JPS6012836B2 - Secamカラ−映像信号の周波数変換回路 - Google Patents

Secamカラ−映像信号の周波数変換回路

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JPS6012836B2
JPS6012836B2 JP53037118A JP3711878A JPS6012836B2 JP S6012836 B2 JPS6012836 B2 JP S6012836B2 JP 53037118 A JP53037118 A JP 53037118A JP 3711878 A JP3711878 A JP 3711878A JP S6012836 B2 JPS6012836 B2 JP S6012836B2
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JP
Japan
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signal
frequency
circuit
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phase
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俊彦 沼倉
和男 山極
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、SECAMカラー映像信号を高密度に記録
でき、従って少ないテープ使用量で長時間の記録再生が
できるVTR(磁気記録再生装置)に関する。
輝度信号(白黒映像信号)を磁気テープなどに記録する
場合、その輝度信号をFM信号に変換すると共に、いわ
ゆるアジマス記録を行えば、再生時、アジマス損失によ
ってトラック間クロストークを生じることなく、そのF
M輝度信号を再生でき、従って、隣り合う磁気トラック
間にガードバンドがないように高密度の記録ができ、少
ないテープ使用量で長時間の記録再生ができる。
そこで、SECAMカラー映像信号を記録するときも、
搬送色信号をFM輝度信号の低域に周波数変換してから
FM輝度信号に加算して同時にアジマス記録することが
考えられる。
しかし単にそのように記録したのでは、再生時、輝度信
号については問題ないが、搬送色信号は周波数帯が低い
ので、アジマス損失によるトラック間クロストークの減
少が期待できず、従って、再生された搬送色信号にはト
ラック間クロストークを生じ、これが再生画面にノイズ
として現れてしまう。
0 この発明は、このような点にかんがみ、SECAM
カラー映像信号を高密度に記録しても、再生時、トラッ
ク間クロストークによるノイズを生じないようにすると
共に、特に、その場合、水平走査の開始点における搬送
色信号に周波数や位タ相の乱れを生じないようにしよう
とするものである。
以下この発明の一例について説明しよう。
なお、SECAMカラー映像信号Ssは、第3図Dに示
すように、水平同期パルスPhのバックポーチ期0間t
p及び水平走査期間thのみ存在すると共に、バックポ
ーチ期間tpでは、色差信号による変調が行われないで
判別信号(無変調副搬送波)Siとされている。また、
この搬送色信号Ssは、赤の色差信号に夕よるFM信号
Srと、青の色差信号によるFM信号Sbとのライン順
次信号であり、従って、第3図Dに示すように、搬送色
信号Ssは、1つおきの水平期間trには赤のFM信号
Srであり、残る1つおきの水平期間tbには青のFM
信号Sbである。
そして、両FM信号Sr,Sbの搬送周波数fr, f
bは、fr=282h三4.41MHZ fb=272h=4.29MHZ 〔fh衆職〕 である。
従って、搬送色信号Ssの搬送周波数は、第2図Aに示
すように水平期間tr,tbごとに周波数frまたはf
bに変化することになる。さらに、第2図に示すように
、1つおきのフィールド期間を期庵mmとし、残る1つ
おきのフィールド期間を期間Tnとすると、SECAM
カラー映像信号においては、搬送色信号Ssの副搬送波
の位相は、第2図Aに示すような位相にロックされてい
る。すなわち、搬送色信号Ssの副搬送波の位相は、3
水平期間を1組とし、フィールド期間Tmの3h、(3
m+1)番自の水平期間には0(基準位相)にロックさ
れ、(3h十2)番目の水平期間には、竹(逆相)にロ
ックされ、また、フィールド期間Tnの柵、(軌+1)
番目の水平期間には肘こロックされ、(軌+2)番目の
水平期間には0にロックされている(ただし、m,nの
値は整数で、フィールド期間ごとに2づつ異なる)。ま
た、判別信号Siは無変調副搬送波であるから、信号S
sと同様である。なお、この位相ロックはドットインタ
ーリーブと呼ばれているが、以下の説明では、特にこと
わらないかぎり、搬送色信号の位相は、このドットイン
ターリープに関連するものについての説明であり、色差
信号Sr.Sbによって変調されることによって生じる
搬送色信号の位相については説明しない。第1図におい
て、11〜34は記録系、41〜57は再生系、90は
ヘッドドラム用サーボ回路、101〜105は記録再生
切り換えスイッチを示し、これらスイッチ101〜10
5は、記録時には接点Rに切り換えられ、再生時には接
