JPS6012837B2 - Secamカラ−映像信号の処理回路 - Google Patents

Secamカラ−映像信号の処理回路

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JPS6012837B2
JPS6012837B2 JP53037814A JP3781478A JPS6012837B2 JP S6012837 B2 JPS6012837 B2 JP S6012837B2 JP 53037814 A JP53037814 A JP 53037814A JP 3781478 A JP3781478 A JP 3781478A JP S6012837 B2 JPS6012837 B2 JP S6012837B2
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signal
circuit
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phase
frequency
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和男 山極
俊彦 沼倉
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、SECAMカラー映像信号の搬送色信号の
位相変化を検出するための回路に関する。
NTSCカラー映像信号を磁気テープなどに記録する方
法として、いわゆるアジマス記録を行なうと共に、搬送
色信号の低域変換用の交番信号が隣り合うトラックにお
いて互いにインターリーブするように、その周波数また
は位相を周期的に変化させておく方法がある。この記録
方法によれば再生時、輝度信号についてはアジマス損失
によりトラック間クロストークを生じることがなく、ま
た、搬送色信号についてはトラック間クロストークを生
じるが、クロストーク信号は主信号に対してインターリ
ーブしているので、くし型特性のフィル夕で除去できる
。従って、隣り合うトラック間にガードバンドがないよ
うに高密度の記録ができるので、少ないテープ使用量で
長時間の記録再生ができる。そこで、SECAMカラー
映像信号の記録方法についても同様の方法が考えられる
しかし、SECAMカラー映像信号の搬送色信号Ssは
、赤の色差信号によるFM信号と、青の色差信号による
FM信号とのライン順次信号であると共に、両FM信号
の搬送周波数は互いに異なる。
しかも、この搬送色信号Ssの副搬送波の基準位相は、
第2図Aに示すような位相にロックされている。すなわ
ち、1つおきのフィールド期間を期間Taとし、残る1
つおきのフィールド期間を期間Thとすると、搬送色信
号Ssの副搬送波の基準位相は、3水平期間を1組とし
、フィールド期間Taの3h,(3h+1)番目の水平
期間には0(基準位相)にロックされ、(3h+2)番
目の水平期間には、中(逆相)にロックされ、また、フ
ィールド期間Thの3n,(3n十1)番目の水平期間
にはmロックされ、(劫十2)番目の水平期間には0に
ロックされている(ただし、m,nの値は整数でフィー
ルド期間ごとに2づつ異なる)。なお、この位相ロック
はドットインターリーブと呼ばれている。従って、この
ようなSECAMカラー映像信号を高密度に記録する場
合、搬送色信号の低域変換用の交番信号の周波数または
位相を、NTSCカラー映像信号の場合のように、単に
トラックごとにインターリーブ関係に変化させただけで
は、再生時、主信号とクロストーク信号とをインターリ
ーブ関係にすることができず、従って、クロストーク信
号の除去ができない。
この発明は、このような点にかんがみ、 SECAMカラー映像信号の搬送色信号のドットインタ
ーリーブによる基準位相の変化を検出できる回路を提供
しようとするものである。
まず、上述したSECAMカラー映像信号用のVTRの
一例について説明しよう。
なお、以下の説明では簡単のため、搬送色信号Ssの搬
送周波数は周波数fS=4.288MHZ(ベル中心周
波数)で代表させる。第1図において、11〜34は記
録系、41〜55は再生系、8川まヘッドドラム用サー
ボ回路、91〜94は記録再生切り換えスイッチを示し
