JPS5837754B2 - 搬送色信号の処理回路 - Google Patents

搬送色信号の処理回路

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JPS5837754B2
JPS5837754B2 JP19443882A JP19443882A JPS5837754B2 JP S5837754 B2 JPS5837754 B2 JP S5837754B2 JP 19443882 A JP19443882 A JP 19443882A JP 19443882 A JP19443882 A JP 19443882A JP S5837754 B2 JPS5837754 B2 JP S5837754B2
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frequency
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保伸 国吉
尭央 土屋
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal

Description

【発明の詳細な説明】 輝度信号(白黒映像信号)を磁気テープなどに記録する
場合、次のような方法によれば、その記録量を大幅に増
やすことができる。
すなわち、第1図に示すように、回転磁気ヘッドIA,
IBを互いに180゜の角間隔をもろて設け、毎秒30
回の速度で回転させると共に、磁気テープ2をテープ案
内ドラム3に沿ってほぼ180゜の角範囲にわたって斜
めに走行させる。
この場合、第2図に示すように、ヘッドIA,IBの作
動ギャップga t gbの幅方向、すなわちアジマス
角を互いに違える。
そして輝度信号を記録可能帯域の高城側を占めるような
FM信号に変換し、このFM輝度信号をヘッドIA,I
Bに供給する。
従ってこのような記録方法によれば、第3図に示すよう
に、輝度信号の1フィールドが1本の磁気トラック4と
してテープ2上に斜めに記録されると共に、ヘッド1人
と1Bではアジマス角が互いに違えられているので、こ
れに対応してトラック4Aと4Bとでは、アジマス角は
互いに違うことになる。
そしてこのような記録パターンを、ヘッドIA,1Bで
再生した場合を考える。
すると、ヘッドIA,IBによってトラック4A,4B
からFM輝度信号が再生されるが、この場合、ヘッド1
人とトラック4Bとでは、アジマス角が違い、またヘッ
ド1Bとトラック4Aとでもアジマス角が違うと共に、
FM輝度信号は高城側に記録されているので、アジマス
損失によりトラック間クロストークを生じることな<F
M輝度信号を再生できる。
またたとえ多少のトラック間クロストークを生じても、
輝度信号はFM信号とされているので、再生系のリミツ
タのリミツタ作用によりそのクロストークは抑圧され、
従ってトラック間クロストークのないFM輝度信号を得
ることができる。
そしてこのように、再生されたFM輝度信号にトラック
間クロストークを生じることがないので、記録時、第3
図に示すように隣り合うトラック4A,4B間にガード
バンドがないように、あるいに隣り合うトラック4A,
4Bが一部重なるようにFM輝度信号を記録することが
でき、従って記録量を大幅に増やすことができる。
ところでカラー映像信号を磁気記録するには、一般に輝
度信号をFM輝度信号に変換すると共に、搬送色信号を
そのFM輝度信号の低域側に周波数変換し、その周波数
変換された搬送色信号と、FM輝度信号との加算信号を
磁気記録するようにしている。
そこで第1図〜第3図の記録方法でカラー映像信号を記
録するときにも、搬送色信号を低域に周波数変換してか
らFM輝度信号に加算して同時に記録することが考えら
れる。
しかし単にそのように記録したのでは、再生時、輝度信
号については再生ヘッドのアジマス損失によりトラック
間クロストークを生じないが、搬送色信号は占有周波数
帯が低いので、隣りの磁気トラックの搬送色信号に対し
ては再生ヘッドのアジマス損失が小さく、このため搬送