点Pに切り換えられる。
また残る回路は、一部が記録時と再生時とで兼用される
。そして、記録時には、SECAMカラー映像信号4が
入力端子11を通じてローパスフイルタ12に供給され
て第3図Aに示すように輝度信号Syが取り出され、こ
の信号SyがAGCアンプ13→クランプ回路14→プ
リェンフアシス回路15→ダーク及びホワイトクリップ
回路16のラインを通じてFM変調回路17に供給され
てFM信号Sfとされ、この信号Sfカギ、ハイパスフ
イルタ18を通じて加算回路19に供給される。
また、端子11からの信号が、バンドパスフイルタ31
に供給されて第3図Dに示すように搬送色信号Ssが取
り出され、この信号Ssが、逆ベルフィル夕32及びA
CC回路33を通じて周波数コンバータ34に供V給さ
れて第2図Gに示すよう0な位相の交番信号S既によっ
て低域変換される。
すなわち、60はAFC回路を示し、VC○(電圧制御
型可変周波数発振回路)62から所定の周波数の発振信
号S62が取り出され、この信号S62が分周回勝61
に供給されて1/351分周され、そのタ分筒信号S6
,がスイッチ回路64に供給されると共に、信号S斑が
分周回略63に供給されて1/353分周され、その分
周信号S63がスイッチ回路64に供v給される。そし
て、後述するようにしてフリップフロップ回路89にお
いて第2図Bに示すよ0 うにフィールド期間mmには
“1”となり、フィールド期庵mnには“0”となる矩
形波信号S89が形成され、この信号S89がスイッチ
回路64に制御信号として供給される。従って、スイッ
チ回路64からは、第2図Cに示すように、フィールド
期間Tmには信号S6.が取り出され、フィールド期間
Tnには信号S63が取り出される。そして、このスイ
ッチ回路64からの信号S6,またはS63が鏡歯状波
信号形成回路65に供給されて第3図Bに示すように鋸
歯状波信号S65とされ、この信号S65が位相比較回
路66に供給されると共に、アンプ1 3からの輝度信
号Syが、スイッチ102の接点Rを通じて同期分離回
路67に供給されて第3図Cに示すように、水平同期パ
ルスPhが取り出され、このパルスPhが比較回路66
に供聯合される。
こうして、比較回路66において、信号S65がパルス
Phによってサンプリングされると共にホールドされて
信号S65とパルスPhとの位相差に対応したレベルの
直流電圧(比較出力)が取り出され、これ力WC062
にその制御信号として供給される。
従って、定常時には信号S65の周波数は、同期パルス
Phの周波数fhに等しいので、スイッチ回路64から
の分周信号S6,またはS63の周波数も周波数fhで
ある。
そして、スイッチ回路64からは、第2図Cに示すよう
に、フィールド期間Tmには信号S6,が取り出され、
フィールド期眉紅nには信号S母が取り出されているの
で、発振信号S6,の周波数は、第2図Dに示すように
、フィールド期間Tmには351fhとなり、フィール
ド期間Tnには353hとなり、かつ、水平同期パルス
Phに同期する。また、定常時には、信号S65とパル
スPhとは、第3図B,Cに示すように、信号S65の
ほぼ中央にパルスPhが位置する位相関係となる。
Zそして、この信号S6.が分周回路81に供給されて
1/8分周され、第2図日こ示すようにフィールド期間
Tmには周波数(44−き)fhとなり、フィールド期
間Tnには周波数(44十言)fhとなる Z分筒信号
Sのとされ、この信号S8・が周波数コンバータ82に
供給される。また、連続波信号形成回路70‘こおいて
、位相変調(位相推移)により例えば周波数frで、判
2別信号Siに同期した交番信号S?3が形成される。
すなわち、分離回路67からの水平同期パルスPhがT
フリツプフロツプ回路74に供給されて第3図Bに示す
ように、パルスPhの後縁により反転し、かつ水平期間
trには“1”となり、水2平期間tbには“0”とな
る矩形波信号S74が形成され、この信号S74が鋸歯
状波信号形成回路75に供給されて第3図Fに示すよう
に、水平期間trのバックポーチ期間tpには一定のレ
ベルであるが、水平期間tbの期間tpには信号S74
の立ち下3がりによりトリガされて所定の割合し・でレ
ベルが上昇していく鎖歯状波信号S75が形成される。
そして、この信号S75が位相変調回路71に変調入力
として供給されると共に、アンプ33からの搬送色信号
Ssが搬送波として供給され、搬送色信3号Ssは信号
S75によって位相変調される。従って、位相変調前の
搬送色信号Ssの位相を◇。とし、変調後の搬送色信号
Ssの位相を(マ。十J)とすれば、その進相分?が第
3図Gに示すように信号S75のレベルに対応して変化
している。特に、信号Ss中の判別信号Siについて注
目すると、水平期間tbのポーチ期間tpには、この期
間tpの開始時点から信号S体のレベルが上昇していく
ので、第4図Aに示すように、進相分けま期間tpの開
始時点には0であるが、この開始時点から期間↑後(丁
≦tp)には、◇=△ふとなり、波形で示せば、第4図
8に示すように、位相変調前の信号Si(実線図示)の
波長が一定であるのに対し、変調後の信号Si(破線図
示)の波長は次第に短くなり、すなわち、周波数が次第
に高くなっていく。
そして、この周波数の上昇分を△fとすれば、位相を時
