JPS5849071B2 - 搬送色信号の処理回路 - Google Patents

搬送色信号の処理回路

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JPS5849071B2
JPS5849071B2 JP1652575A JP1652575A JPS5849071B2 JP S5849071 B2 JPS5849071 B2 JP S5849071B2 JP 1652575 A JP1652575 A JP 1652575A JP 1652575 A JP1652575 A JP 1652575A JP S5849071 B2 JPS5849071 B2 JP S5849071B2
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carrier
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保伸 国吉
和男 山極
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Description

【発明の詳細な説明】 輝度信号(白黒映像信号)を磁気テープなどに記録する
場合、次のような方法によれば、その記録量を大幅に増
やすことができる。
すなわち、第1図に示すように、回転磁気ヘッドIA,
IBを互いに1800の角間隔をもって設け、毎秒30
回の速度で回転させると共に、磁気テープ2をテープ案
内ドラム3に沿ってほぼ180°の角範囲にわたって斜
めに走行させる。
この場合、第2図に示すように、ヘッドIA,1Bの作
動ギャップga,gbの幅方向、すなわちアジマス角を
互いに違える。
そして輝度信号を記録可能帯域の高城側を占めるような
FM信号に変換し、このFM輝度信号をヘッドIA,I
Bに供給する。
従ってこのような記録方法によれば、第3図に示すよう
に、輝度信号の1フィールドが1本の磁気トラック4と
してテープ2上に斜めに記録されると共に、ヘッド1人
と1Bではアジマス角が互いに違えられているので、こ
れに対応してトラック4Aと4Bとでは、アジマス角は
互いに違うことになる。
そしてこのような記録パターンを、ヘッドIA,1Bで
再生した場合を考える。
すると、ヘッドIA,IBによってトラック4A ,4
BからFM輝度信号が再生されるが、この場合、ヘッド
1人とトラック4Bとでは、アジマス角が違い、またヘ
ッド1Bとトラック4Aとでもアジマス角が違うと共に
、FM輝度信号は高城側に記録されているので、アジマ
ス損失によりトラック間クロストークを生じることな<
FM輝度信号を再生できる。
またたとえ多少のトラック間クロストークを生じても、
輝度信号はFM信号とされているので、再生系のリミツ
タのリミツタ作用によりそのクロストークは抑圧され、
従ってトラック間クロストークのないFM輝度信号を得
ることができる。
そしてこのように、再生されたFM輝度信号にトラック
間クロストークを生じることがないので、記録時、第3
図に示すように隣り合うトラック4A ,4B間にガー
ドバンドがないように、あるいは隣り合うトランク4A
, 4Bが一部重なるようにFM輝度信号を記録する
ことができ、従って記録量を大幅に増やすことができる
ところでカラー映像信号を磁気記録するには、一般に輝
度信号をFM輝度信号に変換すると共に、搬送色信号を
そのFM輝度信号の低域側に周波数変換し、その周波数
変換された搬送色信号と、FM輝度信号との加算信号を
磁気記録するようにしている。
そこで第1図〜第3図の記録方法でカラー映像信号を記
録するときにも、搬送色信号を低域に周波数変換してか
らFM輝度信号に加算して同時に記録することが考えら
れる。
しかし単にそのように記録したのでは、再生時、輝度信
号については再生ヘッドのアジマス損失によりトラック
間クロストークを生じないが、搬送色信号は占有周波数
帯が低いので、隣りの磁気トラックの搬送色信号に対し
ては再生ヘッドのアジマス損失が小さく、このため搬送
色信号にはトラック間クロストークを生じてしまう。