色信号にはトラック間クロストークを生じてしまう。
本発明は、これらの問題点を解決すると共に、さらにこ
の高密度記録に伴って生じる問題点を解決しようとする
ものである。
このため、記録時には、輝度信号を記録可能帯域の高城
側を占めるようにFM信号に変換し、また搬送色信号は
そのFM輝度信信の低域側に周波数変換し、この低域変
換された搬送色信号と、FM輝度信号との多重化信号を
記録すると共に、この場合、搬送色信号の搬送周波数を
、トラック4Aと4Bとでは、搬送色信号がインターリ
ーブするような周波数関係に違える。
すなわち、第4図に記録信号の周波数スペクトルを示す
ように1、,ある1つおきのフィールド期間Taには(
第4図A)、FM輝度信号Syと、搬送周波数faの搬
送色信号Scとの多重化信号Saを、ヘッド1Aにより
トラック4Aとして記録し、一方、残る1つおきのフィ
ールド期間Tbには(第4図B)、FM輝度信号Syと
、搬送周波数がfbの搬送色信号Scとの多重化信号s
bを、ヘッド1Bによってトラック4Bとして記録する
と共に、この場合、 とする。
以下その一例について説明しよう。
第5図において、NTSCカラー映像信号は、入力端子
11を通じてローパスフィルタ12に供給されて輝度佑
号が取り出され、この輝度信号がFM変調回路13に供
給されてFM輝度信号Syとされ、この信号Syは加算
回路14に供給される。
またAFC回路20が設けられ、この例では、水平同期
パルスに同期した周波数44fhの交番信号と、周波数
fl1の交番信号とが形成される。
すなわち、可変周波数発振回路21において自走周波数
が44fhの発振信号Soが形成され、この信号Soが
分周回路22に供給され、1/44の周波数に分周され
て第7図Aに示すように、周波数fhの矩形波信号sh
とされ、この信号shが台形波信号形成回路23に供給
されて第7図Bに示すように、信号shに同期した台形
波信号Stとされ、この信号Stがサンプリングホール
ド回路24に供給される。
また端子11よりのカラー映像信号が、同期分離回路2
5に供給されて第7図Cに示すように、水平同期パルス
Phが取り出され、この同期パルスPhがサンプリング
ホールド回路24にそのサンプリングの制御パルスとし
て供給される。
こうしてサンプリングホールド回路24において、台形
波信号Stの立ち上がり部分が、パルスPhによってサ
ンプリングされると共に、ホールドされて信号Stとパ
ルスPhトノ位相差に対応したレベルの直流信号が取り
出される。
そしてこの直流信号が可変周波数発振回路21にその制
御信号として供給される。
従って定常状態においては、信号StとパルスPhとは
、同期状態にあるので、このとき分周回路22よりの信
号shは、水平同期パルスPhの周波数fhとなり、か
つ同期していると共に、この信号shが分周される前の
信号である信号Soは、周波数44fhで、水平同期パ
ルスPhに同期することになる。
こうしてAFC回路20からは、水平同期パルスPhを
基準とし、これに同期し、周波数44fhの信号Soと
、周波数fhの信号shとが取り出される。
さらにこの信号So,Shをもとにして搬送色信号Sc
の搬送周波数がfaまたはfbに周波数変換される。
すなわち、固定発振回路31が設けられ、これより周波
数が(fs +fh)(fs:搬送色信号の搬送周波
数で3. 5 8 MHz )の発振信号が、周波数コ
ンバータ32に供給されると共に、可変周波数発振回路
21よりの信号Soが、コンバータ32に供給されて周
波数が の信号Sfとされ、この信号Sfがスイッチ回路33の
一方の入力接点に供給されると共に、インバータ34に
おいて位相反転されて信号−Sfとされてからスイッチ
回路33の他方の入力接点に供給される。
また分周回路22よりの信号shが、必要に応じて位相
補正回路35を通じてフリツプフロツプ回路36に供給
されて第8図Aに示すように、1水平期間ごとに反転す
る矩形波信号Srとされ、この信号Srがオア回路37
に供給される。
さらに端子11よりのカラー映像信号が、同期分離回路
38に供給されて垂直同期パルスが取り出され、このパ