、これらスイッチ91〜94は、記録時には接点Rに切
り換えられ、再生時には接点Pに切り換えられる。
また残る回路は、一部が記録時と再生時とで兼用とされ
る。そして、記録時には、SECAMカラー映像信号が
入力端子11を通じてローパスフイルタ12に供給され
て輝度信号が取り出され、この信号が、AGCアンプ1
3→クランプ回路1 4→プリェンフアシス回路15
→ダーク及びホワイトクリップ回路16のラインを通じ
てFM変調回路17に供給されてFM信号とされ、この
信号が、ハィパスフィル夕18を通じて加算回路19に
供給される。
また、端子11からの信号がバンドパスフイルタ31に
供給されて搬送色信号Ss(搬送周波数fs)が取り出
され、この信号Ssが、逆ベルフィル夕32及びACC
回路33を通じて周波数コンバータ34に供給される。
そして、この信号Ssが、第2図Dに示すような位相の
交番信号Sqによって低域変換される。すなわち、60
はAFC回路を示し、VC0(電圧制御型可変周波数発
振回路)63から自走周波数が水平周波数fhの整数倍
、例えば周波数44fhの発振信号が取り出され、この
信号が分周回路64に供給されて周波数fhの信号に分
周され、この分周信号が位相比較回路62に供給される
と共に、アンプ13からの輝度信号が、スイッチ92の
接点Rを通じて同期分離回路61に供給されて水平同期
パルスPhが取り出され、このパルスPhが比較回路6
2に供給され、その比較出力がVC063にその制御信
号として供給される。従って、VC063の発振信号は
、周波数44で、かつ、水平同期パルスPhに同期する
。そして、この発振信号が、周波数コンバータ71に供
給されると共に、発振回路72から周波数fsの発振信
号がコンバータ71に供給され、コンバータ71からは
周波数fq(=fc+fS)で、第2図Bに示すように
、各水平期間に位相が0となる交番信号Sqが取り出さ
れる。
さらに、この信号Sqが、スイッチ回路73の一方の入
力接点に供V給されると共に、ィンバータ74により位
相反転されて位相がけとされてからスイッチ回路73の
他方の入力接点に供給され、また、制御回路100から
スイッチ回路73にその制御信号Srが供V給される。
この制御回路100の詳細については後述するが、制御
回路100には、分離回路61から水平同期パルスPh
が供給されると共に、回転ヘッドの回転に同期したパル
スが供給される。さらに、アンプ13からの輝度信号が
スイッチ92を通じて同期分離回路81に供給されて垂
直同期パルスPvが取り出され、このパルスPvが制御
回路1001こ供給されると共に、ACC回路33から
の搬送色信号Ssがゲート回路131に供給されて水平
同期パルスPhのバックポーチに挿入されている判別信
号(無変調副搬送波)Siが取り出され、この信号Si
が制御回路10川こ供給される。こうして、制御回路1
00において、水平同期パルスPhに同期し、第2図C
に示すように所定の周期で変化する制御信号Srが形成
される。そして、この信号Srがスイッチ回路73に供
給され、Sr=“1”のとき、スイッチ回路73は図と
は逆にィンバータ74側に切り換えられる。従って、ス
イッチ回路73からは、交番信号Sqが取り出されると
共に、その位相は、第2図Dに示すように変化する。
そして、この信号Sqがコンバータ34に供給される。
従って、コンバータ34において、搬送色信号Ssは、
搬送周波数が周波数fcfc=fq−fS の搬送色信号Scに周波数変換される。
この場合、信号Scの周波数fcは、信号Sqの周波数
fqから信号Ssの周波数fSを減算したものであるか
ら、信号Scの位相も同様に信号Sqの位相から信号S
sの位相を減算したものとなり、搬送色信号Scの位相
は、第2図Eに示すように、フィールド期間Taには0
で一定となり、フィールド期間Tb‘こは、2水平期間
ごとに反転する。そして、この信号Scが加算回路19
に供給されてフィル夕18からのFM輝度信号の低域帯
に加算され、この加算信号St力ミ記録アンプ21を通
じ、さらにスイッチ91の接点Rを通じて例えば2つの
回転磁気ヘッドIA,IBに供V給される。
このヘッドIA,IBは、互いに1800の角間隅を有
し、回転軸5を通じてモータ4によりフレーム周波数で
回転させられ、その回転周面に対して磁気テープ2が1
