JPS5833235B2 - 3− アルキル −3− セフエム −4− カルボンサンルイオセイゾウスルホウホウ - Google Patents

3− アルキル −3− セフエム −4− カルボンサンルイオセイゾウスルホウホウ

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JPS5833235B2
JPS5833235B2 JP10147673A JP10147673A JPS5833235B2 JP S5833235 B2 JPS5833235 B2 JP S5833235B2 JP 10147673 A JP10147673 A JP 10147673A JP 10147673 A JP10147673 A JP 10147673A JP S5833235 B2 JPS5833235 B2 JP S5833235B2
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照夫 奥
真志 橋本
孝 紙谷
務 寺地
修 中口
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般式 (式中R1は窒素原子および硫黄原子含有複素環チオ基
、R2はアルキル基、R3はアミノ基またはアシルアミ
ノ基をそれぞれ意味する) で示される2−オキソ−4−置換チオ−ニーアゼチジン
酢酸類もしくはそのカルボキシ基における誘導体を極性
溶媒中で放置するかまたは加熱して一般式 (式中R2およびR3は前と同じ意味) で示される3−アルキル−3−セフェム−4−カルボン
酸類もしくはそのカルボキシ基における誘導体を得るこ
とからなる3−アルキル−3−セフェム−4−カルボン
酸類な製造する方法に関するものである。
この発明の目的物質、3−アルキル−3−セフェム−4
−カルボン酸類間もしくはそのカルボキシ基における誘
導体は、新規物質および公知物質の両者を含み、公知物
質の中で例えば、7−(2−フェノキシアセトアミド)
−3−メチル−3セフェム−4−カルボン酸は、テトラ
ヘドロン・レターズ、第21巻(1970年)、第17
79頁、その他多数の文献に記載されていて公知である
この発明者等は、この発明の目的物質の製造法について
種々の検討を重ねた結果、2−オキソ4−置換チオー1
−アゼチジン酢酸類(I)もしくはそのカルボキシ基に
おける誘導体を極性溶媒中で放置するかまたは加熱する
ことにより、目的物質を製造する全く新規な製造法を見
い出し、この発明を完成した。
従来、この発明における様に、アゼチジン核の3位に窒
素原子および硫黄原子含有複素環チオ基置換チオ基を有
する化合物から3セフエム骨格を有する化合物を製造す
ることが可能であるとは、この発明が完成されるまでは
、全(予測できなかったものである。
この発明の原料物質、2−オキソ−4=置換チオ−1−
アゼチジン酢酸類(I)もしくはそのカルボキシ基にお
ける誘導体は、例えば対応するペナム−3−カルボン酸
類もしくはそのカルボキシ基における誘導体に対応する
ジスルフィド化剤を作用させることにより製造すること
ができる。
この発明の上記式の定義に圃・て、R1における窒素原
子および硫黄原子含有複素環チオ基としては、例剋fベ
ンツチアゾリルチオ、チアゾリルチオ、チアジアゾリル
チオ、チアトリアゾリノ吋オ等が挙げられる。
またR2 におけるアルキル基としては、例えばメチル
、エチル、プロピル等が挙げられる。
またR3カアシルアミノ基である場合のアシルアミノ基
におけるアシル基としては脂肪族アシル、芳香環を含む
アシルまたは複素環を含むアシルのすべてを意味する。
ここで脂肪族アシルとしては飽和もし、くは不飽和アル
カノイルであって側鎖を有しあるいは環状になっていて
もよく、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、インブチリル、バレリル、インバレリル、ヒバ
ロイル、アクリロイル、クロトノイル、2−メチルアク
リロイル、シクロペンチルカルボニル、シクロヘキシル
カルボニル、シクロへブチルカルボニル、シクロペンチ
ルアセチル、シクロヘキシルアセチル、シクロへブチル
アセチル、シクロヘキシルプロピオニル、シクロヘキシ
ルプロピオニル、ジヒドロベンソイル、2・4・6−シ
クロヘブタトリエニルアセチル、ジヒドロフェニルアセ
チル、サクシニル等が挙げられ、またこれらの飽和もし
くは不飽和アルカノイルは酸素原子または硫黄原子で中
断されていてもよく、この様な基としては、例えばメト
キシアセチル、メチルチオアセチル、2−プロペニルチ