ルスがフリップフロツプ回路39に供給サれて第8図B
に示すように、1フィールド期間ごとに反転する矩形波
信号とされ、この信号がオア回路31に供給される。
従ってオア回路31からは、例えば第8図Cに示すよう
に、1つおきのフィールド期間Taには立ち上がってい
て、残る1つおきのフィールド期間Tbには1水千期間
ごとに反転する信号Swが得られる。
そしてこの信号Swが、スイッチ回路33にその制御信
号として供給され、例えば信号Swが立ち上がっている
ときには、スイッチ回路33は図の状態に切り換えられ
、信号Swが立ち下がっているときには、図とは逆の状
態に切り換えられる。
従ってスイッチ回路33の出力信号をSsとすると、フ
ィールド期間Taには、スイッチ回路33は図の状態に
切り換えられているので、信号Ssはコンバータ32の
出力信号Sfに等しく、従って第8図Dに示すように、
フィールド期間Taには、信号Ssの周波数は、(fs
十fa)である。
一方、フィールド期間Tbには、スイッチ回路33から
は、信号Sfと信号一Sfとが1水平期間ごとに交互に
取り出されるが、これは、1水平期間ごとに+1と−1
との間を反転する矩形波信号Sr(第8図A)で、信号
Sfを平衡変調したのと等価であり、従ってフィールド
期間Tbには、スイッチ回路33の出力信号Ssは、信
号Srによる被平衡変調信号である。
そしてこの信号について考えると、この信号は、信号S
fを信号Srで平衡変調した信号であるから、その周波
数スペクトルは、第9図に示すように、周波数(f3+
fa)を搬送周波数とし、これより−+fhの奇数倍の
周波数位置にサンドバンド成分があることになる0 ところがこの場合、 fb−fa=+−(2k−1)fh であるから、この被変調信号S,のサイドバンド成分の
周波数は、k=1で、 f8+fb±m゜fh m:整数 と、表わすことができる。
ただし、この場合、後述するように、被変調信号Ssの
うち、mhoのサイドバンド成分は、意味がないので、
それらサイドバンド成分を無視する。
従ってフィールド期間Tbには、第8図Dに示すように
、信号Ssの周波数は(fs十fb)である。
こうしてスイッチ回路33からは、フィールド期間Ta
には、周波数(fs+fa)となり、フィールド期間T
bには、周波数(f,+fb)となる信号Ssが取り出
される。
そしてこの信号Ssが、周波数コンバータITに供給さ
れると共に、端子11よりのカラー映像信号が、ハイパ
スフィルタ16に供給されて搬送色信号Sc(搬送周波
数はfs)が取り出され、この搬送色信号Scがコンバ
ータ17に供給されて信号Ssによって周波数変換され
、第8図Eに示すように、フィールド期間Taには搬送
周波数がfaで、フィールド期間Tbには搬送周波数が
fbの搬送色信号Scとされる。
この場合、フィールド期間Tbには、信号Ssは周波数
が(fs+fb)の信号成分以外にも、周波数が(f5
+fb±m−fhXm”=o)の信号成分も含んでいる
ので、このm〜0の信号成分によっても、搬送色信号S
cは低域変換されることになり、その低域変換された搬
送色信号が、本来の低域変換された搬送色信号Scにま
ざることになる。
しかし、この場合、m〜Oの信号成分は、信号shの高
調波によって平衡変調されたサイドバンド成分であり、
信号shの高調波のレベルは小さいので、m〜0の信号
成分のレベルも小さい。
また、低域変換されていない搬送色信号Scは、周波数
fhごとに、その周波数を中心として分布しているので
、m〜Oの信号成分によって低域変換された搬送色信号
は、本来の低域変換された搬送色信号Scに、ちょうど
重なることになる。
従ってこれらの理由により信号Ssのうちm〜Oの信号
成分は無視でき、フィールド期間Tbには信号Ssは周
波数が(f,+fb)であるとみなすことができるO こうしてコンバータ17からは、搬送周波数がfaまた
はfbの搬送色信号Scが取り出され、この搬送色信号
Scが加算回路14に供給されて、フィールド期間Ta
には第4図Aに示すように、搬送周波数がfaの搬送色
信号Scと、FM輝度信号syとの多重化信号Saとさ