80o強の角範囲にわたって斜めに巡らされると共に、
このテープ2はキヤプスタン及びピンチローラによって
一定の速度で走行させられている。さらに、ヘッドIA
,IBは、その作動ギャップの角度、すなわち、アジマ
ス角が互いに違えられている。
またヘッドIA,IBの回転は、サーボ回路80によっ
て輝度信号に同期させられる。
すなわち、同期分離回路81からの垂直同期パルスPv
が分周回路82に供給されてフレーム周波数のパルスに
分周され、このパルスがスイッチ93の接点Rを通じて
位相比較回路83に供給される。またヘッドIA,IB
の例えば回転軸5にパルス発生手段84が設けられ、こ
れからヘッドIA,IBの1回転ごとに1つのパルスが
取り出され、このパルスが整形アンプ85を通じて比較
回路83に供給される。そして比較回路83の比較出力
が、アンプ86を通じてモータ4に供給され、ヘッドI
A,IBの回転位相は、輝度信号のフレームに同期させ
られる。従って第3図に示すように、フィールド期間T
aの加算信号Stは、ヘッドIAによってトラック3A
としてテープ2に記録され、フィールド期間Tbの加算
信号Stは、ヘッドIBによってトラック3Bとしてテ
ープ2に記録される。
この場合、ヘッドIA,IBの回転半径及びテープ2の
走行速度などを選定しておくことにより、トラック3は
互いに隣接するように、また、トラック3において、水
平同期パルスPhの位置が、トラック3と直交する線上
に並ぶ、いわゆる日並べ(水平同期並べ)が行われると
共に、トラック3A,3Bは、それらの長さ方向に例え
ば2.由(IHは1水平期間に対応したトラック3の長
さ)だけずらされる。
従って、トラック3のうち、赤の色差信号の水平区間(
0印)及び青の色差信号の水平区間(×印)は、トラッ
ク3と直交する線上に並ぶことになる。
また、隣り合うトラック3A,3B間では、搬送色信号
Scの位相差が、2水平区間ごとに0またはけになる。
また分周回路82からの分周パルスが、記録アンプ87
を通じ、さらにスイッチ94の接点Rを通じて磁気ヘッ
ド88に供V給され、再生時のコントロールパルスとし
てテープ2の側綾部に記録される。
以上のようにしてSECAMカラー映像信号がテープ2
に記録される。
一方、再生時には、ヘッド88によってテープ2からコ
ントロールパルスが再生され、このパルスが、スイッチ
94の俵点P→再生アンプ89→スイッチ93の接点P
を通じて比較回路83に供給される。
従ってトラック3に対するヘッドIA,IBのトラツキ
ングサーボが行われ、ヘッドIA,IBは記録時と同じ
関係でトラック3を走査し、トラック3から加算信号S
tが再生される。この場合、トラック3は互いに隣接し
ているが、ヘッドIAとトラック3Bとではアジマス角
が違い、またヘッドIBとトラック3Aとでもアジマス
角が違うと共に、FM信号は、高城帯に記録されている
ので、再生された加算信号St中のFM信号には、アジ
マス損失によりトラック間クロストークを生じていない
。しかし、搬送色信号Scは、低減帯に記録されている
ので、搬送色信号Scについてはアジマス損失によるト
ラック間クロストークの減少は期待できず、トラック間
クロストークを生じてしまつo従って第2図Fに示すよ
うに、フィールド期間raには、ヘッドIAがトラック
3Aを走査することにより本来の搬送色信号Scが再生
されると共に、隣りのトラック3Bの搬送色信号Scが
、クロストーク信号Skとして得られ、また、フィール
ド期間Tbには、ヘッドIBがトラック3Bを走査する
ことにより本来の搬送色情号Scが再生されると共に、
隣りのトラック3Aの搬送色信号Scが、クロストーク
信号Skとして得られる。
そしてこのようにクロストーク信号Skを含む加算信号
StがヘッドIA,IBから得られるが、この信号St
が、スイッチ91の接点Pを通じ、さらに再生アンプ4
1を通じてハイパスフイルタ42に供給されてFM信号
が取り出され、この信号が、リミッタ43を通じてFM
復調回路44に供給されて輝度信号が復調され、この信
号が、ディェンフアシス回路45を通じて加算回路46
に供給される。また、アンプ41からの加算信号Stが
、ローパスフィルタ5 1に供給されて搬送色信号Sc
〔クロストーク信号Skを含む〕が取り出され、この信