間について微分したものが周波数であるから、△ぐニ2
中△f丁 ……(j)の関係がある。
従って、水平期間tbにおける位相変調後の判別信号S
iの搬送周波数は、ポーチ期間tpの開始時点には、ぐ
=0であるから周波数fbであるが、期間7後の時点に
は、?=△◇であるから周波数(fb十△f)となって
いる。そして、進棺分△Jを設定しておくことにより、
△f=fr−fb =1蝿h ・・・・・・(i
i)とすることができ、こうすれば、水平期間tbにお
けるポーチ期間tpの期間↑後には、判別信号Siの搬
送周波数は、周波数fbから周波数fr(=fb+1瓜
h)になる。
例えば、?=2ム秒とすれば、(i)式から、M=2汀
X15・625xl似豊。
x2x・o‐6=112.5〔〇〕となる。
すなわち、信号S肉によって判別信号Siを112.5
o進相させれば、信号Siの搬送周波数は、期間ィ後に
は周波数fbから周波数frになる。また、水平期間t
rには、信号S75のレベルは常に0であるから、△J
=0であり、従って期間?後においても判別信号Siの
搬送周波数は、周波数frのままである。
そして、この位相変調された搬送色信号Ssがゲート回
路72に供給されると共に、分離回路67からの水平同
期パルスPhが整形回路76に供給されて第3図印こ示
すように同鰍べレスPhの後緑の時点に立ち上がり、か
つ、所定の幅7を有するパルスP76が形成され、この
パルスP俗がゲート回路72に制御信号として供聯合さ
れ、ゲート回略72からは、第3図1に示すように、判
別信号Siがその開始部分から期間丁にわたって取り出
される。
そして、この取り出された判別信号Siが、ィンジェク
ションロックタィプのスタートストップ発振回路73に
発振の開始及び発振位相の規整信号として供給されると
共に、分離回路67からの水平同期パルスPhが、整形
回路77を通じて発振回路73に発振の停止信号として
供給される。
また、この場合、発振回路73の発振周波数は例えば周
波数frとされる。従って、発振回路73からは、第3
図Jに示すように期間tpごとにスタートし、次にパル
スPhが供給されるまで続く発振信号S松が得られる。
そして、この場合、発振回路73の発振周波数は第2図
Fに示すように常に周波数frであるが、発振回路73
はィンジェクションロツクタイプとされていると共に、
その発振位相の規整用に判別信号Sjが注入されている
ので、第2図Fに示すように発振信号S匁の位相は、信
号Siの位相にロックされて搬送色信号Ssの位相に一
致するようになる。すなわち、水平期間trには、搬送
周波数frの判別信号Siが、発振周波数frの発振回
路73に注入されるので、その発振信号S73は周波数
frになると共に、判別信号Siの位相にロックされる
。また、水平期間tbには、判別信号Siの搬送周波数
が、位相変調によって周波数fbから次第に周波数fr
に変更させられると共に、この判別信号Siが発振回路
73に注入されるので、やはりその発振信号S73は周
波数frになると共に、判別信号Sjの位相にロックさ
れる。こうして、発振回路73からは、第2図Fに示す
ように、発振周波数frで、判別信号Siに位相が一致
した発振信号S符が取り出される。
そして、この発振信号S73が「スイッチ103の接点
Rを通じてコンバータ82に供給される。
従って、コンバータ82からは、信号S8,とS73と
の和の周波数のビート信号S82、すなわち、第2図G
に示すように、フィールド期間Tmには周波数(282
十44−き)fhとなり、フィールド期間Tnには周波
数(282十44十言)fhとなる交番信号S概が取り
出される。この場合、信号S斑の周波数は、両入力信号
の和の周波数であるから、信号S滋の位相も両入力信号
の和の位相となり、従って、信号S82の位相は、第2
図Gに示すように、信号S73の位相に一致することに
なり、さらに信号Ss,Sjの位相に一致することにな
る。そして、この信号S82がコンバータ34に供給さ
れ、コンバータ34において、搬送色信号Ssは、この
信号SsとS82との差の周波数の搬送色信号Scに周
波数変換される。すなわち、第2図日に示すように、フ
ィールド期間Tmの水平期間trには、搬送色信号Ss
中のFM信号Srが搬送周波数fmrfmr=(282
十44一言)fh−fr=(44−き)fh のFM信号Srとされ、期間Tmの水平期間tbには、
信号Ss中のFM信号Sbが、搬送周波数f−−bfM
=(282十44−き)fh−fb!(10十44一喜
)fh のFM信号Sbとされ、また、フィールド期間Tnの水
平期間trには、搬送色信号Ss中のFM信号Srが、
搬送周波数fnrfnr=(282十44十蔓)fh−
fr=(44十零)fh のFM信号Srとされ、期間Tnの水平期間tbには、
信号Ss中のFM信号Sbが、搬送周波数fnbfM=
(282十44十蔓)fh−fb=(10十44十き)
fh のFM信号Sbとされる。
この場合、信号Scの搬送周波数は、信号S82の周波
数から信号Ssの周波数を減算したものであるから、信
号Scの位相も同様に信号S82の位相から信号Ssの
位相を減算したものとなり、従って、搬送色信号Scの
位相は第2図日に示すように、常に一定となる。そして
、この信号Scが加算回路19に供給されてフィル夕1