オアセチル、シクロヘキシルチオアセチル、シクロヘキ
シルオキシアセチル、ジヒドロフェノキシアセチル、ジ
ヒドロフェニルチオアセチル、シクロペンチルオキシカ
ルボニル、シクロヘキシルオキシカルボニル、ジヒドロ
フェノキシカルボニル、シクロヘプチルオキシカルボニ
ル等が挙げられる。
また芳香環を含むアシルとしてはベンゾイル、トルオイ
ル、ナフトイル、α−メチルナフトイル、フタロイル、
テトラヒドロナフトイル等のアロイルおヨヒフェニルア
セチル、フェニルプロピオニル、フェニルブチリル、ト
リルアセチル、キシリルアセチル、ナフチルアセチル、
テトラヒドロナフチルアセチル等のアラルカッイルの両
者を含み、またこのアラルカッイルのアルキル部分の炭
素原子は酸素原子または硫黄原子で置き換えられていて
もよく、この様な基としては例えばフェノキシアセチル
、フェニルチオアセチル、ベンジルオキシカルボニル、
キシリルオキシカルボニル、ナフトキシカルボニル、フ
ェノキシカルボニル、2−フェノキシプロピオニル、2
−フェノキシブチリル等が挙げられる。
さらに複素環を含むアシルとしては、酸素原子、硫黄原
子、窒素原子その他のへテロ原子を少なくとも1個もし
くはそれ以上含む飽和もしくは不飽和複素単環もしくは
複素多環残基、例えばチェニル、ベンゾチェニル、フリ
ル、ヒラニル、5・6−シヒドロー2H−ピラニル、イ
ソベンゾフラニル、クロメニル、キサンテニル、2H−
ピロリル、3H−ピロリル、ピロリル、イミダゾリル、
ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピ
リダジニル、イソインドリル、インドリル、イソキノリ
ル、キノリル、イソキノリル、イソキサゾリル、インチ
アゾリル、オキサジアゾリル、ピロリジニル、ピロリニ
ル、イミダゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、
ジアゾリル、トリアゾリル、オキサシリル、チアゾリル
、チアジアゾリル、テトラゾリル、ベンズオキサシリル
、ベンズオキサジアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ
チアジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンズイミダゾ
リル、シトノニル等の複素環を含む複素環カルボニルお
よび前記複素環もしくは複素環置換オキシもしくは複素
環置換チオもしくは複素環置換アミノもしくはN−アル
キル複素環置換アミノ等の基を置換分として有するアセ
チル、プロピオニル、ブチリル、インブチリル、バレリ
ル、インバレリル、ピバロイル、アクリロイル、クロト
ノイル、2−メチルアクリロイル等のアルカノイル、例
えばIH(もしくは2H)−テトラゾリルアセチル、チ
ェニルアセチル、チェニルプロピオニル、フリルアセチ
ル、ピペラジニルアセチル、ピロリジニルアセチル、ピ
ロリジニルプロピオニル、ペンツチアゾリルアセチル、
オキサシリルアセチル、ベンズオキサシリルアセチル等
が挙げられ、またこの複素環を置換分として有するアル
カノイルのアルキル部分の炭素原子は酸素原子または硫
黄原子で置きかえられていてもよく、この様な基として
は、例えばピリジルメトキシカルボニル、2−フリルオ
キシカルボニル、8−キノリルオキシカルボニル等が挙
げられる。
さらにこれらの脂肪族アシル、芳香環を含むアシルまた
は複素環を含むアシルはその任意の位置に適当な置換分
を1個もしくはそれ以上有していてもよく、この様な置
r分としてはメチル、エチル、フロビル、イソプロピル
、1−プロペニル、2−プロペニル、シクロプロピル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等の
アルキル、フェニル、キシリル、トリル等のアリール、
ベンジル、フェネチル等のアラルキル、アミノ、メルカ
プト、ニトロ、アジド、クロル、フルオル、ブロム等の
ハロゲン、カルボキシ、スルホ、ヒドロキシ、ヒドロキ
シアミノ、モノ(もしくはジ)メチルアミン、モノ(も
しくはジ)エチルアミノ、モノ(もしくはジ)プロピル
アミノ、モノ(もしくはジ)イソプロピルアミノ等のモ
ノ(もしくはジ)アルキルアミノ基、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、インプロポキシ、ブトキシ等のアルコ
キシ基、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソ
プロピルチオ、ブチルチオ等のアルキルチオ基等が挙げ
られ、さらにこの様な置換分を有する脂肪族アシル、芳
香族を含むアシルまたは複素環を含むアシルとしては、
例工ばトリクロロエトキシカルボニル、トリブロモエト
キシカルボニル、1−シクロプロピルエトキシカルボニ
ル、クロロアセチル、2−クロロプロピオニル、トリフ
ルオロアセチル、α−アミノフェニルアセチル、α−ヒ
ドロキシフェニルアセチル、p−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、0−7”ロモベンジルオキシカルボニル、
0−ニトロベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベ
ンジルオキシカルボニル、3・4−ジメトキシベンジル
オキシカルボニル、p−ヒドロキシフェニルアセチル、
2−アミノ−2−(5・6−シヒドロー2H−ピラン−
3−イル)アセチル、2−アミノ−2−(p−ヒドロキ
シフェニル)アセチル、2・6−シメトキシベンゾイル
、3−フェニル−5−メチル−4−オキサシリルカルボ
ニル、3−(2−クロロフェニル)−5−メチル−4−
オキサシリルカルボニル、3−(2・6−ジクロロフェ
ニル)−5−メチル−4−オキサシリルカルボニル、3
−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)5−メチル−
4−オキサシリルカルボニル等が挙げられる。
またこの様なアシル基中に遊離のアミノ基、ヒドロキシ
基、メルカプト基、カルボキン基、スルホ基等がある場
合には、この様なアミ7基、ヒドロキシ基、メルカプト
基、カルボキシ基、スルホ基等が保護基で保護された場
合も本発明の範囲に含まれるものである。
ここにおいてアミノ基の保護基としては通常アミン保護
基として使用しうるすべての基を含み、例えばトリクロ
ロエトキシカルボニル、イリプロモエトキシカルボニル
、ベンジルオキシカルボニル、p−) IJエンスルホ
ニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニル、0−7”
ロモベンジルオキ7カルホニル、O−ニトロフェニルス
ルフェニル、クロロアセチル、トリフルオロアセチル、
ホルミル、ビニルオキシカルボニル、第3級ブトキシカ
ルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、3
・4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、4−(フ
ェニルアゾ)ベンジルオキシカルボニル、4−(4−メ
トキシフェニルアゾ)ベンジルオキシカルボニル、ピリ
ジン−1−オキサイド2−メトキシカルボニル、2−ピ
リジルメトキシカルボニル、2−フリルオキシカルボニ
ル、ジフェニルメトキシカルボニル、1・1−ジメチル
プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、■
−シクロプロピルエトキシカルボニル、2シアノートl
−ジメチルエトキシカルボニル、フタロイル、サクシニ
ル、1−アダマンチルオキシカルボニル、8−キノリル
オキシカルボニル、インボルニルオキシカルボニル等の
脱離しゃすいアシル基が挙げられ、さらに、例えば、ト
リチル、2−ニトロフェニルチオ、2・4−ジニトロフ
ェニルチオ、ベンジリチン、4−ニトロベンジリチン、
2−ヒドロキシベンジリデン、2−ヒドロキシ−5−ク
ロロベンジリチン、2−ヒドロキシ1−ナフチルメチル
、3−ヒドロキシ−4−ピリジルメチレン、1−メトキ
シカルボニル−2−プロピリデン、1−エトキシカルボ
ニル−2−プロピリチン、3−エトキシカルボニル−2
−ブチリデン、l−アセチル−2−プロピリデン、■−
ベンゾイルー2−グロピリデン、1−(N−(2メトキ
シフエニル)カルバモイル)−2−プロピリチン、1−
(N−(4−メトキシフェニル)カルバモイル)−2−
プロピリチン、2−エトキシカルボニルシクロへキシリ
チン、2−エトキシカルボニルシクロペンチリデン、2
−アセチルシクロへキシリデン、3・3−ジメチル−5
−オキソシクロへキシリデン等の脱離しやすい基(これ
らのうち例えば1−メトキシカルボニル−2−プロピリ
デンは1−メトキシカルボニル−1−プロペン−2−イ
ルと表わされることがあり、また例えば2−エトキシカ
ルボニルシクロへキシリデンは2−エトキシカルボニル
−1−シクロヘキセニルと表わされることもある)、ま
たジもしくはトリアルキルシリル等のアシル基以外のア