号ScがACC回路52を通じて周波数コンバータ53
に供給される。
さらに、ディェンフアシス回路45からの輝度信号が、
スイッチ92の接点Pを通じて同期分離回路61,81
に供給され、従って、記録時と同様にしてコンバータ7
1からは一定位相の交番信号Sqが取り出され、また、
制御回路100‘こおいて第2図Gに示すような制御信
号Spが形成されてスイッチ回路T3に供給される。従
って、スイッチ回路73からは、第2図H‘こ示すよう
に位相が変化する交番信号Sqが取り出され、この信号
Sqがコンバータ53に供給される。従って、コンバー
タ53において、搬送色信号Sc〔及びクロストーク信
号Sk〕は、搬送周波数がもとの周波数fsfs=fq
−fc の搬送色信号Ss〔及びクロストーク信号Sk〕に周波
数変換される。
この場合、信号Ss,Skの周波数fSは、信号Sqの
周波数fqから信号Sc,Skの周波数fcを減算した
ものであるから、信号Ss,Skの位相も、信号Sqの
位相から信号Sc,Skの位相を減算したものとなる。
従って、第2図1に示すように、搬送色信号Ssの位相
は一定になり、クロストーク信号Skの位相は2水平期
間ごとに反転する。そして、この搬送色信号Ss〔及び
クロストーク信号Sk〕が、Y型〈し型フィル夕54に
供給される。
このフィル夕54は、例えば第4図に示すように入力信
号を2水平期間遅延させる遅延回路54Dと、その遅延
信号ともとの入力信号とを加算する加算回路54Wとに
よって構成されているので、加算回路54Wにおいて、
任意のi番目の水平期間の搬送色信号Ss〔及びクロス
トーク信号Sk〕と、(i十2)番目の水平期間の搬送
色信号Ss〔及びクロストーク信号Sk〕とが加算され
ることになる。そして、この場合、搬送色信号Ssは、
第2図1に示すように位相が一定とされていると共に、
i番目の水平期間の信号Ssと、(i十2)番目の水平
期間の信号Ssとは同一の色差信号により変調され、か
つ、相関性を有する。また、クロストーク信号Skは、
第2図1に示すように、2水平期間ごとに位相が反転し
ている。従って、加算回路54Wからは、搬送色信号S
sは2倍のレベルとなって取り出されるが、クロストー
ク信号Skは相殺されて取り出されない。従って、くし
型フィル夕54において、クロストーク信号Skは除去
され、搬送色信号Ssだけが取り出される。そして、こ
の信号Ssが、ベルフィルタ55を通じて加算回路46
に供給されて輝度信号に加算され、従って、出力端子4
7にはドットインターリーブはしていないが、通常の再
生には支障のないクロストークの除去されたSECAM
カラー映像信号が取り出される。
こうして、このVTRによれば、トラック間クロストー
クを生じることなく搬送色信号Ssを再生できるので、
第3図に示すように、隣り合うトラック3A,3B間に
ガードバンドがないように、あるいは一部が重なるよう
に記録でき、従って、高密度の記録ができるので、少な
いテープ使用量で長時間の記録再生ができる。
次に、制御回路100の一例について第5図により説明
しよう。
第5図において、110は再生時の制御信号Spを形成
する信号形成回路、120は記録時の制御信号Srを形
成する信号形成回路、130はその信号Srの位相を規
整する回路、95は記録再生切り換えスイッチである。
そして、形成回路11川こおいては、フリップフロップ
回路(以下、FF回路と略称する)によって信号Spが
形成される。すなわち、回転軸5に別のパルス発生手段
li1が設けられ、これからヘッドIA,IBの1回転
に1つで、かつ、手段84からのパルスに対して1フィ
ールド期間ずれたパルスが取り出され、このパルスが整
形アンプ112を通じてRS−FF回路113のセット
端子Sに供孫合されると共に、アンプ85からのパルス
がFF回路113のリセツト端子Rに供給されてFF回
路113からはヘッドIA,IBの回転に同期して第6
図Bに示すように1フィールド期間ごとに反転する出力
Q,3が取り出される。そして、この出力Q,3がD−
FF回路114の入力様子Dに供給されると共に、同期
分離回路81から第6図Aに示す垂直同期パルスPvが
FF回路1 14のクロツク端子CPに供給され、FF
回路114からは第6図Cに示すように、フィールド期