8からのFM輝度信号Sfの低域帯に加算され、この加
算信号Sf力ミ記録アンプ21を通じ、さらにスイッチ
101の接点Rを通じて例えば2つの回転磁気ヘッドI
M,INに供給される。
このヘッドIM,INは、互いに180oの角間隔を有
し、回転軸5を通じてモータ4によりフレーム周波数で
回転させられ、その回転周面に対して磁気テープ2が1
800強の角範囲にわたって斜めに巡らされると共に、
このテープ2はキヤプスタン及びピンチローラによって
一定の速度で走行させられている。
Zさらに、ヘッドIM,I
N‘ま、その作動ギャップの角度、すなわち、アジマス
角が互いに違えられている。また、ヘッドIM,INの
回転は、サーボ回路9川こよって輝度信号に同期させら
れる。
すなわZち、スイッチ102を通じて得られる輝度信号
Syが、同期分離回路91に供給されて垂直同期パルス
Pvが取り出され、このパルスPvが分周回路92に供
給されてフレーム周波数のパルスに分周され、このパル
スがスイッチ104の接点Rを通じて位相比較回路93
に供給される。また、ヘッドIM,INの例えば回転軸
5にパルス発生手段94が設けられ、これからヘッドI
M,INの1回転ごとに1つのパルスが取り出され、こ
のパルスが整形アンプ95を通じて比較回路93に供給
される。そして比較回路93の比較出力が、アンプ96
を通じてモータ4に供給され、ヘッドIM,INの回転
位相は、輝度信号のフレームに同期させられる。
従って第5図に示すように、フィールド期間Tmの加算
信号Stは、ヘッドIMによってトラック3Mとしてテ
ープ2に記録され、フィールド期間Tnの加算信号St
は、ヘッドINによってトラック3Nとしてテープ2に
記録される。
この場合、ヘッドIM,INの回転半径及びテープ2の
走行速度などを選定しておくことにより、トラック3は
互いに隣接するように、また、トラック3において、水
平同期パルスPhの位置が、トラック3と直交する線上
に並ぶ、いわゆる日並べ(水平同期並べ)が行われると
共に、トラック3M,3Nは、それらの長さ方向に例え
ば2.斑(IHは1水平期間に対応したトラック3の長
さ)だけずらされる。
従って、トラック3のうち、赤の色差信号の水平区間(
0印)及び青の色菱信号の水平区間(x印)は、トラッ
ク3と直交する線上に並ぶことになる。
また、この場合、トラック3Mにおける搬送色信号Sc
中のFM信号Srの搬送周波数fmrと、トラック3N
における搬送色信号Sc中のFM信号Srの搬送周波数
fnrとの差の周波数は、lfmr−fml=1(44
−零)fh −(44十言)fhl=享fh …(iiDとな
り、トラック3MにおけるFM信号Srと、トラック3
NにおけるFM信号Srとは互いにインターリーブして
いる。
同様に、トラック3MにおけるFM信号Sbの搬送周波
数fmbと、トラック3NにおけるFM信号Sbの搬送
周波数fnbとの差の周波数は、lfmb−fnbl=
1(10十44−き)fh−(・。
十44十言)fhl=量fh …Mとなり、やはり
トラック3MにおけるFM信号Sbと、トラック3Nに
おけるFM信号Sbとは互いにインターリーブしている
。さらに、ACC回路33からの搬送色信号Ssが、検
出回路78に供給されると共に、整形回路76からのパ
ルスP76が検出回路78に制御信号として供給され、
検出回路78において、判別信号Siが取り出されると
共に、その判別信号Siが、水平期間tm及びtnのど
ちらの期間のものであるかが検出され、その検出出力が
フリップフロップ回路74に供給され信号S74は、第
3図Eに示すような位相に規整される。
また、分周回路92からの分局パルスが、記録アンプ9
7を通じ、さらにスイッチ105の接点Rを通じて磁気
ヘッド98に供給され、再生時のコントロールパルスと
してテープ2の側綾部に記録される。
また、この場合、回転軸5に別のパルス発生手段87が
設けられ、これからヘッドIM,INの1回転に1つで
、かつ、手段94からのパルスに対して1フィールド期
間ずれたパルスが取り出され、このパルスが整形アンプ
88を通じてRSフリップフロップ回路89に供聯合さ
れると共に、アンプ95からのパルスがフリップフロツ
プ回路89に供給されて第2図Bに示す矩形波信号S8
9が形成される。
以上のようにしてSECAMカラー映像信号がテープ2
に記録される。
一方、再生時には、ヘッド98によってテープ2からコ
ントロールパルスが再生され、このパルスが、スイッチ
105の接点P→再生アンプ99→スイッチ104の接
点Pを通じて比較回路93 Jに供給される。
従ってトラック3に対するヘッドIM,INのトラツキ
ングサーボが行われ、ヘッドIM,INは記録時と同じ
関係でトラック3を走査し、トラック3から加算信号S
tが再生される。
Zこの場合、トラック3は互いに隣接しているが、ヘ
ッドIMとトラック3Nとではアジマス角が違い、また
ヘッドINとトラック3Mとでもアジマス角が違うと共
に、FM信号Sfは、高域帯に記録されているので、再
生された加算信号St中の2FM信号Sfには、アジマ
ス損失によりトラック間クロストークを生じていない。
しかし、搬送色信号Scは、低域帯に記録されているの
で、搬送色信号Scについてはアジマス損失によるトラ
ック間クロストークの減少は期待2できず、トラック間
クロストークを生じてしまつ。