ミノ基の保護基が挙げられ、またヒドロキシ基およびメ
ルカプト基の保護基としては通常ヒドロキシ基およびメ
ルカプト基の保護基として使用し得るすべての基を含み
、例えばホルミル、アセチル、ベンジルオキシカルボニ
ル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ブロモ
ベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキ
シカルボニル、3・4−ジメトキシベンジルオキシカル
ボニル、4−(フェニルアゾ)ベンジルオキシカルボニ
ル、4−(4−メトキシフェニルアゾ)ベンジルオキシ
カルボニル、第3級ブトキシカルボニル、■・1−ジメ
チルグロポキシカルボニル、インプロポキシカルボニル
、ジフェニルメトキシカルボニル、2−ピリジルメトキ
シカルボニル、2・2・2l−IJクロロエトキシカル
ボニル、2・2・2−トリブロモエトキシカルボニル、
3−ヨートフロポキシカルボニル、2−フルフリルオキ
シカルボニル、1−アダマンチルオキシカルボニル、1
−シクロプロピルエトキシカルボニル、3−キノリルオ
キシカルボニル、トリフルオロアセチル等の脱離しゃす
いアシル基のほか、ベンジル、トリチル、メトキシメチ
ル、2−ニトロフェニルチオ、2・4−ジニトロフェニ
ルチオ等の基が挙げられ、さらにカルボキシ基の保護基
としては、通常のカルボキシ基の保護基として使用し得
るすべての基を含み、例えばそのエステル部分がメチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、第3級ブチル、ブ
チル、ベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチ
ル、p−ニトロベンジル、p−メトキシベンジル、ベン
ゾイルメチル、アセチルメチル、 ニトロ− ベンゾイルメチル、p−ブロモベンゾイルメチル、p−
メタンスルホニルベンゾイルメチル、フタルイミドメチ
ル、トリクロロエチル、トリクロロエチル、■・1−ジ
メチル−2−プロピニル、アセトキシメチル、プロピオ
ニルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル、1−1−
ジメチルプロピル、1・1−ジメチル−2−プロペニル
、3−メチル−3−ブテニル、サクシンイミドメチル、
■=シクロプロピルエチル、3・5−ジ第3級ブチルー
4−ヒドロキシベンジル、メチルスルフェニルメチル、
フェニルスルフェニルメチル、メチルチオメチル、フェ
ニルチオメチル、ジメチルアミンメチル、ピリジン−1
−オキサイド−2−メチル、キノリン−1−オキサイド
−2−メチル、メチルスルフィニルメチル、ジ(p−メ
トキシフェニル)メチル、2−シアノ−1−1−ジメチ
ルエチル等であるエステル、さらに特開昭46−707
3号公報およびオランダ国公開公報第7105259号
に記載されている例えばジメチルジクロロシランの如き
シリル化合物またはドイツ国公開公報第2062925
号に記載されている例えば、4塩化チタンの如き非金属
化合物でカルボキシ基が保護されている場合等が例示さ
れる。
また、カルボキシ基における誘導体としては、前記アシ
ル基中におけるカルボキシ基の保護基の所で例示された
様なシリル化合物または非金属化合物とカルボン酸との
反応によって誘導される誘導体を含めて、例えば次の様
なカルボキシ基における誘導体を例示することができる
(イ)エステル:ここにおいてエステルとしては活性エ
ステル及び非活性エステルのすべてを含み、例えば、エ
ステル部分が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、第3級ブチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチル、ビニル、■プロペニル、2−7”ロペニル、1
・1−ジメチル−2−プロペニル、3−ブテニ/L/、
1・■−ジメチルー2−プロピニル等の飽和もしくは不
飽和アルキル、フェニル、キシリル、トリル、ナフチル
等のアリール、ベンジル、フェネチル等のアラルキル、
また前記飽和もしくは不飽和アルキルおよびアラルキル
のアルキル部分の炭素原子が硫黄原子、窒素原子、酸素
原子またはカルボニル等がおきかえられた、メトキシメ
チル、エトキシメチル、メチルチオエチル、メチルチオ
メチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチル
、フェノキシメチル、フェニルチオメチル、メチルスル