間Taには“0”となり、フィールド期間Tbには“1
”となる出力Q,4が取り出される。そして、この世力
Q,4が、JK−FF回路1 15のJ入力端子に供聯
合されると共に、同期分離回路61から第6図Dに示す
水平同期パルスPhがFF回路115のクロツク端子C
Pに供給され、また、FF回路115のK入力端子に“
1”のレベルの信号が供給される。
従って、FF回路1 15からは、第6図Eに示すよう
に、フィールド期間Taには“0”となり、フィールド
期間Tbには、1水平期間ごとに反転すると共に、この
反転の位相がどのフィールド期措町bでも同じになる出
力Q,5が取り出される。そして、この出力Q15が、
次のJK−FF回路116のクロツク端子CPに供給さ
れると共に、FF回路114の出力Q,4がFF回路1
16のJ入力端子に供給され、また、“1”のレベルの
信号力ミFF回路116のK入力端子に供給される。
従って、FF回路116からは、第6図Fに示すように
、フィールド期間Taには“0”となり、フィールド期
間打bには、2水平期間ごとに反転すると共に、その反
転の位相がどのフィールド期間Tbでも同じになる信号
、すなわち、再生時の制御信号Spが取り出される。そ
して、再生時には、この信号Spが、スイッチ95の再
生側接点Pを通じてスイッチ回路73に供給される。
また、形成回路1201こおいては、1/3分周を行う
分周回路120Aの出力と、信号Spとによって信号S
rが形成される。すなわち、同期分離回路61からの水
平同期パルスPhが、T−FF回路121のT入力端子
に供給され、その出力Q2,が次のT−FF回路122
のT入力端子に供給されると共に、FF回路121,1
22の出力Q2,,Q22がアンド回路123に供V給
され、そのアンド出力Q23が、オア回路138を通じ
てFF回路121,122のクリア端子CLに供V給さ
れる。従って、第7図B,Cに示すように、FF回路1
21,1 22の出力ね2,,Q22が“0”の状態に
あるとき、第7図Aに示すように、1番目のパルスPh
が供給されると、Q幻=“1”になり、さらに、2番目
のパルスPhが供V給されると、Q2,=“0”になる
と共に、Q22=“1”になる。そして、3番目のパル
スPhが供給されると、Q2,=“1”になると共に、
これにより第7図Dに示すようにアンド回路123の出
力Q23が“1”になり、従って、このアンド出力Q2
3によりFF回路121,122がクリアされて直ちに
Q2,,Q2=“0’’になる。従って、1番目のパル
スPhが供給される直前の状態に戻ったことになるので
、以後、パルスPhが供給されれば、同様の動作が繰り
返えされる。
そして、3番目のパルスPhが供給されてからQa,Q
凶=“0”になるまでの時間は、回路の応答速度で決定
され、ほとんど0であるから、第7図Cに示すように、
出力Q2は、3水平期間ごとに1水平期間だけ“1”と
なる。そして、この出力ね22がイクスクルーシプオア
回路124に供給されると共に、FF回路116からの
制御信号Spがィクスクルーシプオア回路124に供給
される(第8図A〜Dに、信号Ss,Ph,Sp,Q2
2を再掲する)。
従って、ィクスクルーシプオア回路124からは、第8
図Eに示すように、フィールド期間Taには、3水平期
間ごとに1水平期間だけ“1”となり、フィールド期借
8rbには、1水平期間及び4水平期間ごとに反転する
信号、すなわち、記録時の制御信号Srが取り出される
。そして、記録時には、この信号Srが、スイッチ95
の記録側接点Rを通じてスイッチ回路73に供V給され
る。
以上のようにして記録時及び再生時の制御信号Sr,S
pが形成されるが、再生時の制御信号Spは、第6図に
おいて述べたように、信号Q・3,Pv,Phによって
位相が決定されるので、記録時の制御信号Srは、搬送
色信号Ssに対して第2図A,Cに示す位相でなければ
ならない。
そして、制御信号Srがこのような位相になるには、第
8図A,Dに示すように、出力Q22は、フィールド期
間打aには、搬送色信号Ssの位相が汀となる水平期間
に“1”となる位相でなければならず、また、フィール
ド期情町bには、搬送色信号Ssの位相が0となる水平
期間に“1”となる位相でなければならない。
すなわち、出力Q22は、搬送色信号Ssの位相が、3
