JPS5835578Y2 - プラグ - Google Patents

プラグ

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Publication number
JPS5835578Y2
JPS5835578Y2 JP17169878U JP17169878U JPS5835578Y2 JP S5835578 Y2 JPS5835578 Y2 JP S5835578Y2 JP 17169878 U JP17169878 U JP 17169878U JP 17169878 U JP17169878 U JP 17169878U JP S5835578 Y2 JPS5835578 Y2 JP S5835578Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
plate material
hole
fitting
sound
Prior art date
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Expired
Application number
JP17169878U
Other languages
English (en)
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JPS5585973U (ja
Inventor
優男 山辺
傑 池
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP17169878U priority Critical patent/JPS5835578Y2/ja
Publication of JPS5585973U publication Critical patent/JPS5585973U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等における車室内外を隔成する車体パネ
ルに開設された塗装水抜き用、各種ワイヤハーネス通過
用、各種パイプの通過用の孔に、組立時に閉塞して盲孔
を構成するように装着されるプラグに関するものである
従来、例えば、車体フロアパネルに開設された塗装水抜
き用孔を組立時に閉塞する場合、第1図、第2図に示す
ように、フロアパネル1の水抜き孔10にゴムや樹脂に
より成形されたプラグ2を嵌装し、前記水抜き孔10を
閉塞し、車室内外をシールすると共に、車外Eの騒音例
えばエンジン騒音、走行タイヤからの接地騒音等が車室
内Cに入らないように遮音している。
ところで、このプラグ2はその中央部3が、薄肉に形成
されているため、車外騒音の車室内への透過が薄肉部で
増大し、車室内Cの防音対策上好ましくない。
このような問題を解決するため、中央部3を薄肉にせず
、肉厚を大きくして音の透過率を低めることが考えられ
るが、肉厚にした分プラグ2を撓ませにくくなるのでプ
ラグ2の水抜き孔10への嵌め込み作業性が極めて悪く
なり、嵌め込みに手間がかかったり、取付不良を誘発し
たりするという別の問題が生じ、現実的でない。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、プラグの中央薄肉部
の一方に遮音空間層を形成することにより、上記従来の
諸問題を解決したもので、以下図面に示す実施例により
本考案を説明すれば、次の通りである。
(1)第1の実施例:第3図ないし第5図において、プ
ラグ2は、フロアパネル1の水抜き孔10の周縁部を挾
持する嵌着部4と、この嵌着部4より連接され、孔10
をおおう中央薄肉部3と、嵌着部の車室内C側端より延
出し、内端部50同志が重合して薄肉部3の車室内C側
で遮音空間部6を形成するようにしたリップ部5とから
成っている。
このリップ部5の成形のしかたについてであるが、第5
図に示すように、プラグ2を撓ませた状態で成形し、成
形後第3図に示すように、内端部50同志が重なり合う
ようにするものである。
そして、水抜き孔10への嵌装のしかたについては従来
と同様、石けん水にプラグ2を浸し、嵌着部4の車室内
C側片40を内方に撓ませながら、嵌着部4の車外E側
片42を水抜き孔10に沿わせプラグ全体をまわすよう
にして嵌め込むものである。
かかる構成により、車外騒音が薄肉部3を透過しても遮
音空間部6及びリップ部5により車室内Cへの透過が弱
められるので防音対策上極めて良好である。
なおプラグ2の取付作業は従来と全く変らず、その作業
性も低下することはない。
(2)第2の実施例:第6図に示すように、フロアパネ
ル1の車室内C側上にはメルシートやフロアインシュレ
ータ等の遮音材7が敷設されるが、水抜き孔10のまわ
りが除かれて、フロアパネル1の一部12が露見する場
合に最適な実施例であり、露見した部分12からの音の
透過が増大していることに注目し、プラグ2のリップ部
5の外端縁を延長52し、この延端縁54を遮音材7の
端末部上に空間部8が形成されるように当接しているも
のである。
従って、薄肉部3からの音の侵入を空間部6及びリップ
部5の内側に延びる部分により防ぎ、遮音材7が敷かれ
ていないフロアパネル1の露見部分12からの音の侵入
を空間部8とリップ部5の延長部52とにより防止する
ことができるものである。
なお、プラグ2の成形のしかたについては第1の実施例
と同様であるが、プラグ2の嵌装のしかたについては、
リップ部5を仮想線で示すように撓ませて把持して従来
と同様石けん水にひたした後、まわすようにして嵌め込
むのであるが、その取付作業性は従来と全く変らないこ
とは明らかである。
以上、本考案によれば、取付作業性を低下させずにプラ
グからの車室内への音の侵入を低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例を示すそれぞれ平面図及び第1
図■−■線断面図、第3図、第4図、第5図は本考案の
一実施例を示すそれぞれ平面図、第3図■−■線断面図
、及び成形時の断面図、第6図は他の実施例を示す第4
図と同様の断面図である。 1・・・・・・フロアパネル(板材)、2・・・・・・
プラグ、3・・・・・・薄肉部、4・・・・・・嵌着部
、5・・・・・・リップ部、6.8・・・・・・空間音
入 7・・・・・・遮音材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)板材にあけた孔に嵌装され、読札を閉塞するプラ
    グにおいて、板材の孔周縁部を挾持する嵌着部と、該嵌
    着部より連接され、板材の孔をおおう薄肉部と、前記嵌
    着部より延出し、内端部巨」志が重合して、前記薄肉部
    の一側に空間部を形成するようにしたリップ部とから成
    るプラグ。
  2. (2)リップ部の外端部が板材上に敷設された遮音音材
    に当接するように延設されて成る実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のプラグ。
JP17169878U 1978-12-12 1978-12-12 プラグ Expired JPS5835578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17169878U JPS5835578Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17169878U JPS5835578Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5585973U JPS5585973U (ja) 1980-06-13
JPS5835578Y2 true JPS5835578Y2 (ja) 1983-08-10

Family

ID=29175843

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JP17169878U Expired JPS5835578Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 プラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138794A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 株式会社ニフコ ホールプラグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5585973U (ja) 1980-06-13

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