従って第2図1に示すように、フィールド期間Tmには
、ヘッドIMがトラック3Mを走査することにより本来
の搬送色信号Scが再生されると3共に、隣りのトラッ
ク3Nの搬送色信号Scがクロストーク信号Skとして
得られ、また、フィールド期間Tnには、ヘッドINが
トラック3Nを走査することにより本来の搬送色信号S
cが再生されると共に、隣りのトラック3Mの搬送色信
号3Scが、クロスト−ク信号Skとして得られる。
ただし、この場合、(iii),Gの式で示したように
、隣り合うトラック3間においては、FM信号S「,S
bはそれぞれ搬送周波数が量fhだけずれて互い 4に
インターリーブしているので、再生された搬送色信号S
cにクロストーク信号Skが含まれていても、このクロ
ストーク信号Skは、本来の搬送色信号Scに対してイ
ンターリープしていることになる。そして、このように
クロストーク信号Skを含む加算信号StがヘッドIM
,INから得られるが、この信号Stが、スイッチ10
1の接点Pを通じ、さらに再生アンプ41を通じてハイ
パスフイルタ42に供給されてFM信号Sfが取り出さ
れ、この信号Sfがリミツタ43を通じてFM復調回路
44に供給されて輝度信号Syが復調され、この信号S
yが、デイェンフアシス回路45を通じて加算回路46
に供V給される。
また、アンプ41からの加算信号Stが、ローパスフィ
ル夕51に供給されて搬送色信号Sc〔クロストーク信
号Skを含む〕が取り出され、この信号ScがACC回
路52を通じて周波数コンバータ53に供V給される。
さらに、ディェンフアシス回路45からの鍵度信号Sy
が、スイッチ102の接点Pを通じて同期分離回路67
に供孫舎されて分周回路81から記録時と同様の分周信
号Sの(第2図E)が取り出され、この信号S8,がコ
ンバータ82に供給されると共に、発振回路79から周
波数frで、かつ、一定位相の発振信号が取り出され、
この信号がスイッチ103の接点Pを通じて、コンバー
タ82に供給される。従って、コンバータ82からの交
番信号S鰹は、第2図Jに示すように、フィールド期間
Tmには周波数(282十44−き)fhとなり、フィ
ールド期間Tnには周波数(282十44十言)fhと
なる。ただし信号S斑の位相は、記録時には第2図Gに
示すように変化しているが、この再生時には常に一定で
ある。そして、この信号S滋がコンバータ53に供給さ
れる。従って、コンバータ53において、第2図Kに示
すように、フィールド期情訂mには、搬送色信号Sc中
のFM信号Sr,Sbは、(282十44−き)fh−
fM=fr (282十44−き)fh−f凧:fb で示すように、もとの搬送周波数fr,fbとされ、フ
ィールド期間Tn‘こも、信号Sc中の信号Sr,Sb
は、(282十44十き)fh−fn=fr (282十44十き)fh−f加=fb で示すように、もとの搬送周波数fr,fbとされ、従
って、搬送色信号Scはもとの搬送色信号Ssに周波数
変換される。
また、このとき、搬送色信号Scに含まれていたクロス
トーク信号Skも同時に周波数変換されるが、クロスト
ーク信号Skは搬送色信号Scに対して搬送周波数がき
fhだけずれてインターリーブされているので、搬送色
信号Ssに含まれるクロストーク信号Skも、搬送色信
号Ssに対して搬送周波数がきfhだけずれてインター
リーブしていることになる。
すなわち、コンバータ53において、フィールド期情町
mには、クロストーク信号Sk中のFM信号Sr,Sb
は、(282十44−き)fh−fm=fr−量fh(
282十44一言)fh−f加=fb・きfhで示すよ
うに、本来の搬送色信号Ss中のFM信号Sr,Sbに
対して搬送周波数が貴fhだけずれて周波数変換され、
フィールド期賭町nにも、クロストーク信号Sk中のF
M信号Sr,Sbは、(282十44十蔓)fh−f肌
=fr十章fh(282十44十言)fh−fM:fb
+量fhで示すように、本来の搬送色信号Ss中のFM
信号Sr,Sbに対して搬送周波数が章fhだけずれて
周波数変換される。
従って、クロストーク信号Skは本来の搬送色信号SS
に対して搬送周波数が享fhだけずれてインターリーブ
していることになる。ただし、この場合、搬送色信号S
c及びクロストーク信号Skの位相は常に一定であり、
また、交番信号S82の位相も常に一定であるから、変
換後の搬送色信号Ss及びクロストーク信号Skの位相
も常に一定である。そして、この搬送色信号Ss〔及び
クロストーク信号Sk〕が、Y型くし型特性のフィル夕
54に供V給される。
このフィル夕54は、例えば第6図に示すように入力信
号を2水平期間遅延させる遅延回路541と、その遅延
信号ともとの入力信号とを加算する加算回路542とに
よって構成されているので、加算回路542において、
任意のi番目の水平期間の搬送色信号Ss〔及びクロス
トーク信号Sk〕と、(i+2)番目の水平期間の搬送
色信号Ss〔及びクロストーク信号Sk〕とが加算され
ることになる。そして、この場合、搬送色信号Ssは位
相が一定とされていると共に、i番目の水平期間の信号
Ssと、(j+2)番目の水平期間の信号Ssとは、同
一の色差信号により変調され、かつ、相関性を有する。
従って、加算回路542からは、搬送色信号Ssは2倍
のレベルとなって取り出される。しかし、クロストーク