水平期間のうちで1つだけ他と異なる位相となる水平期
間に“1”となる位相でなければならない。そこで、こ
の発明においては、搬送色信号Ssの基準位相を検出し
、出力Q22をそのような位相に規整するための回路1
30を次のように構成する。
すなわち、ゲート回路131において、水平同期パルス
Phのバックポーチに位置する判別信号(無変調副搬送
波)Siが、搬送色信号Ssから取り出され、この信号
Siがスイッチ回路132の一方の入力接点に供給され
ると共に、インバータ133を通じてスイッチ回路13
2の他方の入力接点に供給され、また、FF回路122
から出力Q22がスイッチ回路132にその制御信号と
して供給され、スイッチ回路132はQ22=“1”の
ときには、図とは逆にインバー夕133側に切り換えら
れる。
そして、スイッチ回路132の出力信号が、位相比較回
路134に供給されると共に、遅延回路135に供給さ
れて2水平期間遅延した信号Sdとされ、この遅延信号
Sdが比較回路134に供給され、両信号Si,Sdに
位相差があるとき、“1”となる比較出力Ppが取り出
され、この世力Ppが、ゲート回路136を通じ、さら
にオア回路138を通じてFF回路121,122のク
リア端子CLに供給される。
また、この場合、ゲート回路136には、ゲート制御回
路、例えば単安定マルチパイプレータ137から制御信
号Smが供給され、ゲート回路136は、常時は図のよ
うにオンであるが、これに出力が得られたときには、そ
の時点から例えば3水平期間強の期間だけオフとされる
。従って、フィールド期間Taについて考えると、第9
図A〜Cの時点t,以前に示すように、出力Q22の位
相が正しく、信号Ssの位相が中となる水平期間に出力
Q凶が“1”となる場合には、第9図Dの時点ら以前に
示すように、スイッチ回路1 32からは、パルスPh
のバックポーチごとに、位相が0の信号Siが取り出さ
れる。
そして、この信号Siが、遅延回路135で2水平期間
遅延されるのであるから、その遅延信号Sdも、第9図
Eの時点t,以前に示すように、位相が0である。
そして、信号Si,Sdは、ともに位相が0なので、比
較回路134における比較出力Ppは、第9図Fの時点
t,以前に示すように、“0”である。従って、出力P
pが、FF回路121.122のクリア端子CLに供給
されていても、FF回路121,122はクリアされる
ことがなく、出力Q凶は、この位相の状態を保持し、従
って、正しい位相の状態が続く。また信号Smも、第9
図Gの時点t,以前に示すように“0”のままである。
以上のようにして、出力ぬ22の位相が正しいかぎり、
その状態は保持される。しかし、ノイズなどによってF
F回路!21,122が誤動作し、第9図に示すように
、時点t,に1水平期間早くQ凶=“1”になったとす
る。
すると、時点らの最初にスイッチ回路132から得られ
る信号Si(第9図D)の位相はけになると共に、この
とき、遅延信号Sdの位相は0なので、Pp=“1”と
なり、これがゲート回路136及びオア回路138を通
じてFF回路121,122に供給され、FF回路12
1,122はクリアされる。このクリア動作は、アンド
回路123の出力Q23によるものと同じであり、この
Pp=“1”は、第7図Aの3番目のパルスPhに対応
する。
従って、次にパルスPhが供給されれば、これは第7図
Aの1番目のパルスPhに対応し、以下、順次、2番目
、3番目のパルスPh‘こ対応するので、2番目のパル
スPhの時点t2にQ22=“1”となり、3番目のパ
ルスPhの時点ら‘こQ22:“0”となる。また、時
点t,後の最初の信号Siの時点にPp=“1”となる
ことによりSm=“1”になって3水平期間強の後にS
m=“0”になる。従って、この期間にPp=“1”と
なっても、これはゲート回路136で阻止され、FF回
路121,122はクリアされない。しかし、出力ぬ2
2の位相は、時点t3では、まだ正しくなく、また、出
力Q22の変化に対応して信号Si,Sdの位相も変化
しているので、時点t4にPp=“1”になり、これに
より、FF回路121,122は再びクリアされる。
従って、時点t4後のパルスPhが、それぞれ1〜3番
目のパルスPhに対応するので、信号Ssの位相がmと