れ、フィールド期間Tbには第4図Bに示すように、搬
送周波数がfbの搬送色信号Scと、FM輝度信号Sy
との多重化信号sbとされる。
そしてこの信号Saまたはsbが、記録アンプ15を通
じてヘッドIA,1Bに供給され、第3図に示すように
テープ2に、信号Saはトラック4Aとして記録され、
信号sbはトラック4Bとして記録される。
なおこの場合、ヘッドIA,IBの回転軸のようにヘッ
ドIA,IBと共に回転する部分5に、パルス発生千段
41が設けられてヘッドIA,IBの1回転ごとに、す
なわち、30Hzのパルスが取り出され、このパルスが
サーボ回路42に供給されてヘッドIA,IBの回転位
相が制御され、第3図の磁化パターンとされると共に、
発生手段41よりのパルスが波形整形回路43を通じて
フリツプフロツプ回路39に供給され、フリツプフロツ
プ回路39の出力信号の位相とヘソドIA,1Bの回転
位相とが、いずれのフレームでも一定にされる。
このようにして記録されたトラック4をヘッドIA,I
Bで再生した場合、上述のように、FM輝度信号Syは
、占有周波数帯域が高域なので、アジマス損失によって
トラック間クロストークを生じることなく取り出すこと
ができる。
しかし般送色信号は、占有周波数帯域が低域なので、F
M輝度信号Syのようなニジマス損失によるトラック間
クロストークの減少は期待できず、従ってフィールド期
間Taには、第10図Aに示すように、トラック4Aか
ら搬送周波数faの搬送色信号Scが再生されると同時
に、隣りのトラック4Bから搬送周波数fbの搬送色信
号(点線図示)が、クロストーク成分Skとして再生さ
れ、またフィールド期間Tbには、第10図Bに示すよ
うに、トラック4Bから搬送周波数fbの搬送色信号S
cが再生されると同時に、隣りのトラック4Aから搬送
周波数faの搬送色信号(点線図示)が、クロストーク
成分Skとして再生されてしまう。
しかしこの場合、隣り合うトラック4Aと4Bとでは、
搬送色信号Scの搬送周波数はfa,fbであって搬送
色信号Scは互いにインターリーブしているので、隣り
のトラックからのクロストーク成分Skは、本来の搬送
色信号Scに対してインターリーブされている。
そしてクロストーク成分Skがインターリーブしていれ
ば、その搬送色信号Scを、C形くし形フィルタに供給
することによってそのクロストーク成分Skを除去でき
、トラック間クロストークのない搬送色信号Scを得る
ことができる。
本発明による再生系においては、このような点に着目し
てカラー映像信号の再生を行うと共に、その場合、やは
りAFC回路を設けるものである。
以下その一例について説明しよう。
第6図において、パルス発生千段41よりの30Hzの
パルスが、サーボ回路76に供給されてヘッドlA,l
Bとトラック4A,4Bとの関係が、記録時と同じにな
るように、ヘッドIA,1Bのトラック4に対するトラ
ッキングサーボが行われ、フィールド期間Taには、ヘ
ッドIAにより多重化信号Sa及びクロストーク成分S
kが再生され、フィールド期間Tbには、ヘッド1Bに
より多重化信号sb及びクロストーク成分Skが再生さ
れる。
そしてこのヘッドIA,IBよりの再生信号が、再生て
ンプ51を通じてハイパスフィルタ52に供給されてF
M輝度信号Syが取り出され、この信号Syがリミツタ
53を通じて復調回路54に供給されて輝度信号が復調
され、この輝度信号は加算回路55に供給される。
また復調回路54よりの輝度信号が、同期分離回路61
に供給されて水平同期パルスPhが取り出され、このパ
ルスPhがAFC回路62に供給される。
このAFC回路62は、第5図のAFC回路20と同様
に構成されているもので、従ってAFC回路62からは
第7図に示すように、パルスPhに同期した周波数がf
hの矩形波信号shと、周波数が4 4 fhの交番信
号Soとが取り出される。
そしてこれら信号Sh ,Soから搬送色信号Scの搬
送周波数fa,fbをもとの搬送周波数f8に周波数変
換するための交番信号Ssが形成される。
すなわち、AFC回路62よりの信号Soが、周波数コ
ンバータ63に供給されると共に、後述するAPC回路