信号Skの搬送周波数は(fr士葦fh),(fb士葦
fh)であるからi番目の水平期間の信号Skと、(i
+2)番目の信号Skとは逆相である。
従って、加算回路542においてクロストーク信号Sk
は相殺されてしまう。従って、フィル夕54において、
クロストーク信号Skは除去され、搬送色信号Ssだけ
が取り出されるそして、この搬送色信号Ssが、リミツ
タ55に供給されて信号Ssは、フィル夕54によって
一部が減衰したサイドバンド成分が補償され、この補償
された信号Ssが、ベルフィルタ56を通じてスイッチ
回路57に供給される。
この場合、搬送色信号Ssは、フロントポーチ期間及び
水平同期パルスPhの期間には、存在しないので、その
ような信号Ssがリミツタ55に供給されると、リミツ
タ55からの信号Ssには、そのフロントポーチ期間及
び水平同期パルスPhの期間に、リミッタノイズを生じ
ている。
そこで、このリミッタノィズを除去するために、フィル
夕56からの信号SSは、スイッチ回路57に供給され
る。また、形成回路65からの鏡歯状波信号S65が、
スライス回路84に供給され、第3図Kに示すようにレ
ベルVdでスライスされて第3図L‘こ示すように、水
平プランキング期間の開始時点ごとに立ち上がる矩形波
信号S84とされ、この信号S84がRSフリツプフロ
ツプ回路85に供孫台されると共に、分離回路67から
の水平同期パルスPhがフリツプフロツプ回路85に供
給され、フリップフロッブ回路85からは、第3図Mに
示すように、水平プランキング期間の開始時点に立ち上
がり、水平同期パルスPhの後縁で立ち下がるパルスP
85が取り出される。そして、このパルスP85が、ス
イッチ回路57にその制御信号として供給され、パルス
P85が立ち上がっているときには、スイッチ回路57
はオフとさZれる。従って、スイッチ回路57からは、
フロツトポーチ期間及び水平同期パルスPhの期間にお
けるljミッタノィズが除去された搬送色信号Ssが取
り出される。
Zそして、この信号が加算回
路46に供給されて輝度信号に加算され、従って、出力
端子47には、ドットインターリーブはしていないが通
常の再生には支障のないクロストークの除去されたSE
CAMカラー映像信号が取り出される。
2こうして、このVTRによれば、トラック間ク
ロストークを生じることなく搬送色信号Ssを再生でき
るので、第5図に示すように隣り合うトラック3M,3
N間にガードバンドがないように高密度にSECAMカ
ラー映像信号が記録しても、ト2ラック間クロストーク
による影響を受けずにこれを再生でき、従って、少ない
テープ使用量で長時間の記録再生ができる。そして、そ
の場合、この発明によれば、搬送色信号Ssを信号Sc
に低域変換するための交番信号3Sねを、インジエクシ
ヨンロツクタイプのスタートストップ発振回路73によ
って判別信号Siに同期させて得ているので、その信号
S73を得るための構成が簡単である。特に、この発明
によれば、水平期間tbにおけ3る本来の判別信号Si
の搬送周波数は周波数fhであって発振回路73の発振
周波数frと異なるが、この判別信号Siを位相変調し
、その搬送周波数を周波数fbから次第に周波数frに
変化させて発振回路73に注入しているので、判別信号
Siご4とに発振回路73が発振を開始するとき、その
発振信号S73の周波数や位相に乱れを生じることがな
く、水平期間tbの走査開始点で搬送色信号Ss‐に周
波数や位相の乱れを生じることがない。
従つて、色相の乱れのない高画質のカラー画像を得るこ
とができる。次に、位相変調回路71及び鋸歯状波信号
形成回路75の一例について説明しよう。
第7図において、位相変調回路71‘ま、トランジスタ
Q7,〜Q74及びコンデンサC7,を有するェミッ夕
結合型の非安定マルチパイプレータにより構成され、ト
ランジスタQ7,,Q72のベースにACC回路33か
らの搬送色信号Ssが互いに逆相に供給される。
また、フリップフロツプ回路74からの矩形波信号S7
4が、単安定マルチパイプレータ75 1に供給されて
第8図A,Bに示すように、信号S74の立ち下がり時
点から所定の期間、立ち下がっている信号S側が形成さ
れ、この信号S75,がトランジスタQ76に供給され
る。
そして、電源に対してトランジスタQ77とコンデンサ
C72とが直列接続されると共に、この直列回路にトラ
ンジスタQ76が接続される。従って、信号S74が立
ち下がるとS棚=“0”となってトランジスタQ76が
オフとなるので、コンデンサC72は、トランジスタQ
77を通じて定電流で充電され「 その端子電圧S?5
は、第8図Cに示すように、信号S74の立ち下がり時
点から一定の割合し・で上昇していく。
そして、所定の期間後に、S75,=“1”になると、
トランジスタQ76がオンになるので、トランジスタQ
77はオフとなり、コンデンサC72の充電電荷は、抵
抗器R7,を通じて放電するようになり、その端子電圧
S万は次第に低下していく。
従って、コンデンサCねからは、鋸歯状波信号S庵が得
られる。
そして、この信号S75が、バッファ用のトランジスタ
Q78を通じてトランジスタQ73,Q74に供給され
るので、トランジスタQ73またはQ74を通じて流れ
るコンデンサC7,の充電電流が、信号S75のレベル
に対応して変化する。