フェニルメチル、フェニルスルフェニルメチル、ベンゾ
イルメチル、トルオイルメチル等、さらにこれら上記の
基が適当な置換弁、例えばシアノ、ニトロ、フルオル、
クロル、ブロム等のハロゲン、メトキシ、工l・キシ、
ゾロポキシ等のアルコキシ、アルカンスルホニル、フェ
ニルアゾ等を1個もしくハそれ以上有するクロロメチル
、ブロモメチル、トリクロロエチル、シアノメチル、2
−シアノ1−1−シyt−y−ルエチル、p−ニトロフ
ェニル、2・4・5−トリクロロフェニル、2・4・6
トリクロロフエニル、ペンタクロロフェニル、p−)タ
ンスルホニルフェニル、4−(フェニルアゾ)フェニル
、2・4−ジニトロフェニル、plクロロンジル、O−
ニトロベンシル、p−メトキシベンジル、 ニトロ
ベンジル、3・− 4・5−トリメトキシベンジル、ビス(p−メトキシフ
ェニル)メチル、ペンタクロロベンジル、トリクロロベ
ンジル、3・5− シ第3 級フチルー4−ヒドロキシ
ベンジル、p−ニトロフェニルチオメチル、p−クロロ
フェニルチオメチル、p−ニトロベンゾイルメチル、p
−クロロベンゾイルメチル等、その他置換もしくは非置
換チオアルコール、N−ヒドロキシこはく酸イミド、N
−ヒドロキシフタルイミド、テトラヒドロビラノール、
1−シクロプロピルエタノール、■−フェニルー3−メ
チルー5−ヒラソロン、3−ヒドロキシキリン、2−ヒ
ドロキシメチルピリジン−1−オキサイド、■−ヒドロ
キシピペリジン、■−ヒドロキシー2(IH)−ピリド
ン、ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシ
ルアミン、グリコールアミド、8−ヒドロキシキノリン
、アセトキシム、2−ヒドロキシメチルキノリン−1−
オキサイド等とのエステルまたはカルボキシ基とメトキ
シアセチレン、エトキシアセチレン、第3級ブチルエチ
ニルジメチルアミン、第3級ブチルエチニルジェチニル
アミン、エチルエチニルジエチルアミン、2−エチル−
5−(3−スルホフェニル)インキサゾリウムヒドロキ
サイド分子内塩、1・5・9・9・IO−ペンタクロル
−9・10−ジヒドロアントラセン、9・9・1〇−ト
リクロル−9・lO−ジヒドロアントラセン、1・8・
9・10 −10−ペンタクロル−9・10−ジヒドロ
アントラセン等の9・10・10−)リハロゲノ−9・
10−ジヒドロアントラセン誘導体等とのエステル。
(ロ)アミド:ここにおいてアミドとしては、酸アミド
、N−置換酸アミド、N−N−ジ置換酸アミドのすべて
を含み、例えばN−メチル酸アミド、N−エチル酸アミ
ド等のN−アルキル酸アミド、N−フェニル酸アミド、
N−N−ジメチル酸アミド、N−N−ジエチル酸アミド
、N−エチル−N−メチル酸アミド等のN−N−ジアル
キル酸アミド、イミダゾール、4−置換イミダゾール等
との酸アミドが挙げられる−8この発明の反応は2−オ
キソ−4−置換チオ−l−アゼデカ酢酸類(I)もしく
はそのカルボキシ基における誘導体を極性溶媒中で放置
するかまたは加熱して3−アルキル−3−セフェム−4
−カルボン酸類(IIJもしくはそのカルボキシ基にお
ける誘導体に導く。
この反応で使用される極性溶媒としては、例えばホルム
アミド、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリックト
リアミド、水、メタノール、エタノール、プロパツール
等のアルコール、ジメチルスルホキシド等が挙げられる
なお、この反応の条件によってはこの発明の目的物質と
ともに、原料物質の一般式におけるした化合物が生成す
ることがあるが目的物質は副生成物を常法により除去す
ることにより容易に得ることができる。
この発明の目的物質、3−アルキル−3−セフェム−4
−カルボン酸類もしくはそのカルボキシ基における誘導
体は抗菌活性を有し医薬として有用でありまた他の抗菌
性物質を製造する合成中間体として有用である。
次にこの発明を実施例によって説明する。
実施例 1 2−オキソ−3−(2−フェニルアセトアミド)−4−
(ベンゾチアゾール−2−イル)ジチオα−インプロペ
ニル−1−アゼチジン酢酸(1)2・2・2−トリクロ
ロエチルエステル0.64S”&ジメチルホルムアミド
1Ornlに溶解し、室温で72時間放置する。
反応後、反応液を水100m1に加え、酢酸エチyVQ
抽出したのち抽出液は水洗、乾燥する。
乾燥後、溶媒を留去し、得られた油分を202のシリカ
ゲルを用いてクロロホルムを展開溶媒としてカラムクロ
マトグラフィーに付し、精製するとmp161〜162
℃の3−メチル−7−(2−フェニルアセトアミド)−