本発明は、これらの点を考慮してカラー映像信号の記録
量を大幅に増やすと共に、再生時、搬送色信号にトラッ
ク間クロストークを生じることがないようにし、さらに
この高密度記録に伴って生じる問題点を解決しようとす
るものである。
このため本発明に釦いては、記録時には、輝度信号を記
録可能帯域の高城側を占めるようにFM信号に変換し、
また搬送色信号はそのFM輝度信号の低域側に周波数変
換し、この低域変換された搬送色信号と、FM輝度信号
との多重化信号を記録すると共に、この場合、搬送色信
号の搬送周波数を、トラック4Aと4Bとでは、搬送色
信号がインターリープするような周波数関係に違える。
すなわち、第4図に記録信号の周波数スペクトルを示す
ように、ある1つ釦きのフィールド期間Taには(第4
図A)、FM輝度信号Syと、搬送周波数faの搬送色
信号Scとの多重化信号Saを、ヘッド1人によりトラ
ック4Aとして記録シ、一方、残る1つ釦きのフィール
ド期間Tbには(第4図B)、FM輝度信号syと、搬
送周波数がfbの搬送色信号Scとの多重化信号sbを
、ヘッド1Bによってトラック4Bとして記録すると共
に、この場合、 とする。
またこの場合、本発明にむいては、AFC回路を設け、
これにより記録時には、搬送色信号Scの搬送周波数を
faに変換するための交番信号を形或すると共に、この
交番信号と、そのAFC回路からの別の交番信号とによ
って搬送色信号Scの搬送周波数をfbに変換するため
の交番信号を形成するものである。
以下その一例について説明しよう。
第5図に釦いてNTSCカラー映像信号は、入力端子1
1を通じてローパスフィルタ12に供給されて輝度信号
が取り出され、この輝度信号がFM変調回路13に供給
されてFM輝度信号Syとされ、この信号syは加算回
路14に供給される。
またAFC回路20が設けられ、この例では、水平周期
パルスに同期した周波数44f),の交番信号と、周波
数fhの交番信号とが形成される。
すなわち、可変周波数発振回路21において自走周波数
が44fhの発振信号Soが形成され、この信号Soが
分周回路22に供給され、1/44の周波数に分周され
て第7図Aに示すように、周波数fhの矩形波信号sh
とされ、この信号shが台形波信号形成回路23に供給
されて第7図Bに示すように、信号shに同期した台形
波信号Stとされ、この信号Stがサンプリングホール
ド回路24に供給される。
また端子11よりのカラー映像信号が、同期分離回路2
5に供給されて第7図Cに示すように、水平同期パルス
Phが取り出され、この同期パルスphがサンプリング
ホールド回路24にそのサンプリングの制御パルスとし
て供給される。
こうしてサンプリングホールド回路24において、台形
波信号Stの立ち上がり部分が、パルスphによってサ
ンプリングされると共に、ホールドされて信号Stとバ
ルスphとの位相差に対応したレベルの直流信号が取り
出される。
そしてこの直流信号が可変周波数発振回路21にその制
御信号として供給される。
従って定常状態においては、信号StとバルスPhとは
、同期状態にあるので、このとき分周回路22よりの信
号shは、水平同期バルスphの周波数fhとなり、か
つ同期していると共に、この信号shが分周される前の
信号である信号Soは、周波数44 fhで、水平同期
パルスphに同期することになる。
こうしてAFC回路20からは、水平同期パルスPhを
基準とし、これに同期し、同波数44fhの信号Soと
、周波数fhの信号shとが取り出される。
さらにこの信号So ,Shをもとにして搬送色信号S
cの搬送周波数がfaまたはfbに周波数変換さ力る。
すなわち、固定発振回路31が設け1 られ、これより周波数が( f8− 一fh)(rs’
搬4 送色信号の搬送周波数で3.58MHZ)の発振信号が
、周波数コンバータ32に供給されると共に、可変周波
数発振回路21よりの信号Soが、コンバータ32に供
給されて周波数が の信号Sfとされ、この信号Sfがスイッチ回路33の
一方の入力接点に供給されると共に、インバータ34に
釦いて位相反転されて信号−Sfとされてからスイッチ
回路33の他方の入力接点に供給される。