従って、トランジスタQ72からは信号S75によって
位相変調された搬送色信号Ssが得られる。そして、こ
の信号Ssが、バッファ用のトランジスタQ75を通じ
てゲート回路72に供給される。
また、第9図の変調回路71においては、ACC回路3
3からの搬送色信号Ssが、トランジスタQ紅に供給さ
れると共に、そのコレクタ・ヱミツタ間に、トランジス
タQ2のベース・エミツ夕間とコンデンサC8,とが直
列接続される。
そして、トランジスタQ舷のェミツタ電流路にトランジ
スタQ3が接続されると共に、これに信号S75が供給
される。従って、トランジスタQ2のェミツタには、そ
のェミッタ抵抗reとコンデンサC8,との時定数で決
まる位相の搬送色信号SSが得られる。
そして、信号S対こよってトランジスタQ2のェミツタ
Z電流が変化すると共に、このェミッタ電流の変化によ
ってそのェミツタ抵抗reが変化する。従って、トラン
ジスタQ2のヱミツタには、信号S75によって位相変
調された搬送色信号Ssが得られ、これがゲート回路7
2に供給される。 Zさらに、第10図は発振
回路73の一例を示す。すなわち、ヱミツタフオロワの
トランジスタQ,.が設けられ、これに、共振用のコン
デンサC…C,2及びコイルL,が接続されて発振回路
73がクラツプ型に構成されると共に、分離回路627
からの水平同期パルスPhが、コンデンサC,3及び抵
抗器R,.を有する整形回路77を通じて無バイアスの
トランジスタQ,2のベースに供給され、そのェミツタ
がダイオードD,.を通じてコイルL,に接続される。
また、ゲート回路72からの判別2信号Siが、ェミツ
タ接地のトランジスタQ,3を通じてトランジスタQ,
.のベースに供給される。従って、パルスPhが立ち上
がっている期間には、トランジスタQ,2がオンとなっ
てダイオードD,.がオンとなっているので、トランジ
スタQ,.は3発振を停止する。しかし、判別信号Sj
がトランジスタQ,.のベースに注入されると、トラン
ジスタQ,.は発振を開始すると共に、その位相は信号
Siにロックされ、信号Siに同期した発振信号S匁が
得られる。そして、この信号S柊は、バッファ用3のト
ランジスタQ,4を通じて取り出される。ところで、上
述の例においては、くし型特性フィル夕54が、第6図
に示すように、遅延回路541と加算回路542とによ
って構成されているので、その周波数特性は、第11図
に破線で示す4ようにシヤープになる。しかし、特性が
このようにシャープな場合には、搬送色信号Ssのサイ
ドバンド成分が大幅に減衰してしまう。
そして、搬送色信号SsはFM信号なので、このように
サイドバンド成分が失なわれると、いわゆる過変調と同
じ現象を生じ、再生画面にノイズが現われてしまう。ま
た、この第6図のフィル夕54においては、加算回路5
42からの搬送色信号Ssには、遅延しないもとの搬送
色信号Ssと、遅延した搬送色信号Ssとが50%づつ
含まれるので、再生画像の色解像度が大幅に低下してし
まう。
そこで、第12図のフィル夕54においては、遅延回路
541側の信号ラインにアッテネータ543が設けられ
、第11図に実線で示す周波数特性とされた場合である
すなわち、アツテネータ543により遅延回路541か
らの遅延信号のレベルが遅延していない信号のレベルよ
りも小さくなるので、特性が破線で示すように、完全な
谷になることがなく、実線で示すように、頂点と谷点と
のレベル差が6〜1世旧程度のソフトな特性となる(そ
のようにアッテネータ543の減衰量を設定しておく)
。従って、搬送色信号Ssは、フィル夕54からほとん
どそのまま取り出されるが、クロストーク信号Skは大
きく減衰してしまう。
そして、この搬送色信号Ss及び減衰したクロストーク
信号Skがリミッタ55に供給されるので、搬送色信号
Ssのサイドバンド成分の減衰が補償されると共に、ク
ロストーク信号Skがほとんど除去される。
従って、トラック間クロストークによるノイズやサイド
バンド成分の減衰によるノイズのないきれいなカラー画
像を再生できる。
また、遅延回路541の遅延信号を減衰させているので
、加算回路542からの搬送色信号Ssに含まれる遅延
した搬送色信号Ssの割合し、が50%よりも十分に少
なくなり、従って、再生画像の色解像度が向上する。第
13図のフィル夕54においては、信号の相関性が大き
いときには、第11図の破線で示す特性となり、相関性
が小さいときには、実線で示す特性となるようにした場
合である。
すなわち、搬送色信号Ss〔及びクロストーク信号Sk
〕が、加算回路542及び減算回路544に供給される
と共に、遅延回路541に供給されて2水平期間遅延さ
れ、この世力信号が減算回路544に供給される。
そして、この減算回路544の出力信号S44がリミツ
タ545を通じてアツテネータ543に供給されて1/
2のレベルとされてから加算回路542に供給される。
従って、i番目の水平期間の搬送色信号SsをSo,ク
ロストーク信号Skを均,(i−2)番目の水平期間の
搬送色信号SsをS2,クロストーク信号SkをK2と
すれば、i番目の水平期間におけるフィル夕54の入力
信号は(So十Ko)である。
またクロストーク信号Skは2水平期間ごとに位相が反
転しているので、i番目の水平期間におけるZ遅延回路
541の出力信号は(S2一K2)となる。従って、減
