周波数となるように低域変換して記録するため、アジマ
ス損失は小さく、従ってクロストークはほとんど減少し
ないからである。
この点にかんがみ、搬送色信号のクロストークを減少さ
せる方法として、次のような方法が提案されている。
これは、第1図に示す隣接するトラックTA及びTBに
記録される低域変換された搬送色信号CA及びCBが互
いに周波数インターリーブの関係となるように、水平周
波数をfHとするとき、搬送色信号CA及びcBの搬送
周波数fA及びfB1 を−zfHだけ異ならせるものである。
そして、このようにするには、もとの搬送周波数がf
s= 3. 5 8 MHzの搬送色信号を周波数変換
するにあたって、その周波数変換用信号の周波1 数をトラックTAとトラッグTBで2 f Hだけ異な
らせばよい。
この場合、周波数変換用信号として周波数が異なる2通
りのものを用意してこれをトラックTA及びTBで切り
換えるよりも、一定の周波数fs+fAの周波数変換用
信号の位相を、例えば、トランクTAでは一定にし、ト
ラックTBでは1水平区間ごとに反転させることにより
、等価的に周波数変換用信号の周波数をトラックTA及
びTB1 で−7ifHだけ異ならせる方が構成が簡略化されるな
どの利点がある。
そして、このようにするときは、搬送色信号CA及びc
Bの搬送波は、第1図において矢印で示すように、トラ
ックTAでは周波数がfAで一定位相のものとなり、一
方トラツクTBでは周波数がfAで位相が1水平区間ご
とに反転するものとなり、即ち等価的に周波数がf41 に対してHfHだけずれたfBとなる。
第2図は、このような方法をとる場合の具体的な構成を
示すもので、周波数変換用信号形或回路1からの一定周
波数fs+fAの周波数変換用信号が位相反転器2とス
イッチ回路3よりなる位相切換回路4に供給され、一方
、トラックTAの区間とトラックTBの区間で状態が反
転する信号PG(第3図A)がオア回路5に供給され、
水平同期信号PHがフリツプフロツプ回路6に供給され
て1水平区間ごとに状態の反転する信号PF(同図B)
が形成され、この信号PPがオア回路5に供給されて、
これより、トラックTAの区間ではーの状態を保持しト
ラックTBの区間では1水平区間ごとに状態の反転する
信号PSR(同図C)が得られ、これにて位相切換回路
4のスイツチ回路3が切り換えられ、この位相切換回路
4からの上述のように位相が切り換えられた信号が周波
数変換器7に供給されて搬送色信号は上述のように低域
変換される。
再生時も全く同様である。
即ち、位相切換回路4から周波数変換器8に供給される
信号は、トラツクTAが再生される区間では周波数がf
s+fAで一定位相となり、トラックTBが再生される
区間では周波数がfs+fAで位相が1水平区間ととに
反転し即ち等価的に周波数がfs+fBとなる。
従って、周波数変換器8からは常に搬送周波数がfsと
された搬送色信号Csが得られる。
この場合、この搬送色信号Csは、第4図に示すように
、周波数fsを中心にfHの周波数間隔で分布するスペ
クトル成分をもつが、これに対し1 で,fHずれたところに分布するスペクトル成分をもつ
隣接トラックからのクロストークC8が混合して得られ
る。
従って、周波数変換器8の出力信号を1水平周期の遅延
時間をもつ遅延回路と減算器からなるC形くし形フィル
タに供給すれば、隣接トラックからのクロストークはほ
とんど除去することができる。
ところで、上述の方法をとる場合、再生時において位相
切換回路4のスイッチ回路3に供給される信号PSPが
、第3図Dに示すように、記録時のそれPSB,(同図
C)と全く同じものとなれば、スイッチ回路3は記録時
と全く対応して切り換えられ、従って周波数変換器8よ
り得られる搬送色信号C8において、その搬送波は第3
図Eで、φとして示すように常に一定位相となる。
しかしながら、再生時においてフリツプフロツプ回路6