また分周回路22よりの信号shが、必要に応じて位相
補正回路35を通じてフリップフロツプ回路36に供給
されて第8図Aに示すように、1水平期間ごとに反転す
る矩形波信号Srとされ、この信号Srがオア回路37
に供給される。
さらに端子11よりのカラー映像信号が同期分離回路3
8に供給されて垂直同期パルスが取り出され、このパル
スがフリツフロップ回路39に供給されて第8図Bに示
すように、1フィールド期間ごと反転する矩形波信号と
され、この信号がオア回路37に供給される。
従ってオア回路37からは、例えば第8図Cに示すよう
に、1つ釦きのフィールド期間Taには立ち上がってい
て、残゛る1つも・きのフィールド期間Tbには1水千
期間ごとに反転する信号Swが得られる。
そしてこの信号Swが、スイッチ回路33にその制御信
号として供給され、例えば信号Swが立ち上がっている
ときには、スイッチ回路33ぱ図の状態に切り換えられ
、信号Swが立ち下がっているときには、図とは逆の状
態に切り換えられる。
従ってスイッチ回路33の出力信号をSsとすると、フ
ィールド期間Taには、スイッチ回路33は図の状態に
切り換えられているので、信号Ssはコンバータ32の
出力信号Sfに等しく、従って第8図Dに示すように、
フィールド期間Taには、信号Ssの周波数は、(fS
+fa)である。
一方、フィールド期間Tbには、スイッチ回路33から
は、信号Sfと信号一Sfとが1水平期間ごとに交互に
取り出されるが、これは、1水平期間ごとに+1と−1
との間を反転する矩形波信号Sr (第8図A)で、信
号Sfを平衡変調したのと等価であり、従ってフィール
ド期間Tbには、スイッチ回路33の出力信号Ssは、
信号Srによる被平衡変調信号である。
そしてこの信号について考えると、この信号は、信号S
fを信号Srで平衡変調した信号であるから、その周波
数スペクトルは、第9図に示すように、周波数(r5−
+−ra)を搬送周波数とし、これよりLfhの奇数倍
の周2 波数位置にサイドバンド成分があることになる。
ところがこの場合、 と、表わすことができる。
ただし、この場合、後述するように、被変調信号Ssの
うち、m\0のサイドバンド戒分は、意味がないので、
それらサイドバンド或分を無視する。
従ってフィールド期間Tbには、第8図Dに示すように
、信号Ssの周波数は(fs+fb)である。
こうしてスイッチ回路33からは、フィールド期間Ta
には、周波数(fs+fa)となり、フィールド期間T
bには、周波数( fs + rb )となる信号Ss
が取り出される。
そしてこの信号Ssが、周波数コンバータ17に供給さ
れると共に、端子11よりのカラー映像信号が、ハイパ
スフィルタ16に供給されて搬送色信号Sc(搬送周波
数はf,)が取り出され、この搬送色信号Scがコンバ
ータ17に供給されて信号Ssによって周波数変換され
、第8図Eに示すように、フィールド期間Taには搬送
周波数がfaで、フィールド期間Tbには搬送周波数が
fbの搬送色信号Scとされる。
この場合、フィールド期間Tbには、信号Ssは周波数
が( f5+ fb)の信号或分以外にも、周波数が(
f8+fb±m−fh)(m\0)の信号成分も含んで
いるので、このm\Oの信号成分によっても、搬送色信
号Scぱ低域変換されることになり、その低域変換され
た搬送色信号が、本来の低域変換された搬送色信号Sc
Kまざることになる。
しかし、この場合、m\Oの信号成分は、信号shの高
調波によって平衡変調されたサイドバンド或分であり、
信号shの高調波のレベルは小さいので、m\Oの信号
或分のレベルも小さ四また、低域変換されていない搬送
色信号Scぱ、周波数fhごとに、その周波数を中心と
して分布しているので、m\Oの信号戒分によって低域
変換された搬送色信号は、本来の低域変換された搬送色
信号Scに、ちょうど重なることになる。
従ってこれらの理由により信号Ssのうちm\Oの信号
成分は無視でき、フィールド期間Tbには信号Ssは周
波数が( fs + fb)であるとみなすことができ
る。
こうしてコンバータ17からは、搬送周波数がfa ま
たはfbの搬送色信号Scが取り出され、この搬送色信