80の可変周波数発振回路84より周波数が(fs
+fh)の発振信号がコンバータ63に供給され、コン
バータ63からは、周波数が{44 fh+(fs−+
fh)}一(fs十fa)の交番信号Sfが取り出され
、この信号Sfがスイッチ回路64の一方の入力接点に
供給されると共に、インバーク65において位相反転さ
れて信号一Sfとされてからスイッチ回路64の他方の
入力接点に供給される。
またAFC回路62よりの信号shが、必要に応じて位
相補正回路71を通じてフリツプフロツプ回路72に供
給されて矩形波信号Sr(第8図A)とされ、この信号
Srがオア回路73に供給される。
さらに復調回路54よりの輝度信号が、同期分離回路7
4に供給されて垂直同期パルスが取り出され、このパル
スがフリツプフロツプ回路75に供給されて1フィール
ド期間ごとに反転する矩形波信号(第8図B)とされ、
この信号がオア回路13に供給される。
従ってオア回路73からは、第8図Cに示す信号Swが
取り出され、この信号Swがスイッチ回路64にその制
御信号として供給される。
従ってスイッチ回路64からは、記録系と同様、第8図
Dに示すように、フィールド期間Taには周波数がfa
となり、フィールド期間Tbにはfbとなる交番信号S
sが取り出される。
なおこの場合、パルス発先千段41よりのパルスが、波
形整形回路77を通じてフリツプフロツプ回路75に供
給され、これらフリツプフロツプ回路75の出力信号の
位相が、フィールド期間Ta,Tbにおいて記録時と同
じになるようにされる。
そしてこの信号Ssによって搬送色信号Scは、もとの
搬送周波数に周波数変換される。
すなわち、アンプ51よりの信号が、ローパスフィルタ
57に供給されて第8図Fに示すように、フィールド期
間Taには、搬送周波数がfaの搬送色信号Scと、搬
送周波数がfbのクロストーク成分Skとが取り出され
、フィールド期間Tbには、搬送周波数fbの搬送色信
号Scと、搬送周波数がfaのクロストーク成分Skと
が取り出される。
そしてこのクロストーク戒分Skを有する搬送色信号S
cカ、周波数コンバータ58に供給されると共に、スイ
ッチ回路64より信号Ssがコンバータ58に供給され
る。
従ってコンバータ58において、第8図Gに示すように
、搬送色信号Scの搬送周波数は、いずれのフィールド
期間においてももとの周波数f,とされ、クロストーク
成分Skの搬送周波数は、フィールド期間Taには(f
s ’}fh)とされると共に、フィールド期間Tb
には(f,++fh)とされる。
そしてこのコンバータ58よりのクロストーク成分Sk
を有する搬送色信号Scが、C形くし形フィルタ59に
供給される。
この場合、搬送色信号Scの搬送周波数がf,であるの
に対し、クロストーク成分Skの搬送周波数は(fS−
+fh)あるいは(fs++−fh)でクロストーク成
分Skは、搬送色信号Scに対してインターリーブされ
ている。
従ってフィルタ59において、クロストーク成分Skは
除去され、搬送色信号Scだけが取り出される。
そしてこの取り出された搬送色信号Scが加算回路55
に供給され、従って端子56にもとのカラー映像信号が
取り出される。
なおこの場合、APC回路80が設けられ、搬送色信号
Scの基準位相が安定化される。
すなわち、固定発振回路81が設けられ、これより周波
数がf8の発振信号が、位相比較回路82に供給される
と共に、フィルタ59よりの搬送色信号Scがバースト
ゲート回路83に供給されてバースト信号が取り出され
、このバースト信号が比較回路82に供給されて発振回
路81よりの発振信号と位相比較され、その比較出力が
可変周波数発振回路84にその制御信号として供給され
る。
こうして搬送色信号Scの基準位相が安定化される。
こうして本発明によれば、例えば第3図に示すように、
隣り合うトラック4Aと4Bとの間にガードバンドがな
いように、あるいは一部が重なるようにカラー映像信号
が記録されていても、トラック間クロストークを生じる
ことがないので、その記録量を大幅に増やすことができ
る。
また搬送色信号Scがすべて記録再生されるので、再生