の反転位相は記録時のそれと一致するとは限らず、記録
時とは逆になることがある。
このようになると、信号PSPは、第3図Fに示すよう
に、トラックTBが再生される区間では記録時のそれP
SR(同図C)に対して反転し、この区間ではスイッチ
回路3は記録時と逆に切り換えられ、従って周波数変換
器8より得られる搬送色信号Csにおいて、その搬送波
の位相は、第3図Gにおいてφとφ+πで示すようにト
ラックTBの区間ではトラックTAの区間に対して逆相
になってしまう。
本発明は、この点にかんがみ、簡単な構成で、最終的に
得られる再生搬送色信号の搬送波の位相が常に一定にな
るようにしたものである。
第5図は本発明の一例で、HA及びHBは回転磁気ヘッ
ドで、180゜の角間隔をなし、例えばそれぞれの空隙
の傾きは互いに異ならされている。
9は磁気テープで、テープ案内ドラムに180゜強の角
範囲にわたって巻き付けられる。
10〜13は記録再生切換スイッチで、それぞれ、記録
時には接点R側に切り換えられ、再生時には接点P側に
切り換えられる。
14及び15はパルス発生器で、ヘッドHA及びHBの
回転軸に関連して互いに180゜の関係で設けられ、そ
れぞれからフレーム周期のパルスが得られ、これがフリ
ツプフロツプ回路16のセット側とリセット側にそれぞ
れ供給されて、回路16より、上述のトラックTAの区
間とトラックTBの区間で状態が反転する信号PG(第
3図A)が形成される。
まず、記録について説明しよう。
入力端21よりのカラー映像信号はローパスフィルタ2
2に供給されて輝度信号が取り出され、これがFM変調
器23に供給されてFM変調され、変調された輝度信号
がハイパスフィルタ24を通じて合成器25に供給され
る。
入力カラー映像信号は、また、バンドパスフィルタ26
に供給されて搬送色信号が取り出され、これが周波数変
換器Tに供給されて上述のように低域側に周波数変換さ
れる。
即ち、固定発振器31よりの基準副搬送波周波数f s
”” 3. 5 8 MHzの信号が周波数変換器32
に供給され、一方、自由発振周波数が とされた可変周波数発振器33の発振信号が分周1 器34に供給されて に分周され、また入力1 7
5 端21よりのカラー映像信号が水平同期信号分離回路4
1に供給されて水平同期信号PHが取り出され、位相比
較器35において分局器34の出力信号とこの水平同期
信号PHが位相比較され、その比較誤差電圧がローパス
フィルタ36を通じて可変周波数発振器33に供給され
、これにより、発振器33より周波数が4fA−175
fHの信号が得られ、これが分周器37に供給されてよ
に4 分周されて、周波数が の信号が得られ、これが周波数変換器32に供給されて
、周波数変換器32より周波数がfs+fAの信号が得
られる。
そして、この周波数変換用信号形成回路1からの信号が
上述のように位相切換回路4に供給され、一方、水平同
期信号PHがオア回路42を通じてフリツプフロツプ回
路6に供給されて1水平区間ごとに状態の反転する信号
PF(第3図B)が形成され、信号PG及びPFがオア
回路5に供給され、上述のようにこのオア回路5から得
られる信号Psn (第3図C)にて位相切換回路4の
スイッチ回路3が切り換えられ、この位相切換回路4か
らの信号が周波数変換器7に供給されて搬送色信号は上
述のように周波数変換される。
この低域変換された搬送色信号はローパスフィルタ27
を通じて合成器25に供給される。
そして、合成器25より得られる、FM変調された輝度
信号と特殊に低域変換された搬送色信号の合成信号がヘ
ッドHA及びHBに供給されて、テープ9上に第1図に
示すようにトラックTA及びTBとして記録される。
次に再生について説明しよう。
ヘッドHA及びHBよりの再生信号はスイッチ回路51
に供給されて上述の信号PGにより1フィールドごとに
切り換えられて取り出され、これがハイパスフィルタ5