号Scが加算回路14に供給されて、フィールド期間T
aには第4図Aに示すように、搬送周波数がfaの搬送
色信号Scと、FM輝度信号Syとの多重化信号Saと
され、フィールド期間Tbには第4図Bに示すように、
搬送周波数がfbの搬送色信号Scと、FM輝度信号S
yとの多重化信号sbとされる。
そし7てこの信号Saまたはsbが、記録アンブ15を
通じてヘッド’IA,IBに供給され、第3図に示すよ
うにテープ2に、信号Saはトラック4Aとして記録さ
へ信号sbはトラック4Bとして記録される。
なおこの場合、ヘッドIA,1Bの回転軸のようにヘッ
ドIA,IBと共に回転する部分5に、パルス発生千段
41が設けられてヘッドIA,1Bの1回転ごとに、す
なわち、30Hzのパルスが取り出され、このパルスが
サーボ回路42に供給されてヘッドIA,IBの回転位
相が制御さ江第3図の磁化パターンとされると共に、発
生千段41よりのパルスが波形整形回路43を通じてフ
リツプフロツプ回路39に供給され、フリップフロツプ
回路39の出力信号の位相とヘッドIA,1Bの回転位
相とが、いずれのフレームでも一定にされる。
このようにして記録されたトラック4をヘッドIA,I
Bで再生した場合、上述のように、FM輝度信号Syは
、占有周波数帯域が高域なので、アジマス損失によって
トラック間クロストークを生じることなく取り出すこと
ができる。
しかし搬送色信号は、占有周波数帯域が低域なので、F
M輝度信号Syのようなアジマス損失によるトラック間
クロストークの械少は期待できず、従ってフィールド期
間Taには、第10図Aに示すように、トラック4Aか
ら搬送周波数faの搬送色信号Scが再生されると同時
に、隣りのトラック4Bから搬送周波数fbの搬送色信
号(点線図示)臥クロストーク或分Skとして再生され
、またフィールド期間Tbには、第10図Bに示すよう
に、トラック4Bから搬送周波数fbの搬送色信号Sc
が再生されると同時に、隣りのトラック4Aから搬送周
波数faの搬送色信号(点線図示)が、クロストーク成
分Skとして再生されてしまう。
しかしこの場合、隣り合うトラック4Aと4Bとでは、
搬送色信号Scの搬送周波数はfa,fbであって搬送
色信号Scは互いにインターリープしているので、隣り
のトラックからのクロストーク成分Skは、本来の搬送
色信号Scに対してインターリープされている。
そしてクロストーク成分Skがインターリープしていれ
ば、その搬送色信号Scを、C形ぐし形フィルタに供給
することによってそのクロストーク戒分Skを除去でき
、トラック間クロストークのない搬送色信号Scを得る
ことができる。
次に述ヘる再生系に釦いては、このような点に着目して
カラー映像信号の再生を行うと共に、その場合、やぱり
AFC回路を設けるものである。
以下その一例について説明しよう。
第6図に釦いて、パルス発生手段41よりの30Hzの
パルスが、サーボ回路76に供給されてヘッドIA,I
Bとトラック4A,4Bとの関係が、記録時と同じにな
るように、ヘッドIA,IB’7)トラック4に対する
トラッキングサーボが行われ、フィールド期間Taには
、ヘッド1人により多重化信号Sa及びクロストーク成
分Skが再生され、フィールド期間Tbには、ヘッド1
Bにより多重化信号sb及びクロストーク成分Skが再
生される。
そしてこのヘッドIA,IBよりの再生信号が、再生ア
ンプ51を通じてハイバスフィルタ52に供給されてF
M輝度信号Syが取り出され、この信号Syがリミッタ
53を通じて復調回路54に供給されて輝度信号が復調
され、この輝度信号は加算回路55に供給される。
また復調回路54よりの輝度信号が、同期分離回路61
に供給されて水平同期パルスphが取り出され、このパ
ルスPhがAFC回路62に供給される。
このAFC回路62ぱ、第5図のAFC回路20と同様
に構或されているもので、従ってAFC回路62からは
第7図に示すように、パルスphに同期した周波数がf
llの矩形波信号shと、周波数が44f),の交番信
号Soとが取り出される。
そしてこれら信号Sh,Soから搬送色信号Scの搬送
周波数fa,fbをもとの搬送周波数fsに周波数変換