された搬送色信号ScのS/Nが良く、きれいなカラー
画像を再生できる。
さらに再生時、搬送色信号Scの搬送周波数faあるい
はfbをもとの周波数fsに変換するには、一般に2つ
の発振回路を必要とし、このため構成が複雑になったり
、2つの発振回路間の干渉などが問題となったりするが
、本発明においては発振回路は1つでよく、従って構成
が複雑になったり、信号の干渉を生じたりすることがな
い。
また記録系でも同様に搬送色信号Scの搬送周波数をf
aあるいはfbに変換するのに、信号の干渉を生じたり
することがない。
さらに再生時、信号shから信号Srを形成し、これよ
り信号Swを形成する代わりに、水平同期パルスPhか
ら信号Srを形成し、これより信号Swを形成すること
も考えられるが、そのようにし,た場合には、水平同期
パルスPhにノイズがあったとき、あるいはじロツプア
ウトによりパルスPhが得られなかったとき、フリツプ
フロツプ回路72が誤動作し、正しい信号Srが得られ
ず、従って正しい信号Swが得られなくなる。
しかし本発明においては、AFC回路62よりの信号s
hにより信号Srを形成し、これにより信号Swを得て
いて、水平同期パルスPhにノイズが含まれても、ある
いはパルスPhが得られなくてもAFC回路62のフラ
イホイール効果によりそのノイズが信号shに影響を与
えることがないので、常に正しい信号Swを得ることが
でき、従ってフィールド期間Tbに搬送色信号SCの搬
送周波数fbを確実にf8に変換できる。
そしてこのことは、記録時においても同様であり、AF
C回路20よりの信号shを使用することによりフィー
ルド期間Tbに搬送色信号Scの搬送周波数f3をやは
り確実にfbに変換できる。
なお上述においては、搬送色信号Scの搬送周波数をf
8からfaあるいはfbに変換する場合及びfaあるい
はfbからf5に変換する場合、その変換用の信号Ss
の周波数を、スイッチ33 , 64及びインバータ3
4 .65によってフィールド期間TaとTbとで、(
fs + fa )と(fs+fb)とに違えたが、
この信号Ssの周波数を(fs十fa)として搬送色信
号Scの周波数変換を行うと共に、その搬送色信号Sc
を、信号Ssと同様に、スイッチ回路33,64及びイ
ンバータ34 ,65と信号Swとによってスイッチン
グして取り出しても同様の周波数変換を行うことができ
る。
また例えばPALカラー映像信号を記録あるいは再生す
る場合には、信号Swをフィールド期間Tbにおいて2
水平期間ごとに反転させればよい。
さらにカラー映像信号を、磁気シートなどに記録あるい
は再生する場合にも本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明を説明するための図、第6図は
本発明の一例の系統図、第7図〜第10図はその説明の
ための図である。 13はFM変調回路、17,32,58,63は周波数
コンバータ、20,62はAFC回路、59はくし形フ
ィルタ、80はAPC回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送色信号が、隣り合うトラックにおいて互いに周
    波数インターリーブするように位相が制御されて記録さ
    れている記録媒体から、上記搬送色信号及び輝度信号を
    再生すると共に、上記再生された搬送色信号の位相を元
    に戻すようにした再生装置において、上記再生された輝
    度信号から得られる水平同期パルスをAFC回路に供給
    してこのAFC回路から上記水平同期パルスに同期した
    交番信号を取り出し、この交番信号に基いて上記再生さ
    れた搬送色信号の位相を制御することによりこの搬送色
    信号の位相を元δと戻すようにした搬送色信号の処理回
    路。
JP19443882A 1982-11-05 1982-11-05 搬送色信号の処理回路 Expired JPS5837754B2 (ja)

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