2に供給されてFM変調された輝度信号が取り出され、
これがリミツタ53を通じてFM復調器54に供給され
、復調された輝度信号がローパスフィルタ55を通じて
合或器56に供給される。
スイッチ回路51の出力信号は、また、ローパスフィル
タ57に供給されて低域変換された搬送色信号が取り出
され、これが周波数変換器8に供給されて上述のように
もとの周波数に戻される。
もとの周波数に戻された搬送色信号は、バンドパスフィ
ルタ58を通じてC形くし形フィルタ59に供給される
フィルタ59は、1水平周期の遅延時間をもつ遅延回路
60と減算器61とで構或され、このフィルタ59から
の搬送色信号が合成器56に供給される。
従って、出力端62に再生カラー映像信号が取り出され
る。
そして、この再生時、くシ形フィルタ59からの搬送色
信号がバーストゲート回路71に供給されてバースト信
号が取り出され、これがこの例では位相同期回路72に
供給される。
即ち、自由発振周波数がfsの可変周波数発振器73の
発振信号が位相比較器74に供給されてバースト信号と
位相比較され、その比較誤差電圧がループフィルタ75
を通じて発振器73に供給されて、発振器73より再生
搬送色信号中のバースト信号と同じ周波数で同相の信号
が得られるようにされる。
ここで、ループフィルタ75の時定数は充分大きくされ
る。
そして、位相検波器76においてバースト信号が発振器
73からの信号で位相検波され、その検波電圧がピーク
値ホールド回路77に供給され、そのホールド電圧が補
正パルス発生回路78に供給され、回路78の出力がオ
ア回路42に供給される。
トラックTBの再生されるフィールドにおいて、位相切
換回路4のスイッチ回路3に供給される信号PsPが記
録時のそれpsgと同じ反転状態のものとなるときは、
くシ形フィルタ59から得られる搬送色信号の搬送波は
上述のようにφなる一定位相となり、従ってそのバース
ト信号もある一定位相になっている。
第6図A−Eの左側はこの状態を示すもので、同図Cは
くし形フィルタ59に供給される搬送色信号中のバース
ト信号であり、同図Dはフィルタ59の遅延回路60に
て1水平周期遅延された搬送色信号中のバースト信号で
あり、同図Eはこれらの合成されたくし形フィルタ59
からの搬送色信号中のバースト信号即ちバーストケート
回路71から得られるバースト信号である。
このとき、位相同期回路72の発振器73から得られる
連続波信号は同図Fに示すようにフィルタ59からの搬
送色信号中のバースト信号と同位相であり、従って、位
相検波器76の出力電圧は同図Gの左側に示すようにバ
ースト信号のところで正となり、補正パルス発生回路7
8に供給される直流電圧は同図Hの左側に示すように正
であって、従ってオア回路42にはフリツプフロツプ回
路6を反転させるパルスは供給されない。
そして、例えば、ドロップアウトで水平同期信号が欠除
したり、ノイズによる疑似水平同期信号が生じたりして
、フリツプフロツプ回路6の反転位相が180゜変わる
と、即ちスイッチ回路3に供給される信号Pspが記録
時のそれPsRに対して反転すると、反転した直後の水
平区間ではバーストゲート回路71からバースト信号が
得られなくなるが、その後の水平区間ではくし形フィル
タ59から得られる搬送色信号の搬送波が上述のように
φ+πなる位相になることにより、バーストゲート回路
71からのバースト信号は前とは位相が180゜変わる
しかしながら、位相同期回路72においてループフィル
タ75の時定数は上述のように充分大きくされているか
ら、バースト信号の位相がこのように180゜変わって
も、発振器73から得られる連続波信号の位相は同図F
に示すように急には変化せず前と同位相を保つ。
従って、このとき、位相検波器76の出力電圧が同図G
に示すようにバースト信号のところで負になり、補正パ
ルス発生回路78に供給される直流電圧が同図Hに示す