するための交番信号Ssが形成される○すなわち、AF
C回路62よりの信号Soが、周波数コンバータ63に
供給されると共に、後述するAPC回路80の可変周波
数発振回1 路84より周波数が(rs−=fh)の発振信号が4 コンバータ63に供給され、コンバータ63から1 は、周波数が( 44f1−,+(f5−− 一fh)
)4 (fS+fa)の交番信号Sfが取り出され、この信号
Sfがスイッチ回路64の一方の入力接点に供給される
と共に、インバータ65にち・いて位相反転されて信号
−Sfとされてからスイッチ回路64の他方の入力接点
に供給される。
またAFC回路62よりの信号shが、必要に応じて位
相補正回路71を通じてフリップフロップ回路72に供
給されて矩形波信号Sr(第8図A)とされ、この信号
Srがオア回路73に供給される。
さらに復調回路54よりの輝度信号が、同期分離回路7
4に供給されて垂直同期パルスが取リ出され、このパル
スがフリツプフロップ回路75に供給されて1フィール
ド期間ごとに反転する矩形波信号(第8図B)とされ、
この信号がオア回路73に供給される。
従ってオア回路73からは、第8図Cに示す信号Swが
取り出され、この信号Swがスイッチ回路64にその制
御信号として供給される。
従ってスイッチ回路64からは、記録系と同様、第8図
Dに示すように、フィールド期間Taには周波数がfa
となり、フィールド期間Tbにはfbとなる交番信号S
sが取り出される。
なち・この場合、パルス発生千段41よりのパルスが、
波形成形回路77を通じてフリップフロップ回路75に
供給され、これらフリツプフロツプ回路75の出力信号
の位相が、フィールド期間Ta,Tbにおいて記録時と
同じになるようにされる。
そしてこの信号Ssによって搬送色信号Scは、もとの
搬送固波数に周波数変換される。
すなわち、アンプ51よりの信号が、ローパスフィルタ
57に供給されて第8図Fに示すように、フィールド期
間Taには、搬送周波数がfaの搬送色信号Scと、搬
送周波数がfbのクロストーク成分Skとが取り出され
、フィールド期間Tbには、搬送周波数fbの搬送色信
号Scと、搬送周波数がfaのクロストーク成分Skと
が取り出される。
そしてこのクロストーク戒分Skを有する搬送色信号S
cが、周波数コンバータ58に供給されると共に、スイ
ッチ回路64より信号Ssがコンバータ58に供給され
る。
従ってコンバータ58において、第8図Gに示すように
、搬送色信号Scの搬送周波数は、いずれのフィールド
期間においてももとの周波数fsとされ、クロストーク
成分Skの搬送周波数は、フィールド期間Taには1 (fs −rh)とされると共に、フィールド期間2
1 Tbには(f5+−fh)とされる。
2 そしてこのコンバータ58よりのクロストーク成分Sk
を有する搬送色信号Scが、C形くし形フィルタ59に
供給される。
この場合、搬送色信号Scの搬送周波数がf8であるの
に対し、クロ1 ストーク戒分Skの搬送周波数は(fs fh)1
2 あるいは(f8十一fh)でクロストーク成分Sk2 は、搬送色信号Scに対してインターリープされている
従ってフィルタ59にも・いて、クロストーク成分Sk
は除去され、搬送色信号Scだけが取り出される。
そしてこの取り出された搬送色信号Scが加算回路55
に供給され、従って端子56にもとのカラー映像信号が
取り出される。
なむこの場合、APC回路80が設けられ、搬送色信号
Scの基準位相が安定化される。
すなわち、固定発振回路81が設けられ、これより周波
数がf8の発振信号が、位相比較回路82に供給される
と共に、フィルタ59よりの搬送色信号Scがバースト
ゲート回路83に供給されてバースト信号が取り出され
、このバースト信号が比較回路82に供給されて発振回
路81よりの発振信号と位相比較され、その比較出力が
可変周波数発振回路84にその制御信号として供給され
る。
こうして搬送色信号Scの基準位相が安定化される。
こうして本発明によれば、例えば第3図に示すように、
隣り合うトラック4Aと4Bとの間にガードバンドがな
いように、あるいは一部が重なるようにカラー映像信号