なる水平期間にQ22=“1”になる。そして、このと
き、Sm=“1”になっているので、Pp:“1”にな
っても、FF回路121,122がクリアされることは
ない。従って、時点t4後の最初の信号Siからのちは
、出力Q22は正しい位相となっている。このように、
出力Q22の位相が乱れると、信号SiとSdとに位相
差を生じてPp=“1”となり、これによりFF回路1
21,122がクリアされ、出力Q22の位相は正しく
される。
そして、フィールド期間Tbについては、フィールド期
間maの位相0,mを逆にして考えればよく、従って「
やはり、出力Q滋の位相は正しく規整される。
以上のようにして、この発明によれば、検出回路130
により搬送色信号Ssの基準位相を検出できる。
従って、これにより出力Q22の位相は、第8図A,D
に示す位相に規整されるので、制御信号Srの位相は第
2図A,Cに示す位相に規整され、従って、再生時、第
2図1に示すように、搬送色信号Ssの位相が、各水平
期間ごとに一定になると共に、クロストーク信号Skの
位相は、2水平期間ごとに反転するので、〈し型フィル
夕54においてクロストーク信号Skを除去でき、本来
の搬送色信号Ssだけを取り出すことができる。従って
、トラック間クロストークを生じることなく搬送色信号
Ssを再生できるので、第3図に示すように、隣り合う
トラック間3A,3B‘こガードバンドがないように、
あるいは一部が重なるように記録でき、従って、高密度
の記録ができるので、少ないテープ使用量で、長時間に
わたってSECAMカラー映像信号を記録再生できる。
なお、記録時、第2図Aの左側の信号Ssと第2図Cの
右側の信号Srとが組み合わされると共に、第2図Aの
右側の信号Ssと第2図Cの左側の信号Srとが組み合
わされる場合もあるが、この場合には、各信号において
、0と汀とを入れ換えて考えればよく、結果として上述
と同様の動作となる。また、上述の例においては、トラ
ック3Bに記録される搬送色信号Scの位相を2水平期
間ごとに反転させてトラック3Aと3Bとで、搬送色信
号をインターリーブ関係としたが、周波数変換用の交番
信号Sqの周波数fqを、トラック3Aと3Bとにおい
て、インターリーブ関係となるような周波数差を与える
ようにしてもよい。
また、ヘッドIA,IBのアジマス角を互いに違えなく
てもよく、その場合には例えばトラック3Aと3Bとで
は、FM輝度信号が互いにインターリーブするように、
その周波数または位相を、トラック3Aと3Bとで変更
すればよい。
また、APC回路によって発振回路72の発振を、判別
信号Siに同期ごせてもよい。さらに、Sm=“1”の
期間を2水平期間強とすると共に、第10図に示すよう
に、同期分離回路61とFF回路121との間にゲート
回路139を設け、制御回路137から出力Ppによっ
て信号Smと同様に1水平期間だけ“1”になる制御信
号Snを得、この信号Snによってゲート回路139を
Sn=“1”のときオフにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はVTRの一例の系統図、第2図はその説明のた
めの図、第3図はその記録パターンを示す図、第4図は
その一部の一例の系統図、第5図はこの発明の一例の系
統図、第6図〜第9図はその説明のための波形図、第1
0図は他の例の一部の系統図である。 11〜34は記録系、41〜55は再生系、60はAF
C回路、80はヘッドサーボ回路、100は制御回路、
1 10,120は制御信号形成回路、130は位相検
出回路である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 SECAMカラー映像信号の搬送色信号の無変調搬
    送波成分を取り出し、この無変調搬送波成分と2水平期
    間遅延した無変調搬送波成分とを位相比較して上記搬送
    色信号の位相変化を検出するようにしたSECAMカラ
    ー映像信号の処理回路。
JP53037814A 1978-03-31 1978-03-31 Secamカラ−映像信号の処理回路 Expired JPS6012837B2 (ja)

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