ように負となり、回路78から同図■に示すように水平
同期信号PHと同極性のパルスが得られる。
そしてこのパルスがオア回路42を通じてフリツプフロ
ツプ回路6に供給されて回路6が反転し、回路6の反転
位相は180゜変えられてスイッチ回路3に供給される
信号PSPは記録時のそれPSRに一致するようにされ
る。
従って、スイッチ回路3の切換状態は即ち周波数変換器
8に供給される信号の位相の状態は若干の水平区間を除
いて記録時と全く対応したものとなり、再生搬送色信号
の位相は常に一定となる。
位相同期回路72の代わりに水晶振動子が用いられても
よい。
即ち、バーストゲート回路71からのバースト信号が共
振周波数がfsとされた水晶振動子に供給されて連続波
信号が得られ、位相検波器76においてバースト信号が
この水晶振動子からの信号で位相検波されるような構成
でもよい。
この場合、水晶振動子はQの高いものとされる。
このようにする場合も、上述のようにスイッチ回路3に
供給される信号PSPが記録時のそれPSRに対して反
転して、バーストゲート回路71からのバースト信号が
前とは位相が180゜変わっても、水晶振動子のQが高
いことから、これより得られる連続波信号の位相は急に
は変化せず前と同位相を保ち、従って位相検波器76の
出力電圧が負となって補正パルス発生回路78からパル
スが得られてフリツプフロツプ回路6が反転し、スイッ
チ回路3の切換状態は記録時と対応するように補正され
、上述の場合と同様に再生搬送色信号の位相は常に一定
となる。
ところで、このように水晶振動子を用いる場合、そのQ
をあまり高くすると温度などによる影響が生じて好まし
くないという面がある。
一方、各フィールドの垂直帰線区間内の9水平区間では
バースト信号が欠除しており、水晶振動子のQが充分高
くないときは、このバースト信号の欠除区間で水晶振動
子から得られる連続波信号の減衰が大きくなり、その直
後のバースト信号のところではこの連続波信号を基準信
号とするのは適当でないという面がある。
また、通常、ヘッドHA及びHBの切り換えは上述のバ
ースト信号の欠除区間の直前で行なわれるが、この切り
換えによってその直後では、水平同期信号の乱れによっ
て回路1より得られる周波数変換用信号の周波数が変動
し、再生搬送色信号の位相従ってその中のバースト信号
の位相が乱れ、これにより水晶振動子から得られる連続
波信号も位相が乱れかつ振幅が著しく小さくなってしま
うようになり、切り換えの直後での上述の判別動作は不
安定なものとなってしまう。
第7図の例は、水晶振動子を用いる場合において、上記
の点を考慮したものであって、水平同期信号分離回路4
1からの水平同期信号PHが波形整形回路81に供給さ
れてバースト信号抜き取りパルスが形成され、これがゲ
ート回路82に供給され、一方、パルス発生器14より
のヘッドHAからヘッドHBへの切り換えの時点を示す
フレーム周期のパルスとパルス発生器15よりのヘッド
HBからヘッドHAへの切り換えの時点を示す同じフレ
ーム周期のパルスがオア回路83を通じて単安定マルチ
バイブレーク84に供給されて、第8図Bに示すように
、ヘッドHA及びHBの切り換えの時点からバースト信
号の欠除区間の終りまでの間一の状態を保持するゲート
パルスP■が得られ、これがゲート回路82に供給され
て、第8図Cに示すように、ゲートパルスP■がーの状
態を保持する期間即ちヘッドHA及びHBの切り換え時
点からバースト信号の欠除区間の終りまでの期間以外に
おいてバースト抜き取りパルスが取り出され、この取り
出されたバースト抜き取りパルスPBがバーストゲート
回路71に供給されてバースト信号が取り出される。
そして、この取り出されたバースト信号が基準副搬送波
周波数fsに共振する水晶振動子91を有するフィルタ
92に供給されて、連続波信号Soが形成される。
ここで、単安定マルチバイブレーク84からの上述のパ