3−セフェム−4−カルボン酸の2・2・2−トリクロ
ロエチルエステルの結晶160rrLlを得る。
本品は赤外線吸収スペクトルおよび核磁気共鳴吸収スペ
クトルにより標品と同定した。
実施例 2 2−オキソ−3−(2−フェニルアセトアミド)−4−
(ベンゾチアゾール−2−イル)ジチオα−インプロペ
ニル−1−アゼチジン酢酸の2・2・2− ) IJ
クロロエチルエステル0.63tをジメチルスルホキシ
ド20rrLlに溶解し、60℃で6時間反応する。
反応後、反応液を150rrLlの水に加え、酢酸エチ
ルで抽出したのち抽出液は水洗し、乾燥する。
乾燥後、溶媒を留去し、得られた油分を251のシリカ
ゲルを用いたクロロホルムを展開溶媒としてカラムクロ
マトグラフィーに付し、精製するとmp161〜162
℃の3−メチル−7−(2−フェニルアセトアミド)−
3−セフェム−4−カルボン酸の2・2・2−ト)クロ
ロエチルエステル(イ)結晶190dを得る。
本品は赤外線吸収スペクトルおよび核磁気共鳴吸収スペ
クトルにより標品と同定した。
同様にして次の化合物を得る。
(1)3−メチル−7−(2−フェノキシアセトアミド
)−3−セフェム−4−カルボン酸のメチルエステル、
111p 124〜125℃。
(2)3−メチル−7−(2−フェノキシアセトアミド
)−3−セフェム−4−カルボン酸、m9172〜17
5℃。
(3)3−メチル−7−(N−(2・2・2−トリクロ
ロエトキシ)カルボニルフェニルグリシル)アミノ−3
−セフェム−4−カルボン酸の2・2・2− トリク
ロロエチルエステル、mp99〜100.5℃。
(4,) 3−メチル−7−(2−フェノキシアセト
アミド)−3−セフェム−4−カルボン酸の2・2・2
− トリクロロエチルエステル、mpH1〜113℃
(5) 3−メチル−7−(2−フェニルアセトアミ
ド)−3−セフェム−4−カルボン酸の1−シクロプロ
ピルエチルエステル、mpH1〜113℃。
(6)3−メチル−7−(2−(シトノン−3−イル)
アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボン酸の2・
2・2−*’)クロロエチルエステル、mp 116〜
119℃(分解)。
(7)3−メチル−7−(2−(p−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(1−シクロプロピルエトキシ)カルボニル
アミノアセトアミド)−3−セフェム−4−カルボン酸
の2・2・2−トリクロロエチルエステル、 赤外線吸収スペクトル(液膜法) 3300.1775.1740,1675crIL=i
(8)3−メチル−7−(2−(2−チェニル)アセト
アミド)−3−セフェム−4−カルボン酸の2・2・2
−トリクロロエチルエステル、m9151〜152℃。
(9)3−メチル−7−(2−フェニルアセトアミド)
−3−セフェム−4−カルボン酸の3・5−ジ第3級ブ
チルー4−ヒドロキシベンジルエステル、 赤外線吸収スペクトル 1780.1730.1665cIrL ’。
α0)3−メチル−7−(N−(1−シクロプロピルエ
トキシ)カルボニルフェニルグリシル)アミノ−3−セ
フェム−4−カルボン酸の2・2゜2−トリクロロエチ
ルエステル、mp130〜135℃。
α1)3−メチル−7−(2−シアノアセトアミド)−
3−セフェム−4−カルボン酸の2・・2・2− )
IJ クロロエチルエステル、mp154〜159℃(
分解)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中、R1は窒素原子および硫黄原子含有複素環チオ
    基、R2はアルキル基、R3はアミノ基またはアシルア
    ミノ基をそれぞれ意味する) で示される2−オキソ−4−置換チオー1−アゼチジン
    酢酸類もしくはそのカルボキシ基における誘導体を極性
    溶媒中で放置するかまたは加熱して一般式 (式中R2およびR3は前と同じ意味) で示される3−アルキル−3−セフェム−4−カルホン
    酸類もしくはそのカルボキシ基におけル誘導体を得るこ
    とを特徴とする3−アルキル−3セフェム−4−カルボ
    ン酸類を製造する方法。
JP10147673A 1973-09-07 1973-09-07 3− アルキル −3− セフエム −4− カルボンサンルイオセイゾウスルホウホウ Expired JPS5833235B2 (ja)

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