算回路544の出力信号Sぷま、S仏二(S2−K2)
−(S。十KO) ,.,,.,Mとなり、信号S
oとS2との間で相関性のない成分△S及び信号Koと
K2との間で相関性のない成分△ ZKを、△S=S2
−S。
△K=K2−K。
とすれば、M式は次のようになる。
S唯ニ△S・△K−2KO 2
そして、この信号S44がリミツタ545を通じてァッ
テネータ543に供給されて1/2のレベル、すなわち
、享S唯=季(△S・△K)−KO 2とされ、こ
の信号享S判が加算回路542において入力信号(So
十K)に加算されるので、加算回路542の出力信号S
は、S=SO+享<△S−ムK) ……oV)3とな
る。
そして、今、信号SoとS2との間の相関性及び信号K
。とK2との間の相関性がそれぞれ大きい場合には、
3△S三0,△K…
0であるから止V)式は S裏S。
=Ss となる。
従って、信号の相関性が大きい場合に4は、加算回路5
42からは、遅延していない搬送色信号Ssだけが取り
出され、クロストーク信号Skは取り出されない。一方
、信号SoとS2との間の相関性及び信号KoとK2と
の間の相関性が小さい場合には、年の式で示す信号SS
:S。
十裏(△S・△K)が加算回路542から取り出される
ことになる。
従って、相関性が小さい場合にも、加算回路542から
は、遅延していない搬送色信号Ssが取り出され、クロ
ストーク信号Skは取り出されない。そして、この場合
、取り出された搬送色信号Ssには、相関性のない成分
△S,△Kが混入しているがそのレベルは季であり、ま
た、成分△S? △Kが大きくなっても、これはリミツ
タ545により制限されるので、搬送色信号Ssに成分
△S,AKが混入しても、これは微少レベルである。
こうして、この第9図のフィル夕54によれば、搬送色
信号Ssのサイドバンド成分を減衰させることなくクロ
ストーク信号Skを除去できる。
なお、上述において、記録時、第2図Aの左側の信号S
sと第2図Bの右側の信号S89とが組み合わされると
共に、第2図Aの右側の信号Ssと第2図Bの左側の信
号S89とが組み合わされる場合もあるが、この場合に
も、結果として上述と同様の動作となる。
また、発振回路73の発振周波数frを他の周波数とす
るときには(i)式に基いてその周波数と判別信号Si
の周波数fr,fbとの差の周波数に対応した大きさの
位相変調ないし位相推移を行えばよい。
さらに、変調回路71及びゲート回路72の接続位置を
入れ換えてもよい。
また、信号S8,の周波数を一定とすると共に、信号S
幻またはS滋の位相を周期的に変化されてトラック3M
と3Nとにおいて信号Scが互いにインターリーブする
ようにしてもよい。
さらに、ヘッドIM,INのアジマス角を互いに違えな
くてもよく、その場合には、例えばトラック3Mと3N
とでは、FM輝度信号が互いにインターリーブするよう
に、その周波数または位相を、トラック3Mと3Nとで
変更すればよい。
また、フィル夕54はY型くし型特性を有すればよく、
例えば、帰還型に構成するこもできる。また、白黒映像
信号の記録再生時には、判別信号Siまたはカラー時の
み存在する信号によってカラーキラーを行えばよく、そ
の場合、再生時のカラーキラー信号はスイッチ回路57
に供給すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の系統図、第2図〜第4図はそ
の説明のための図、第5図はその記録パターンを示す図
、第6図、第12図及び第13図はその一部の一例の系
統図、第7図、第9図及び第10図は他の例の一部の接
続図、第8図及び第11図はそれらの説明のための図で
ある。 11〜34は記録系、41〜57は再生系、60はAF
C回路、90はヘッドサーボ回路である。 第1図 第2図, 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 SECAMカラー映像信号の搬送色信号を所定の周
    波数の交番信号により周波数変換する回路において、上
    記交番信号を形成する回路は、少なくとも1つの発振回
    路を有し、この発振回路に上記搬送色信号の無変調信号
    成分を供給して上記発振回路の出力が上記無変調信号成
    分の位相情報を持つように制御すると共に、上記搬送色
    信号の上記無変調信号成分の周波数と上記発振回路の出
    力の周波数とが異なるとき、この周波数差に対応して上
    記無変調信号成分を位相変調して上記発振回路に供給す
    るようにしたSECAMカラー映像信号の周波数変換回
    路。
JP53037118A 1977-11-21 1978-03-30 Secamカラ−映像信号の周波数変換回路 Expired JPS6012836B2 (ja)

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IT29964/78A IT1101115B (it) 1977-11-21 1978-11-20 Apparato di registrazione e di riproduzione di segnali video
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