ルスPIがスイッチ回路93に供給され、第8図Dに示
すように、ヘッドHA及びHBの切り換えの時点からバ
ースト信号の欠除区間の終りまでの期間ではスイッチ回
路93がオンとなって抵抗94に対して抵抗95が並列
に接続されてフィルタ92のQが充分高くされ、それ以
外の期間ではスイッチ回路93がオフとなって抵抗94
のみとなりフィルタ92のQは比較的高いもヘッドHA
及びHBの切り換えの時点からバースト信号の欠除区間
の終りまでの期間に比べては低くされる。
そして位相検波器76においてバーストゲート回路71
からのバースト信号がフィルタ92からの連続波信号S
cで位相検波され、その検波電圧がピーク値ホールド回
路77に供給され、そのホールド電圧が補正パルス発生
回路78に供給され、回路78の出力がオア回路42に
供給される。
第8図においてはヘッドHAからヘッドHBへの切り換
えの前後につき示してあるが、ヘッドHBからヘッドH
Aへの切り換えの前後においても同様である。
この例によれば、ヘッドHA及びHBの切り換えの直後
の上述のように再生搬送色信号の位相従ってその中のバ
ースト信号の位相が乱れる区間においてはバースト信号
が取り出されないから、この区間において不安定な判別
動作がなされる恐れはない。
しかも、この区間とそれに続くバースト信号の欠除区間
においては基準信号となる連続波信号Soの成形用のフ
ィルタ92のQが充分高くされるから、バースト信号の
欠除区間においても連続波信号Soは充分大きな振幅を
有しており、従ってバースト信号の欠除区間の直後にお
いても安定な判別動作がなされる。
また、判別動作がなされる区間においては、フィルタ9
2のQは比較的高いも、高すぎないように抑えられるか
ら、温度などによる影響は少なくなる。
上述のように本発明によれば、搬送色信号の搬送波の位
相が異ならされて記録されたカラー映像信号の再生にあ
たり、再生搬送色信号として常に搬送波の位相が一定の
ものを確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の前提となるカラー映像信号の
特殊な記録再生方法の説明のためのもので、第1図はテ
ープ上の記録パターンを示す図、第2図は搬送色信号の
周波数変換回路の一例の系統図、第3図及び第4図はそ
の説明のための波形図及び周波数スペクトル図である。 第5図は本発明の一例の系統図、第6図はその説明のた
めの波形図、第7図は他の例の系統図、第8図はその説
明のための波形図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の水平区間ごとに搬送色信号の搬送波の位相が
    異ならされてカラー映像信号が記録された記録媒体を再
    生するものにおいて、再生水平同期信号を基準にして上
    記搬送色信号の周波数変換用信号を形成し、この周波数
    変換用信号の位相を上記所定の水平区間ごとに変えて上
    記搬送色信号を搬送波の位相が一定になるように周波数
    変換するとともに、この周波数変換された搬送色信号よ
    りバースト信号を取り出し、このバースト信号を、その
    位相を所定時間保持させる所定の尖鋭度を有するフィル
    タ回路に供給し、この回路の出力信号で上記バースト信
    号の位相を検波し、その検波出力で上記周波数変換用信
    号の位相を変えると共に、少くとも上記カラー映像信号
    のバースト欠除区間において、上記フィルタ回路の尖鋭
    度を上記区間以外に比して高くするようにしたカラー映
    像信号の再生装置。
JP376477A 1977-01-17 1977-01-17 カラ−映像信号の再生装置 Expired JPS5836556B2 (ja)

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