を記録しても、トラック間クロストークを生じることが
ないので、そのように記録することによりその記録量を
大幅に増やすことができる。
また搬送色信号Scがすべて記録再生されるので、再生
された搬送色信号ScのS/Nが良く、きれいなカラー
画像を再生できる。
さらに記録時、搬送色信号Scの搬送周波数をfaある
いはfbに変換するには、一般に2つの発振回路を必要
とし、このため構成が複雑になったり、2つの発振回路
間の干渉などが問題となったりするが、本発明に釦いて
は発振回路は1つでよく、従って構戒が複雑になったり
、信号の干渉を生じたりすることがない。
また再生系でも同様に搬送色信号Scの搬送周波数をf
8に変換するのに、信号の干渉を生じたりすることがな
い。
さらに記録時、信号shから信号Srを形或レこれより
信号Swを形或する代わりに、水平同期パルスphから
信号Srを形成し、これより信号Swを形或することも
考えられるが、そのようにした場合には、水平同期パル
スphにノイズがあったとき、フリツプフロツプ回路3
6が誤動作し、正しい信号Srが得られず、従って正し
い信号Swが得られなくなる。
しかし本発明においては、AFC回路20よりの信号s
hにより信号Srを形戒し、これにより信号Swを得て
いて、水平同期パルスphにノイズが含まれてもAFC
回路20のフライホイール効果によりそのノイズが信号
shに影響を与えることがないので、常に正しい信号S
wを得ることができ、従ってフィールド期間Tbに搬送
色信号Scの搬送周波数を確実にfbに変換できる。
そしてこのことは、再生時に於いても同様であり、AF
C回路62よりの信号shを使用することによりフィー
ルド期間Tbに搬送色信号Scの搬送周波数をやはり確
実にf8に変換できる。
なむ上述に釦いては、搬送色信号Scの搬送周波数をf
8からfaあるいはfbに変換する場合及びfaあるい
はfbからf3に変換する場合、その変換用の信号Ss
の周波数を、スイッチ33,64及びインバータ34
,65によってフィールド期間TaとTbとで、(fS
+fa)と(fs+fb)とに違えたが、この信号Ss
の周波数を(rs+fa)として搬送色信号Scの周波
数変換を行うと共に、その搬送色信号Scを、信号Ss
と同様に、スイッチ回路33 ,64及びインバータ3
4 ,65と信号Swとによってスイッチングして取り
出しても同様の周波数変換を行うことができる。
また例えばPALカラー映像信号を記録あるいは再生す
る場合には、信号Swをフィールド期間Tbにむいて2
水千期間ごとに反転させればよへさらにカラー映像信号
を、磁気シートなどに記録あるいは再生する場合にも本
発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を説明するための図、第5図は
本発明を記録系に適用した場合の一例の系統図、第6図
は再生系の一例の系統図、第7図〜第10図はそれらの
説明のための図である。 13はFM変調回路、17,32,58,63は周波数
コンバータ、20 ,62はAFC回路、59はくし形
フィルタ、80はAPC回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 隣り合うトラックに記録される搬送色信号が互いに
    周波数インターリープするように上記搬送色信号の位相
    が制御されて記録される記録装置に釦いて、輝度信号か
    ら得られる水平同期パルスをAFC回路に供給してこの
    AFC回路から上記水平同期パルスに同期した交番信号
    を取り出し、この交番信号に基いて上記搬送色信号の位
    相を制御することにより上記周波数インターリープが成
    立するようにした搬送色信号の処理回路。
JP1652575A 1975-02-07 1975-02-07 搬送色信号の処理回路 Expired JPS5849071B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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